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中国ドラマ「風起花抄～宮廷に咲く琉璃色の恋～」13･14･15･16話のネタバレあらすじを感想とともに紹介します。
胡商大会では如意衣装店の衣装が盗まれるというアクシデントはありましたが、そこを救うのはやはり裴行倹でした。
琉璃もようやく裴行倹への誤解を解き始めたのも良かったです。
そして李明と薛旭は勝手に甲冑を貯蔵してます。本当に謀反を起こす気なのか。何かの陰謀なのか。
琉璃は小順子を救うために宮中に戻るつもりのようですね。裴行倹としては戻すと危ないとわかっているので戻したくないですけれど。
それでは風起花抄の13話からお楽しみください。
風起花抄 13～16話の登場人物
- 庫狄琉璃（こてき るり） 演：グーリーナーザー
主人公。小豆子。母親譲りの優れた裁縫と絵の才能を持ちます。 - 裴行倹（はい こうけん） 演：ティミー・シュー
名門裴家の若者。琉璃を助けます。 - 李治（り ち） 演：ジャオ・シュンラン
皇太子、太宗の息子。真面目。 - 武才人（ぶ さいじん） 演：シー・シー
太宗の側室。後の武則天。 - 阿霓（あげい） 演：ヤン・シュエ
如意夾纈店の店員。 - 珊瑚（さんご） 演：チェン・シュオ
曹氏の娘。瑠璃の異母妹、プライドが高く嫉妬深い。 - 曹氏（そうし） 演：ラン・チエン
庫狄延忠の妻で珊瑚の母親。
風起花抄13話 師匠の思い
瑠璃の自首
瑠璃は捕えられた孫徳成と小順子を救うため、内侍の服に着替えて宮中に戻り自首しました。朝早くそのことを知った裴行倹と阿霓は、急いで瑠璃を追いかけますが、時すでに遅し。
瑠璃は手配書を自ら破り捨てて「豆医官は自分だ」と名乗り出て宮門をくぐってしまいます。
卓錦娘の尋問と瑠璃の機転
自首した瑠璃のもとに卓錦娘がやってきました。
瑠璃は自分が安氏の娘なのを宮中の物を売って逃げたと嘘をつき、裁縫技術は「自ら習得した」と主張し続けます。卓錦娘は安氏との関係を執拗に問い詰めますが、瑠璃は知らないふりをして逆に安氏について話すよう促します。
卓錦娘は安氏を激しく罵倒し、食事を禁じるよう看守に命じて立ち去りました。
瑠璃は卓錦娘の悪意に満ちた言葉を聞いて母親に憎しみを持っていると知るのでした。
小順子の悲しみ
小順子は釈放されたものの、口を開こうとしません。孫徳成は彼が自分を助けなかったことに怒っていると思い必死に釈明しますが、小順子はただ悲しそうにすすり泣くだけでした。
孫徳成は瑠璃を助けようとしましたが失敗。
その後、孫徳成は小順子を探し回り御花園の湖畔で泣いている彼を発見。小順子は卓錦娘の言葉に惑わされて、瑠璃を指名手配の原因になったと告白。死んで償いたいとまで言い出します。孫徳成はそんな小順子を責めることなく励ますのでした。
風起花抄14話 刺繍に隠された文字
武才人の依頼
武才人は尚服局に座布団を作るよう依頼。そのとき豆医官に刺繍させるようにと指名しました。
夜。鄧七娘が瑠璃に会いに来て裴行倹と阿霓からの伝言を伝えます。瑠璃が李治への伝言を頼みますが、七娘にはその方法はありません。そのかわり武才人の座布団の刺繍を引き受けて、そこから武才人に紹介してもらうよう勧めるのでした。瑠璃は武才人に迷惑をかけたくないと思いましたが、刺繍を引き受ける決断をします。
卓錦娘の刺繍
卓錦娘は武才人が李世民に寵愛されているのを知っていたの、夜通し武才人の座布団を刺繍しました。鄧七娘が手伝うことを申し出て引き受けると、庫狄琉璃の元へ届けます。庫狄琉璃はそれを見て卓錦娘の針法を見て、母親を殺したのは卓錦娘であることを確信するのでした。
瑠璃の伝言と武才人の行動
庫狄琉璃が刺繍し終えると鄧七娘は急いで武才人の元へ届けました。
武才人はそれが庫狄琉璃の刺繍だと確認すると座布団を詳しくみていました。するとそこに「太子に困難あり」の四文字がうっすらと刺繍されているのを見つけます。
武才人はためらわずに、すぐに牢屋へ駆けつけ庫狄琉璃に理由を尋ねましたた。庫狄琉璃は裴行倹がある秘密を発見して直接太子李治に会いたがっていることを話すのでした。
風起花抄15話 尚服局へ
魏林の企みと瑠璃の危機
卓錦娘は魏林に瑠璃の毒殺を命じ、成功すれば尚服局への異動を約束します。魏林は瑠璃が好きな金木犀の菓子に毒を仕込み、獄卒を買収して届けに行きました。
ところが食いしん坊な獄卒がこっそり金木犀の菓子を全部食べてしまいます。
そのころ、李治は瑠璃が閉じ込められている牢屋へ向いました。そこで毒入り菓子を食べた獄卒が倒れ、李治は事件を徹底調査させ、瑠璃を宮外に出たことに偽装して救出するのでした。
尚服局への入職と新たな試練
李治に救出された瑠璃は不禄院に戻り、皆と再会。孫徳成と小順子は李治に驚き、孫徳成は瑠璃を宮中から出そうとしますが、瑠璃は母親の復讐のため尚服局に残ると拒否するのでした。
瑠璃はよく考えた末に尚服局に赴任することにしました。
卓錦娘は瑠璃を最下位に配置して腕前を試します。瑠璃が阿碧に負ければ不禄院に戻すと言い渡すのでした。
16話 皇太子の賭け
刺繍対決と瑠璃の新たな挑戦
卓錦娘は阿碧と瑠璃に日暮までに枕カバーを刺繍するように言いました。阿碧はさっそく刺繍を始めました。庫狄琉璃はなかなか筆を動かしません。長い間考えてようやく絵を描き始めました。
そして阿碧と庫狄琉璃は時間通りに刺繍を完成させました。卓錦娘は阿碧の刺繍が生き生きとしていると褒めます。
しかし琉璃の刺繍はそれ以上の出来栄えでした。卓錦娘は琉璃を尚服局に残すことを決め、彼女の席を前に移すのでした。
久しぶりの再開
早朝、瑠璃は買い付けのために宮中を出ました。真っ先に安宅へ向かい、阿霓と感動の再会を果たします。
そして宮中に戻れば女装する機会はもうないと思い、阿霓の手で思い切り着飾って四門学に向かいます。裴行倹への謝罪と訴状を撤回するためでしたが、彼は不在でした。
そして綺麗な衣装で裴行倹に謝罪しに行くとは。瑠璃も変わりましたね。
李明の企みに気づく李治
裴行倹は参将の莫坤から李明が陳参軍に命じて、紙の巻物を輸送する際に甲冑を都に持ち込ませる計画だと知りました。
彼は李治に報告させ、李治は四門学で現行犯逮捕することに決めたのでした。
風起花抄 第13～16話 感想まとめ
瑠璃の覚悟
せっかく宮中を脱出した瑠璃でしたけど、孫徳成と小順子を助けるために自首するとは。よほどの決意だと思いますが、かっこいいですね。慌てる裴行倹の姿も対照的です。
夜に牢屋までやってくる卓錦娘の執念には恐れ入ります。それにしても卓錦娘はなぜあそこまで安氏に悪意を持っているのでしょうか？悪いのは自分の方なのに、自分は凄いのに奥義を授けてくれないのは安氏が悪いと思ってるのでしょうね。
小順子の告白と孫徳成の温かさ、そして希望の光
小順子は瑠璃のことを話してしまったのをずっと気にしてたんですね。よほど辛かったのでしょう。
でも孫徳成が小順子を責めずに、優しく励ましてくれる姿はほっとします。
卓錦娘の悪あがきと瑠璃の奇跡の脱出！
武才人が瑠璃に刺繍を指名した時は脱出のチャンスかと思いましたが。まさか卓錦娘が殺害を命じるとは。本当にえげつないですよね。でも、よりによって毒入り菓子を食べた獄卒が急死するとは。そこに皇太子が駆けつけるという。なんと運がいいのか悪いのか。いやもう瑠璃に運が味方してるとしか思えない展開でした。
でもこれでようやく母の仇との対決の始まりですね。ここまでが長かった。
李明の暗躍
一方、李明の甲冑密輸計画も進行中です。裴行倹と李治が気づきましたが。敵も用心しています。そう簡単にはいきそうもないですね。こちらの争いも本格化して面白くなりそうです。
今後どうなるのでしょうか。この先の物語も楽しみです。
他のエピソードも知りたい。そんなときは「風起花抄」全話一覧からお好みのエピソードを選んで読むこともできます。
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