中国ドラマ「尚食（しょうしょく）」の第25･26･27･28話のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。
15世紀の明朝。4代皇帝 洪熙帝の治世。
朱瞻基たちは刺客を鎮圧に成功。怪我をしてしまいますが、母の張皇后を心配させないように怪我したことを隠していました。一方、洪熙帝からは助けに来なかったと誤解されてしまいます。
姚子衿は頑なに朱瞻基の側室になるのを拒んでいます。皇后にも気に入れているみたいですし、このまま拒むのは難しそう。
朱瞻基の南京行きの話が出ているので今後の展開が気になります。
主要人物
- 朱瞻基（しゅ・せんき）/皇太子
演：許凱（シュー・カイ） - 姚子衿（よう・しきん）
演：呉謹言（ウー・ジンイエン） - 游一帆（ゆう・いつはん）
演：王一哲（ワン・イージョ） - 胡善祥（こ・ぜんしょう）/太子妃
演：張楠 - 朱高熾（しゅ・こうし）/洪熙帝
演：洪剣濤（ホン・ジェンタオ） - 張皇后（ちょうこうごう）
演：鄧英（ドン・イン）
朱瞻基の母。 - 郭貴妃（かくきひ）
演：何瑞賢（ホー・ルイシエン）
洪熙帝 の側室。十皇子の生母。野心家で策略を巡らす。
さらに詳しいキャスト・登場人物は 【尚食】キャスト・相関図と登場人物を徹底解説 で紹介しています。
第25話 駆け引き
焼肉が繋ぐ父子の絆
姚子衿は洪熙帝 朱高熾（しゅ・こうし）や皇太子 朱瞻基（しゅ・こうき）に食事の場に立ち会うことになりました。
朱瞻基は父のために肉を焼き、姚子衿も洪熙帝の好みに合わせてサポートしました。洪熙帝は満足そうに炙り肉を食べ、朱瞻基との思い出を語りました。
姚子衿の進言
朱瞻基は傷がいたんだため書斎に戻りました。姚子衿（よう・しきん）も一緒です。姚子衿は洪熙帝がもうすぐ来ると知り洪熙帝の功績を称賛し始めました。でもただ一つだけ不適切な点があると言います。
洪熙帝は朱瞻基の傷が心配になり朱瞻基の書斎まで来ました。そして姚子衿の言葉を聞いて気になって中に入ってきます。
姚子衿は膝まずいて洪熙帝に諫言しました。それを聞いた洪熙帝は関心して姚子衿を典膳から司膳に昇進させるのでした。
いよいよ太子嬪へ
張皇后は姚子衿を呼び出して医師の診察を受けさせました。
姚子衿はお祝いの言葉を書けられるのですが意味がわかりません。張皇后は姚子衿を皇太子の側室にしようとしているのでした。
第26話 別れの麺
洪熙帝の回復と太子嬪への冊封
洪熙帝 朱高熾の体調は回復しました。洪熙帝は姚子衿に感心して褒美を与えようとしました。すると張皇后が姚子衿を皇太子嬪に封じるよう提案。
先の皇帝が姚子衿を皇太子妃に考えていたことを取り上げて説得。皇太子 朱瞻基と姚子衿は嫌がりましたが、洪熙帝は姚子衿を皇太子嬪にするのを認めました。
游一帆の真意と蘇月華の問い
游一帆は朱瞻基を恨み。部下に宮中の様子を漢王・朱高煦（しゅ・こうく）に伝えるよう命じます。そこに蘇月華が現れ游一帆の真意を問いました。
游一帆は皇帝の体調を悪化させ政局を混乱させることで、暗躍する者たちを炙り出すのが目的だと言います。
殷紫萍と姚子衿の別れの麺
夜が更け。殷紫萍は尚食局で二杯の麺を作り、姚子衿にいたずらっぽく差し出します。二人は仲良く麺を食べ始めました。殷紫萍は食べながら涙を流し、姚子衿は自分のことを語るとともに殷紫萍を励まし別れを惜しむのでした。
冊封の当日。姚子衿は朝から盛装して乾清宮へと向かいました。游一帆は傍らで剣を握りしめ姚子衿を見送ります。
姚子衿は宮中の規則に従って皇帝と皇后に茶を献上。二人とも新しい太子嬪に満足します。朱瞻基は喜びを隠し切れず姚子衿に手を差し伸べるのでした。
第27話 牡丹会
姚子衿の策略と朱瞻基の甘いキス
張皇后の誕辰が近づいて来ました。でも今年は洪熙帝 朱高熾が病気のため誕辰の宴は見送られることになります。
ところが郭貴妃が乾清宮の前で3日間待ち続け洪熙帝の心を動かし、郭貴妃は宴を取りしきりたいと朱高熾に直訴するのでした。
妃嬪たちの動向と呉才人の思惑
呉才人はこのところ皇太子の妃嬪たちが部屋にいないことに気づきました。妃嬪たちは姚子衿が寵愛されているので彼女の部屋に集まるようになったというのです。そこで呉才人は初めて姚子衿を訪ねました。最初は冷やかしのつもりでしたが、姚子衿に歓迎されてしまいます。
姚子衿は張皇后の誕辰祝いに妃嬪たちで牡丹の絵を描くことにしました。妃嬪たちは姚子衿の部屋に集まっています。
呉才人もその話を聞き様子を見に行きました。妃嬪は姚子衿の所にいたら朱瞻基に会えるのではないかと言います。それを聞いて呉才人はますます不機嫌になりました。
太子妃は皇后の誕辰についての話を聞き、姚子衿が何を贈るか興味を持ちます。皇太子 朱瞻基のもとに傷薬を届けると、張皇后は贅沢を禁止しているのに姚子衿の贈り物を知れは贈るのではとほのめかすのでした。
第28話 隠蔽
洪熙帝の崩御
洪熙帝 朱高熾が突然亡くなってしまいます。張皇后は皇帝の死を一部の者だけに知らせ、皇帝の死を隠そうとしました。そして南京にいる朱瞻基の帰りを待つことにします。
游一帆は宮廷の慌ただしさを見て、何かが起こっていることをすぐに察知しました。蘇月華も尚食局の異変を游一帆に教えました。游一帆は皇帝が亡くなったと考え漢王に伝言を送ります。
郭貴妃の告白と姚子衿の決断
そんな中、朱高熾の死の直前に酒杯を捧げた郭貴妃は逃亡。姚子衿が滞在する朱瞻基の書斎へ逃げ込み、潔白を主張するのでした。
明の規則では子のない妃嬪は皇帝の死後殉葬されることになっています。でも張皇后は子のいる郭貴妃を殉葬のリストに載せました。
それを知った郭貴妃は逃げ出し姚子衿に身の潔白を主張します。姚子衿が食事を持って乾清宮に行くと第十皇子の衛王がずっと跪いているのを見ました。
姚子衿は気の毒になって郭貴妃を助けようとするのですが。
一方、南京にいた朱瞻基は知らせを受けて急いで都に戻りますが、途中で刺客に襲われてしまいます。
尚食 25～28話までの感想と解説
明はいまだに殉葬の習慣の残る国です。本来は子のいる妃嬪は殉葬されない決まりです。
でも史実では郭貴妃は殉葬になりました。理由はよくわかりませんが、一説には張皇后の決定といわれます。
このドラマでは郭貴妃が張皇后を殺害するつもりで、間違って皇帝が死亡した流れになってますが。実はこれと同じが野史（民間の噂話や作り話）にあるのです。
詳しくは洪熙帝 朱高熾の死因は病死？毒殺？短命皇帝の謎を徹底解説をご覧ください。
さて、これからどうなるのでしょうか？
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