中国ドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)」12・13・14・15・16話のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
謝玉は太子に年末の祭礼で越妃を復位を実現するよう提案。梁帝は越妃の復位を決定しました。
この件について誉王は儒家を招いて朝堂で議論するよう要求。太子と越貴妃は著名な儒学者を招きました。梅長蘇は誉王のために儒家の権威 周玄清を招き誉王を勝たせます。
周玄清は梅長蘇とは面識がありませんが、実は梅長蘇の兄弟子は林殊の恩師でした。
梅長蘇は太子と誉王の対立を煽りつつ、かといって片方を一方的に勝たせたりはしない。少しずつ両方の勢力を削ぎ落とそうとしています。
梅長蘇の正体については穆霓凰は何かおかしいと思ってるようですが。靖王は全く気づいてない様子。
琅琊榜の登場人物
・梅長蘇(ばい・ちょうそ)/林殊(りんしゅ)
演:胡歌(フー・ゴー)
・靖王(せいおう) 蕭景琰(しょう・けいえん)
演:王凱(ワン・カイ)
・穆霓凰(ぼく・げいおう)
演:劉濤(リウ・タオ)
・皇帝・蕭選(しょう・せん)
演:丁勇岱(ディン・ヨンダイ)
・誉王(よおう) 蕭景桓(しょう・けいかん)
演:黄維徳(ビクター・ホァン)
・東宮(皇太子) 蕭景宣(しょう・けいせん)
演:高鑫(ガオ・シン)
詳しいキャスト紹介はこちら。
専門用語
・江湖(こうこ)
朝廷の支配が及ばない地域や民間の社会。
・琅琊閣(ろうやかく)
情報を集める民間の組織。対価さえ支払えば様々な情報を教えてくれる場所。
・琅琊榜(ろうやぼう)
琅琊閣が発表する優秀な人ランキング。この世界では非常に権威が高い。
・金陵(きんりょう)
梁の首都。現在の南京。
・江左盟(こうさめい)
江湖最大の結社。
・懸鏡司(けんきょうし)
皇帝直属の諜報機関。
琅琊榜 あらすじとネタバレ
第12話 痕跡なくとも
梅長蘇は黎舵主に霓凰郡主が自分の正体を疑い始めていると相談。隠し通すのは難しいと考えます。そこで梅長蘇は仕方なく自分が林殊だと明かすのでした。
江左盟では火薬の密売が行われていることを突き止めました。戸部尚書の沈追もその件を調べています。そこで梅長蘇は童路を沈追に協力させることにするのでした。
宮中では皇后が体調を崩しました。梅長蘇は誰かが仕組んだものだと考えるのですが。
第13話 消えた火薬
梅長蘇が病気だと聞いて景睿と豫津はお見舞いに来ました。豫津はみかんを持参。梅長蘇はそのみかんに異常があるのに気付きます。そのみかんは豫津の父が南方から取り寄せたというのですが。
梅長蘇は密売で失われた火薬は爆竹製造ではなく、何かを破壊するためのものだと判断。これが年末の祭祀で使われるのではないかと考えます。
そして外出した梅長蘇は言侯が祭壇に火薬を隠しているのを知ってしまいます。
第14話 大みそかの夜
梅長蘇は言侯を信じて見逃しました。言侯も思いとどまることにします。
一方、何文新の死刑が確定。父の何敬中は心労で寝込んでいます。誉王は何文新に似た流浪者を替え玉にしました。それを知った梅長蘇はその情報を謝玉に漏らすのでした。
大晦日。梁帝は各家庭に料理を送り届けさせました。
宮殿外で料理を運んでいた護衛隊が何者かに襲撃され、殺害されてしまいます。それを知った梁帝は激怒。禁衛軍の責任者 蒙摯が罰を受けるのでした。
第15話 東宮側の攻勢
梅長蘇は太監を殺したのは宮中の事情に詳しいものだと判断。誉王か太子のどちらかだと思うのですが、誉王にはそれができる人材がいない。謝玉と太子が怪しいと思います。
ところが誉王が蒙摯を養護。梁帝に怪しまれてしまいます。
戸部尚書の沈追は闇炮坊の調査を続けていました。謝玉は沈追が誉王の側近だと突き止め。太子は証拠の破棄と沈追の殺害を命令します。
梅長蘇も謝玉の動きを知り阻止に動き出します。
第16話 苦悩
梅長蘇は江左盟の者たちを呼び寄せ、謝玉の指示で動く天泉山荘を妨害。天泉山莊の者たちは1日で次々と打ち負かされます。
江左盟の存在を知った卓鼎風は謝玉に報告。これにより、謝玉が計画していた禁軍の弱体化は一旦中断されることになりました。
夏冬は夫・聶鋒を弔うため山に来ました。そこに梅長蘇もやってきます。下山の途中、林の中で物音がしたので追跡すると靖王の配下でした。彼らは獣を探しているのだといいます。
卓鼎風が沈追を襲撃。ところが景睿が偶然その場にいて沈追を救いました。卓鼎風は景睿だと知り戦いをやめ、さらに誉王の配下が来たのでその場を去ります。
琅琊榜 12話から16話の感想
ついに梅長蘇の正体が林殊だとばれてしまいました。今のところ霓凰郡主だけなので問題はなさそうですけど。彼女の行動次第では今後、さらに正体を知る人が増える可能性もあります。
言侯が梁帝を暗殺しようとしていたとは驚きです。確かにいろいろ恨みはあるでしょう。むしろよく今まで我慢した。でもここまで来たなら今さら梁帝を殺害してもどうにもならないでしょう。思いとどまっ多様で何よりです。
野心家の謝玉の攻勢が続きますね。梅長蘇としても蒙摯の地位を失わせるわけにはいかないので。ここは阻止でしょう。それに江湖の者を使っているとなれば江左盟の意地にかけても潰したいところですよね。
さてこのところ防戦がつづきましたが、梅長蘇の反撃にも期待したいところです。
次の展開が楽しみです。
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