三国志 司馬懿 軍師連盟 第21話~第25話では楊修の処刑をきっかけに曹植の立場が一気に弱まり、曹丕が魏王として権力を固めていきます。
司馬懿は孫権との同盟を成立させ、関羽討伐から曹操の死、曹丕即位まで、魏の大きな節目に深く関わることになるのでした。
この記事で分かること
- 第21話:楊修が処刑され、司馬懿は孫権との同盟を進めて関羽包囲を進めます。
- 第22話:曹丕が太子に選ばれ、関羽の死と曹操の最期が近づいていきます。
- 第23話:曹操が亡くなり、司馬懿は魏王の印を曹丕へ届けるため張春華に託します。
- 第24話:曹彰の反乱が鎮圧され、曹丕が魏王となります。
- 第25話:曹丕は曹植派を粛清、新たな人材制度の九品中正制の話が持ち上がりました。
他のエピソードを見たい方は
司馬懿 軍師連盟 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
司馬懿 軍師連盟 あらすじリスト
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
司馬懿 軍師連盟 21話 孫権との同盟
あらすじ 21話
楊修の処刑と曹植への遺言
曹操は曹植の側近である楊修の処刑を命じました。司馬懿は処刑を前に楊修と面会して今までの対立を振り返ります。楊修は自分の死後は曹植の身を司馬懿に託しました。曹操が立ち会いのもと刑が執行され、曹植の必死の助命嘆願も届かず、楊修はその生涯を閉じました。
司馬懿と東呉の重臣たちの論戦
司馬懿は曹操から東呉への使者に任命され、孫権のもとを訪れます。宿老の張昭が魏との同盟に反対しますが、司馬懿は張昭の論理を真っ向から論破しました。司馬懿は孫権の野心を刺激して関羽を討つことで荊州を手に入れると説明。孫権は司馬懿の提案を受け入れ、同盟の細部を協議することに決めました。
陸遜との密会と関羽包囲網の形成
司馬懿の宿舎を東呉の若き才子・陸遜が訪ねてきました。司馬懿は陸遜の才能を見抜き、曹丕の立場を有利にするための策を練ります。報告を受けた孫権は陸遜を起用して関羽の退路を断つよう命じるのでした。
解説:楊修はなぜ処刑された?
楊修が処刑された理由は諸説ありますが。正史からわかるのは曹操が曹植と曹丕の後継ぎ争いに決着をつけたときに、曹植派の側近を排除するため楊修を処刑したということです。
よく知られる 鶏肋(けいろく)のエピソードから、楊修は曹操の心を読みすぎて嫌われたというイメージが強いですよね。でも正史三国志を読むと政治的な理由が大きいといえます。曹植の参謀として才能を発揮しすぎたことや名門・袁氏の血縁だったことが曹操に危機感を持たせた。曹丕が後をついだ時に問題になる可能性があると判断されてしまった。といえるでしょうね。
司馬懿 軍師連盟 22話 洛陽遷都へ
あらすじ 22話
曹丕の太子指名と司馬懿への警戒
曹操は監国として有能な働きを見せた曹丕を高く評価して彼を太子にする決断を下しました。同時に曹操は、司馬懿が優れた才能を持っていると確信します。曹操は司馬懿に今後は曹丕を補佐して天下統一を支えるよう命じました。しかしその裏で曹操は曹丕に司馬懿が将来的に大きくなりすぎるのを警戒せよと厳しく釘を刺します。
関羽の死と曹操が見せた敬意
孫権軍によって関羽が殺害されたという報せが届き、曹操は大きな衝撃を受けます。関羽はかつての宿敵で曹操がその武勇と義理堅さを高く評価した武将でした。曹操は送られてきた関羽の亡骸を前にして自ら跪き、王侯の礼をもって手厚く葬りました。その後、曹操は司馬懿を連れて郊外へ向かい平和な世を見ることができない自身の運命を嘆きます。
元日の大宴会と曹操の最後の舞
新年を迎えるにあたり、曹操は盛大な宴会を催しました。臣下達が集まる中で曹操はこれまでの自分の功績と歩みを振り返ります。そして曹操は槍を手にして力強く舞い踊りました。しかし、長年の激務と病によって限界を迎えていた曹操は、舞の途中でついに力尽き、その場に激しく倒れ込んでしまうのでした。
司馬懿 軍師連盟 23話 曹操の最期
あらすじ 23話
曹操の最期と遺言
病に倒れた曹操は、自らの命が尽きるのを悟り、息子たちや群臣に最期の言葉を残します。曹植には野心を捨て分をわきまえるよう諭し、国政については「葬儀は簡素に行い、臣下は持ち場を離れるな」と命じました。天下を震わせた英雄も、「山河はあの世へは持っていけぬ」という言葉を残し、ついに崩御しました。
司馬懿の策略と張春華の逃亡
曹操の死後、丁儀が曹植を担いで権力を奪おうと画策します。司馬懿は軍事力を持つ曹彰や曹植による謀反を予想していました。彼は本物の魏王の印(璽綬)を妻の張春華に託し、曹丕がいる鄴へ届けさせる隠密作戦を敢行します。自らは洛陽に留まって敵の目を引きつけ、曹丕の即位に向けた時間を稼ぐ決死の役割を引き受けました。
曹彰の暴挙と司馬懿の危機
曹彰は兵を率いて王宮に乱入し武力で制圧しました。印の在処を求めて司馬懿を激しい拷問にかけますが、司馬懿は口を割りません。一方、追っ手を差し向けられた張春華は水中に身を投じたと見せかけて追跡を振り切りました。満身創痍になりつつ彼女は曹丕が待つ鄴の地へたどり着きました。
司馬懿 軍師連盟 24話 印綬の在り処
あらすじ 24話
卞太后の決断と曹丕の即位
張春華から魏王の印を受け取った曹丕は洛陽の危機を知り即位を急ぎます。司馬孚と張春華は曹丕の母である卞太后に働きかけ、曹丕の即位を正当化する令旨(命令書)を取り付けました。曹丕は獄中にいる司馬懿と賈逵の無事を条件に反乱を起こした弟・曹彰らの命を助けると宣言。大軍を率いて洛陽へと向かいます。
曹植の裏切りと司馬懿の救出
洛陽では曹彰が強硬に王位を狙っていましたが、兄である曹植は密かに別の動きをしていました。曹植は曹彰を泥酔させて動けなくし、その隙に監禁されていた司馬懿と賈逵を逃がします。曹植は賈逵に通行証を渡して脱出させますが、自らは逃げずに洛陽に留まりました。司馬懿と曹植は迫る危機を前に二人で酒を酌み交わし、互いの胸中を語り合います。
兵変の終結と新たな王の誕生
曹彰が激怒して司馬懿らの追撃を命じた時、夏侯惇や曹洪が率いる魏の主力軍が洛陽に到着しました。曹彰の兵たちは次々と降伏、反乱は鎮圧されます。処刑を命じられた司馬懿と曹植でしたが、遊侠の汲布による救出と曹丕からの釈放命令が届き、間一髪で命を救われました。こうして曹丕は魏王としての地位を不動のものとしました。
司馬懿 軍師連盟 25話 新政のはじまり
あらすじ 25話
曹丕の粛清と身内への追放
即位した曹丕は自分を支持した群臣に恩賞を与える一方で、反対勢力を容赦なく切り捨てます。かつて曹植を支持した丁儀が自分を罵倒すると曹丕は即座に処刑を命じました。さらに弟の曹彰や曹植を都から遠ざけ、それぞれの封地へ追放します。母である卞太后は兄弟に情をかけない曹丕の非情さを激しく責め立てました。
甄宓の手紙と深まる曹植への憎しみ
曹丕の曹植に対する嫌悪感は、決定的なものとなります。妻である甄宓が曹植に宛てた手紙を、曹丕が見つけてしまったためです。曹丕は二人の中を疑い、曹植への怒りをさらに燃え上がらせました。司馬家では司馬懿が武芸に励む息子たちの姿に安らぎを覚えますが、父の司馬防からは、現在の立場に甘んじず慎重に振る舞うよう諭されます。
九品中正制の提案
司馬懿は鍾繇に碑文を贈り、新体制への足掛かりを模索します。これに対し曹丕は司馬懿を監視するために知略に優れた柏霊筠を送り込む準備を始めました。そんな折、陳群が司馬懿のもとを訪れます。陳群は人材登用の不平等を正すための新制度「九品中正制」を提案、司馬懿はその志に共感して協力を約束しました。
三国志 司馬懿 主要人物一覧
- 司馬懿:曹丕を支える軍師。東呉との同盟をまとめ、曹丕即位のために命を懸ける立場になる。
- 曹操:魏王。曹丕を後継者に定め、関羽に敬意を示した後、病に倒れて最期を迎える。
- 曹丕:曹操の後継者。魏王に即位し、曹植派や弟たちを遠ざけて権力を固める。
- 曹植:曹操の息子。楊修を失い、後継争いから脱落して立場を大きく弱める。
- 楊修:曹植の側近。曹操に処刑され、死の前に曹植の身を司馬懿へ託す。
- 孫権:東呉の主君。司馬懿の提案を受け入れ、関羽討伐と荊州獲得へ動く。
- 陸遜:東呉の若き才子。司馬懿に才能を見抜かれ、関羽の退路を断つ役割を担う。
- 張春華:司馬懿の妻。魏王の印を曹丕へ届けるため、危険な逃亡をやり遂げる。
- 曹彰:曹操の息子。兵を率いて洛陽を制圧するが、最終的に反乱は鎮圧される。
- 卞太后:曹丕の母。曹丕即位を認める一方、兄弟への非情な扱いを責める。
関連記事

コメント