独孤伽羅 16・17・18・19・20話のネタバレ・感想の紹介です。
般若は皇后の座を目指し野心を燃やしています。曼陀は欲望のために手段を選ばず、失敗しても反省もせず復讐心を募らせるばかり。でもそんな曼陀は策略が失敗して李昞と結婚することになってしまいます。
朝廷では皇帝 宇文覚が趙貴を重用して朝廷が混乱。般若は趙貴を利用して宇文覚を引きずり降ろそうとしていました。それを知った独孤信は般若に手を引けと激怒しますが、般若の野心は止まりません。
今回は16話から20話の印象に残ったシーンを振り返りながら、ネタバレありで感想をお届けします。
それでは16話からお楽しみください。
独孤伽羅 16~20話の主な登場人物
- 独孤伽羅(どっこ から)演:フー・ビンチン
独孤家の三女。 - 独孤般若(どっこ はんじゃく)演:アン・アン
独孤家の長女。寧都王妃。 - 独孤曼陀(どっこ ばんた)演:リー・イーシャオ
独孤家の次女。 - 独孤信(どっこ しん)演:ホァン・ウェンハオ
三姉妹の父。北周の柱国大将軍。 - 楊堅(よう けん)演:チャン・ダンフォン
もと曼陀の婚約者。 - 宇文護(うぶん ご)演:シュー・ジェンシー
北周の権力者。般若と特別な関係を持つ。 - 宇文邕(うぶん よう)演:イン・ハオミン
宇文護の甥。 - 宇文毓(うぶん いく)演:ゾウ・ティンウェイ
寧都王。般若の結婚相手。
独孤伽羅16話 暗殺の宴
宇文護暗殺計画と独孤信の機転
北斉で皇帝 高湛(こうたん)が崩御。13歳の新皇帝が誕生。陸貞(りくてい)が監国となったという知らせが朝廷に届きます。
そこで宇文護は出兵を主張。功績をあげたい皇帝は宇文護の意見を聞いて独孤信の兵権まで宇文護に与えてしまいます。
怒った趙貴は宇文護を殺すよう皇帝に進言。皇帝は「鴻門の会」を開いて宇文護を殺害することにします。しかし宇文護は全てお見通しでした。
独孤信は宴のことを聞いて皇帝の心配して宮中へ行きました。伽羅も私兵を率いて父の元へ向かいます。
宴席で刺客が宇文護に襲いかかろうとした瞬間、独孤信が剣舞を披露してその場をおさめました。
その隙に哥舒が宇文護に独孤信が太師府を包囲したと伝え、宇文護は立ち去ります。
趙貴の反撃と捕えられた伽羅
宇文護暗殺計画が失敗に終わり、趙貴はメンツを失いました。さらに宇文護と般若の関係を知り激怒します。
彼は独孤家に復讐するため伽羅が私兵を訓練していることを利用。趙貴の策略により、伽羅は独孤順からの偽の手紙に騙され、私兵を率いて出発したところを朝廷の軍隊と遭遇。反乱を企てたとして連行されてしまいます。
独孤伽羅17話 秘密の一夜
独孤信(どっこしん)を失脚させたい趙貴(ちょうき)は宇文覚(うぶんかく)の疑心を利用、謀反の疑いで伽羅(から)を捕らえて拷問する。そんな中、瀕死の妹を助けたいと焦った般若(はんじゃく)は宇文毓(うぶんいく)に今すぐ挙兵するようにと懇願するが、彼は承知しない。そこで、般若はこっそり宇文護(うぶんご)に会いに行き、挙兵に協力するよう頼む。そして、勝算の低い戦いを渋る彼に自分の体を差し出して…。
伽羅の投獄
趙貴は伽羅を投獄。伽羅は一人ですべての罪を背負い家族全体に迷惑をかけないつもりでした。伽羅は拷問されて全身傷だらけになってしまいます。
疑いをもたれている独孤信も動けません。さらに皇帝は宇文護と般若の密通を知っていて、独孤信が宇文護と結託していると信じ込んでいます。
宇文毓が般若を慰めますが、般若は理性を失いかけ今すぐにでも反乱を起こそうと考えていました。宇文毓は急いで般若を落ち着かせるようとするのですが。
般若と宇文護の取引
般若は寧都王府にも実家にも帰らず、密かに太師府を訪問。伽羅を救い出すよう、宇文護に懇願します。宇文護は最初は冗談を言いますが、般若の泣き腫らした目を見て態度を変えました。
般若は宇文護に出兵するよう求めますが、宇文護はあまりに性急すぎて勝算がないと判断します。そこで般若は自らの体を差し出すことで宇文護の心を動かし、一夜を共にするのでした。
独孤伽羅18話 断たれた縁
宇文邕の犠牲
一夜を共にした後、宇文護は出兵を決意。ところが宇文邕が伽羅の罪を被るため、宮殿に向かったという知らせが入ります。
宇文邕は朝廷で自分が密かに兵馬を訓練していたことを認め、皇帝に調査を求めます。宇文護や宇文毓も宇文邕と伽羅を弁護。皇帝は激怒しますが、独孤信の進言により、宇文邕は龍興寺へ追放され出家。伽羅は帰宅を許されるのでした。
伽羅の覚悟
伽羅は宇文邕が罪を被り出家したことを知り号泣。さらに宇文覚への反感を強めるのでした。
般若の妊娠
般若は妊娠二ヶ月だと判明します。伽羅は無邪気に妊娠を喜びますが、般若はこの子が一体誰の子なのかと悩み、口止めます。
独孤伽羅19話 野心と誤算
般若の苦渋の決断
般若は宇文護の子を妊娠していることに気づき混乱、絶望します。立場を考えて悩みんだ末に子を堕ろそうとします。でも伽羅が気づき、春詩も説得。般若は堕胎を思いとどまりました。子を産むことを決意します。
曼陀の受難と葛藤
曼陀は李昞と共に隴西に到着。浮かれています。ところが、家を取り仕切る馮氏(ふうし)から、李昞には多くの側室と子供がいることを知らされます。その上、馮氏も元侍女で今は側室だと分かり、激しい怒りと屈辱に襲われます。
李昞に側室たちを追い出すよう迫りますが、李昞は不機嫌になり立ち去ってしまいます。楊堅だったらなだめてくれただろう一人、不満を抱えることになります。
独孤伽羅20話 愛の駆け引き
宇文護の苦悩と般若の策略
宇文護は般若の妊娠を知って激しく動揺。
一方、宇文毓は大喜び。彼女を大切にしています。そんな宇文毓の姿に般若は複雑な感情をもちつつも自分の性格の変化に気づくのでした。
宇文護も流石に落ち込みましたか。冷酷そうに見えて彼も人間なのですね。そして宇文毓の喜びようを見ると、般若の胸中を思うと複雑でしたね。
それにしても般若は宇文毓へ愛情を持ち始めているのですね。
そんな中、宇文毓と般若が気分転換に外出していると、毒殺未遂事件が起こりました。般若はそれが宇文毓の命を狙う宇文護の仕業だと気づきます。
般若は宇文護の元へ乗り込み、お腹の子は宇文護の子であると告白。それを聞いた宇文護は悦びますが、般若はその子が帝位に就くための正当な身分が必要だと説得するのでした。
皇帝退位計画と宇文毓の決意
般若は宇文覚を退位させるために準備を進めます。まず趙貴を失脚させ、次いで宇文覚に退位を迫ることしました。宇文毓は最初は戸惑いますが、般若の説得と生まれてくる子のために、皇帝になることを決意するのでした。
独孤伽羅 16~20話のまとめ
いよいよドラマが大きく動き出しました。
独孤信の忠義と葛藤、そして覚悟
独孤信の忠義には感心しますが、皇帝 宇文覚にはそれが届かない。逆に兵権を奪われたり、娘の伽羅が陥れられたり。踏みにじられてばかりです。これでは最終的に宇文覚に見切りをつけて、般若の行動を認める決断をしても仕方ないでしょう。
般若の野望、衝撃の妊娠
一番大きな変化があったのは般若でしょうね。伽羅を救うためのなりふり構わない行動が、宇文護の子を宿す結果に。子の父親を知った時の彼女の絶望はどれほど大きかったのでしょうか。一度は堕胎を考えるほど追い詰められていた彼女ですが、妹や侍女の励ましで子を産むことを決意。そしてそれを利用して宇文護を味方につけようとするとは、したたかです。
独孤信の決断、伽羅の成長、般若の衝撃的な妊娠と覚悟。そして曼陀の新たな環境での苦労。
今後は般若の妊娠がどのような波乱を巻き起こすのか?そして宇文覚の退位計画の行方など、気になることが山積です。今後の展開が気になります。
独孤伽羅の物語全体を知りたい方は ドラマ独孤伽羅 あらすじ 全話まとめ もぜひチェックしてみてくださいね。
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