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宮廷女官 若曦 19話・20話・21話 八皇子との決別と十三皇子幽閉

宮廷女官 若曦 19話・20話・21話では八皇子との関係に終止符を打った若曦が四皇子との絆を深めます。しかし八皇子の仕掛けた罠によって四皇子が窮地に立たされ、十三皇子がすべての罪を被って10年間の幽閉の身となるという悲劇が起きてしまいます。

 

この記事で分かること

  • 第19話: 若曦が八皇子から贈られた腕輪を返却して決別し、四皇子との間に信頼と笑顔を取り戻します。

  • 第20話: 八皇子の罠で危機に陥った四皇子を救うため、十三皇子が自ら犠牲となって幽閉される事態となります。

  • 第21話: 二度目の皇太子廃位が決定し、四皇子が潜伏して実力を蓄える一方で、玉檀が秘めた覚悟を若曦に明かします。

 

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宮廷女官 若曦 あらすじリスト

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第19話あらすじ

第20話あらすじ

第21話あらすじ

 

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宮廷女官 若曦 19話 本当の幸せ

要約:
八皇子は若曦から返された腕輪を壊して決別。若曦は四皇子との仲を深め、かつての明るさを取り戻し始めます。
 

あらすじ 19話 

腕輪の破片と暴かれた監視の過去

若曦が返した玉の腕輪を第十四皇子が第八皇子の元へ届けました。八皇子はそれを粉々に打ち砕き、若曦が第四皇子を選んだことを確信します。

さらに十四皇子は若曦を呼び出し八兄上はお前と四兄上のやり取りをずっと見ていたのだと告げました。若曦は八皇子が裏で自分を監視し続けていた事に大きな衝撃を受け、彼の執着に恐怖を覚えます。

 

四皇子へのいたずらと戻ってきた笑顔

若曦は過去を断ち切り、四皇子を自分を守ってくれる存在として受け入れました。少しずつ本来の明るさを取り戻していきます。ある時、四皇子をからかおうとお菓子にこっそり塩を混ぜるという、いたずらを仕掛けました。塩辛いお菓子を食べさせられ、何度もお茶をお代わりする四皇子の姿を、若曦は平然と見守るのでした。

 

十三阿哥との酒宴に潜む悲しい未来

中秋節の夜、若曦は第十三皇子と酒を酌み交わします。自由を愛し風のように生きる彼との楽しい時間。しかし歴史を知る若曦の脳裏には、彼がいずれ四阿哥を庇って10年もの間、養蜂夾道に幽閉される悲劇的な運命がよぎります。彼女は切なさを抱えながら、若曦は静かに盃を重ねるのでした。

 

考察:皇子たちの史実とドラマ的表現

八阿哥が若曦を監視していたという設定はもちろんドラマの演出ですが。史実の八阿哥も広い人脈を使って情報を集め朝廷内の動向に精通していたというイメージを、恋愛面でも使ったという脚色でしょう。

彼は敵を欺くために笑顔を絶やさない人物として描かれますが、慎重さが逆に最愛の女性の心を自分から離れさせる原因となりました。

また若曦が四阿哥にいたずらをするシーンは、後の雍正帝が「実はユーモアを解する人物だった」という近年の史料研究に基づく人物像(有名な『雍正行楽図』など)につながる部分があります。この中では雍正帝は様々な姿をしてコスプレをして楽しんでいた様子が描かれています。

史実からわかる人物像をドラマ的な解釈で演出したと考えることもできますね。

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宮廷女官 若曦 20話 知己との離別

要約:
八皇子の策略で四皇子が窮地に追い込まれ、十三皇子がすべての罪を被って投獄されるのでした。
 

あらすじ 20話 

八皇子の反撃と十三皇子の決断

第八皇子は、第四皇子の野心を暴くための周到な罠を仕掛け、皇帝の怒りを四皇子へと向けさせました。処罰を免れない絶体絶命に陥った四皇子でしたが、第十三皇子が「すべては自分の独断だった」と嘘の告白をして四皇子を身代わりとなりました。激怒した康熙帝は、十三皇子を養蜂夾道(ようほうこうどう)への無期限の幽閉という、死よりも過酷な罰に処しました。

 

雨に打たれる若曦と四皇子の静かな共闘

若曦は十三皇子を愛する緑蕪から「幽閉先に付き添わせてほしい」と頼まれ、皇帝に許しを乞うため激しい雨の中で跪き続けます。そこに四皇子が現れ自分も雨に濡れながら若曦の傍らに立ち続けました。

十四皇子も皇帝に懇願し皇帝はついに緑蕪が十三皇子に付き添うことを許可します。若曦の願いは叶いましたが、それは同時に愛する友との10年に及ぶ長い別れの始まりでもありました。

皇子たちの団結と緑蕪の旅立ち

三日三晩にわたる嘆願の末、ついに若曦は倒れてしまいます。しかし、彼女の必死な姿に心を動かされた十四皇子が、敵対する陣営の枠を超えて他の皇子たちと共に皇帝へ嘆願を行いました。若曦の命懸けの訴えと皇子たちの連名での願いにより、皇帝はついに緑蕪が十三阿哥に付き添うことを許可します。

若曦の願いは叶いましたが、それは同時に愛する友との10年に及ぶ長い別れの始まりでもありました。

 

注目:跪いて許しを請うのはリアルよりわかりやすさ優先

長時間、跪いて許しを請う場面は中国ドラマおなじみの場面ですよね。でも実際にこのような制度があったわけではありません。

とはいえ、中国にはこういう場面があってもおかしくないと思わせるだけの文化や価値観はあります。中国は「礼」の文化が発達した社会で、そこでは言葉だけでなく態度で相手への思いを表現しなければ認められません。

中国の礼制では身を低くする行為そのものが服従と恭順を示す意味を持っていました。なので土下座は許しを請う一般的な方法でした。自分の体を痛めつけて相手に謝罪を示す方法もあります。

ドラマではこうした作法を長く続けさせて許しを求める者の想いや覚悟を表現しているのです。

この演出は便利なのでよくドラマでは使われます。中国ドラマでは史実にあったかどうかよりも、見た目でそれっぽく理解できるのが重要なのです。

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宮廷女官 若曦 21話 皇太子失脚

要約
二度目の皇太子廃位が決まり。四皇子は目立たぬよう実力を蓄え、心身ともに疲弊した若曦は玉檀の覚悟に触れながら、四皇子との「生き抜くための約束」を静かに交わしました。

 

あらすじ 21話 

報われた友情と、侍女 玉檀の覚悟

第十三皇子を救うための無理がたたり、若曦は重い病になってしまいます。それでも緑蕪が幽閉先の十三皇子のもとへ行けるようになったことに安心して手持ちの財産を預けて彼を支えようとしました。

そんな若曦に侍女の玉檀が自分の過去を語り始めます。雪の中で自分を救ってくれた「ある貴公子」のために命を懸けるというのです。彼女の強い意志を知り、若曦は先の見えない今は運命に任せるしかないと思うのでした。

皇太子の終わりと、静かに牙を研ぐ皇子たち

行いを改めない皇太子についに康煕帝の忍耐は限界を迎え、皇太子の二度目の廃位が宣告されました。

第八皇子が積極的に動いて皇帝の不興を買う一方で、第四皇子はあえて政治から距離を置いて果樹園を耕すなど「欲のない姿」を演出して信頼を勝ち取っていきます。その一方で、第十四皇子が皇帝から直接政務を任されるようになり、新しい有力候補として頭角を現し始めました。

 

 

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歴史解説

史実での十三阿哥の「幽閉」と四阿哥との絆

19話で若曦が不安に思う十三皇子の10年の幽閉はドラマの曲です。

史実では確かに康熙47年(1708年)の第一次廃太子のとき十三皇子 胤祥は父・康熙帝の逆鱗に触れて、しばらくの間、軟禁状態に置かれました。

でもすぐに釈放されました。ドラマのように10年という長い幽閉ではありません。

しかも劇中では、この幽閉が四阿哥を守るための自己犠牲として描かれています。これもドラマの脚色です。

史実では四阿哥が雍正帝として即位した後に異例の厚遇を受けたのが十三阿哥でした。彼が「怡親王」として兄を支え、過労で亡くなるまで尽くした歴史があるので。ドラマでは十三皇子を四皇子に尽くす存在として強調されているのです。

康煕帝時代の皇子たちの争いについては 九王奪嫡(九子奪嫡)康熙帝の皇子たちの激しい後継者争いとは?をご覧ください。

 

主な登場人物と結果

  • 若曦(馬爾泰家の娘)
    八皇子と決別し四皇子を支える決意をするが、十三皇子の幽閉に心を痛め、激しい雨の中で跪き続けて健康を損なう。
  • 第四皇子 愛新覚羅 胤禛
    八皇子の罠で窮地に立つが、十三皇子に救われる。表向きは野心を隠し、果樹園を耕して時を待つ。
  • 第八皇子 愛新覚羅 胤禩
    若曦への執着から監視を続けていたことがバレて拒絶され、復讐として四皇子を陥れる罠を仕掛ける。
  • 第十三皇子 愛新覚羅 胤祥
    四皇子を守るためにすべての罪を一人で背負い、養蜂夾道へ10年間の幽閉を言い渡される。
  • 第十四皇子 愛新覚羅 胤禵
    八皇子派だが、若曦の必死な姿に心を打たれ、陣営を超えて皇帝へ減刑を嘆願し、政治的にも頭角を現す。

 

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

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