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大宋宮詞 49・50・51・52話:真宗崩御後の権力争いが始まる

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうぐうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の大宋宮詞49・50・51・52話あらすじとネタバレ紹介記事です。

真宗の死をきっかけに、幼い趙禎の即位と劉娥の補佐をめぐって朝廷が真っ二つに割れ、さらに丁謂との権力争いが一気に表面化します。皇位継承と後宮人事、そして皇陵問題まで、政権の主導権を巡って駆け引きが繰り広げられるのでした。

この記事で分かること

  • 第49話:真宗の死と遺言を巡り、劉娥の補佐に反対する声が噴出
  • 第50話:劉娥の補佐体制が成立し、丁謂との静かな対立が始まる
  • 第51話:後宮人事と縁談で勢力争いが激化、丁謂の独走が目立つ
  • 第52話:皇陵問題が大きな失策となり、政権に不穏な空気が広がる

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大宋宮詞(だいそうぐうし) あらすじとネタバレ全話一覧

注:この記事にはネタバレが含まれています。ご注意ください。

 

 

大宋宮詞 あらすじ

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大宋宮詞49話あらすじ

大宋宮詞50話あらすじ

大宋宮詞51話あらすじ

大宋宮詞52話あらすじ

 

 

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大宋宮詞 49話

真宗の死で宮中は喪に包まれ、趙禎の即位と劉娥の補佐をめぐって朝廷が真っ二つに割れました。

あらすじ

曹利用は父・曹鑑と妹の冀王妃が謀反を企てたことを皇后 劉娥に謝罪しました。劉娥は曹利用が忠実な臣下だと知っているので冀王夫妻を傷つけたり罰することはなく、ただ曹家の警備を強化するだけだと告げました。

翌日、真宗 趙恒の棺が都に戻ってきました。喪の鐘が鳴り響き、白い布が宮殿全体にかけられ、李婉児は趙恒の死を知って倒れました。皆、重い心で皇帝の遺体の前に跪きます。

すると劉娥のもとに李婉児が亡くなったと報告が来ました。儀式が終わると劉娥は冷宮に急いで向かい、李婉児の遺体を見て大声で泣き叫びました。劉娥は李婉児が持っていた皇帝から贈られた玉印と龍袍を見つめ涙するのでした。

寇準は都に到着。真宗 趙恒の死を知ります。

蘇義簡が真宗 趙恒の口頭での遺言「皇太子・趙禎を即位させ”実母”の劉娥が政治を補佐するように」との遺言を伝えます。臣下たちは騒然となりました。曹鑑が女人による政治に反対。寇準も賛成しません。遺詔(皇帝の命令が書かれた遺言書)があるならそれを見せるように要求します。

 

解説:史実における李氏(李婉児)の待遇と劉娥の対応

ドラマでは李婉児がこのタイミングで亡くなりますが、史実の李氏はもう少し長く生きています。真宗が崩御した1022年、李氏は「順容」という位になり。ドラマのように冷宮で放置されたわけではありません。しかし真宗亡き後に彼女を「先帝の陵墓を守る役目」として遠ざけたのは劉太后(劉娥)の判断です。

これはドラマの「親友関係」という演出とは違って史実では、自分の子供ではないことが趙禎にバレないように隔離したという面が強いです。ドラマでは劉娥の優しさや苦悩が強調されていますが、史実の劉娥はもっと政治的に冷徹で自分の地位を守るために李氏を徹底して日陰の存在に留めていました。

李婉児のモデルになった史実の李宸妃の生涯はこちら

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大宋宮詞 50話

寇準らの抵抗を退け、劉娥が幼い皇帝の補佐として政治を行いますが、丁謂との静かな権力争いが始まりました。

 

あらすじ

寇准は遺言状が李婉児の手元にあると疑い李婉児のいた玉宸宮を捜索しました。でも遺言状は見つかりません。劉娥や大臣達は寇准を非難します。

蘇義簡は先帝の口頭での遺言はあると主張。新帝になる趙禎も母・劉娥の補佐を求めました。寇準と曹鑑も仕方なく認め、何人かの大臣を選んで劉娥とともに補佐することになりました。

寇準の妻は親戚の蘇洵をつれて劉娥を訪問。寇準の無礼を謝罪しました。劉娥は寇準を高く評価これからも必要だといいます。さらに紹介された蘇洵を見て気に入り、彼を趙禎の家庭教師に採用しました。

朝廷では玉座の横に用意された皇太后の椅子を見た寇準が怒って椅子を撤去。劉娥は撤去を認めると先帝の陵墓について話し合います。

丁謂は陵墓は半年でできると報告。さらに朝議を月2回に減らし、重要な問題があれば大臣を召集して協議するように提案しました。劉娥は仕方なく認めました。

蘇義簡は丁謂の好きにさせるのが不満でしたが。劉娥は今は朝廷に深く根を張った丁謂や王欽若を敵に回すのは得策ではないと考えていました。

 

解説:史実における劉娥と丁謂・王欽若の複雑な関係

ドラマでは劉娥が最初から丁謂たちを警戒しているように描かれていますが、史実では少し状況が異なります。劉太后が権力を握ったときには彼女を積極的に支持したのは丁謂や王欽若といった「五鬼」と称される一派でした。

史実の劉娥は、自分を冷遇する寇準らの正義派(保守派)を抑え込むために、あえて丁謂たちの力を利用したのです。しかし丁謂が権力を独占しようと暴走し始めると、劉娥は一転して彼を失脚させます。

ドラマでは「清廉な劉娥が悪い臣下たちに耐えながらチャンスを伺う」という演出になっていますが、実際は味方になったり敵になったりを繰り返していました。

 

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大宋宮詞 51話

即位したばかりの趙禎を巡って有力者たちが娘を送り込む一方で、独断専行を強める丁謂に対し、劉娥が側近の雷允恭を左遷して牽制しました。

 

あらすじ

新しく即位した仁宗 趙禎(ちょうてい)を皇太后 劉娥と4人の臣下が支える形で政治が始まりました。

丁謂が権力を握る行動は王欽若の想像を超えていました。王欽若は自分の婿の丁謂がこんなに大きな野心を持っているとは思ってもいませんでした。もし丁謂に問題が起きれば王家も共倒れになる可能性もあります。王夫人は心配して王欽若に丁謂を手伝うように提案。王欽若も何かを考えていました。

曹利用は娘の曹汝を宮中に出入りさせました。劉娥は郭崇信の娘・郭清悟を皇后にするつもりで宮中に住まわせています。でも趙禎は郭清悟があまり好きではありません。やってきた曹汝に興味を持っている様子です。

曹汝は屋敷に帰って曹利用に報告しました。気をよくした曹利用は娘が趙禎や劉娥に気に入られるよう立派に教育して入宮させることにするのでした。

丁謂は内侍の雷允恭と結託。権力を集めようとしていました。曹利用や蘇義簡は上奏文を見て丁謂が人事までも動かしていることを知りました。劉娥は理由をつけて雷允恭を解任。皇陵の監督に送り出すのでした。

 

解説:ドラマの曹汝と、史実の曹皇后(曹丹姝)の違い

ドラマ『大宋宮詞』では曹汝が曹利用の娘として登場し、後の仁宗(趙禎)の皇后となる流れが描かれます。でもこれはドラマ独自の脚色です。

史実で仁宗の2番目の皇后となる曹皇后(曹丹姝)は北宋の建国功臣である曹彬(そうひん)の孫であり、曹利用の娘ではありません。名字が同じ「曹」のため混同されがちですが、家系図上は無関係です。

曹汝は仁宗時代を描いたドラマ「孤城閉」のメインヒロイン曹丹姝(曹皇后)と同一人物。劉太后の立場からみた「大宋宮詞」と仁宗の立場からみた「孤城閉」では視点が全く違うので両方見比べてみると面白いです。

 

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大宋宮詞 52話

丁謂と王欽若が「子孫繁栄」を口実に皇陵の場所を強引に変更させた結果、工事現場で地下水が噴き出す大事故が発生し、政権に暗雲が立ち込めました。

 

あらすじ

邢中和は真宗の皇陵の候補地を調べるため洛陽に行って風水を調査してきました。王欽若は邢中和に会って調査結果を聞きました。刑中和は皇陵の位置を100歩上にずらせば子孫繁栄になるけれども、その場所は岩が多く地下水が湧き出る可能性があると言います。

邢中和は調査結果をそのまま皇太后 劉娥に伝えようとしますが。王欽若と丁謂は途中で話を打ち切ります。劉娥は子孫が反映するという部分を信じて場所の移転を許可しました。

工事が始まると邢中和の想像通り地下水が噴き出してしまいます。劉娥が三人に話を聞くと邢中和は新たな工事方法を提案。劉娥は認めるしかありません。

丁献容に嫁いだ陵陽公主が夫の暴力を受けて泣きながら戻ってきました。劉娥は陵陽公主を気の毒に思います。丁謂もそれを知って丁献容を怒りますが、トラブル続きですぐには劉娥に謝罪には行きませんでした。

後日。丁謂は丁献容を連れて劉娥を訪問。劉娥に皇室への侮辱だと言われた丁謂は息子を罰しました。

さらに皇陵の工事も捗らず問題は大きくなり・・・

 

解説

嘘のような話ですが。ここで描かれる皇陵の位置をずらして水が出て工事が送れるのは実際にあった問題。丁謂が失脚する原因になった出来事です。

邢中和の見立てを聞いて工事の責任者だった雷允恭が設計を変更。ドラマで丁謂が主導して工事の変更をしているように描かれてますが。実際には雷允恭がやったこと。丁謂は雷允恭の上役で、黙認していたので処分を受けました。どちらにしても丁謂、雷允恭、邢中和は処分されるのですけどね。日頃から恨まれるようなことをしているので何かあると連座で責任を取らされるのです。

 

大宋宮詞キャスト

劉娥(りゅう・が)
補佐として政権の中心へ、丁謂を警戒しつつも利用

趙禎(仁宗)
即位直後で政治は劉娥に依存

寇準(重臣)
劉娥の専権に反発するも最終的に容認

曹利用(重臣)
一族の問題を抱えつつ娘を通じて影響力拡大

丁謂(重臣)
急速に権力をつけた重臣。皇陵問題で綻びが見え始める

王欽若(重臣)
丁謂に巻き込まれつつ立場に揺れ

李婉児(側室)
真宗の死の直後に死亡。

 

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

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