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中国ドラマ「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」5・6・7・8話のネタバレあらすじを感想とともに紹介します。
序盤から母が死亡して、素性を隠して生きていくというハードな展開。卓錦娘の卑劣さが際立ちます。
琉璃は卓錦娘の追求を逃れるため宮中を離れて新たな生活をスタートさせました。
卓錦娘の追跡や世間の荒波にどう立ち向かっていくのでしょうか?
それでは風起花抄の5話からお楽しみください。
風起花抄 5~8話の登場人物
- 庫狄琉璃(こてき るり) 演:グーリーナーザー
主人公。母親譲りの優れた裁縫と絵の才能を持ちます。 - 裴行倹(はい こうけん) 演:ティミー・シュー
名門裴家の若者。琉璃を助けます。 - 李治(り ち) 演:ジャオ・シュンラン
皇太子、太宗の息子。真面目。 - 武才人(ぶ さいじん) 演:シー・シー
太宗の側室。後の武則天。 - 安四郎(あん しろう) 演:アーリムージアン
琉璃の伯父(母親の兄弟)。如意夾纈店を営んでいます。 - 阿霓(あげい) 演:ヤン・シュエ
如意夾纈店の店員。 - 珊瑚(さんご) 演:チェン・シュオ
曹氏の娘。瑠璃の異母妹、プライドが高く嫉妬深い。 - 曹氏(そうし) 演:ラン・チエン
庫狄延忠の妻で珊瑚の母親。
風起花抄5話 再会の光と影
琉璃は11年ぶりに会った父に冷たくされる
庫狄琉璃は11年ぶりに女性の姿で長安の街に出ました。久しぶりに見た華やかさな街の姿は感慨深いでしょうね。
裴行倹の四門学へ向かおうとするものの、知らず知らずのうちに実家の庫狄邸にたどり着いてしまいました。ところが父親の庫狄延忠はそっけない態度。妹の珊瑚には道を効かれただけだという始末。瑠璃は悲しくなってその場を立ち去ってしまうのでした。
叔父・安四郎との感動の再会
琉璃は街をさまよいながら、亡き母のことを思い浮かべていました。彼女の悲しみと心の拠り所を求める気持ちが伝わってきますね。
記憶をたどり如意夾纈店を見つけます。叔父の安四郎と会いましたが、名乗らずに店を出ました。しかし安四郎が気づき瑠璃を呼び止めたのです。
琉璃は今までの出来事を叔父に語り、母の遺言通りに西州へ行きたいと告げるのでした。
李治と裴行倹の運命的な出会い
李治は裴行倹に会い、科挙制度を風刺した詩について単刀直入に尋ねます。それに対して裴行倹は遠慮なく意見を言うのでした。
一方、太宗 李世民の病状が悪化も心配です。
風起花抄6話 失われた財物
琉璃が裴行倹から荷包を受け取る
琉璃は朝早く四門学へ裴行倹を訪ねました。琉璃は彼が裴如琢と一緒にいた人物だと気づくと警戒し身を隠します。裴行倹が帰ろうとしたので顔を隠して呼び止め、荷物を受け取りました。
しかし帰宅途中で荷物を落ちて中身が明らかに。なんと中身は枝と石ころにすり替わっていました。
瑠璃は激怒して四門学に戻り、裴行倹と仲の悪い薛旭を味方につけて彼を問い詰めます。琉璃は裴行倹が財物を強奪したと主張するのですが裴行倹は否定。琉璃をならず者扱いして追い出そうとします。
琉璃は彼に文句を言い薛旭も加勢します。ところが裴行倹は瑠璃の瘂穴を突いて声をでなくして屋敷に送り届けると、反省するように言い残して去るのでした。
卓錦娘が孫徳成を問い詰める。李治は科挙改革にとりくむ
卓錦娘は小豆子の行方を巡って孫徳成を執拗に問い詰めますが、孫徳成はとぼけて行方を知らないと答えます。その間にも潘宦官は小順子の部屋を徹底的に捜索しますが、何も見つかりません。
一方、李治は夜通し裴行倹の科挙改革の方法と戦略を整理していました。側近の宦官は曹王 李明との対立を避けるよう忠告します。でも李治は裴行倹のせっかくの意欲を無駄にしたくない思っていました。
琉璃は阿霓に注意される
琉璃は考えれば考えるほど裴行倹への怒りが込み上げ、再び荷物を取り戻しに行こうとします。しかし阿霓は良い解決策を考えてから取り戻すべきだと忠告します。
そんな中、年に一度の胡商大会が近づき阿霓は如意夾纈店の名を高めるために花籠裙の製作に取り組むのでした。
風起花抄7話 予期せぬ求婚劇
琉璃が珊瑚の琉璃が盗作を暴露
庫狄琉璃は馬車で裴府に到着。そこで闘花会に参加する珊瑚と鉢合わせしました。
ところが珊瑚が着ている衣装の模様は瑠璃がデザインしたもの盗作でした。瑠璃はその場で盗作したことを非難しますが、珊瑚は盗作を認めず言い訳を並べ立てます。
さらに琉璃は珊瑚の衣装がオリジナルの七、八割しか真似できていないことを指摘するのでした。
珊瑚が琉璃に嫌がらせ
裴夫人が娘たちを花見に誘う中、珊瑚はわざと最後尾を歩いて油断した琉璃の衣装を踏みつけ転倒させます。琉璃の頭に挿していた牡丹の花は地面に落ち、珊瑚はそれを踏み砕くのでした。駆けつけた裴夫人に琉璃は謝罪して慌ててその場を立ち去るのでした。
庫狄家に縁談話が舞い込む
珊瑚は都尉府で恥をかき落ち込んで家に帰ってきました。すると両親から河東公世子の裴如琢との縁談が決まったと聞かされ喜びます。
すると庫狄五娘も縁談話を持ってきました。裴炎夫婦が庫狄家の娘を気に入り、すぐに結納品を送ると約束したというのです。庫狄延忠夫婦は、すでに裴如琢との縁談を認めていたので困りました。
風起花抄8話 結納合戦
珊瑚の発言で曹夫人が激怒
庫狄家に縁談話がきたものの。珊瑚が何気なく如意夾纈店の絵師が評判になっていると口にします。曹夫人はその絵師の正体が気になりました。さらに庫狄延忠はその絵師が琉璃だと認めたので曹夫人は激怒。
曹夫人は店に行くと安氏と琉璃に文句を言います。琉璃が庫狄延忠の娘という身分を悪用して結婚詐欺を働いていると非難するのです。琉璃はそれに反論。
この様子を見ていた裴行倹は琉璃が庫狄延忠の私生児ではないかと疑うのでした。
琉璃が裴行倹に助けを求める
琉璃が困っていると裴行倹が現れ、早く決断しなければ取り返しのつかないことになると忠告。協力を約束します。
阿曹と庫狄延忠も財力と権力を持つ両家を敵に回したくないので縁談の断り方に悩んでいます。
夜、琉璃は裴行倹に行って助けを求めました。屏風を描くことと引き換えに、裴如琢と裴炎の両方に縁談を諦めさせるよう取引を持ちかけるのでした。
裴行倹は取引を引受け、ある策を授けるのでした。
風起花抄 第5話〜第8話 感想まとめ
まず、瑠璃が11年ぶりに父に再会したのに拒絶されるとは気の毒です。本当にろくでもない親です。
その一方で、伯父・安四郎との再会は唯一の救いでした。抱き合って泣く二人の姿を見て伯父なのにこれほど心配してくれるとは!庫狄延忠とはえらい違いです。
しかし、ほっとしたのも束の間、長安での生活は苦労の連続ですね。裴行倹から荷物を戻してもらったと思ったら中身は石ころだったり、無理やりツボを押されて声が出なくなったり。
でも裴行倹も琉璃が気になるようで何かと彼女の危機を救おうとしてます。これから二人の関係がどう発展していくのか楽しみです。
そして庫狄家を巡る縁談騒動。琉璃の才能を盗作して恥をかく珊瑚や、勝手に怒って人を侮辱する曹夫人は醜いですが。それでも琉璃が実家の危機を救い危機を乗り越えていく姿には拍手を送りたい気持ちです。
この先の物語も楽しみです。
他のエピソードも知りたい。そんなときは「風起花抄」全話一覧からお好みのエピソードを選んで読むこともできます。
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