蘭陵王 4話・5話・6話のあらすじを紹介します。
雪舞は高四郎(蘭陵王)の潜入を助けるため偽装結婚を装って女媧廟での誓いをたてます。その後、雪舞は彼の正体を知り命を懸けて行動。さらに謎の青年を助けますが、阿怪の正体も明かされます。
この記事で分かること
この記事はネタバレがあります。
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4話:女媧廟での偽装結婚と雪舞の決意
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5話:雪舞が囮となり捕まるが蘭陵王に救出される
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6話:賤民村で阿怪の正体が明かされ、疫病と戦火の危機に
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蘭陵王 あらすじ 4話 女媧廟の誓い
雪舞は男の正体が蘭陵王・高長恭だと知り、危険を承知で後を追います。
あらすじ4話
城門前には緊張した兵の列が続いていました。
尉遅迥の鋭い視線が花嫁衣装の雪舞に向けられます。高四郎(蘭陵王)は穏やかな顔を崩しません。女媧廟での誓いの場面では彼は真剣なまなざしで祈りを捧げます。偽りの婚礼のはずなのに、その真剣な姿に雪舞の胸は強く打たれました。
城内に入った後、高四郎は雪舞を守るために別れを選びます。手渡された玉佩に刻まれたのは「高長恭」の名。それを見た瞬間、雪舞の表情が変わります。
彼が憧れてきた蘭陵王だと知り、危険な城内へ引き返す決意を固めたのでした。
ここに注目!高長恭は偽装結婚なのになぜ真剣なのか?
4話での女媧廟の誓いは偽装のための作戦です。それに結婚式で女媧廟の誓いが絶対必要というわけでもありません。ドラマとしての演出です。
この場面では尉遅迥を騙すためにできるだけ本物の婚礼らしく装う必用があります。神前での誓約は一番わかりやすい証拠になりますから。この儀礼をいい加減にすれば行列の一つ一つが怪しく見えます。
だから高長恭は真剣に祈りました。また彼は雪舞を巻き込んだ責任を感じているので、軽い芝居で済ませると自分が卑怯者になると思っているのではないでしょうか。
戦場での策も相手を騙しますが、雪舞の心まで踏みにじりたくない。そこで彼は儀礼を丁寧に行い、最低限の敬意を示しました。その誠実さが雪舞の恋心に火をつけたといえますね。
解説:女媧廟とは何?
女媧(じょか)は中国神話の女神です。人間を作った話が有名です。土地によっては子ども・安産・家の繁栄の神様としても信仰されます。女媧を祀る建物が女媧廟です。一部の地域では、女媧と伏羲を夫婦の始まりに結びつけて「婚姻の神さま」として信仰する所もあります。
蘭陵王 あらすじ 5話 別れのとき
雪舞は囮になって捕まりましたが蘭陵王に救われます。さらに阿怪と共に疫病の賤民村へ踏み込むのでした。
あらすじ 5話
高長恭が発見されそうになったとき轟音が起こりました。轟音の正体は雪舞の花火でした。敵の目が逸れた隙に蘭陵王たちは逃げることができましたが。雪舞が見つかってしまいます。彼女は自ら囮になり、尉遅迥に捕まりました。
川の上で逆さ吊りにされ、水へ沈められても雪舞は口を割りません。意識が遠のく瞬間、蘭陵王が川へ飛び込み、口移しで息を入れて救い出します。
軍営に戻ると須達は瀕死で雪舞は女人禁制で追い出されます。
雷雨の夜。雪舞は宿で重病の男を発見、その男を見捨てられず、阿怪と名付けて疫病が蔓延する賤民村を救うため村に向かうのでした。
一方、須達は重傷で周の皇帝 宇文邕が潜伏していると言い残して息を引き取ります。蘭陵王はただちに宇文邕の捜索を開始するのでした。
歴史の視点:南北朝時代に花火はない
雪部は自分で調合した花火を使いました。歴史上、火薬の原理が発明されたのは7世紀の唐の時代、文献『丹経内硫石方法』に書かれています。実戦で使ったのは10世紀の五代十国。宋の時代にかけて兵器として実用化されました。花火の実用化は10世紀ごろ。
ドラマの舞台になってる570年代にはまだ火薬や花火は発明されていません。
中国ドラマではこうした時代を無視したアイテムがよく使われます。
ここに注目!なぜ雪舞が花火を使う演出があるの?
ではなぜ花火を使う演出があるのかというと。雪舞が守られるヒロインではなく、自分で動いて人を救える強いヒロインへと成長する瞬間を分かりやすい形で見せるため。
これが松明や狼煙といったリアルだけれども静かな合図では、ここまでの迫力は出せません。
轟音によって尉遅迥たちの動きが止まる演出ですから。遠くにいても音が出て目立つものでないといけません。
しかも、このあと目立ってしまったために尉遅迥に捕まって拷問を受けたり、蘭陵王の救出劇が起こります。それも轟音がして目立つ合図があったからです。
そう考えると歴史的にはおかしな演出だけど。ストーリー上は必用だっとなるのでしょう。
このように中国ドラマでは時代考証よりも面白さや演出が優先されることはよくありますね。
蘭陵王 あらすじ 6話 疫病の危機
阿怪の正体は周の皇帝・宇文邕でした。雪舞の選択が村を戦火に巻き込んでしまいます。
あらすじ6話
蘭陵王は賤民村に到着。疫病の広がりと宇文邕潜伏の可能性を同時に考え、「村を焼け」と命じました。
雪舞は耳を疑います。必死の訴えに対して蘭陵王は七日の猶予を与えます。出入りは禁止。失敗すれば草一本残さない。雪舞は昼夜を問わず看病を続け、ついに疫病を抑え込みました。
阿怪も回復し穏やかな時間が流れました。しかし蘭陵王は阿怪の素性を疑い続けます。雪舞が彼を守るほど、蘭陵王の表情は嫉妬で硬くなります。
そして周の密偵が現れました。阿怪の正体はやはり周の皇帝・宇文邕だったのです。
村は再び争いに包まれるのでした。
ここに注目!皇帝が敵地潜入はあり得ないが
皇帝の宇文邕が敵国に潜入するのは現実の歴史ではあり得ません。
歴史上、皇帝自ら軍を率いるのは何度もありますが。単身潜入した記録はないのですね。政治や外交・軍事の中心である皇帝が捕まったら国としては国内政治が止まりますし、後継者争いやらで内部分裂の可能性もあります。全面戦争している周と斉の状況なら国家滅亡の危機にもなりかねません。
ではなぜこんな演出になっているのかというと。このドラマでは宇文邕は高長恭の最大のライバルです。戦いだけでなく、ヒロインの雪舞を巡る恋のライバルにもなっているのですね。この三角関係を成立させるためには、早い段階で主要な3人を同じ場所に揃えないといけません。
第6話で阿怪の正体は皇帝だったと明かしたことで、雪舞は自分が命を救った人が愛する人の敵でという難しい立場になってしまいます。高長恭も愛する雪舞が必死に守ろうとする男が討つべき敵の首領という。もどかしい状況になってしまいます。
これが阿怪がただの密偵ならインパクトも薄いです。だからドラマの中で考えられる最大の衝撃として皇帝という立場を用意した。現実にはあり得ない設定ですが、ドラマの演出の都合が優先されているのでしょうね。
登場人物
- 雪舞:蘭陵王の正体を知り、彼のために危険を選ぶ。疫病村で命をかけて看病。
- 高長恭(蘭陵王):正体を偽り偽装結婚に真摯に臨み、雪舞への敬意と信頼を深める。阿怪を警戒。
- 尉遅迥:蘭陵王の敵将。雪舞を捕らえ拷問するも情報を得られず。
- 阿怪(宇文邕):賤民村で倒れていた青年。実は北周の皇帝。雪舞の看病で命を取り留める。
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