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鳳凰の飛翔 あらすじ ネタバレ 感想と結末を全70話紹介

中国ドラマ『鳳凰の飛翔(原題:天盛長歌)』のあらすじとネタバレを全70話紹介

このドラマは復讐を胸に秘めた皇子・寧弈(ニン・イー)と、前王朝の遺児 鳳知微(フォン・ジーウェイ)の愛と宿命を中心に皇位争いや親子の葛藤を描く話題作。

この記事では、全70話のあらすじやネタバレ。結末の内容。時代背景や勢力関係、見どころを分かりやすく紹介します。

この記事で分かること

  • 全70話のあらすじ
  • 重要事件のネタバレ
  • 視聴前に押さえておきたい見どころと注意点
  • 結末はハッピーエンドなのか?

鳳凰の飛翔 メニュー

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あらすじ全話一覧

あらすじネタバレ解説

結末のあらすじ・ハッピーエンド?

登場人物紹介

時代背景

 

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鳳凰の飛翔 あらすじ ネタバレまとめ

大成遺児の噂と血浮屠事件の始動(第1話〜第10話)

ドラマは旧王朝「大成」の滅亡という血塗られた歴史から始まります。

反乱により新国家「天盛」を築いた皇帝・寧世征でしたが、大成の皇族を守る組織「血浮屠」は密かに「大成の遺児」を連れて逃亡。その追捕劇の末、血浮屠の首領・顧衡は崖へと消えました。

この動乱の裏で無実の罪を着せられ、深い闇に幽閉されたのが第六皇子・寧弈です。 8年の時を経て赦免された彼は表向きは大人しく織物に励むふりをしながら、心には亡き兄・寧喬の冤罪を晴らすという燃えるような復讐心を秘めていました。

ドラマのヒロイン鳳知微は秋家の居候。男装して書院に通う変わり者。 第6話で彼女は実母・秋明纓が秘密を守るために犯した殺人の現場を目撃してしまいます。

家族を守るため、そして生き抜くために彼女は女を捨て知略を武器に「魏知」という名で政治の荒波へと身を投じていくことになります。

巫蠱再現の策と皇太子失脚(第11話〜第22話)

兄たちによる醜い世継ぎ争いがさらに激しくなっていきます。 地位を脅かす者を排除しようと皇太子・寧川が仕掛けたのは、かつて兄・寧喬を死に追いやった禁断の策「巫蠱の術」の再現でした。

第12話、偶然にも東宮の密談を耳にした鳳知微は、皇太子がかつて寧喬を陥れた真実と、寧弈をも毒殺しようとしている恐ろしい計画を知ります。「これ以上、愛する者を奪わせない」 寧弈は皇太子を追い詰めていきます。

第21話、ついに悪行を暴かれ地位を剥奪された皇太子。しかし第22話で追い詰められた彼は最期の悪あがきとして反乱を企てますが、壮絶な結末(射殺)を迎えます。

大きな敵が去りましたが、権力争いはさらなる混乱へと突き進んでいくのです。

常家の粛清と遺詔争奪(第23話〜第40話)

皇太子という最大の敵を退けたものの、朝廷には依然として強大な勢力を誇る外戚・常家が居座っていました。 寧弈は、父である皇帝の意向を無視してまで、仇敵の一人である常海を独断で処刑。この大胆な行動により、皇帝との間には拭い去れない緊張が走ります。

疑心暗鬼に陥った皇帝が打ち出したのは「金匱の遺詔」に次代を託すという宣言。誰が後継者になるのか、その名が記された箱を巡り皇子たちの争いはさらに過激さを増していきます。

第40話、ついに決着の時。狡猾な寧昇による遺詔すり替えの工作が暴かれ、彼は庶人へと転落。後ろ盾だった常貴妃も毒酒を煽り、長年朝廷を支配してきた常一族の権勢は、音を立てて崩れ去ったのです。

閔海編と鳳知微の正体確定(第41話〜第53話)

一難去ってまた一難。寧弈と鳳知微の前に、最大の試練が立ちはだかります。

第42話、皇女・韶寧との結婚を強要された鳳知微は絶体絶命の窮地を脱するため、ついに女であることを告白。

死を覚悟した決断でしたが彼女の才能を惜しむ皇帝ににより激戦地の閔海へと送られることになります。

閔海では常家の生き残り常忠信の野心によって戦火が拡大。 しかし本当の悲劇は戦場の外で待っていました。

第51話、愛する姉・鳳知微を守るため、弟の鳳皓が毒酒を飲み干し命を落とします。さらに母・秋明纓もこの世を去り、鳳知微は最愛の家族を一度に失うことに……。

そして第52話、非情にも突きつけられる真実。彼女こそが、滅ぼされた大成王朝の血を引く最後の生き残り、「大成遺児」だったのです。 復讐の道具として生きることを強いる周囲に対し、彼女が下した「再興拒絶」という決断。それは愛する寧弈との間に二度と埋められない深い溝を作る始まりでした。

金獅国編と双生蠱の決着(第54話〜第64話)

鳳知微は天盛と大成の遺民を救うため金獅国の王・赫連錚との結婚を決意。「国と国」という大きな壁に阻まれ、かつて心を通わせた寧弈とは遠く離れ離れになってしまいます。

異国の地で彼らを待っていたのは平穏ではありませんでした。

第60話、囚われの身となった鳳知微と親友の華瓊は敵を欺くために命懸けの入れ替わりを演じます。そこに寧弈が加わり策略で窮地を脱するシーンは二人の絆の深さを改めて見せつけました。

しかし別れの時は訪れます。

第64話、互いの命を繋いでいた呪い「双生蠱(そうせいこ)」が解かれ、寧弈は母を救うために自らの地位を捨て、鳳知微に永遠の別れを告げるのでした。

寧弈の即位と永遠の別れ(第65話〜第70話)

そしていよいよドラマは逃れられない悲劇の連鎖へと突き進みます。

第66話、長年待ち望んだ母・雅楽との再会も束の間、彼女は崖から転落し命を落とします。絶望と怒りに震える寧弈は、もはや鳳知微を突き放すことしかできなくなっていました。

第69話、ついに寧弈は天盛の皇帝として即位します。しかし玉座はあまりにも冷たく周囲には多くの犠牲が積み上がっていました。

第70話、衝撃の最終回。 死を偽装していた父・天盛帝の真意、そして愛する人たちを奪った全ての真相が明かされます。

寧弈は「共に生きてほしい」と願いますが、前王朝の末裔という重すぎる宿命を背負った鳳知微は生き残った民を仲間に託し、ある決断を下します。

それは寧弈と共に歩む道ではなく、彼が目指す「理想の治世」の邪魔にならぬよう、自ら去っていくことでした。 かつて愛し合った二人は一人は孤独な皇帝として役目を全うし、一人は幻のように表舞台から姿を消します。

 

全70話リンク

読みたい話数を選択すると詳しいあらすじネタバレ解説ページが表示されます。

 
 

ネタバレポイント

大きな動きのある重要な回を簡単に紹介

  • 2話 寧弈と鳳知微の出会い
  • 15話 趙王 寧研の最後
  • 19話 鳳知微が男装の魏知として朝廷で働く
  • 22話 皇太子 寧川の最後
  • 40話 燕王 寧昇の失脚
  • 42話 魏知が女だと明らかに
  • 51話 鳳皓と秋明纓の最後
  • 52話 大成の遺児の招待判明
  • 69話 寧弈が皇帝になる

 

 

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中国ドラマ 鳳凰の飛翔 全70話 あらすじ一覧

鳳凰の飛翔の全話あらすじとネタバレをサブタイトル付きで一覧にしました。読みたいエピソードをタップしてください。

大成遺児の噂と血浮屠事件の始動(1~10話)

第1話
寧世征が大成を滅ぼし、血浮屠の顧衡が九皇子を抱いて崖から落ち、寧弈は冤罪で幽閉される。

第2話
鳳知微が寧弈と出会い、皇太子が大成の遺児の調査を顧衍に命じる。

第3話
鳳知微が寧弈の正体を知り、母の命で寧弈と結婚しないと誓う。

第4話
秋尚奇は秋玉落を寧弈へ嫁がせることを決め、皇太子は血浮屠残党の討伐を申し出る。

第5話
皇太子は血浮屠残党の討伐で手柄を立てるが、天盛帝は調査を寧弈に任せる。

第6話
顧衍は血浮屠とされた遺体が雑役だと知り、秋明纓の素性を疑った五夫人は秋明纓に殺される。

第7話
皇太子は秋明纓に血浮屠残党の罪を着せようとし、囚われた一家のうち鳳知微だけが寧弈に救われる。

第8話
寧弈は顧衍の忠誠と引き換えに秋明纓と鳳皓の救出を約束、辛子硯は皇太子の企みを阻止する。

第9話
寧弈は告発状を利用して皇太子に寧研への疑念を抱かせ、解放された鳳知微は男装して魏知と名乗る。

第10話
皇太子が巫蠱事件の再現を計画して寧弈の排除を企み燕王 寧昇を巻き込む。

 

巫蠱の策再現と皇太子失脚(11~22話)

第11話
皇太子は鳥とまじない師を使って寧研が皇太子の座を狙っているように仕組み、寧研は皇太子が血浮屠を支配していることを知る。

第12話
寧研は鳳知微に桐の像を東宮へ埋めさせ、皇太子は自ら毒を飲み寧研と寧弈排除の計画を進める。

第13話
皇太子は寧研を排除しようとするが、寧弈は桐の像を入れ替えて皇帝の呪詛にみせかける。

第14話
鳳知微は青溟書院に入る。寧研は寧弈に助けを求めるが断られ、皇太子は寧研に危機感を持つ。

第15話
呪い師に会いに行った寧研は皇太子の犠牲になり、天盛帝が皇太子の策略を見抜き心を痛める。

第16話
皇太子が寧弈に毒入り指輪を送り毒殺を図り、過眠症に悩む寧弈は天盛帝にも同じ症状があることに疑問を抱く。

第17話
馬方は血浮屠に襲われた鳳知微と顧南衣を助けて命を落とし、珠茵も常海から鳳知微を守り犠牲になる。

第18話
寧弈は生きて戻った鳳知微と再会、皇太子と常海は寧弈を陥れるため青溟書院で襲撃される計画を進める。

第19話
鳳知微は無双国士に選ばれ天盛帝に皇太子の血浮屠支配を告げようとするが失敗、天盛帝は巫蠱事件の再調査を命じる。

第20話
寧弈に届けられた酒で霍老三が毒殺され鳳知微は常海の暗躍を知り、天盛帝は顧衍に東宮の調査を命じる。

第21話
皇太子の罪が明らかになって寧川は廃され宗正寺に幽閉されるが、常海と共に軍を集めて謀反を起こす。

第22話
寧川が反乱を起こすが、天盛帝の命を受けた寧弈が寧川の反乱を鎮圧。寧川は射殺される。

 

常家の粛清と遺詔争奪(23~40話)

第23話
寧弈は常海を独断で処刑し、鳳知微は天盛帝から辺境の寧斉を呼び戻す任務を託される。

第24話
寧弈は韶寧の怒りを買い、火薬を仕込んで自爆しようとする韶寧から鳳知微を救い出す。

第25話
鳳知微は寧斉を都へ戻し、馬市問題を解決する。寧弈は常家粛清に向けて閔海の林任奇と接触しようとする。

第26話
林任奇一家殺害事件をめぐり、寧弈と鳳知微は証拠を持つ偽の陳紹を追うが射殺される。

第27話
寧弈は御史台の職に就き、鳳知微は母の辞官要求を拒み、寧弈は偽の陳紹射殺に大悦の弓が使われたと知る。

第28話
金獅国の赫連錚が天盛を訪れる。陳紹は楚王府で常遠の不正を告発し、寧弈は証拠を天盛帝に渡す。

第29話
寧昇は占壁を利用して寧弈を陥れようとし、さらに韶寧と結託して鳳知微を利用する計画を立てる。

第30話
韶寧に脅された鳳知微は寧弈に薬を盛り、寧昇は腕の紋様を証拠に寧弈を陥れようとするが失敗する。

第31話
常貴妃は紋様の件を薬の誤用として収め、赫連錚は鳳知微を側女に望み、韶寧は寧弈への憎しみを深める。

第32話
寧弈は林任奇の奏折と陳紹の証言で常遠を追及しようとするが、陳紹が証言を翻して失敗する。

第33話
天盛帝は寧斉を魏王に封じ、今後は皇太子を立てず金匱の遺詔で後継者を定めると宣言する。

第34話
鳳知微は青溟書院の学生たちの信頼を得る一方、寧弈は金匱の後継者が自分だと韶寧に聞かせる。

第35話
天盛帝は金匱の管理を鳳知微と姚英に任せ、鳳知微は寧弈が勢力牽制に利用されていると知る。

第36話
鳳知微は金匱を顧南衣に預けて危機を避け、王才人は寧弈の密書を受けて母・雅楽の死の真実を寧斉に明かす。

第37話
寧弈は夷瀾宮で雅楽の死の真相を探り、鳳知微は雅楽に扮して常貴妃の捜索をかわす。

第38話
天盛帝の誕生日の宴で寧昇は姚揚慈との婚姻を求め、王才人が雅楽の死の真実を告げようとした時に天盛帝が倒れる。

第39話
寧昇は金匱の中身を探ろうと青溟書院を捜索させるが、寧弈は鳳知微を守りつつ徐啓瑞を味方につける。

第40話
寧昇は金匱の遺詔をすり替えようとするが陰謀を暴かれて庶人に落とされ、常貴妃は毒酒を飲む。

 

閔海編と鳳知微の正体が明かされる(41~52話)

第41話
寧斉は帝位を目指す決意を固め、辛子硯は削藩のため寧斉を閔海へ派遣するよう天盛帝に進言する。

第42話
寧斉と韶寧に結婚を迫られた鳳知微は女性であることを明かし、刑部の牢に収監される。

第43話
天盛帝は鳳知微の死罪を免じ、彼女を閔海巡按に任命して寧弈と共に閔海へ向かわせる。

第44話
寧弈と鳳知微は青溟書院の学生や赫連錚を伴い、民を守るため閔海へ出発する。

第45話
閔海へ向かう寧弈と鳳知微は奇襲を受けるが、負傷した寧弈を鳳知微が見つけて絆を深める。

第46話
閔海に到着した寧弈と鳳知微は常忠信の野心を見抜き、宴の刺客が華瓊だと気づいて救う。

第47話
常忠信の策略で寧弈は疫病にかかるが、鳳知微が薬を試して彼を救い周希中は常忠信の反逆を報告する。

第48話
辛子硯は鳳皓が大成皇族の宝を持つと知り、寧斉は鳳皓の令牌を手に入れる。

第49話
秋明纓は宗宸に鳳知微を託し、辛子硯と寧斉の異なる報告を聞いた天盛帝は2人に調査を命じる。

第50話
辛子硯は秋明纓に鳳皓が大成の遺児だと認めさせ、鳳知微は母の危機を知って単身都へ戻る。

第51話
鳳皓と秋明纓は鳳知微を守るために命を落とし、鳳知微は2人の棺の前で寧弈と結婚しないことを誓う。

第52話
鳳知微は自分が大成の遺児だと知らされ、寧弈は双生蠱を切り札に天盛帝へ彼女の助命を求める。

 

金獅国編と双生蠱の決着

第53話
鳳知微は赫連錚と結婚して金獅国へ向かうことを申し出る一方、寧斉は密旨に寧弈の排除命令を紛れ込ませる。

第54話
鳳知微は赫連烈が金獅を掌握したと知り、寧弈は晋思羽と協力の可能性を探る。

第55話
寧弈は赫連烈の使者を殺して晋思羽を自分側の味方に引き寄せ、赫連錚は金獅の朝廷で先王の遺詔を示す。

第56話
鳳知微は劉梅朶に接触して証拠を探ろうとし、寧斉は月泠を脅して天盛帝の香り箱を再現させる。

第57話
鳳知微は劉梅朶の毒殺計画を見抜いて先王の死の真相を聞き出し、月泠は天盛帝の女官になる。

第58話
赫連烈の罪が暴かれる中で劉梅朶は赫連錚を守って死に、鳳知微は赫連錚と結婚して金獅の戦に臨む。

第59話
晋思羽は金獅を攻めて鳳知微と華瓊を捕らえ、寧斉は韶寧を殺して寧弈に罪を着せる。

第60話
寧弈は宗正寺を脱出して鳳知微救出に向かい、晋思羽の前で鳳知微を華瓊と呼んで正体を隠す。

第61話
寧弈は華瓊に長孫家のあざを作らせて鳳知微の正体を隠し、母が生きて幽閉されていることを知る。

第62話
天盛帝は寧斉に帝位を譲るつもりだと明かし、晋思羽は鳳知微が本物だと知って彼女に薬を盛る。

第63話
鳳知微と寧弈は脱出計画を進め、晋思羽が婚礼の儀を開く最中に火薬が爆発して浦園は混乱に陥る。

第64話
寧弈は鳳知微を救って別れを告げ、天盛帝に庶民になる代わりに母を返してほしいと願う。

寧弈の即位と永遠の別れ

第65話
寧斉は長孫弘に唆されて雅楽を誘拐させ、鳳知微は事態を知って天盛へ戻ろうとする。

第66話
雅楽は血浮屠が絡む争いの中で崖から落とされて死に、寧弈は怒りから鳳知微を追い出す。

第67話
月泠は天盛帝の妃となり、王氏を殺した辛子硯は寧弈と対立して十皇子の寧霽を補佐する。

第68話
寧斉は寧弈を弑逆の罠にかけるが、趙淵は天盛帝の死と寧弈の新帝即位を告げる。

第69話
寧弈は皇帝となるが、長孫弘と赫連錚の策により鳳知微との仲を裂かれ、赫連錚は寧弈に射られて死ぬ。

第70話(最終回)
寧世征は死を偽装して寧弈に帝位を譲ったと明かし、鳳知微は大成の遺民を燕懐石に託し、寧弈は孤独に歩み出す。

 

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結末はハッピーエンド?あらすじと感想

壮大な権力争いと恋の結末はハッピーエンドとはいいきれず、切ない結果になってしまいます。これについては個人的な感想や考察も含めて紹介します。

寧弈が皇帝になっても争いは続いている

ドラマ終盤で天盛帝が崩御、寧弈は第69話で皇帝に即位します。でも魏王 寧斉は皇帝の座を諦めていません。

赫連錚は寧弈に討たれ、鳳知微は寧弈への復讐心を燃やしますが、それは赫連錚の策略でした。

天盛帝の生存と寧斉の破滅

ところが死んだはずの天盛帝が生きており、すべては皇子を試す罠でした。追い詰められた寧斉は発狂。寧弈は父から「帝王は情を捨てよ」と突きつけられます。

鳳知微の最期と孤独な皇帝

大成の遺臣たちを逃した鳳知微は「自身の存在が寧弈の治世の邪魔になる」と死を選び、崖から身を投げます。最愛の人を失った寧弈は彼女と誓った太平の世を築くため独り玉座に就くのでした。

なぜ鳳知微は過酷な決断をしたのか

ヒロインが最後に死んでしまうのは衝撃的な終わり方でした。そこまでする必要があるのかとも思います。一緒になるのは難しいにしてもそれぞれ別の道を歩む事もできたのではないかと、納得のいかない終わり方でした。

鳳知微にとっては、失ったものが多すぎます。いくら寧弈個人のせいではないとはいえ、彼は多くの愛する人を失った天盛の皇帝となりました。とても一緒にはいられないでしょう。まして自分が憎い天盛の皇后になるのは考えるだけでもおぞましいはずです。

でも鳳知微は寧弈個人は愛している。寧弈の治世のためという理由はありますが、本音ではどこにも置き場のないやりきれなさ、憤りがあったからあの結末を選んだのだと思います。

原作はハッピーエンド?

ところが原作小説「凰権」ではラストでは鳳知微は死んだことにして世間から姿を消すのですが、寧弈は鳳知微の生存を信じています。寧弈はひととおり世の中を安定させると、死を偽装して政治の場から退きます。

そして寧弈の死を知り墓にやってきた鳳知微と再会。あとは二人は世間から身を隠して生きるという終わり方でした。

なぜドラマと原作の終わり方が違う?

原作はハッピーエンドともいえる終わり方なのに、ドラマはあえてバッドエンドに近い終わり方を選んでます。

これにはドラマのテーマ性や検閲を通りやすくするための変更など、いくつかの理由があるようです。

ただ言えることはファンタジー的な描写の多い原作に対して、ドラマでは歴史ドラマのようなリアルさを出して政治的な争いや個人の葛藤を中心に見せる方向に変えられています。

原作の終わり方は物語としてはきれいかもしれません。でもドラマでこれをやると、70話もかけて長い争いをしたのに、その結果がご都合主義ともいえる終わり方では「今までの苦労や犠牲は何だったの?」と思えるかも知れません。

ドラマでは劇中の犠牲に見合うだけの代償を主人公たちにも背負わせて、ドラマに重みを持たせようとしたのかも知れません。

なぜ鳳知微はその決断を下さなければならなかったのか。原作とドラマの違いなど、さらに詳しい最終回の解説と考察は 鳳凰の飛翔 最終回(70話) あらすじ をご覧ください。

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鳳凰の飛翔・登場人物

覚えておきたい皇子たちの関係

ストーリーの中心は天盛王朝の後継者争いです。現在の皇帝・天盛帝には寧弈意外にも皇太子、趙王、燕王、魏王などの複数の皇子がおり、それぞれ皇位を狙っています。その関係を図にすると以下のようになります。

鳳凰の飛翔 皇帝と皇子たち、外戚の関係

鳳凰の飛翔 皇帝と皇子たち、外戚の関係

皇太子と燕王の背後にいる常家も寧弈にとっては大きな敵になります。

この関係を頭に入れておくと誰と誰が対立しているのかが分かりやすくなりますよ。

主要人物:宿命に抗う二人

  • 寧弈(ニン・イー)/楚王
  • 演:チェン・クン
    【天盛の第六皇子】 母を殺され最愛の三兄・寧喬を冤罪で失った孤独な皇子。8年の幽閉を経て「織物しか能のない怠惰な皇子」を演じながら復讐の機を窺う。冷徹な策士だが根底には人を救いたいという情熱を秘めている。
  • 鳳知微(フォン・ジーウェイ)/魏知(ウェイ・ジー)
    演:ニー・ニー
    【ヒロイン/大成の遺児】 滅亡した前王朝「大成」の秘密を抱え秋家で身を隠して育つ。男装して「魏知」と名乗り朝廷でその才能を発揮していく。寧弈とは惹かれ合いつつも逃れられない宿命によって対立の渦に巻き込まれていく。

天盛皇朝(皇位争いの中心)

  • 皇帝・寧世征(ニン・シージョン)
    演:ニー・ダーホン
    天盛の君主。疑い深く、誰か一人が力を持ちすぎることを極端に嫌う。息子たちを競わせてバランスを保つ非情な父で、寧弈の母・雅楽との間に深い因縁を持つ。
  • 皇太子・寧川(ニン・チュアン)
    演:ハイ・イーティエン
    天盛の第一皇子。常家を後ろ盾に地位を守るためなら兄弟の排除も辞さない。寧弈を最大の脅威として敵視する。
  • 燕王・寧昇(ニン・ション)
    演:シー・アン
    第二皇子。武闘派の野心家で、表向きは皇太子に従うが虎視眈々と逆転を狙う。短気で強引な一面も。
  • 魏王・寧齊(ニン・チー)
    演:チュイ・ガオウェイ
    第七皇子。従順なふりをして裏で立ち回る策士。兄たちの争いを利用して漁夫の利を狙う油断ならない人物。
  • 端王・寧霽(ニン・ジー)
    演:ワン・カイイー
    第十皇子。学問を好み、権力争いに興味がない純粋な青年。鳳知微の才能をいち早く認め、寧弈を支持する数少ない理解者。

側近・協力者

  • 顧南衣(グー・ナンイー)
    演:バイ・ジンティン
    【鳳知微の守護者】 秘密組織「血浮屠」の首領。超然とした無口な剣士だが、鳳知微にだけは心を許し、常に影のように寄り添って彼女を守り抜く。
  • 辛子硯(シン・ズーイエン)
    演:チャオ・リーシン
    【寧弈の軍師】 青溟書院の院首。亡き寧喬から寧弈を託され、彼の悲願である冤罪晴らしと理想の治世のために、朝廷を裏から操る最高の参謀。
  • 顧衍(コ・エン)
    演:エン・ジアイー
    前王朝の遺臣でありながら天盛の将となった複雑な過去を持ち、軍事的な要所で寧弈や常家と激しく衝突する。

更に詳しい登場人物・キャスト紹介は 鳳凰の飛翔 相関図と登場人物・キャスト一覧 をご覧ください。

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時代背景:天盛王朝の仕組みと周辺国

 『鳳凰の飛翔』は架空王朝の天盛が舞台。でも安定した王朝ではなく生まれたばかりの危うい王朝というのがポイントです。

前朝の影と建国の宿命

物語の舞台 天盛王朝 は前の王朝 大成を倒して建国しました。皇帝 寧世征にとって大成の生き残りや血浮屠の存在は、自分たちの存在を危うくする存在。それが疑心暗鬼を生む理由の一つになっています。

皇子たちの「王府」:小さな独立勢力

皇子たちは王府を持ち独自の私兵や家臣団を抱える独立勢力のような存在。皇帝はあえて彼らを競わせて権力を維持。その結果、兄弟の争いを熾烈なものにしていきます。

敵か味方か?大悦と金獅

ドラマ後半では天盛国内だけでなく周辺国を巻き込んでいきます。

  • 大悦(だいえつ):天盛とは違う文化をもつ国。
  • 金獅(きんし): 北方の草原にある強大な軍事力を持つ国。

詳しい時代背景説明は鳳凰の飛翔の時代背景 をご覧ください。

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鳳凰の飛翔の見どころ

復讐に燃える皇子と男装のヒロイン

物語の中心は、天盛の皇位継承争いと、滅びた前王朝の遺児をめぐる問題です。

主人公の寧弈は第六皇子。過去の政争で兄を失い、自身も幽閉されました。復帰後は無能を装いながら、朝廷内の人物を見極め、兄の冤罪を晴らす機会を探します。

鳳知微は、滅亡した前王朝の血を引く人物です。男装して魏知と名乗り、朝廷で官僚として頭角を現します。

武力よりも知略で進む宮廷政治劇

このドラマでは、戦場での勝敗よりも、朝廷内の発言、婚姻、外交、証言、密命が物語を動かします。

中盤以降は、寧弈の復讐だけでなく、鳳知微の出生、旧王朝の問題、周辺勢力との関係が重なり、対立が大きくなります。

寧弈と鳳知微の恋が難しい理由

寧弈と鳳知微は惹かれ合いますが、現王朝の皇子と前王朝の血筋という立場の違いを避けられません。

二人の気持ちが近づいても、寧弈の皇子としての責任と、鳳知微が背負う出自が、同じ未来を選ぶことを難しくします。

どんな人に向いている作品?

宮廷の権力争い、心理戦、じっくり進む人物関係を楽しみたい人に向いている作品です。明快な勧善懲悪や甘い恋愛展開を期待すると、序盤で重く感じるかもしれません。

鳳凰の飛翔は全何話?原題は?

『鳳凰の飛翔(原題:天盛長歌)』は、架空の王朝「天盛」を舞台に、孤独な皇子と運命に翻弄されるヒロインが、国家の命運を賭けて戦う全70話の本格歴史時代劇です。

作品名:鳳凰の飛翔
原題:天盛長歌
英題:The Rise of Phoenixes
制作年:2018年
話数:全70話
ジャンル:宮廷政治・歴史ドラマ

 

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

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