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瓔珞 52話・53話・54話・55話 爾晴の最後

中国ドラマ「瓔珞<エイラク>」第52話・53話・54話・55話では、永琪の中毒をきっかけに純貴妃の罪が暴かれ、さらに爾晴の秘密と袁春望の裏切りまで明らかになります。

 

瓔珞 52~55話の内容

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52話 
永琪の中毒から愉妃と純貴妃の企みが暴かれ、純貴妃は第七皇子の火災への関与まで判明して答応へ降格、のちに死亡します。

53話 
愉妃は純貴妃を倒すために従っていたと瓔珞へ明かし、永琪を託して出家する一方、皇后は親蚕礼を利用して自らの威信を示そうとします。

54話 
瓔珞は爾晴が富察皇后を絶望させた事実を知って死を命じ、その後、自分も皇后に利用されていたことに気づきます。

55話 
避妊薬の記録を知った乾隆帝と瓔珞が激しく対立し、瓔珞は袁春望が皇后へ情報を渡していたと突き止めます。

他のエピソードを見たい方は
瓔珞 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

ネタバレ要素もあるのでご注意下さい

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瓔珞 52話 剥がれ落ちた仮面

52話のストーリー

永琪の中毒から愉妃の罠が発覚

第五皇子・永琪が意識を失い愉妃と純貴妃は瓔珞が与えた菓子のせいだと訴えます。ところが永琪の胃から人参が出てきました。劉侍医は愉妃の命令で飲ませたと白状し、愉妃も純貴妃から指示されたと告発します。

愉妃と純貴妃は監禁されますが、連れて行かれる愉妃は永琪に今後は令妃である瓔珞に従うよう言い残しました。

玉壺が第七皇子の火災について証言

純貴妃は取り調べを受けて、今回の件だけでなく第七皇子・永琮が亡くなった火災を起こした事が判明。乾隆帝は純貴妃を答応へ降格して幽閉します。

純貴妃が皇后に利用されていたと知る

夜。皇后が純貴妃を訪ね、純貴妃は傅恒への想いも富察皇后への恨みも皇后に利用され、自分が次々と罪を犯すよう仕向けられていたことを知るのでした。

翌朝、純貴妃は凧の糸で首を傷つけられ死亡します。乾隆帝は事件を追及しないよう命じました。一方、愉妃は皇太后の命令で出家して紫禁城を去ることになります。

 

史実の純貴妃は結核で病死。

ドラマでは罪を重ねて幽閉され、死亡してしまう純貴妃ですが。

史実の蘇氏は乾隆10年(1745年)に純貴妃となりその後も失脚していません。乾隆25年(1760年)に純貴妃は皇貴妃へ昇進。ところが昇進して間もない乾隆25年4月19日に蘇氏は亡くなりました。もともと病気がちだった純貴妃は、結核にかかって死亡したのです。純貴妃には息子と娘がいますが、二人も病でなくなっています。

純恵皇貴妃 蘇氏・乾隆帝に愛された側室の生涯と死因?

 

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瓔珞 53話 思惑うごめく親蚕礼

53話のストーリー

愉妃が永琪を瓔珞に託す

出家して紫禁城を去る愉妃を瓔珞が見送ります。愉妃が純貴妃に従っていたのは悪事の証拠を集めて倒すためでした。瓔珞に知らせれば二人が共謀したと疑われるため事情を隠していたのです。愉妃は永琪を瓔珞に託して宮中を去りました。

乾隆帝が瓔珞の態度に腹を立てる

純貴妃が凧の糸で殺されたため、瓔珞を疑う者がいました。それでも瓔珞は凧を作り続けました。乾隆帝は月露知音という琴を贈りますが、瓔珞は特に喜びません。腹を立てた乾隆帝は舒嬪と月下美人を見ることにしますが、瓔珞が自分を追ってこないので、結局自分から延禧宮へ戻ります。瓔珞が自分に何も説明しないことが不満だったと明かしました。

皇后が親蚕礼を開催しようとする

皇后は皇太后に親蚕礼の開催を願い出ます。しかし那爾布の件で皇后に不満を持つ皇太后は中止を命じました。それでも皇后は、親蚕礼を行って自分が皇后として健在だと示そうとします。

準備された道具を見ると、令妃の瓔珞だけ特別に銀製でした。皇太后の指示と知った皇后は、自分に対抗させるため瓔珞を厚遇していると考えます。一方、爾晴も親蚕礼を利用して宮中へ戻り、乾隆帝に助けを求めようとしていました。

 

愉妃は

ドラマでは失脚してしまった愉妃ですが、史実の珂里葉特(ケリエテ)氏は乾隆10年(1745年)に愉妃となったあとその地位のまま長く後宮で暮らし。79歳で亡くなっています。

愉妃は第五皇子・永琪の母で永琪は乾隆帝から高く評価された皇子でした。

ドラマでは愉妃は第五皇子を瓔珞に託しましたが、史実ではそのようなことはありません。ずっと母のもとで育てられ、成人しています。

愉妃・珂里葉特(ケリエテ)氏 の史実

 

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瓔珞 54話 悪妻の最期

54話のストーリー

琥珀が爾晴と富察皇后の会話を明かす

舒嬪から罰を受けて倒れた琥珀を明玉たちが延禧宮へ連れてきます。瓔珞は辛者庫へ戻るよう命じますが、琥珀は助けてもらう代わりに秘密を話しました。富察皇后が亡くなった日、爾晴は長春宮を訪れ、自分が乾隆帝の子を身ごもったと皇后へ告げていたのです。琥珀自身も以前、爾晴が乾隆帝のもとへ行くため手を貸していました。

瓔珞は、第七皇子を失った富察皇后をさらに苦しめ、自害へ追い込んだのが爾晴だったと知ります。

瓔珞が爾晴を長春宮へ連行

親蚕礼を利用して宮中へ入った爾晴は乾隆帝に会い、傅恒に仏堂へ閉じ込められ、息子にも会えないと訴えます。その後、親蚕礼の会場へ向かうはずが長春宮へ連れて行かれました。

待っていた瓔珞と明玉が富察皇后をなぜ苦しめたのか問い詰めると、爾晴は瓔珞に皇后の信頼を奪われ、傅恒にも愛されなかった恨みを語ります。富察皇后を傷つけたことにも反省を見せませんでした。

爾晴が死亡し瓔珞が皇后の企みに気づく

瓔珞は爾晴に死を命じます。乾隆帝が駆けつけた時には爾晴はすでに死亡していました。瓔珞は爾晴が富察皇后を絶望させた事実を告げ、後悔していないと言い切ります。

皇后は爾晴を病死したことにして処理すると申し出ました。その態度を見た瓔珞は、皇后が最初から琥珀の秘密を知り、爾晴を殺させるため自分を利用したのだと気づきます。

 

傅恒の妻は本当に悪妻だったのか?

爾晴がここで退場。最後まで強烈な人でしたね。傅恒は実在の人物ですが、喜塔臘 爾晴も実在するのでしょうか?

史実の傅恒の妻は喜塔臘氏ではなく那拉氏でした。納蘭明珠の一族とされ、夫が乾隆帝の側近として高い地位にあったことから、那拉氏も一品夫人の位を与えられています。傅恒との間には福康安らが生まれました。那拉氏がドラマの爾晴のような悪い評判は伝わっていませんし、罰を受けて死んだとも書かれていません。

ところが中国では清朝滅亡後「傅恒の妻が宮中で乾隆帝と関係を持って、福康安を産んだ」という都市伝説が広まりました。もちろん事実ではなく作り話ですが。「瓔珞」では爾晴が乾隆帝の子を身ごもったと語るのはは、この伝説を取り入れているからです。

エイラク:爾晴は実在?富察傅恒(ふちゃふこう)の妻の史実
ドラマ「瓔珞」の喜塔臘 爾晴は富察皇后に仕えた女官。後に富察傅恒の妻になる人物。名門出身でありながら、嫉妬深く野心的な一面を持つ彼女の生涯を史実とドラマの描写を交えて解説します。

 

瓔珞 55話  予期せぬ内通者

ストーリー

避妊薬の記録が乾隆帝に知られる

爾晴の死後、乾隆帝は延禧宮へ行かずに富察皇后への罪悪感を海蘭察に打ち明けていました。その帰り、宮外へ薬材を運ぼうとする太監を見つけます。調査の結果、葉天士が瓔珞に避妊薬を処方していた記録まで見つかってしまいます。

瓔珞が乾隆帝を利用したと認める

乾隆帝は延禧宮へ行き、なぜ自分との子を望まないのかと瓔珞を問い詰めました。乾隆帝は瓔珞が富察皇后の敵討ちのため自分の寵愛を利用し純貴妃を倒したのではないかと考えます。

瓔珞はそれを認めました。それどころか、富察皇后を苦しめた爾晴との一件や、皇后の死後まで政治に利用したことを乾隆帝に問いただします。乾隆帝は激怒して延禧宮を去りました。

袁春望が皇后へ情報を渡していたと判明

その後、瓔珞は袁春望が皇后に情報を渡していたことに気づきました。瓔珞は袁春望を皇后の前へ連れて行き、琥珀に爾晴の秘密を話させたことから今回の避妊薬発覚まで、皇后が自分と乾隆帝を決裂させるため仕組んだのだと指摘するのでした。

 

 

 

 

主な登場人物

  • 魏瓔珞令妃
    永琪の中毒事件から純貴妃を追い詰め、愉妃から永琪を託されます。爾晴が富察皇后を絶望させたと知ると死を命じますが、避妊薬の件では乾隆帝に寵愛を利用したと認め、二人の仲に大きな亀裂が入ります。さらに袁春望の裏切りにも気づきます。
  • 乾隆帝:清の皇帝
    純貴妃を答応へ降格し、爾晴の死後は富察皇后への罪悪感を抱えます。瓔珞が避妊薬を飲んでいたと知り、自分への愛情そのものを疑って激怒します。
  • 愉妃:乾隆帝の妃・第五皇子永琪の生母
    純貴妃に従っていた本当の目的は、罪の証拠を集めて倒すことでした。すべてを瓔珞に明かし、永琪を託したうえで出家して紫禁城を去ります。
  • 永琪:乾隆帝の第五皇子・愉妃の息子
    人参を飲まされたことで意識を失い、その事件が純貴妃の罪を暴くきっかけになります。母の愉妃が宮中を去った後は瓔珞に託されます。
  • 純貴妃:乾隆帝の妃・第六皇子永瑢の生母
    永琪の中毒を利用して瓔珞を陥れようとしますが、愉妃に告発されます。さらに第七皇子・永琮が亡くなった火災への関与も発覚して答応へ降格。皇后に利用されていたと知った後、凧の糸で首を傷つけられて死亡します。
  • 皇后・輝発那拉氏:乾隆帝の皇后
    純貴妃の傅恒への想いや富察皇后への恨みを利用して罪を重ねさせていました。爾晴の秘密も把握しており、瓔珞に爾晴を始末させたうえ、袁春望から得た情報を使って瓔珞と乾隆帝の仲を壊そうとします。
  • 爾晴:傅恒の妻・元長春宮女官
    富察皇后が亡くなった日に、自分が乾隆帝の子を身ごもったと告げて皇后を苦しめていたことが判明します。瓔珞と明玉に問い詰められても反省せず、瓔珞から死を命じられます。
  • 袁春望:延禧宮に仕える太監
    瓔珞の味方としてそばにいましたが、実際には皇后へ情報を渡していました。琥珀や避妊薬の件にも関わり、瓔珞と乾隆帝を仲違いさせるため皇后に協力していたことを見抜かれます。
  • 琥珀:元長春宮の宮女
    爾晴が富察皇后へ何を告げたのかを瓔珞に話し、皇后の死に爾晴が深く関わっていた事実を明らかにします。

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

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