PR

宮廷女官 若曦の14皇子とは?若曦との関係と史実を紹介

中国ドラマ『宮廷女官 若曦(じゃくぎ)』の14皇子は若曦と恋愛関係にはなりませんが、深い関わりを持つ人物です。

第14皇子は康熙帝(こうきてい)の息子で史実では胤禵(いんてい)という名で知られています。ドラマでは8皇子に近い立場で動き、ヒロインの若曦を何度も気にかける重要な人物として登場します。

ドラマ後半では康熙帝が若曦を14四皇子へ嫁がせようと命じます。でも若曦は4皇子への思いからこの縁談を断り厳しい罰を受けることになりました。

この記事では、14皇子がどのような人物なのか、若曦とどう関わったのか、そして史実の胤禵との違いについて分かりやすく紹介します。

この記事で分かること

  • 14皇子の史実名や、4皇子・8皇子との関係
  • 若曦と14皇子の関係が各話でどう変わったのか
  • 14皇子が若曦を愛していたのか、若曦の気持ちはどうだったのか
  • ドラマの描写と史実の胤禵の違い

ドラマのストーリーについては宮廷女官若曦 あらすじ ネタバレ一覧 解説をご覧ください。

 

スポンサーリンク

宮廷女官 若曦の14皇子は誰?

14皇子は康熙帝の息子で、史実では胤禵(いんてい)という名で知られる人物です。ドラマでは8皇子と行動をともにすることが多く、若曦を気にかける重要人物として描かれます。

ドラマの14皇子の基本情報を以下の表にまとめました。

項目 内容
呼び方 14皇子、十四阿哥
史実名 胤禵(いんてい)
康熙帝
4皇子 胤禛(いんしん)
関係 4皇子の同母弟
立場 8皇子側に近い皇子
ドラマでの役割 若曦を気にかけ、後半で若曦の縁談相手になる人物

 

宮廷女官若曦に登場する14皇子、若曦、8皇子、4皇子のイメージ画像

14皇子と若曦、8皇子、4皇子たちのイメージ

 

14皇子は康熙帝の多くの息子の一人です。ドラマでは8皇子と行動をともにすることが多く、同母兄の4皇子とは皇位継承をめぐって対立する立場にありました。

若曦に対しては遠慮なく自分の考えをぶつける竹を割ったような性格として描かれます。ドラマが進むと康煕帝の命令によって14皇子と若曦が結婚するよう命令が出されます。その時点では実現しなかったものの、雍正帝即位後に若曦を受け入れることになります。

 

スポンサーリンク

14皇子と若曦の関係を紹介

14皇子と若曦の関係がどのように変化していったのか、ドラマの重要なエピソードとともに見ていきましょう。

第4話:4皇子が若曦に10皇子を慰めるよう頼む

第4話では康熙帝が第10皇子と明玉(めいぎょく)の結婚を命じました。以前から若曦を慕っていた第10皇子は望まない結婚にひどく落ち込んでしまいました。

14皇子は若曦なら第10皇子を慰められると考え彼女を第10皇子のもとへ連れて行きます。14皇子は若曦を皇子たちの沈んだ気持ちにも影響を与えられる特別な存在として見ていたのでした。

 

第6話:14皇子が若曦を8皇子のもとへ連れ戻す

第6話では若曦が13皇子や芸妓の緑蕪(りょくぶ)と一緒に過ごす場面があります。これを知った14皇子は若曦が身分にふさわしくない行動をしていると考え、若曦を叱り8皇子のもとへ連れ戻そうとします。

皇族や貴族にとって芸妓と付き合うというのは品のない行為とされていました。14皇子は彼女の評判が落ちるのを気にしての行いです。若曦の評判は彼女を保護している8皇子にも影響するので、14皇子としては無視できないものでした。

 

第9話:14皇子が8皇子をかばって康熙帝の怒りを買う

第9話では大臣たちが一斉に8皇子を皇太子に推して康煕帝を激怒させました。康煕帝は8皇子が徒党を組んで自分を皇太子にするよう皇帝に圧力をかけていると思ったのです。

このとき14皇子は8皇子を必死にかばいました。その結果、康熙帝は激怒した14皇子に杖刑を言い渡します。

このとき、同母兄の四皇子は14皇子を助けようとはしませんでした。14皇子はこの出来事によって、4皇子への不信感と不満をさらに深めていきます。14皇子が8皇子側の一員であることを示す重要な場面です。

この場面は史実にもあった出来事です。史実では杖刑は受けていませんが、激怒した康煕帝が14皇子に短剣を向けることがあったようです。

詳しくは 宮廷女官 若曦 7話・8話・9話 皇太子廃位と八皇子の失脚

第14話:14皇子は若曦に8皇子への態度を問い詰める

8皇子は若曦を側室にしようとしますが。若曦は8皇子が皇位継承にこだわる限り命が危ないと考え返事を先延ばしにしていました。

そんな若曦に14皇子は怒鳴り込んでくるのですが、そこへ4皇子と13皇子が助けに入ってその場は収まりました。

14皇子は8皇子の味方をしているのですが、彼自身も若曦には関心をもっています。彼の行動の裏には8皇子への忠義だけではなく、若曦本人がどう考えているのか?という個人的な想いもあったのではないでしょうか。

詳しくは 宮廷女官 若曦 13話・14話・15話 皇位か愛か?若曦と八皇子の決別と新たな火種

第23話:康熙帝が若曦を14皇子に嫁がせようとする

このころになると8皇子は康煕帝の信頼を完全に失い、かわりに14皇子が周囲から有力な皇子とみられていました。

そんな14皇子に康煕帝は若曦との結婚を命じます。でも若曦の心には、すでに4皇子への強い思いがありました。そのため彼女はこの勅命を拒否します。

命令を断った若曦に康熙帝は激怒し、若曦に杖刑20回の罰と浣衣局への異動を命じられます。

十四阿哥はこのときは若曦が8皇子を庇って罰を受けたと思っていました。でもこの康煕帝の決定があとで若曦と14皇子を結びつける重要な伏線になります。

詳しくは 宮廷女官 若曦 22話・23話・24話 大将軍王になった十四皇子

第24話:14皇子は大将軍王として西域へ向かう

康煕帝の晩年。ジュンガルとの戦いが始まり14皇子が「大将軍王」に任命され、軍を率いて西域へ旅立ちます。戦で手柄をたてた14皇子は皇位継承争いでも非常に有利な立場になりました。

でも14皇子が遠征で不在の間、都では4皇子が着実に康熙帝からの信頼を勝ち取っていきます。

14皇子は若曦の縁談相手であると同時に、次期皇帝の座を争う最有力候補になっていたのでした。

詳しくは 宮廷女官 若曦 22話・23話・24話 大将軍王になった十四皇子

終盤:若曦は最終的に14皇子のもとへ行く

ドラマの終盤。4皇子が即位して雍正帝(ようせいてい)になりました。しかし容赦のない粛清で知っている人も犠牲になるなか若曦は心身ともに追い詰められていきます。

そこで若曦はついに14皇子に助けを求める伝言を送りました。14皇子は、生前に康熙帝から授かっていた聖旨を使い、若曦を自分の側室として迎え入れることを要求します。雍正帝は激怒しましたが、先帝の命令は無視できません。しかたなく若曦を手放しました。

こうして若曦は14皇子の側室になったのですが。でもこれは恋愛の成就とはいえないものでした。側室と言っても形だけ。若曦の心は最後まで4皇子にあったからです。

彼女にとって14皇子のもとへ行くのは紫禁城という籠から出るための唯一の手段だったのです。

若曦が病で衰弱すると、14皇子は若曦の手紙を雍正帝に届けました。でも14皇子の心遣いがあだとなって雍正帝は若曦の手紙に気づかず、ついに若曦の前に姿を表すことはありませんでした。

そして14皇子は若曦の最期を看取る男になったのです。

詳しくは 宮廷女官 若曦 32・33・34話 若曦、涙の告白と最後のとき

14皇子の最期

若曦の死後、14皇子がどうなったかは詳しくは描かれませんが。現代に戻った若曦(張曉)が調べた所14皇子は雍正帝によって幽閉されて亡くなったことが明らかになります。

これは史実の結末と同じです。

詳しくは 宮廷女官若曦 最終回(35話) のあらすじ:若曦の死と雍正帝の涙、最後のすれ違い

 

スポンサーリンク

ドラマ「若曦」ではの14皇子の人間関係

14皇子は若曦を愛していたのか?

ドラマの描写を見るかぎり、14皇子は若曦に強い好意をもっていました。8皇子がいたので積極的に若曦に言い寄ることはありませんでしたが、ドラマをとおして何度も若曦を気にかけまていました。時には厳しく、時には優しく彼女に接してきます。

終盤で先帝の聖旨を持ち出してまで若曦を救い出したのは、同情からではなく彼女のことを愛していたからでしょう。

でもいくら14皇子の想いが強くても若曦にとっては恋の相手には慣れませんでした。

 

若曦は14皇子を好きだったのか

若曦が14皇子を恋愛対象として愛していたかというと、答えは「いいえ」です。

若曦にとって14皇子は、何でも言い合える気安い友人であり、信頼できる仲間のような存在でした。彼女の愛は8皇子から4皇子へと移っても、14皇子へ向けられることはありません。

第23話では皇帝の命令でも縁談を断りました。最後には彼のもとへ行きますが、それは紫禁城を出て自由になるためでした。

それを考えても彼女にとって14皇子は保護してくれる存在。頼りになる皇子でしかなかったのです。

 

14皇子と8皇子の関係

14皇子は常に8皇子を支持する立場にありました。8皇子が窮地に立たされたときも彼を守ろうとしました。

8皇子への忠義心は若曦との関係にも影響を与えます。14皇子は若曦が好きですが、8皇子が若曦を手に入れたいと思っているのを知っていたので、若曦に8皇子を大切にしろと強く詰め寄ったくらいです。このときは彼自身も感情なきもちだったでしょう。

 

14皇子と4皇子はなぜ対立したのか

14皇子と4皇子は同じ母から生まれた同母兄弟です。でも二人の関係はうまくいっていません。兄の4皇子は産まれて間もなく皇后に引き取られました。そのため4皇子と母・徳妃は疎遠です。14皇子は生母の徳妃に育てられました。

そのため徳妃は14皇子を可愛がり4皇子とは距離がありました。そんな母との関係が兄弟同士の関係にも影響しています。

さらに皇位継承をめぐる争いの中では14皇子は8皇子を支持していました。第10話で4皇子が自分を助けてくれなかったことも、兄弟の溝を深めるきっかけになりました。

四皇子は人付き合いは積極的ではなく派閥には入っていません。最初は父の決めた皇太子を支持していましたが皇太子の失脚が決定的となると自ら皇位を狙います。後に14皇子自身が有力候補になったため、同母兄弟で皇位を争うことになりました。

育てられた環境や人間づきあい、人と関わるのが積極的な弟とあまり得意ではない兄という性格もあって。同母兄弟でも関係はうまくいってなかったようです。

 

史実の第十四皇子 胤禵とは

史実の第十四皇子 愛新覚羅 胤禵(あいしんかくら いんてい)は以下のような人物でした。

  •  康熙帝の十四男で、雍正帝(4皇子)の同母弟。
  • 母は徳妃 烏雅氏
  •  軍事的な才能に恵まれ、晩年の康熙帝から「大将軍王」に任じられ、西北の反乱鎮圧に貢献した。
  •  八皇子派の有力な一員。
  • 八皇子が支持を失った後は有力な後継者候補と見なされていた。
  •  雍正帝が即位した後は、政治的に排除され不遇な晩年を過ごした。

※詳しい生涯については、十四皇子 胤禵の生涯 の記事をご覧ください。

 

ドラマと史実の違い

ドラマ『宮廷女官 若曦』は史実をもとにしていますが、多くの脚色が加えられています。

とくにヒロインの馬爾泰若曦(ばじたい じゃくぎ)が架空のため、若曦に関わる部分はすべてドラマオリジナルの演出です。なので14皇子が彼女を愛したり、聖旨を使って側室にしたエピソードもすべて架空です。

一方で14皇子が大将軍王として遠征したこと。8皇子派だったこと、4皇子の同母弟でありながら兄弟関係はうまくいってなかったことは史実どおりです。

 

 

よくある疑問

宮廷女官 若曦の14皇子の名前は?

史実名は胤禵(いんてい)です。ドラマ内では主に「14皇子」や「十四阿哥」と呼ばれています。

14皇子は4皇子の弟?

はい14皇子は4皇子の同母弟です。史実でも同じ母(徳妃)から生まれた同母兄弟ですが、仲は悪かったと伝えられています。

14皇子は8皇子側?

ドラマでは、14皇子は8皇子の協力者の一人として描かれています。

若曦は14皇子と結婚する?

第23話で一度縁談を拒否しますが、最終的には先帝の聖旨により、14皇子の側室として彼のもとへ嫁ぐ形になります。

14皇子は史実でも大将軍王だった?

はい。史実の胤禵も康熙帝の晩年に「大将軍王」に任命され、軍を率いて西北方面へ遠征・ジュンガルと戦っています。

 

関連記事

宮廷女官若曦(ジャクギ) あらすじ ネタバレ一覧・全35話解説

宮廷女官 若曦 相関図とキャスト登場人物一覧

14皇子 胤禵 雍正帝の同母弟は仲が悪かった

 

清の皇子・男の皇族
スポンサーリンク
この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

著者 自画像

京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

この記事が役立った方は、ぜひシェア&ブックマークをお願いします!
フミヤをフォローする
スポンサーリンク

コメント

error: