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中国ドラマ 琅琊榜(ろうやぼう)麒麟の才子、風雲起こす のキャスト・登場人物の紹介記事です。
この記事では『琅琊榜』の主要キャストにスポットを当て、彼らのキャラクター性や物語における役割を詳しく解説、琅琊榜の世界観や用語も紹介します。
主人公・梅長蘇(ばいちょうそ)や仲間たち、敵対勢力など物語の鍵を握る人物たちの特徴と立場を丁寧に整理しながら紹介していきます。
ドラマを楽しむ前に登場人物の特徴や関係性を頭に入れておくとさらに『琅琊榜』を楽しめると思いますよ。
この記事の内容
・琅琊榜の見どころをわかりやすく紹介。
・琅琊榜の登場人物とキャストを紹介。
・登場人物の所属、役割も解説。
一部ネタバレを含みますので、まだ観ていない方はご注意くださいね。
※この記事は『琅琊榜(ろうやぼう)』を全話視聴した著者が執筆しています。
私は歴史ドラマが大好きで策略・復讐系も好物です。今まで観た中国ドラマの中でも『琅琊榜』は特に印象に残った作品のひとつです。梅長蘇の緻密な策と揺れる人間模様や朝廷内の権力争いにぐいぐい引き込まれました。
この記事では史実との違いにも少し触れつつドラマをさらに楽しめるようにまとめました。(フミヤ)
琅琊榜の主な登場人物とキャスト
主人公の梅長蘇と彼の仲間たち。
梅長蘇(ばい・ちょうそ)
1982年9月20日生。上海市出身。
「仙剣奇侠伝」李逍遙
「THE MYTH 神話」蒙毅・易小川
その他、映画、舞台など。
- 本名: 林殊(りんしゅ)
- 通称: 梅長蘇(ばいちょうそ)、蘇哲(そてつ)
- 肩書: 江左盟盟主、琅琊榜首(麒麟才子・江左梅郎)
大梁国一の秘密結社「江左盟」の盟主。昔は武芸に長けた若い将軍として知られていました。黎崇(れいちょう)の弟子。
19歳の時、父と共に大渝(だいう)討伐の戦に出陣。ところが陰謀により赤焰軍(せきえんぐん)は梅嶺(ばいれい)の戦で全滅。林殊は家族を失いました。生き残ったものの「火寒之毒」に侵され容貌が変わり病弱な体となりました。
その後「梅長蘇」と名乗り「琅琊榜」の首位に立ちます。その才能は「麒麟の才子」と称えられました。
冤罪を晴らすため江左盟を率いて金陵に入り、靖王の軍師となります。智謀を駆使して数々の困難を乗り越え冤罪を晴らすのでした。
靖王(せいおう) 蕭景琰(しょう・けいえん)
1982年8月18日生。
出身:湖北省武漢市
ドラマ:「孤城閉」仁宗
映画:「レイルロード・タイガー」范川、「真・三國無双」曹操
- 父:皇帝 蕭選
- 母:静嬪
穆霓凰(ぼく・げいおう)
1978年7月12日生
出身:江西省南昌市
ドラマ:
「ミーユエ」芈姝
「三国志・司馬懿 軍師連盟」張春華
「大宋宮詞」劉娥
大梁皇族のキャスト
皇帝・蕭選(しょう・せん)
1958年10月27日生
出身:山東省
ドラマ:
「狼殿下」楚馗
「花様衛士」嘉靖帝
梁の皇帝。疑り深く冷酷な人物。12年前に赤焰軍が謀反を起こしたと思い討伐を命令。謀反に加担した長男の祁王 蕭景を自害に追い込みました。現在は皇太子と大五皇子の争いに頭を痛めています。祁王の無実を主張する靖王を冷遇します。
誉王(よおう) 蕭景桓(しょう・けいかん)
1971年10月21日生
出身:台湾台北市
ドラマ:
「開封府・北宋を包む青い天」包拯
- 父:皇帝 蕭選
- 母:祥嬪(滑族の玲瓏公主)
東宮(皇太子) 蕭景宣(しょう・けいせん)
1976年12月11日生
出身:北京
- 父:皇帝 蕭選
- 母:越貴妃
性格は臆病で無能、決断力に欠けています。皇帝 蕭選から深く愛されており、蕭景桓を最大のライバルとみなし、太子としての地位を守るために手段を選ばない人物です。
寧王 蕭景亭(しょう・けいてい)
演:李斌
- 父:皇帝 蕭選
- 母:恵妃
第3皇子。幼いころ疫病に感染。足に障害を負いました。また嫡子と同時に感染したので嫡子の死因は景亭にあると疑われました。夏江が獄に収監された後、夏江の案件の主審官を命じられました。
寧國侯府のキャスト
謝玉(しゃ・ぎょく)
1970年6月12日生
出身:陝西省西安市
ドラマ:
「ミーユエ」唐昧
「燕雲台」蕭思温
巡防営を統率し都の治安を担当。太子の側近。かつて赤焰軍や祁王を陥れました。ドラマの悪役の一人。
蒞陽長公主(りょうようちょうこうしゅ)
1978年11月16日生
出身:北京市
ドラマ:
「黄泉がえりの皇妃」莫離
「琅琊榜弐~風雲来る長林軍」雲娘子
「九齢公主」郁夫人
皇帝 蕭選、晋陽公主の妹
蕭景睿、謝弼、謝綺の母親。
若いころは活発で皇子たちと狩りに行くほどでした。南楚国の王子が梁国に人質として滞在していた頃、彼と恋に落ち、景睿を身ごもりました。しかし謝玉と結婚することになります。彼女の性格はすっかり変わってしまいました。
蕭景睿(しょうけいれい)
1976年12月10日生
出身:上海市
ドラマ:
「大唐女法医」李世民
「驪歌行」玉合
- 父:謝玉
- 母:蒞陽長公主
謝玉と協力関係にある卓家の養子として育てられています。実は父は南楚の晟王という秘密を抱えています。
琅琊榜では第2位にランクイン。本人は心優しい青年、梅長蘇とも親しくします。
梅長蘇の仲間
藺晨(りんしん)
1976年12月22日生
出身:山東省済寧市出
ドラマ:
「我的前半生」賀涵
「恋愛先生 MR・RIGHT」程皓
琅琊閣の若き閣主で梅長蘇の友人。彼自身も高い知能を持ちます。琅琊閣のネットワークを通じて梅長蘇に必要な情報を提供します。
飛流(ひりゅう)
1999年12月26日生
出身:上海市
ドラマ:
「女医明妃伝」朱見深
「長歌行」 阿詩勒隼
「星漢燦爛」凌不疑
梅長蘇の護衛を務める少年。無口で感情表現が乏しいですが、梅長蘇への忠誠心は揺るぎません。
その他個性的な脇役たち
蒙摯(もうし)
1976年7月24日生
出身:上海市
禁軍の総司令官で誠実で勇敢な武人。かつて赤焰軍で1年間過ごしたことがあって林殊と親しくなり、林家信じています。その後、禁軍に転属となりました。梅長蘇が金陵に現れた時には彼が林殊だと一目で見抜きました。靖王に忠誠を誓い仕えることになります。
夏江(かこう)
「琅琊榜弐~風雲来る長林軍」黎老堂主
「明蘭」英国公,兖王
大梁(りょう)国の秘密警察組織である懸鏡司のトップ。
強い権力を持つ人物です。
梅長蘇の強力な敵。
秦般弱(しんはんじゃく)
1982年10月28日生
出身:広西チワン族自治区南寧市
ドラマ:
「九州縹緲錄」蘇瞬卿
譽王の側室。謀略家として活躍する女性です。実は滑族の璇璣公主の弟子。師の遺志を継いで滑族の復興を目指しています。
琅琊榜の用語辞典
知っておくとドラマを楽しめる。専門用語を紹介。
琅琊閣(ろうやかく):
情報を集める組織。対価さえ支払えば様々な情報を教えてくれる場所。
琅琊榜(ろうやぼう):
琅琊閣が発行する優秀な人ランキング。琅琊榜の1位に選ばると大変な名誉になり、誰もが採用したいと思うほど。科挙がまだなかった漢王朝では基本は有力者の推薦で役人になるのですが。有力者は評論家の出した評価を参考にすることもありました。琅琊榜の設定は大げさですが、あながち嘘とはいえないところがあります。
金陵(きんりょう):
梁の首都。現在の南京。漢以前や唐以後は金陵と呼ばれていた時期もありますが。梁を含む南北朝時代には「建康」と呼ばれていました。
江左盟(こうさめい):
秘密結社。
懸鏡司(けんきょうし):
皇帝直属の諜報機関。架空の組織ですが、宋の皇城司、明朝の錦衣衛みたいなもの。
琅琊榜の見どころ・緻密な伏線と魅力的なキャラクター
中国ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~』は、策略と復讐、友情と忠義が交錯する緊迫のストーリーで、多くの視聴者を惹きつけてきた歴史ドラマです。
特に「伏線の張り方」と「キャラクター同士の関係性の深さ」は、初見でも再視聴でも楽しめる構成となっており、リピーターが多いことでも知られています。
見どころ①:張り巡らされた伏線と巧みな回収
本作の脚本は非常に緻密で、序盤に何気なく登場する出来事や台詞が、後半で驚きの形でつながっていきます。
たとえば、主人公・梅長蘇が王府に初めて訪れた場面の一言が、実は後の政変に関わる伏線になっているなど、細部にまで意味が込められており、1話たりとも見逃せません。
見どころ②:記憶に残る登場人物たち
『琅琊榜』には梅長蘇をはじめ靖王(蕭景琰)や蒙摯、霓凰郡主など、印象的で立体的な人物が多数登場します。
彼らの過去や信念、人間関係が物語の中で丁寧に描かれ、それぞれがしっかりとしたドラマを背負っているのが本作の魅力の一つです。
敵味方の立場を超えた心理描写や葛藤が、視聴者の感情を強く揺さぶります。
こんな人におすすめ
- 人間関係の深掘りがあるドラマを観たい人
- ネタバレを見ても楽しめるほど完成度の高い脚本が好きな人
- 歴史ファンタジーや権力闘争ものに興味がある人
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やっぱり気になる最終回。
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