蘭陵王 第10話・第11話・第12話のあらすじをまとめました。
第10話では雪舞は蘭陵王と別れを決意。さらに蘭陵王の圧倒的な人気が、皇太子の立場を揺るがし始めます。ここから宮廷内の争いが激しくなりそうです。
この記事で分かること
この記事はネタバレがあります。
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第10話:雪舞が蘭陵王の死を恐れ別れを決意。
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凱旋式で高長恭が人気となり高緯の危機感が強まる
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第11話:祖珽が二人の関係に気づき、引き離そうと動き出す
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第12話:皇帝の勅令で選妃が決定。鄭児が登場。
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蘭陵王 あらすじネタバレ全話まとめをご覧ください。
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蘭陵王 あらすじ 10話 忘れえぬ夢
雪舞は蘭陵王の死を恐れて別れを決めます。高緯は凱旋式典で蘭陵王への歓声に動揺して憎しみを強めるのでした。
あらすじ10話
夕暮れ、蘭陵王と雪舞は本隊とはぐれれしまい、自分が幼い頃に暮らした家へ連れて行きました。
二人きりの夜、蘭陵王は雪舞への気持ちをへの想いを隠そうとはせず、雪舞も同じ気持ちでした。ところが雪舞は眠りの中で、祖母の予言どおり蘭陵王が自分の目の前で命を落とす夢を見て飛び起きてしまいます。
雪舞は「自分がそばにいると彼の運命を変えてしまう」と思い込み、蘭陵王のために立ち去る決意を固めました。突然の雪舞の変化に蘭陵王は戸惑います。
一方、高緯と蘭陵王の凱旋を祝う式典が行われましたが。民衆の歓声が蘭陵王に集まり、高緯はその光景に激しく動揺するのでした。
ここに注目:高長恭の人気が危険なわけ
第10話の凱旋シーンは華やかで見応えがありましたが、蘭陵王にとっては危険な場面でしたね。
凱旋式は皇太子の権威を示す場所になるはずでした。でもこの日の主役は完全に蘭陵王でした。
高緯は兵や民が高長恭を称える姿に動揺して恐怖すら感じますが。これが嫉妬では済まされないのですね。蘭陵王がただの将軍ではなく皇族、高緯の従兄弟です。兄弟間、親族間での皇位継承が多かった北斉では十分皇位継承を狙える立場です。
それに蘭陵王は手柄を誇らず「将兵や民のおかげ」と謙虚に振る舞いました。これが政治的には一番厄介。傲慢ならそれを理由に処分できますが、高長恭は排除する口実を与えません。
高長恭に野心がなくても、周りの重臣や兵士が放っておきません。「彼をトップに」と口にする人や実際に行動する人が出てくる可能性もあります。高緯が悪く考えすぎなのですが、皇位継承で争いを繰り返してきた北斉だとそうもいいきれません。
歴史上は高緯即位後の混乱した時期に蘭陵王の弟・安徳王が将兵に推されて皇帝を名乗ったことがあります。冗談ではすまなくなるのが北斉のという国の厄介なところです。
蘭陵王 あらすじ 11 各国の内紛
祖珽は蘭陵王と雪舞が特別な関係だと気づき、二人を引き離そうと動き出します。
あらすじ 11話
北周では宇文邕が宇文護を警戒し、監視のために女人を送り込みました。
北斉では今回の戦いでの活躍で雪舞は北斉の民から「天女」として讃えられるようになりました。蘭陵王は彼女とともに都に戻り武成帝 高湛に会う段取りを進めますが、雪舞は蘭陵王から距離を取ろうとします。
城へ向かう途中、息子の無事を祈る老婆が車を止め、雪舞に靴を縫ってほしいと頼みます。雪舞はその場で針を取って靴を縫いますが。高緯と祖珽はこれを口実にして「蘭陵王は功績に酔い勅命を軽んじた」と密告します。
ところが高湛は高緯の心の狭さを叱ります。さらに朝廷では雪舞が老婆の件をもちだして一人息子の家からは兵役を免除してほしいと願い出ると、洪武帝は許可しました。
祖珽は二人の関係が深いと見抜き、蘭陵王に正妃の縁組を勧めようと皇帝に進言するのでした。
ここに注目:高湛はなぜ臣下の前で高緯を叱ったのか?
朝廷で高緯と祖珽が「蘭陵王が勅命を軽んじた」と密告したのに、高湛は高長恭を叱らず逆に高緯を叱りました。高長恭と雪舞の民の苦しみに寄り添う姿勢を評価して、高緯の心の狭さを叱ったのは皇帝として筋が通ります。
ただ叱り方がよくありません。臣下が並ぶ場で皇太子を叱って蘭陵王を褒めると、高緯は面子を失い時期皇帝の素養を疑われます。臣下は現金ですから「皇帝は高緯より高長恭を高く評価している」と判断すると、高緯とは距離をおいて、高長恭に近づこうとする可能性が高まります。
第10話の凱旋で民や兵の支持を集めた高長恭に皇帝自身が公認してしまった形になります。
高湛が裏で高緯を注意すれば高緯の立場は守れました。それでも皆の前で叱ったのは、高湛が民を思いやる皇帝だと描きたかったのと。ドラマ的にはこの後、高緯がさらに焦って高長恭への憎しみを増やす原因として描くためでもあるのですね。
蘭陵王 あらすじ 12話 蘭陵王の妃選び
雪舞が蘭陵王の想いを拒んだことで選妃の儀が始まり、鄭児の登場と蘭陵王の露骨な愛情表現が雪舞を危険な立場へ追い込みます。
あらすじ 12話
蘭陵王は自分には雪舞がいれば十分だと言いますが、雪舞は祖母の予言を思い出して雪舞は「正妃を早く決めるべき」と進言。
皇帝 高湛は勅令で名家の娘を集めて選妃を行うことを決定します。このときの雪舞は予言の「鄭妃」が現れれば自分は白山村へ帰れると思っていました。
ところが会場に本当に「鄭児」という名の女性が現れ雪舞の胸は動揺します。
さらに雪舞は失言で皇太后の怒りを買って罰として選妃に参加する事になってしまいます。
さらに蘭陵王は人前でも雪舞への愛情を表現、雪舞は周囲の標的にされてしまうのでした。
ここに注目:史実の蘭陵王の正妃は鄭氏でしたが「鄭児」は別物?
歴史上は蘭陵王 高長恭の正妻は鄭氏でした。でも歴史書には戦いの記録や役職・政治の内容が殆どで、鄭氏がどんな性格で、夫婦がどのような関係だったかといったプライベートなことは詳しく残っていません。
そのためドラマでは「鄭」という字だけ史実から借りてストーリーを盛り上げるために全く新しいキャラクターを作り上げたと考えられます。
第12話のお妃選びでは高緯たちの策略ですし、後宮の争いの場にもなっています。ここで鄭児が控えめで穏やかないい人だったら、ヒロインの雪舞は予言を信じてすんなり身を引いてしまい、ドラマが全然盛り上がりません。
そこでドラマでは鄭児に名家の娘としてのプライド正妃の座を何としても奪おうとする執念を与えました。雪舞を宮廷の争いに引きずり戻す、強力なライバル役が必要だったからです。
ドラマの鄭児は史実の鄭氏を再現した人物ではなく、ドラマのために作られたキャラクターと考えるのが良いですね。
主な登場人物
- 高長恭(蘭陵王):北斉の名将・皇族/民の支持を集めるが、それが政治的な危険に変わり始める
- 雪舞:天女と呼ばれる女性/蘭陵王を守るため自ら別れを決意、後宮争いの渦中へ
- 高緯:北斉の皇太子/凱旋式をきっかけに蘭陵王への敵意を深める
- 高湛(武成帝):北斉の皇帝/公の場で高緯を叱責し、結果的に高長恭の評価を高める
- 祖珽:重臣/蘭陵王と雪舞を引き離すため正妃の縁組を画策
- 鄭児:名家の娘/選妃の場に現れ、雪舞の前に立ちはだかる存在
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