中国ドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)」2・3・4・5・6話のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
林殊(りんしゅ)は父・林燮や赤焰軍とともに大渝軍と戦いました。しかし味方の裏切りで父や仲間を失います。
林殊は何とか生き延びましたが、猛毒に侵されて見た目はすっかり変わり、虚弱体質になってしまいます。
それから12年。林殊は琅琊榜首位になるほどの知略家・梅長蘇となり都に戻ってきました。
皇太子と誉王は「麒麟の才子を得る者、天下を得る」という言葉を信じて梅長蘇を仲間にしようと動き出しました。
梅長蘇は友人の景睿のもとに居候。蘇哲(そてつ)と名乗っていました。
第1話から主要キャラが登場、これからドラマが大きく動いていきそうな予感です。
すでに太子と第5皇子の対立は始まってますし、梅長蘇の動向が大梁の将来を左右しそうな気配です。
琅琊榜の登場人物
・梅長蘇(ばい・ちょうそ)/林殊(りんしゅ)
演:胡歌(フー・ゴー)
・靖王(せいおう) 蕭景琰(しょう・けいえん)
演:王凱(ワン・カイ)
・穆霓凰(ぼく・げいおう)
演:劉濤(リウ・タオ)
・皇帝・蕭選(しょう・せん)
演:丁勇岱(ディン・ヨンダイ)
・誉王(よおう) 蕭景桓(しょう・けいかん)
演:黄維徳(ビクター・ホァン)
・東宮(皇太子) 蕭景宣(しょう・けいせん)
演:高鑫(ガオ・シン)
詳しいキャスト紹介はこちら。
専門用語
・江湖(こうこ)
朝廷の支配が及ばない地域や民間の社会。
・琅琊閣(ろうやかく)
情報を集める民間の組織。対価さえ支払えば様々な情報を教えてくれる場所。
・琅琊榜(ろうやぼう)
琅琊閣が発表する優秀な人ランキング。この世界では非常に権威が高い。
・金陵(きんりょう)
梁の首都。現在の南京。
・江左盟(こうさめい)
江湖最大の結社。
・懸鏡司(けんきょうし)
皇帝直属の諜報機関。
琅琊榜 あらすじとネタバレ
第2話 太皇太后
誉王(よおう)はいまだに梅長蘇(ばいちょうそ)の消息を掴めず、不思議に思っています。
禁軍大統領の蒙摯(もうし)が寧国侯府を訪れ飛流を見て手合わせを始めました。飛流の見事な腕前を目にした蒙摯は蘇哲(梅長蘇)の正体に疑問を持つのでした。
景睿の父 謝玉も飛流の戦いぶりを見て蘇哲が梅長蘇だと判断、皇太子に報告。
謝弼も蘇哲が梅長蘇だと知り誉王に報告。梅長蘇を取り込もうとしていました。
ここまでの流れをわかりやすくすると。
飛流:梅長蘇(蘇哲)の護衛。
飛流が蒙摯と互角の勝負。ただ者ではない!
・皇太子派:謝玉(景睿の父)
・誉王派:謝弼(景睿の異母弟)
それぞれ蘇哲が梅長蘇だと知る。
・景睿:梅長蘇の友人、正体を隠したいと思っている。
第3話 両家の息子
梅長蘇と霓凰郡主が一緒に歩いていると、太監が奴婢の庭生(ていせい)を虐待している場面に遭遇。すると靖王がやってきて庭生を庇うと、太監を叱ります。
梅長蘇は時期が来れば庭生をここから出してみせると約束するのでした。
蒙摯は梅長蘇の正体を見破り、なぜ戻ってきたのかと問いただすのでした。
霓凰郡主の婿を決める武術大会は最終戦が行われ、北燕の百里奇(ひゃくりき)が勝ちました。
梁帝は文試に臨む10人の候補者を集め宴席を開くのでした。でも霓凰郡主が北燕に嫁ぐのだけは阻止したいようです。
第4話 主を選ぶ
景睿は百里奇に挑戦しますが苦戦。梁帝が止めに入りました。すると梅長蘇が子どもでも勝てると挑発。百里奇は子供と戦うことになりました。
梅長蘇は掖幽庭から子供たちを集めます。その中には庭生もいました。
靖王は庭生が気になって様子を見に来ました。そこで梅長蘇が誉王や太子と関わっていると知り驚き驚きますが。梅長蘇はどちらにつく気もなく靖王に仕えたいと言うのでした。
第5話 後宮の手段
いよいよ掖幽庭の子供たちと百里奇の試合が始まりました。そして見事、子供たちが勝利。梁帝は大喜び。
霓凰と梅長蘇は子供たちの解放をお願いすると皇帝は子供たちを奴婢の身分から解放するのでした。
そして梅長蘇は霓凰に事前に百里奇を送り込んでいたことを話します。
その後、皇后が霓凰を招待。梅長蘇の忠告をうけて招待を断るのでした。しかし梅長蘇は具合が悪くなり、本当の敵は越貴妃と太子だと気付きます。蒙摯に霓凰を助けるため靖王に助けを求めるよう指示するのですが。
靖王が無事間に合って薬を盛られた霓凰は危ないところでした。もちろん梁帝は太子側の行いに激怒。越貴妃が罪をかぶることになりましたけど、太子の評価が下がったのは間違いないです。越貴妃は墓穴をほってしまいましたね。
第6話 主従の原則
霓凰は蒙摯に後宮の出来事をなぜ知ったのか問い詰めると、梅長蘇の指示だったと明かします。でもこの件で評判を高めたのは靖王を庇った誉王でした。
一方、靖王は梅長蘇には腹が立ちました。霓凰を守ったのはよかったものの、靖王のために彼女を利用することになったからです。
蕭景睿は気分がすぐれず言豫津とともに外出しました。すると負傷した夏冬と出会います。夏冬は慶国公のことを調べていたのですが、伏兵に襲われたのです。
琅琊榜 2話から6話の感想
梅長蘇(蘇哲)の正体が徐々に周りに知られていく展開は、ハラハラしますね。もういきなりバレるのかと思いました。
特に太皇太后が梅長蘇を「小殊」と呼ぶシーンは衝撃的でした。霓凰郡主ですら気づいていないのに、耄碌した太皇太后だけが気づくとは。梅長蘇だとバレるのはまだいいとしても林殊だとバレたらまずいですよね。
また飛流の行動が梅長蘇の計画に影響を与えているのも面白いですね。
武芸大会を利用した梅長蘇の策略も見事でした。百里奇との関係、子供たちを使って勝利を収める手腕はさすがです。
しかし、一方では協力しようと思っていた靖王との間には考え方の違いも見えてきました。二人は信頼関係を築けるのでしょうか?
また、景睿が父や友人との関係に悩みながらどのように成長していくのかも注目したいです。
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