PR

三国志 司馬懿 軍師連盟 76・77・78・79・80話 張春華の最期と三馬同槽の予言

三国志 司馬懿 軍師連盟 76・77・78・79話では、曹爽が兵を連れて宮中へ入り司馬家との対立がついに宮中を巻き込む事態に。さらに張春華の死、三馬同槽の予言。司馬家は野心を疑われてしまうのでした。

 

司馬懿 軍師連盟 76~79話の内容

  • 第76話:曹爽が宮中へ兵を入れ、司馬懿が太后を逃がして司馬家を守ろうとします。

    第77話:夏侯徽が司馬家の私兵を知り、司馬昭が司馬家を守るために義姉を殺害。

    第78話:司馬懿が曹爽に屈辱を受けながら司馬師の釈放を願い、張春華が家族を案じながら亡くなります。

    第79話:曹芳は三馬同槽を口にして司馬家を疑い、曹爽は帝位への野心を強めていきます。

 

他のエピソードを見たい方は
司馬懿 軍師連盟 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

司馬懿 軍師連盟 あらすじリスト

読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。

第76話あらすじ

第77話あらすじ

第78話あらすじ

第79話あらすじ

 

スポンサーリンク

司馬懿 軍師連盟 76話 三つ巴の争い

あらすじ 76話

曹爽が兵を連れて宮中に入る

曹爽は太后と司馬家の縁組みを知って兵を連れて宮中へ向かいます。司馬師は太后を守るために立ちはだかり、曹爽側の兵と司馬家側の者たちが向かい合うのでした。

司馬懿が太后を逃がす

知らせを受けた司馬懿は太后に書状を送りました。司馬懿はその場で争えば曹爽に口実を与えると考え、太后に一時的な移動を勧めました。太后が宮中を離れたため曹爽は司馬家を討つ名目を失います。

息子にかつての自分の影

司馬懿は大将軍府を訪れました。そこで曹爽に家族の命を守る代わりに自分の職務をすべて差し出すと申し出ました。司馬昭は父の姿に納得できず怒りますが、その様子を見た司馬懿はかつて曹操が自分に見た鷹視狼顧の相を司馬昭にも見てしまうのでした。

夏侯徽にも秘密にする

司馬師の妻 夏侯徽は、夫と実兄の夏侯玄が争うことを心配しました。司馬懿は司馬師に司馬家の本心を夏侯徽にも話すなと命じるのでした。

 

感想

司馬懿はここまで低く出るんですね。曹爽の前で官職を全て差し出す姿を見ると司馬昭が腹を立てるのもわかります。家族の命を守るために頭を下げているとはいえ、若い司馬昭からすれば、納得いきませんよね。

ただ曹爽もかなり危なっかしいです。太后と司馬家の縁組みを知ったからといって、いきなり兵を率いて宮中へ入るのは謀反も同じ。やりすぎでしょう。

 

注目点:鷹視狼顧は受け継がれた

「鷹視狼顧(ようしろうこ)」は司馬懿を語るときに定番のエピソードです。曹操が司馬懿の怪しい動きを警戒していた。という意味で使われます。

文字の意味は体は前を向いたまま首だけを真後ろにぐるりと回すような仕草のことですが、それは例えで「こいつは用心深いし、いつか主家を乗っ取るつもりに違いない」と見抜かれたというお話です。

このエピソードは『三国志』の本文よりも、後の時代に書かれた『晋書』の宣帝紀(司馬懿の記録)のほうが有名かもしれません。ただ人相で将来を予言するような話ですから、実際に首が回ったという話ではなく、彼のキャラクターを強烈に印象付けるための逸話として捉えるのが自然ですよね。

で、第76話では司馬懿が息子の司馬昭に自分と同じ「鷹視狼顧の相」を見出すシーンがあります。ここは史実がどうこうというより、司馬家の権力と野心が次の世代へと受け継がれていくことを見せるための演出です。

実際、司馬昭はのちに魏の国を支配するようになりますし、その息子の司馬炎が最終的に「晋」を建国します。そう考えると、あの場面は司馬懿の用心深さや野心がしっかり司馬昭にも遺伝しているんだということを視聴者に伝えるために作られたんじゃないでしょうか。

 

あらすじリストに戻る

 

スポンサーリンク

司馬懿 軍師連盟 77話 夏侯徽の失踪

あらすじ 77話

夏侯徽が私兵の場所を見つける

夏侯徽は司馬家がひそかに私兵を養っている場所を見つけました。そこへ司馬倫が現れ、夏侯徽を打ち倒して連れ去ってしまいます。

柏霊筠が司馬倫を疑う

深夜に戻った司馬倫の様子を見て柏霊筠は不審に思います。司馬倫は何かを隠しているように見えましたが、柏霊筠はすぐに真相をつかめません。

司馬昭が夏侯徽を殺す

夏侯徽が行方不明になり、司馬懿たちは捜索を始めました。司馬昭は夏侯徽が私兵の存在を知ったまま生きていれば司馬家が破滅すると判断。司馬昭は義姉である夏侯徽を殺害してしまうのでした。

曹爽が司馬師を連行する

夏侯徽の遺体が見つかり、曹爽は司馬家を追い詰める材料を得ました。曹爽は司馬家へ乗り込み、司馬師を審問のために連行。張春華は息子が連れて行かれる姿に衝撃を受けて吐血して倒れます。柏霊筠は司馬倫を問い詰めますが、息子の説明には納得できませんでした。

 

注目点:夏侯徽の死は史実とドラマで違います

夏侯徽は実在の人物です。夏侯尚の娘で司馬師の妻でした。夏侯氏は曹魏の有力な一族で曹氏政権とも近い家柄です。司馬師が夏侯徽を妻に迎えたということは司馬氏が魏の名門と婚姻で結びついていたからです。

でも第77話のように夏侯徽が私兵の場所を見つけて司馬昭に殺されたというのは史実とは違います。

晋書 后妃伝などでは夏侯徽が早く亡くなったこと、司馬師との関係に政治的な不安があったことは書かれています。でもドラマのような事件は書かれていないのです。

 

あらすじリストに戻る

 

スポンサーリンク

司馬懿 軍師連盟 78話 張春華のために

あらすじ 78話

張春華の命が尽きかける

医師は司馬懿に張春華の命が長くないと告げました。司馬懿は妻を失う現実を受け止めきれず、張春華の前で泣き崩れます。

司馬師釈放へ動く人々

司馬師を救おうとした満寵は罷免されました。一方で夏侯玄は曹爽に圧力をかけて曹爽は徐々に司馬師を釈放する方向へ傾きました。病床の張春華も司馬懿に息子を助けるよう頼みます。

司馬懿の屈辱

曹爽に息子の曹熙が生まれました。曹爽は自分の家が皇帝の座を狙えると考え始めます。司馬懿は兵権を差し出して司馬師の釈放を願います。すると曹爽は司馬懿に跪かせ、頭を畳に打ち付けるよう命じました。司馬懿は司馬師を救うためにその命令に従うのでした。

張春華の最期

張春華は司馬昭の息子を司馬師の養子にすると決めました。さらに家族のこれからを柏霊筠に託します。

張春華は司馬懿のそばで静かに息を引き取り、司馬家は大きな支えを失ったのでした。

 

注目点:ドラマの司馬懿は張春華に優しすぎる

78話では張春華が最期まで司馬家の行く末を考えて司馬懿も妻を失う悲しみに崩れる姿が描かれました。

ですが史実を見てみると司馬懿が晩年の張春華にあんなに優しい夫だったとは言いにくいです。

有名なのは「晋書 宣穆張皇后伝」にある逸話です。司馬懿が病気になったとき張春華が見舞いに行くと司馬懿は彼女に向かって「年老いた女は面倒だ、なぜ来たのか」という意味のひどい事を言いました。

長年連れ添った妻が夫を心配して来たのに、返ってきたのがその言葉ですから、ドラマのように最期を抱きしめて泣く司馬懿とはかなり印象が違います。

しかも張春華は、その言葉に傷ついて断食しました。息子たちまで母に付き合って断食したので司馬懿は謝ったとされます。ただ、その謝り方も妻を思ってというより息子たちのために仕方なく折れたように見えます。

詳しくは 張春華・司馬懿 仲達の妻の生涯とは? をご覧ください。

78話の最期は感動場面としてはよくできていますが、史実の張春華の扱いを知っていると「いや司馬懿、あなたそんな夫ではないでしょ?」 とツッコミたくなります。

 

あらすじリストに戻る

 

司馬懿 軍師連盟 79話 悲しみに暮れて

あらすじ 79話

張春華の葬儀と曹爽の宴

司馬懿が張春華の葬儀を行う日。曹爽は息子の誕生祝いの宴を開きました。弔問に来た皇帝 曹芳は曹操が恐れた三馬同槽の予言を司馬懿に尋ねました。

三馬同槽の言葉に司馬懿が倒れる

三頭の馬が一つの桶の餌を食べるという言葉は、司馬懿父子が魏を奪う予言とされます。皇帝からその言葉を聞かされ司馬懿は気絶するのでした。

司馬孚は辞職、司馬懿は中風で寝たきりになりました。

 

曹爽が帝位を狙う

数年後、何晏は曹爽に帝位を奪うよう勧めました。曹爽は甲冑を着て剣を帯び、群臣を威圧します。反対した孫礼は地方へ左遷されました。

孫礼は司馬懿のもとを訪ね、奸臣を除いてほしいと涙ながらに頼みます。しかし司馬懿は老いて弱り、正気を失ったように見えました。孫礼の訴えは届かないまま、曹爽の専横はさらに進むのでした。

 

注目点:三馬同槽は後から付け足した逸話

三馬同槽は司馬懿を語る時によく出る予言です。

意味は三頭の馬が一つの桶の餌を食べるということで、司馬氏が曹魏を奪う未来を表す話として伝わります。ここでいう馬は、司馬という姓にかけられています。司馬懿、司馬師、司馬昭の三代が魏の実権を握り、司馬昭の子の司馬炎が晋を建国する結果を知っているととても意味ありげに見えます。

でもこの予言を史実として受け止めることはできません。晋書は唐代にまとめられた史書です。歴史の結果を知ってる人が書いた書物ですから、司馬家が天下を取ったのは最初から決まっていたと言うのは簡単です。

第79話では曹芳がこの予言を口にしましたが、もちろんこれは事実ではありません。司馬懿がすでに将来の簒奪者として疑われていることを表現しているのです。

 

あらすじリストに戻る

 

三国志 司馬懿 主要人物一覧

  • 司馬懿:司馬家の当主。太后を逃がして曹爽の口実を奪い、司馬師を救うために曹爽へ頭を下げる。
  • 司馬師:司馬懿の長男。太后を守ろうとするが、夏侯徽の死をきっかけに曹爽へ連行される。
  • 司馬昭:司馬懿の次男。司馬家の秘密を守るため、夏侯徽を殺してしまう。
  • 曹爽:大将軍。兵を宮中へ入れ、司馬家を追い詰め、やがて帝位への欲を隠さなくなる。
  • 太后:曹爽に狙われる立場。司馬懿の書状を受け、宮中を離れて難を逃れる。
  • 夏侯徽:司馬師の妻。司馬家の私兵の存在を知り、司馬昭に殺される。
  • 張春華:司馬懿の妻。司馬師の身を案じ、司馬家の今後を柏霊筠に託して亡くなる。
  • 柏霊筠:司馬懿の側室。司馬倫の不審な様子に気づき、夏侯徽失踪の裏を疑う。
  • 司馬倫:司馬家の一員。夏侯徽を打ち倒して連れ去り、柏霊筠に疑われる。
  • 夏侯玄:夏侯徽の兄。曹爽に圧力をかけ、司馬師の釈放に関わる。
  • 曹芳:魏の皇帝。張春華の葬儀で三馬同槽の予言を司馬懿に尋ねる。
  • 孫礼:魏の臣下。曹爽の横暴に反発し、司馬懿に助けを求める。

 

関連記事

中国ドラマ あらすじ ネタバレ
スポンサーリンク
この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

著者 自画像

京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

この記事が役立った方は、ぜひシェア&ブックマークをお願いします!
フミヤをフォローする
スポンサーリンク

コメント

error: