中国ドラマ「琅琊榜」22･23･24･25･26話のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。
闇炮坊の爆発事件から始まり皇太子が謹慎。
南楚の使節がやってきたと思ったら景睿の衝撃的な出生の秘密が暴露されてしまいました。南楚の王族の息子だったとは。
そして宮羽の家族の悲劇との関係も。
謝玉の過去の悪事が明らかになり、言侯が強行突入。謝玉は追い詰められました。
それにしても景睿が抱える心の傷は深いでしょう。今後の彼の行動が気になります。
・梅長蘇（ばい・ちょうそ）/林殊（りんしゅ）： 演：胡歌（フー・ゴー）
・靖王（せいおう） 蕭景琰（しょう・けいえん）： 演：王凱（ワン・カイ）
・穆霓凰（ぼく・げいおう）： 演：劉濤（リウ・タオ）
・誉王（よおう） 蕭景桓（しょう・けいかん）： 演：黄維徳（ビクター・ホァン）
一部ネタバレを含みますので、まだ観ていない方はご注意くださいね。
琅琊榜 22話 ひとつの決着
莅陽長公主は卓家への罪悪感から謝罪。景睿も突然跪いて謝罪しました。
一方、莅陽長公主は謝玉には自害を勧めますが謝玉はまだ助かると信じており自害を拒否するのでした。謝玉の行いはとうてい許せるものではありません。莅陽長公主は謝玉の無謀な行いで家族や周囲の人々を巻き込んでしまったという絶望感な気持ちでした。
それでも卓夫人は謝綺を許しました。謝綺には罪はないとはいえ、連帯責任が当たり前の社会ではなかなかできる者ではありません。卓夫人の度量は大きいといえますね。
夏江は帰京後、夏冬を罰し禁閉。謝玉の事件に裏があると梁帝に報告し、秘密裏に調査を開始。
夏江は謝玉と裏で繋がっていて、口を固く閉ざすよう迫るのでした。
感想
夏冬も罰を受けるのですか。厳しいですね。夏江は謝玉は繋がってるのですね。結局、謝玉が罰を受けるのは避けられませんが。罪は軽くなりそう。
どうやら夏江には知られてはまずい秘密があるようです。いったい何でしょうか？
夏江が梁帝を変な方向に誘導しようとしているみたいで、誉王も気が気でないでしょうね。梅長蘇の推理は当たるのでしょうか？
琅琊榜 23話 あの日の真実
梅長蘇は夏江が謝玉に弱みを握られていると考え謝玉と対面。梅長蘇は夏江が謝玉を殺害しようとしていることを告げ、謝玉を動揺させようとするのでした。
さらに誉王は夏江に面会。卓鼎風が李重心を殺害した件について聞きます。
梅長蘇はその件について確認したと謝玉に伝えるのでした。
謝玉はずる賢い人物ですが、梅長蘇はあえて謝玉を挑発。謝玉が夏江を信用しないようにうまく誘導していました。
絶望した謝玉はついに李重心の件について語り始めました。それを隣の部屋にいた靖王と夏冬が聞きます。靖王は憤って祁王と林家の汚名をそそぐことを誓うのですが。
感想
李重心を利用した末に一家もろとも殺害するとは残酷ですね。靖王が怒るのも当然です。
謝玉は確かにひどいですが。そもそも梁帝が祁王を勝手に危険だと思い込み猜疑心にとらわれているのが原因。謝玉を罰することはできても、祁王らの汚名返上は難しそうです。やっぱり靖王が皇帝になるしかないんじゃないですかね。
琅琊榜 24話 決意
靖王は祁王の冤罪を晴らしたいと強く願い、徹底的な調査を決意。
梅長蘇はそのことで新たな災いを招き、計画に支障が出ると反対しました。梅長蘇としては、まずは靖王に皇帝になって欲しい。それまでは余計な波風は立てたくないと思っているのです。それでも靖王の決意は変わることがなく。彼の熱意にうたれた梅長蘇は真相解明を約束します。
二人は祁王の冤罪を晴らすために動き出すのでした。
その矢先、皇太后が亡くなってしまいます。梅長蘇も親しくしていた人だけに寂しいものがありました。るでしょうね。
感想
夏冬にとっては夫の仇ですからね。このまま仇討ちさせても良さそうな気もしますが。梅長蘇は約束は守るのですね。このまま生かしておいていいのでしょうか？
琅琊榜 25話 漁夫の利
謝玉が流刑になったあと。空席になった巡房営の支配権を巡っては太子派と誉王派が激しく対立。梁帝は苛立っていました。
一方、靖王と静妃の穏やかな振る舞いに癒やされた梁帝は気を良くして靖王に巡防営の指揮を命じます。
さらに母妃への安否を気遣うため、特別に宮廷への出入りを許可したのでした。
それを聞いた誉王は激怒するのでした。
そのころ。秦般弱は間諜の大半を失い、江左盟の仕業と疑っていました。そこで隠居生活を送る同門の四姐に助けを求めます。四姐は引退を勧めますが、秦般弱は復讐を誓い、四姐も最終的に援助を約束するのでした。
秦般弱は滑族の出身。滑族の国はすでに滅んでいますが、復讐のため梁を滅ぼそうとしているのです。
一方、梅長蘇は誉王に卓鼎風を大切にするよう助言。靖王には巡防営の指揮権を握るよう促すのでした。
感想
誉王も太子と張り合いすぎましたね。それにしてもあれで梁帝の機嫌がよくなるってどういうこと？いままで靖王に冷たくしてたのに。この梁帝は気分屋だから信用できませんね。だから息子を始末させるのでしょうけど。
靖王の巡防営掌握は後継者争いに加わるための琅琊榜 一歩かもしれませんけれど。そうなると太子や誉王も警戒をし始めるかもしれませんね。
琅琊榜 26話 友との別れ
秦般弱は蘇宅に出入りする童路を見つけ、彼を攻略するよう四姐に命じました。
最近捕まったスパイたちがみな童路と繋がっていたので、蘇宅と紅袖招の敗北に関連があると疑っているのです。
さらに梅長蘇は活躍しているのに誉王の勢力が衰えているのも、彼女にとって気がかりなことでした。
景睿は実の父が病気だと聞いて南楚への旅を決意。心配する言豫津に、戻ることを約束し安心させました。
梅長蘇との別れ際には複雑な思いを打ち明けつつも、友情の大切さを語ります。梅長蘇も景睿の純粋な心に感動。景睿を守るため朱沉を密かに同行させるのでした。
感想
景睿は梅長蘇を親友と思っているようですが。梅長蘇には復讐のために動いてますからね。梅長蘇は友人を傷つけることがあっても目的を優先。
景睿がどこまで梅長蘇を理解してるかわかりませんが。二人が本当の親友になることはないように思います。
琅琊榜 22話から26話の感想
謝玉の今までの悪行が明らかになり、ついに彼との戦いにも決着がつきました。
しかし夏江との裏取引や李重心の暗殺など、いろいろやってたんですね。それだけに太子にとっては大きなダメージとなりそうです。
でも夏江は残ったまま。謝玉との縁は本当に切れたのか、彼が何を企んでいるのか気になります。今後、夏江が新たな障害になることがあるのでしょうか。
靖王と梅長蘇の信頼関係はますます深まっているように感じます。靖王の真っすぐな性格と梅長蘇の冷静な判断力。この二人のコンビがこれからどんな活躍を見せてくれるのか目が離せませんね。
秦般弱は滑族の出身で梁への復讐を狙っていることが明らかになりました。童路が狙われているようですが。秦般弱がどのようにして復讐を果たそうとするのか気になります。
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