中国ドラマ「尚食(しょうしょく)」のあらすじネタバレの紹介です。
「瓔珞」のウー・ジンイエン✕シュー・カイが再び共演したことで話題のドラマ。今回は明朝の宮廷が舞台です。
姚子衿(よう・しきん、演:ウー・ジンイエン)は宮廷に入り料理を作る宮女となりました。そこで幼い頃に出会った皇太孫 朱瞻基(しゅせんき、演:シュー・カイ)と再会。二人は惹かれ合うのでした。
この記事では「尚食」のあらすじとネタバレを紹介します。
中国ドラマ尚食:序盤のあらすじネタバレ
「尚食」をもっと詳しく知りたい!各話のあらすじをチェックしたい!という方は、以下のリンクから各話の詳細記事をご覧ください。
まずは永楽帝の時代となる序盤を紹介。
1話~5話:宮廷入りと運命の再会
- 第1話 飲食の道
永楽帝が帰還の知らせに皇太子は不安でした。尚食局では新しい掌膳を選びが始まっていました。 - 第2話 皇太孫の帰京
尚食局は宴の準備で窮地に陥りますが、姚子衿の機転で何とか切り抜けます。しかし姚子衿は罰を受け、皇太孫・朱瞻基がついに帰京するのでした - 3話 菜食の工夫
馬から落ちた皇太子を朱瞻基が救い、永楽帝は皇太子に減量を命じます。尚食局は菜食を美味しく食べられるように工夫を凝らすのでした。 - 第4話 錦衣衛の取り調べ
宮中に素性を偽る者がいると判明。錦衣衛が捜査を開始します。游一帆は姚子衿に疑いの目を向けるのですが。 - 第5話 運命の2人
姚子衿の疑いが晴れ、殷紫萍は自身の壮絶な半生を告白します。姚子衿は殷紫萍を受け入れるのですが。蘇月華が密告するのでした。
1~5話をもっと詳しく
6話~10話:尚食局の試練と深まる関係
- 第6話 典膳選び
姚子衿は朱瞻基と親密になります。空席の典膳選びが花の鑑賞会で行われることになり、皇太子妃と郭氏の思惑が交錯します。 - 第7話 父と子
放火犯の自白で尚食局が監視下に置かれ、孟紫澐らが捕らえられます。姚子衿と朱瞻基は裏に何かがあると疑い始めます。 - 第8話 それぞれの強み
朱瞻基は喩美人の自白に游一帆が関わると察します。風邪をひいた姚子衿を朱瞻基が案じるのでした。 - 第9話 女子の矜持
姚子衿は書棚で絵を見つけ朱瞻基に異国のことを尋ねます。一方、朱瞻基と皇太孫妃・胡善祥の関係はぎくしゃくしていました。 - 第10話 12月の閻魔
体調を崩した永楽帝は朱瞻基に国を託すことを決意。游一帆の誕生日を知った姚子衿は長寿麺を作るのですが。
6~10話をもっと詳しく
11話~15話:永楽帝の最後と波乱の予兆
- 第11話 除夜の宴
除夜の宴は尚食局と尚膳監の勝負の場となります。蘇月華の料理が原因で漢王妃が発作を起こし、その場が騒然とするのでした。 - 第12話 恋心と務め
漢王妃の件の責任で孟紫澐は尚食の座をはく奪されます。朱瞻基は激務の姚子衿を気遣い、尚食局を辞めて草舎に来ないかと誘うのでした。 - 第13話 最後の胡桃
永楽帝の崩御により、子のない妃嬪が殉葬されることに。姚子衿は荘妃を救うため奔走するのですが。 - 第14話 鳳凰佩の秘密
朱高熾が洪熙帝に即位。朱瞻基が皇太子となります。姚子衿が荘妃の逃亡を助けたことがばれてしてしまいます。 - 第15話 懐妊騒ぎ
尚食に復職した孟紫澐の報告で井泉の不正が発覚、尚食局も関わりが疑われるのでした。
11~15話をもっと詳しく
尚食:中盤のあらすじネタバレ
皇帝が4代 洪熙帝に交代。朱瞻基は皇太子に。姚子衿には太子嬪になります。
16話~20話:複雑な宮廷とそれぞれの思惑
- 第16話 皇后の決断
張皇后は追放された盛寅の診察を求めますが、朱高熾は聞き入れません。朱瞻基が盛寅を宮中へ戻すのですが。 - 第17話 名画の再現
姚子衿は妃嬪になることを拒み朱瞻基と決裂。朱瞻基は張皇后に諭され、胡善祥との関係を築こうとするのですが。 - 第18話 西苑での宴
蘇月華は姚子衿の案を盗み「輞川図」を再現しますが、姚子衿が仕掛けた罠に気づかず敗れます。 - 第19話 貴妃の企み
毒料理の罪で殷紫萍が捕らえられ、姚子衿も重い刑に処されます。朱瞻基と游一帆が救いの手を差し伸べるのですが。 - 第20話 大抜擢の顚末
姚子衿は朱瞻埏に食糧の大切さを説き、孟紫澐の指示で郭貴妃との再会を叶えます。姚子衿は孟紫澐の意図を疑問に感じるのですが。
16~20話をもっと詳しく
21話~24話:皇太子嬪への道
- 第21話 天命に抗う者
姚子衿は朱瞻基のために絵のシミを取りました。朱瞻基は姚子衿の行いを喜ぶものの、素直になれません。 - 第22話 上元節の勝負
張皇后は姚子衿を皇太子嬪に望みますが姚子衿は拒否。手の傷が癒えない中で姚子衿は上元節の宴で孟紫澐の助手を務めるのでした。 - 第23話 最後の告白
上元節の宴で姚子衿は料理説明を成功。ところが刺客の襲撃で騒ぎになります。 - 第24話 すれ違い
上元節の騒ぎで負傷した朱瞻基は負傷を秘密にし父との溝が深まるのでした。
21~24話をもっと詳しく
25話~28話:皇太子嬪になった姚子衿と突然の悲劇
- 第25話 駆け引き
姚子衿の言葉で朱高熾と朱瞻基の父子関係が縮まります。しかし姚子衿の真の狙いを知った朱瞻基は彼女を嘘つきだと罵るのでした。 - 第26話 別れの麺
姚子衿は皇太子嬪に封じられることが決まり、抵抗もむなしく話は進みます。 - 第27話 牡丹会
張皇后の誕辰宴は病の朱高熾のため見送られますが、郭貴妃が取り仕切りを申し出ます。 - 第28話 隠蔽
朱高熾が突然崩御、張皇后は朱瞻基の帰京を待つため死を隠蔽します。異変を察知した游一帆は朱高煦に知らせるのでした。
25~28話をもっと詳しく
尚食:後半のあらすじネタバレ
いよいよ朱瞻基が皇帝に即位。姚子衿も貴妃となります。
29話〜32話:疑惑と試練
- 第29話 絶望を乗り越えて
姚子衿の策により郭貴妃は殉葬を免れ、朱高熾の死因も毒ではないと証明されます。 - 第30話 中秋の夜
中秋節に妃嬪たちが月餅を作る中、姚子衿は作らず宴で特別な料理を出そうとします。 - 第31話 疑惑
姚子衿は貴妃になり朱瞻基と心を通わせます。しかし皇后・胡善祥の様子がおかしくなり、殷紫萍が捕らえられ、姚子衿にも疑いが。 - 第32話 長き禁足
姚子衿が自ら食材を試そうとする中、殷紫萍は尋問ではなく杖刑に処されます。朱瞻基は胡善祥に医者の心得を語るのですが。
29~32話をもっと詳しく
33話〜36話:沈黙と陰謀
- 第33話 沈黙の理由
禁足により言葉を発せなくなった姚子衿。周囲は病だと気づかず誤解するのでした。 - 第34話 民の苦しみ
民の暮らしを案じる朱瞻基は蝗害の実情を報告させます。食欲のない胡善祥でしたが、姚子衿は農家で出された料理からあることに気づきます。 - 第35話 美食の物語
陵墓参拝の途中、殷紫萍が作る民間の料理が好評となります。胡善祥は殷紫萍を配膳係に望み蘇月華は恨みを募らせるのでした。 - 第36話 渦巻く陰謀
胡善祥は朱瞻基に疎まれ。朱瞻基が発熱。姚子衿は張皇太后に呼ばれて病の胡善祥に代わり後宮を取り仕切るよう提案されます。
33~36話をもっと詳しく
36話~40話 最終回:渦巻く陰謀と最終決断
- 第37話 后位より尊いもの
姚子衿が薬で昏睡状態に。朱瞻基は胡善祥の仕業と断定し廃后を決意しますが、重臣たちは反対するのでした。 - 第38話 皇帝の親征
毒入りの香で胡善祥と姚子衿を狙った呉妙賢の陰謀が暴かれますい。そして朱高煦の討伐が始まり、呉妙賢は生い立ちを語ります。 - 第39話 長い夜
食糧難解決のため、孟紫澐が備蓄した保存食と研究書が発見されます。朱瞻基は朱高煦の討伐のため楽安へ向かうのですが。 - 第40話 それぞれの道(最終回)
朱瞻基は朱高煦を捕らえました。長い夜が明けて紫禁城に平穏が戻り、それぞれの決断が下されます。
37~40話をもっと詳しく
尚食のキャストと登場人物
「尚食」には豪華なキャストと魅力的な人物が多数登場します。
-
- 朱瞻基(しゅ・せんき)/宣徳帝
演:許凱(シュー・カイ) - 姚子衿(よう・しきん)
演:呉謹言(ウー・ジンイエン) - 游一帆(ゆう・いつはん)/朱瞻礼(しゅ・せんれい)
演:王一哲(ワン・イージョ) - 朱棣(しゅ・てい)/永楽帝
演:于栄光(ユー・ロングァン) - 朱高熾(しゅ・こうし)/皇太子/洪熙帝
演:洪剣濤(ホン・ジェンタオ) - 張氏/皇太子妃/皇后
演:劉敏(リウ・ミン) - 胡善祥(こ・ぜんしょう)/皇太孫妃/皇后
演:張楠 - 蘇月華(そ・げつか)
演:王楚然(ワン・チューラン) - 殷紫萍(いん・しへい)
演:何瑞賢(ホー・ルイシエン) - 胡善圍/司膳
演:張芷溪(ジャン・ジーシー) - 孟紫澐(もう・しうん)/尚食
演:王艶(ワン・イエン)
- 朱瞻基(しゅ・せんき)/宣徳帝
主要な登場人物たちの関係をまとめた相関図を載せておきますので参考にしてください。

ドラマ「尚食」の人物相関図
この図を参考にして誰が誰とどう繋がっているのか、ドラマ観賞の役にたててくださいね。
さらに詳しく!尚食のキャストを知りたい方へ。
>>【尚食】キャスト・相関図と登場人物を徹底解説!
尚食の最終回ネタバレ!衝撃の結末と登場人物のその後
ドラマのクライマックスでは宣徳帝 朱瞻基を取り巻く皇位争いが激化します。特に漢王・朱高煦と趙王・朱高燧の企みが中心となり、姚子衿や朱瞻基は危機に陥ります。
そして最終回直前で漢王が反乱。宣徳帝と姚子衿はどうなるのでしょうか?
↓ここをクリックすると、最終回ネタバレが見られます。
姚子衿
本来の姓は孫氏。彼女は料理を通して宮廷内の人々の心を動かし、その知恵と行動力で多くの困難を乗り越えました。
皇太子の側室となった後、誤解から朱瞻基と疎遠になることもありましたが。二人は和解。病弱な胡善祥に変わって後宮の采配を任されることに。
漢王の反乱の後、胡善祥が自ら皇后の座を降りたために、姚子衿が皇后となり。その後は宣徳帝 朱瞻基を支えました。
朱瞻基/宣徳帝
父である洪熙帝(朱高熾)の崩御後、宣徳帝として即位します。皇帝となってからも叔父たちの反乱や側室たちの争いに悩まされました。最終回直前で殺害されたものと思われましたが。実は生きていました。
最終回では兵を引き連れ宮中を占領した漢王たちの前の前に出現。游一帆を一騎打ちで破り、反乱軍を鎮圧します。その後、胡善祥の退位を受け入れ、姚子衿を新しい皇后に任命。その後は二人で仲良く暮らします。
游一帆(朱瞻礼)
物語の鍵を握る存在。彼は義父である趙王・朱高燧と結託して錦衣衛を操り都と皇城を支配しようと画策しました。真の目的は自身の復讐と野望の達成でした。
しかし漢王の反乱を朱瞻基が鎮圧。京師にいち早く戻ったため彼の計画は失敗しました。最後は朱瞻基との一騎打ちとなり、敗北を認め朱瞻基の剣によって自ら命を絶ちました。
胡善祥(こぜんしょう)
朱瞻基の正室。病弱だったので幼い頃から祖父の家で医書や薬理を学ぶことを好んでいました。当初は胡氏一族の勢力強化のための傀儡だと考えていました。
最終的には姚子衿が皇后にふさわしいと判断。自ら皇后の位を辞め、宮中を出て民のために医術を施す道を選びました。
殷紫萍(いんしへい)
数々のいじめや逆境を乗り越え、不屈の精神で料理の道を究めます。最終的には功績が認められ、太后の懿旨により尚食局のトップ 尚食に任命されました。しかし彼女が求めていたのは地位や名声ではありませんでした。
自ら尚食の職を辞して民間の料理人として自由に生きる道を選びました。
蘇月華(そげつか)
以前は游一帆と協力し情報を交換していました。皇后の胡善祥を離間させたり、姚子衿に毒を盛るなどの罪により投獄されます。獄中で母親の本当の気持ちを知り激しく後悔します。
自身の功績と引き換えに死刑を免れ苦役という判決を受け入れ、罪を償う道を選ぶのでした。
尚食 あらすじ あとがき
「尚食」の序盤から中盤、終盤の各話のあらすじを紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
個人的には尚食局が料理を作る場所だけではなく、そこを中心に様々なドラマが展開されたのが良かったと思います。尚食局が宮中の権力争いの一部になっていたり、料理を通して宮廷の人間模様が描かれたり。特に姚子衿と胡善祥、殷紫萍、蘇月華といった女性たちの成長や葛藤はよく描けていたと思います。
期待された姚子衿と朱瞻基の恋愛よりも、料理や尚食局の人々の人間ドラマの方が面白いのでは?と思うくらいです。
その一方で、姚子衿と朱瞻基の恋愛は物足りない部分もありました。でも最終的にはハッピーエンドで良かったのではないかと思います。
それぞれの登場人物が選ぶ「道」が描かれた最終回も必見です。歴史的背景も踏まえつつ、ドラマならではの脚色も加わって、見応えのある作品になったと思います。
コメント