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瓔珞<エイラク>36話・37話・38話・39話 第七皇子 永琮の最後

中国ドラマ「瓔珞<エイラク>」第36話・37話・38話・39話。

瓔珞が雪の中で三歩一叩をやり遂げて長春宮へ戻り、皇后も再び歩けるようになります。爾晴から渡された薬を使って懐妊します。やがて皇后は第七皇子・永琮を出産しますが、大晦日の火災で幼い我が子を失いました。

傅恒と結婚した爾晴も瓔珞への嫉妬を深め、やがて乾隆帝の子を身ごもったと傅恒に告げてしまいます。

 

瓔珞 36~39話の内容

読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。

36話 
瓔珞は傅恒への思いを否定せず、雪の中で三歩一叩を選び、傅恒の婚礼後に倒れます。

37話 
瓔珞は長春宮へ戻り、明玉とともに皇后の歩行訓練を支え、皇后は自分の足で歩けるようになります。

38話 
純妃が第六皇子を出産して純貴妃となり、皇后は爾晴から渡された薬を使って懐妊し、乾隆帝は亡き永璉を思って涙を流します。

39話 
皇后は第七皇子・永琮を出産しますが、大晦日に長春宮で火災が起こり、永琮を失います。

他のエピソードを見たい方は
瓔珞 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

ネタバレ要素もあるのでご注意下さい

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瓔珞 36話 雪中の三歩一叩

36話のストーリー

純妃が乾隆帝の寵愛を得る

傅恒への思いが届かなかった純妃は、乾隆帝に会うために御花園へと向かいます。そこで純妃は杭州で育ったころの話をして、自分は乾隆帝を慕っていたのだと告げました。これを聞いた乾隆帝は純妃を養心殿へ連れていきます。翌朝には乾隆帝から純妃へ平復帖や玉の碁石まで贈られました。

瓔珞が三歩一叩を選ぶ

その後、乾隆帝は焼炕処で働いている瓔珞に皇后が目覚めたことを知らせます。瓔珞が「長春宮へ戻りたい」と願うと、乾隆帝は二つの選択肢を突きつけました。傅恒への愛が偽りだったと認めるか、それとも初雪の日に三歩一叩をするかというものです。すると瓔珞は後者を選ぶのでした。

傅恒の婚礼の日に瓔珞が倒れる

傅恒は爾晴と結婚しますが、瓔珞を忘れるには時間が必要だと爾晴に伝えます。

翌朝、二人は宮中で三歩一叩をひたすら続ける瓔珞を目にしました。傅恒は瓔珞に近づくことができず、瓔珞も彼の前をそのまま通り過ぎていきました。やがて瓔珞は激しい雪の中で意識を失ってしまい、乾隆帝の手によって養心殿へ運ばれていくのでした。

 

爾晴と傅恒の結婚は本当?

傅恒は爾晴と結婚することになりました。傅恒は実在の人物ですから、爾晴もいるのかと思いますが。実際には傅恒の妻はナラ氏でした。爾晴はヒタラ氏なので史実とは違います。

傅恒の妻ナラ氏は康煕帝時代の重臣・納蘭 明珠の一族。葉赫那拉(イェヘナラ)氏の出身です。

ただし中華民国時代に作られた物語に、傅恒の妻が乾隆帝と密通して生まれたのが福康安だ。という話があります。もちろんウソですけれど。ドラマにもその話が取り入れられています。

エイラク:爾晴は実在?富察傅恒(ふちゃふこう)の妻の史実

 

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瓔珞 37話 懐かしき長春宮

37話のストーリー

瓔珞が長春宮に戻ってくる

乾隆帝から妃嬪にされそうになった瓔珞は、喜んで仕えるふりをして「貴人にしてほしい」と要求しました。これには乾隆帝も腹を立ててしまい、瓔珞を追い出してしまいます。その後、瓔珞は長春宮へ戻るものの、最初は皇后に拒まれてしまいます。でも瓔珞は姉のような存在の皇后に生涯仕えたいと熱く訴えるのでした。

皇后が再び歩けるようになる

純妃が懐妊したという知らせを聞いて明玉は怒りをあらわにしますが、瓔珞は「純妃が誰かを傷つけない限り責める必要はない」と冷静に話します。

瓔珞と明玉は懸命に皇后の歩行訓練を手伝いました。その甲斐あって皇后はやがて自分の足で庭まで歩けるようになるのです。

爾晴が青蓮を傷つける

一方、傅恒は皇后に対して「これからは爾晴を大切にする」と約束していました。
ところが富察家では爾晴が書房にいた青蓮のことを傅恒の相手だと勝手に思い込み、拷問までしていたのです。さらに爾晴は傅恒が持っていた簪も青蓮への贈り物だと疑ってしまうのですが、その簪は爾晴のために用意されていた品だったのです。

 

純妃は乾隆帝の寵愛をうけていた

ドラマでは純妃は傅恒への思いが敵わないと知ると、力を求めて急に乾隆帝に接近。ついに懐妊しました。

純妃 蘇氏は実在した側室ですが、傅恒を慕っていたわけではなく、早い時期から乾隆帝から寵愛を受けていました。

蘇氏は雍正13年、1735年にすでに弘暦の第三皇子・永璋を産んでいます。その後、乾隆8年、1743年には第六皇子・永瑢を産みました。さらに皇四女の和碩和嘉公主も産んでいます。

ドラマは史実とはかなり違う人物に描いているのです。

純恵皇貴妃 蘇氏・乾隆帝に愛された側室の生涯と死因?

 

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瓔珞 38話 我が子の命日に

38話のストーリー

爾晴が長春宮にやって来る

青蓮への仕打ちを傅恒から責められた爾晴は夫が今も瓔珞のことを忘れていないことを知りました。

そこで爾晴は長春宮へ戻ることにします。爾晴は瓔珞を侍女扱いして命令を下しますが、ここで頼るべき相手は皇后さまだと言い返されてしまいました。こうして二人は激しく対立することになります。

皇后が懐妊

純妃が第六皇子である永瑢を産んで純貴妃になると、爾晴は皇后に対して嫡子が必要だと訴えました。そして子授けの薬を渡したのです。皇后は瓔珞に秘密でその薬を使い、間もなく懐妊しました。皇后の身体を心配する瓔珞は怒りますが、袁春望から皇后には皇子が必要な事情があると聞かされるのです。

永璉の命日

亡くなった永璉の命日、乾隆帝は酒を飲みながら息子との思い出を語りました。これまで見せなかった涙をこぼしました。

乾隆帝は酔ったまま長春宮へ行くと、皇后のお腹に触れました。永璉が帰ってきたのだと喜んだのです。

永璉は本当に乾隆帝が期待した皇子だった?

第38話では乾隆帝がすでに亡くなっている永璉は将来有望な息子だったと語ります。

永璉は実在した乾隆帝の第二皇子です。母は富察皇后。乾隆帝は即位した乾隆元年に永璉を後継者にする密旨を書いて乾清宮の「正大光明」の扁額の後ろに収めていました。公表されてはいませんでしたが、乾隆帝は永璉を皇太子にするつもりだったのです。

永璉は乾隆3年に幼くして亡くなりました。乾隆帝は死後に「端慧皇太子」の名を与えて皇太子の格式で葬儀を行わせています。ドラマで乾隆帝が永璉を特別な息子として語っているのは、史実どおりなのですね。

 

瓔珞 39話  大晦日の悲劇

ストーリー

皇后が第七皇子を出産

爾晴は冷たい傅恒への復讐を心に誓っていました。そこで、酔った乾隆帝が長春宮の東側殿で休んでいるのを知ると、醒酒湯を届けてその部屋に入っていったのです。翌朝、李玉は身なりが乱れた姿で部屋から出てくる爾晴を目撃することになりました。

その後、富察皇后は難産の末に第七皇子を出産します。乾隆帝がその子に永琮と名付けたため、周囲は期待を寄せているのではないかと受け取ったようです。

爾晴が懐妊

嫻貴妃は永琮の存在を意識する純貴妃に嫡子が世継ぎになる可能性を語りかけます。

一方、富察府へ戻った爾晴は自分の懐妊を傅恒に明かしました。さらにお腹の子の父親は乾隆帝であると言い放ったのです。

大晦日の火災

乾隆十三年の大晦日、魏清泰が負傷したという知らせが届きます。瓔珞は皇后に勧められたこともあり、実家へ戻ることにしました。

ところがその夜に永琮がいる長春宮で火事が起きてしまいます。皇后は激しい炎の中へと入っていき海蘭察によって助け出されました。しかし、幼い永琮はすでに亡くなっていました。

現場にあった火鉢や防火用の水には不自然な点が見つかったため、乾隆帝は担当していた太監たちを死罪に処しました。

 

永琮は本当に期待されていた?

第39話では嫻貴妃が純貴妃に富察皇后の息子・永琮が生まれたので永瑢が皇位を継ぐ可能性は低くなったと思わせました。

清では雍正帝の時代から皇太子を公表せずに皇帝が後継者を秘密に決める「秘密建儲」が行われていました。

ただし乾隆帝は富察皇后が産んだ嫡子に期待していました。最初に期待した永璉は早世し、その後に富察皇后が産んだ永琮にも皇位を継がせたいと考えていたと『清史稿』に書かれています。

ただし、史実の永琮は病気でなくなりました。事故や火災で無くなったわけではありません。

 

主な登場人物

  • 魏瓔珞:長春宮の宮女
    傅恒への思いを否定することを拒否して雪の中で三歩一叩を続けます。その後は皇后への思いを訴えて長春宮へ戻り、歩行訓練を支えます。皇后が秘密で子授けの薬を使っていたと知ると身体への負担を心配して怒ります。
  • 富察皇后:乾隆帝の皇后
    最初は瓔珞を長春宮へ戻すことを拒みますが、その強い思いを受け入れます。瓔珞と明玉の助けで再び歩けるようになり、爾晴から渡された薬を使って懐妊します。第七皇子・永琮を出産しますが、大晦日の火災で我が子を失います。
  • 乾隆帝:清の皇帝
    瓔珞に傅恒への愛を否定するか三歩一叩をするか迫ります。永璉の命日には亡き息子を思って涙を流し、皇后の懐妊を永璉が帰ってきたのだと喜びます。その後、第七皇子を永琮と名付けます。
  • 富察傅恒:皇后の弟・爾晴の夫
    爾晴と結婚しますが、瓔珞を忘れるには時間が必要だと妻に伝えます。青蓮を傷つけた爾晴を責めたことで、今も瓔珞を忘れていないことを知られてしまいます。のちに爾晴から、身ごもった子の父親は乾隆帝だと告げられます。
  • 爾晴:傅恒の妻・元長春宮の宮女
    傅恒が瓔珞を忘れていないことに怒り、青蓮を傅恒の相手だと疑って傷つけます。長春宮では瓔珞と激しく対立し、皇后には子授けの薬を渡します。その後、酔った乾隆帝の部屋へ入り、懐妊すると傅恒に父親は乾隆帝だと言い放ちます。
  • 純妃/純貴妃:乾隆帝の妃嬪
    傅恒への思いが届かなかった後、乾隆帝に以前から慕っていたと告げて寵愛を得ます。やがて第六皇子・永瑢を出産し、純貴妃へ昇ります。
  • 明玉:長春宮の宮女
    純妃の懐妊に怒りを見せますが、瓔珞になだめられます。その後は瓔珞とともに皇后の歩行訓練を手伝い、再び歩けるようになるまで支えます。
  • 永璉:乾隆帝と富察皇后の亡き皇子
    すでに亡くなっていますが、命日には乾隆帝が生前の思い出を語りながら涙を流します。皇后の懐妊を知った乾隆帝は、永璉が帰ってきたのだと喜びます。
  • 永琮:乾隆帝と富察皇后の第七皇子
    皇后の難産の末に誕生し、乾隆帝から永琮と名付けられます。しかし乾隆十三年の大晦日、長春宮で起きた火災によって亡くなります。

 

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

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