中国ドラマ「尚食」の16話・17話・18話・19話・20話のあらすじとネタバレを感想つきで紹介します。
明を支えた永楽帝が亡くなり。洪熙帝が即位。新体制がスタートしました。
ところが張皇后が体調不良。妊娠と診断されたのですが。盛太医の診断は違います。
盛太医の言葉が本当だとしたら、皇后の命が危険に晒されていることになるのですが…。
どうやら皇后の命を狙う陰謀が進行中のようですね。どうなるのでしょうか?
それでは16話からお楽しみください。
この生地はネタバレを含みますので、まだ視聴されていない方はご注意くださいね!
登場人物一覧・キャスト
- 姚子衿(ようしきん)演:呉謹言(ウー・ジンイエン)
主人公。尚食局の女官 - 朱瞻基(しゅせんき)演:許凱(シュー・カイ)
皇太子 - 胡善祥(こぜんしょう)演:張楠(ジャン・ナン)
皇太子妃 - 殷紫萍(いんしへい)演:何瑞賢(ホー・ルイシエン)
尚食局の女官。姚子衿の友人 - 蘇月華(そげつか)演:王楚然(ワン・チューラン)
尚食局の女官 - 游一帆(ゆういつはん)演:王一哲(ワン・イージョ)
錦衣衛 - 朱高熾(しゅこうし) 演:洪剣涛(ホン・ジェンタオ)
明の洪熙帝 。朱瞻基の父。 - 張皇后(こうごう) 演:鄧英(ドン・イン)
朱瞻基の母。 - 郭貴妃(かくそくひ) 演:何瑞賢(ホー・ルイシエン)
洪熙帝 の側室。十皇子の生母。野心家で策略を巡らす。
さらに詳しいキャスト・登場人物は 【尚食】キャスト・相関図と登場人物を徹底解説 で紹介しています。
尚食 16話 皇后の決断
16話では病に倒れた皇后の命がけの治療が描かれました。
皇后の命をかけた治療
朱瞻基が姚子衿を連れて薬屋へ向かい、彼女に薬を探させようとします。大切な母のための薬を姚子衿にまかせるとは、朱瞻基はよほど信頼しているのですよね。
それにしても皇后の容態が悪化しているに盛太医の診断を信じず、郭貴妃言葉を信じる洪熙帝 は冷いとしか言いようがありませんね。長年連れ添った皇后の命がかかっているのに。皇嗣を優先するとは。
そんな中、太子が盛太医を連れてきました。盛太医が正しく診断したので皇后の命は救われました。でも太医たちが必死に否定する姿は見苦しいですね。
皇后の決意と夫婦の亀裂
皇后はかなり回復しました。でも長年大切にしていた紡ぎ車を壊してしまます。夫への失望がよく現れていると思います。
一方、郭貴妃への寵愛が増して尚食局の中でも争いが飛び火してます。今後も何か起こりそうですね。そして朱瞻基と胡善祥の関係も相変わらずぎくしゃくしていますね。朱瞻基も姚子衿のことばかり考えて、冷たいですね。
尚食 17話 名画の再現
17話では姚子衿の尚食局での重要な料理対決が描かれました。
姚子衿の抵抗と朱瞻基の苛立ち
姚子衿は悩んでいました。本当は胡善祥の地位は自分のものでしたが、今はどうでもいいと思ってます。でも母の遺言が頭から離れません。結局、姚子衿は朱瞻基の妃になるのを断りました。
でも朱瞻基は納得いきません。怒って茶碗を叩きつけるのでした。彼の姚子衿への執着は強いですね。そのいくらかでも胡善祥にそそいであげればいいのにと思います。
皇后の助言
朱瞻基が皇后に会いに行くと、皇后は胡善祥にもう一度チャンスを与えるよう諭しました。皇后の優しさと賢さが分かりますね。自分も苦しい経験をしてますから、争いを避けて長い目で見て考えるよう助言するあたりはさすが皇后です。
胡善祥が書斎に付き添うものの、やっぱり朱瞻基が姚子衿のことを考えるあたりはやりきれないというか。
尚食局「古饌」料理対決の幕開け
そして、尚食局の料理競技「古饌」の第一試合。胡尚食は当然、蘇月華を指名。胡尚食の蘇月華への期待は大きいようです。一方、殷紫萍が名乗り出て姚子衿がサポート。殷紫萍もかなり自信をつけてきたようですね。
蘇月華が輞川図を模した冷製の盛り合わせで挑みます。それにしても人のアイデアを盗むなんて料理人としてのプライドより地位や名誉の方が大事なんでしょうね。
でもそれを見越して細工してる姚子衿は流石です。
一方で、姚子衿たちの作った湯気の立つあったかいワンタンで勝利。二十四節気を模していて、質素ですがそれが皇后の心を掴んだようです。
尚食 18話 西苑での宴
18話では姚子衿が勝ったわけと、宮廷の陰謀が加速する様子が描かれました。
姚子衿が勝った理由
第一試合で姚子衿が勝利しました。蘇月華は姚子衿を呼び止め、なぜ試合に勝てたのか問います。
姚子衿が蘇月華に輞川図に僧侶を置いたのが敗因だと指摘。本来、輞川図に僧はいないのです。それに洪熙帝 は僧を嫌うのを蘇月華は知らなかったのです。
史実の朱高熾がそれを受け継いでいるかは分かりませんが。ドラマはそれをうまく利用しているのですね。
太液池での毒殺未遂事件
朱高熾の末息子である衛王が太液池での遊覧中に料理を食べた後、突然倒れて意識不明となりました。
胡司膳がすぐに鹿角菜の毒を指摘。料理人たちが捕らえられてしまいます。殷紫萍が捕まってしまったのは残念です。
姚子衿は刺客に襲われていたので逆に捕らわれずにすんだのは幸運でしたね。
蘇月華は証言を拒否したので殷紫萍の無実を証明することができません。そこで、姚子衿は皇后に直訴しようとしますが、胡尚食によって宮正司に送られてしまうのでした。
尚食 19話 貴妃の企み
19話は姚子衿の受ける罰と、郭貴妃の陰謀が明らかになる重要な回でしたね。
姚子衿の苦難と朱瞻基
尚食局の料理を食べた十皇子が発病。尚食局の料理が疑われました。姚子衿が杖刑に処されてしまいます。
姚子衿は自分に落ち度はないと謝罪を拒否。杖刑を受けて気を失ってしまうのでした。
ただ、姚子衿の言葉で皇后が何かおかしいと気づくのは流石です。
郭貴妃の陰謀
案の定、郭貴妃は涙ながらに洪熙帝 に皇后が人を遣わして十皇子を毒殺しようとしたと訴えていました。
それを聞いた洪熙帝 は怒りますが、胡善祥が脈診で十皇子の病が毒物中毒ではないことを突き止め。郭貴妃の陰謀がばれてしまいます。
新体制と十皇子の課題
殷紫萍が戻ってきました。さらに尚食局で人事異動があり、孟尚食が復帰、姚子衿が典膳、殷紫萍が掌膳に昇進。胡尚食は降格や蘇月華も冷遇されました。
尚食 20話 大抜擢の顚末
郭貴妃が再び寵愛を取り戻すという意外な展開が描かれました。
姚子衿は十皇子に食事を運びました。ところが十皇子が粥を地面に叩きつけたので、姚子衿は十皇子の手を取りひざまずいて懇願。
それを見ていた朱瞻基は十皇子をしかります。
月華の未熟さと傲慢さ
蘇月華が遊一帆に助けを求めて御前奉仕になったのものの。洪熙帝 の体質に合わない肉料理ばかり作って体調を崩させてしまいました。彼女はまだ料理人としては未熟なようです。
姚子衿が親切に忠告したにもかかわらず、蘇月華が自分は悪くないというのも傲慢ですよね。
郭貴妃の寵愛回復
孟尚食は姚子衿を連れて乾清宮へ亀苓膏を届けました。洪熙帝 はそれを見て、郭貴妃を思い出し。再び郭貴妃を寵愛するようになりました。
尚食 16話から20話の感想
16話から20話にかけては、皇后の病を巡る宮廷内の駆け引きや尚食局での料理対決、幼い皇子を巻き込んだ毒物事件と立て続けに事件が起こりました。
姚子衿は皇太子の側室になるのを拒んでいますが、朱瞻基は姚子衿に執着しています。たしかに胡善祥が煩わしいと思うところもあるのでしょうが。朱瞻基も自己中心的な感じがしますよね。
洪熙帝も郭貴妃の寵愛に目が曇って皇后のことを理解できなくなっているようです。やはり似たもの親子なのかと思いました。
蘇月華は才能はあるようですが、嫉妬や野心に囚われすぎているようですね。彼女の料理もうわべのテクニックに走っているようで。相手のことを考える気持ちが欠けているようです。
そして、遊一帆の動きも怪しいです。また何か企んでそうですね。漢王は諦めてないでしょうし、皇位を巡る争いも激しくなってくる予感がします。
今後の展開が気になります。
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