司馬懿 軍師連盟 第36話・37話・38話・39話・40話では、魏は曹丕の代となり安定するかと思われましたが、司馬家と宗室が対立、後宮を巻き込んだ世継ぎ争いが起こります。
司馬懿 軍師連盟 31~35話の内容
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第36話: 司馬懿が暗殺の危機を脱して鄧艾を救い、軍糧横流しの不正を暴きます。
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第37話: 司馬防が非業の死を遂げ、悲しみに暮れる司馬懿に曹丕が非情な命を下します。
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第38話: 甄宓の冤罪が晴れる一方で、彼女は司馬懿と息子の将来を託す血盟を交わします。
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39話: 司馬懿と柏霊筠が互いの真意を探り合い、曹丕は洛陽への遷都を強行します。
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第40話: 甄宓が毒を飲み自害し、司馬懿は命懸けで曹叡を連れ出し郭照に託します。
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司馬懿 軍師連盟 あらすじリスト
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司馬懿 軍師連盟 36話 鄧艾の危機
あらすじ 36話
司馬懿は夏侯楙の刺客から生き延びる
司馬懿は寿春へ向かう道中で夏侯楙が放った刺客に襲われます。司馬懿は負傷しますがなんとか助かり、急いで寿春へ入ります。曹洪は軍糧の件で鄧艾を処罰しようとしていましたが、司馬懿が到着したことで鄧艾は命を救われます。
司馬懿は寿春で軍糧横流しを暴く
司馬懿は寿春の役人を取り調べ軍糧が横流しされていた事実を明らかにします。曹洪の処分は止められ、鄧艾は罪を着せられずに済みました。
一方、京師では司馬防が危篤となり司馬懿は父のもとへ向かいます。しかし司馬懿は心身の負担が重なり途中で倒れてしまいます。
柏霊筠は曹丕の本音を知る
張春華は柏霊筠が司馬懿の行き先を漏らしたのではないかと疑います。柏霊筠は曹丕を問い詰め、曹丕が郭照の子が将来皇太子になった場合、外戚が力を持つことを恐れていると知ります。
柏霊筠は司馬懿を守るため曹丕に監視を続けることを約束。
その後、司馬師と夏侯徽の婚礼が行われ、曹真や曹洪も祝宴に現れるのでした。
司馬懿 軍師連盟 37話 突然の訃報
あらすじ 37話
司馬防は婚礼の席で命を落とす
司馬師と夏侯徽の婚礼で曹真や曹洪らは高齢の司馬防に酒を勧めました。司馬防は無理に酒を飲まされ、容体を悪化させて息を引き取ります。
父を失った司馬懿に対し曹丕は喪に服さず職務を続けることを命じます。しかし司馬懿は父への孝を優先して命令を拒むのでした。
郭照は毒で流産し甄宓が疑われる
後宮では郭照が流産しました。曹丕は食事に毒が入っていたと知り、甄宓を犯人と決めつけます。甄宓は弁明できないまま冷宮へ送られました。張春華は郭照に甄宓が誰かに罪を着せられた可能性を伝えます。郭照も甄宓への疑いに迷い始めます。
曹真と劉貴人は立太子を狙う
司馬懿は曹丕に謁見して甄宓の無実を訴えます。その裏で曹真ら宗室は皇太子選びを自分たちに有利に進めようとしていまいした。
宗室は劉貴人と共謀して甄宓を陥れようとします。
注目:甄宓と郭照の対立は史実とどこが違う?
第37話では郭照が毒を盛られて流産して甄宓が罪に問われました。曹丕は怒って甄宓を冷宮に送ります。
史実でも甄氏は曹丕の妻で曹叡の母です。『三国志』文昭甄皇后伝によれば甄氏は曹丕に疎まれ、黄初二年に死を命じられました。のちに曹叡が即位すると甄氏は文昭皇后と追尊されます。
郭氏は曹丕の皇后になりますが実子はいません。郭照が流産して子を産めなくなるという第37話のエピソードは、史実では確認できないドラマの脚色です。
曹真ら宗室が劉貴人と結んで甄宓を罠にはめる筋は創作ですが、皇太子をめぐって有力者が後宮に働きかけるという発想は、中国王朝の歴史によくあることです。
司馬懿 軍師連盟 38話 母の決意
あらすじ 38話
曹丕は甄宓の冤罪に気づく
司馬懿は曹丕に甄宓の無実を訴え続けます。曹丕は郭照の流産をめぐる事件が宗室による離間工作だと気づきます。郭照も甄宓が処刑されることに耐えられず、密かに毒酒をすり替えていました。甄宓は命を救われ曹丕のもとへ戻されます。
曹丕は司馬懿の服喪を終わらせる
曹丕は宮中の争いの背後に曹真ら宗室の動きがあると見抜きます。宗室の力が強まるなか、曹丕は司馬懿を朝廷に戻す必要があると判断。柏霊筠も司馬懿に宗室たちが皇太子問題へ手を伸ばしていると警告します。
甄宓は司馬懿と血盟を交わす
甄宓は密かに司馬懿と会い息子の曹叡を皇太子にするよう頼みます。司馬懿は甄宓と歃血の盟を交わし曹叡を守ることにします。侍女の小沅は密会を柏霊筠に伝えますが、柏霊筠は曹丕へ告げません。
司馬懿は小沅の聞き耳に気づき、柏霊筠も司馬懿と甄宓の関係を察していると伝えるのでした。
司馬懿 軍師連盟 39話 女たちの暗躍
あらすじ 39話
司馬懿は柏霊筠を試す
司馬懿は甄宓との密会を知った柏霊筠を始末しようとします。しかし柏霊筠は機転を利かせて司馬懿の手を逃れます。二人の険しいやり取りを見た張春華は浮気を疑いますが、司馬懿の説明を聞き柏霊筠が曹丕との間で危険な役目を背負っているのだと理解します。
曹丕は曹真の立太子発言を退ける
宴席で曹真は皇太子の件を再び持ち出しました。曹丕は曹真の発言を受け入れず、皇位継承に宗室が口を出すことを許しません。
司馬懿は密会を告げなかった柏霊筠に礼を言うのでした。
曹丕は洛陽遷都を進める
曹丕は洛陽への遷都を決めて司馬懿を侍中に任命します。寿春から戻った鄧艾は呉を討つための策を出して司馬懿を助けます。
一方、曹真は官吏を買収、曹植を罪に落とす工作を進めます。曹丕はその動きを知って宗室の強引なやり方に不快感をおぼえるのでした。
司馬懿 軍師連盟 40話 司馬懿、後宮を駆ける
あらすじ 40話
曹植は謀反の罪で追い詰められる
曹植に謀反の濡れ衣が着せられます。曹真はさっそく諸侯を京へ呼び出し、曹植を拘束するよう曹丕に進言します。
入京途中で逃げた曹植は清河郡主と夏侯楙に助けを求めます。曹丕は曹植を自ら審問して厳罰を下そうとします。
甄宓は曹叡を守るため毒を飲む
司馬懿は曹植の危機を知り、危険を承知で救おうとします。甄宓は曹植と息子の曹叡を守るため曹丕に慈悲を求めます。しかし曹丕は甄宓の願いを退けます。追い詰められた甄宓は、自分の命で潔白と覚悟を示すため毒を飲んで亡くなるのでした。
司馬懿は曹叡を郭照に託そうとする
司馬懿は幼い曹叡を背負い宮中へ飛び込みます。曹叡に郭照を母と呼ばせ、郭照を後ろ盾にして曹叡の命を守ろうとしました。
勝手な行いに曹丕は激怒、司馬懿と施淳を捕らえさせます。郭照は曹叡を守り曹丕は司馬懿に家庭の問題へ踏み込むなと怒りをぶつけるのでした。
注目:甄宓の死は史実なの?
正史『三国志』魏書・后妃伝の文昭甄皇后伝では、曹丕が皇帝になったあと甄氏は寵愛を失い、黄初二年六月(221年)に使者を送られて死を命じられた、と記録されています。
史実上ではドラマ第40話のように甄宓が自分から毒を飲んで曹植や曹叡を守った、という形ではありません。曹丕から死を賜ったというのが史実です。
甄氏は死後、息子の曹叡が魏の二代皇帝として即位したあと文昭皇后として追尊されました。ここはドラマでも重要で、曹叡の母としての立場が彼の即位後に改めて高められたことになります。
第40話の甄宓は、曹植と曹叡を守るために自分の命を差し出す人物として描かれていますが、これはドラマの脚色です。ただし、甄氏が曹丕に疎まれて命を落とし、その後に曹叡が母を皇后として追尊したという大枠は史実に基づいています。
三国志 司馬懿 主要人物一覧
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司馬懿(軍師・侍中)
刺客に襲われ父を亡くす悲劇に見舞われながらも、曹叡を守るため皇帝に背く覚悟を決めます。 -
曹丕(魏の初代皇帝)
猜疑心が強まり、宗室と司馬懿の間で揺れながら、かつて愛した甄宓を死に追いやる冷酷さを見せます。 -
甄宓(曹丕の正室)
曹植や息子・曹叡を守るため、自ら毒を飲み、司馬懿に未来を託してこの世を去ります。 -
郭照(曹丕の側室)
流産の悲劇を乗り越え、亡き甄宓との約束通り、曹叡を我が子として守る決意をします。 -
柏霊筠(曹丕の放った間者)
司馬懿の暗躍を知りながらも彼を助け、司馬家の中で独自の立場を築き始めます。

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