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上陽賦 最終回 あらすじとネタバレ・感想

上陽賦 最終回 d ドラマ紹介
上陽賦 最終回

中国時代劇「上陽賦(読み方:じょうようぶ)運命の王妃」最終回のあらすじとネタバレ・感想の紹介です。

チャン・ツィイー主演で話題となった中国ドラマ「上陽賦」。壮大なスケールで描かれる宮廷内の政治闘争、愛憎、そして戦場など、目が離せない展開が魅力の作品ですね

ドラマは名門貴族の令嬢・王儇と寒門出身の将軍・蕭綦の運命的な出会いを軸に物語が進んでいきます。王儇は愛する人と共に平和な世の中を築こうとしますが、権力争いに巻き込まれ数々の困難に遭遇するのでした。

最終回では王儇と蕭綦の愛の行方、そして王家の行く末が描かれます。果たして彼らは願いを叶えることができるのでしょうか。

この記事では最終回までのあらすじを詳しく解説。個人的な感想も交えて紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 上陽賦のあらすじを詳しく知ることができる
  • 主な登場人物の結末がわかる
  • ドラマの見どころや個人的な感想を知ることができる
  • 原作との違いについて知ることができる

特にドラマの結末に物足りなさを感じた方や原作との違いに興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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主なキャスト

王儇(おう・けん)/豫章王妃
 演:章子怡(チャン・ツィイー)

蕭綦(しょう・き)/豫章王
 演:周一圍(ジョウ・イーウェイ)

馬子澹(ば・したん)/皇帝
 演:楊祐寧(トニー・ヤン)
 母は謝貴妃。

王藺(おう・りん)
 演:于和偉
 靖国公。もと丞相(宰相)。

宋懷恩(そう・かいおん)/肅毅伯
 演:劉端端

皇太后
 演:史可

王夙(おう・しゅく)/江夏王
 演:賈一平
 

 

上陽賦 あらすじ

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最終回直前 67話までのあらすじ

架空の王朝・大成国では権力は腐敗し、貴族たちは庶民の苦しみをかえりみず贅沢しています。

ヒロイン。王儇(おう・けん)は名門貴族の令嬢。政略結婚で寧朔将軍の蕭綦と結婚。最初は気が進まなかった王儇でしたが。戦乱のない世の中を目指す蕭綦の姿を知りお互いに惹かれ合いうのでした。

王儇の父・王藺(おう・りん)は大成国の丞相(宰相)。王一族は国でも一番の大貴族です。かつて皇位を狙いましたが蕭綦に阻止されました。

王儇は死を偽装して逃げ延び再起をはかっていました。

復活した王儇の野望

馬子澹が皇帝に即位後。王儇は皇太后と密かに連絡をとりました。

皇太后は王藺が生きていることに驚き、馬静が無事であることに喜びました。王藺は皇太后に協力をもとめます。子澹に不満をもつ皇太后は王藺が馬静を皇帝にしようとしていると知り協力しました。

皇太后は本当に王藺が馬静を皇帝にすると思っているのでしょうか?

翌日。王藺は朝廷の大臣たちを呼び寄せ、先帝の密勅を見せました。

太后は城門を開けるよう命じますが、魏邯の手下に阻止されます。城門が開かないことに苛立った宋懷恩は攻城を決断。玉秀の阻止を押し切って城門を攻め場内に突入しました。

玉秀の命をかけての反対も聞きません。無駄死にですね気の毒。

王儇は子澹とともに脱出を図りますが、宋懷恩の兵と鉢合わせ。子澹と王儇は太極殿に逃げ込むのですが、追い詰められていました。

後宮では太后が馬静を出迎えようとしますが、倒れて息を引き取りました。

このところ体調は夜句ありませんでしたが太后の最後がこんなにあっけないとは。この人無にやってるんでしょうね。
王儇と子澹は絶体絶命。王儇と子澹はどうなるのでしょうか?

 

上陽賦 最終回

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最終回 68話

子澹は謀反人の手にかかって死ぬより名誉ある死を望みました。王儇も涙をこらえて同意します。

そのとき宋懷恩が兵を引き連れ乗り込んできました。子澹は宋懷恩を叱責するものの、宋懷恩は嘲笑います。

あの宋懷恩がこうなってしまうとは。ドラマの最初からは考えられません。

子澹は宋懷恩に黒幕は誰かと問い詰めます。

すると大殿の扉が音を立てて開き、王藺が龍袍をまとい兵を引き連れてやってきました。

早くも龍袍=皇帝の服を着てますよ。でも似合わない。

死んだはずの王藺の登場に子澹と王儇は驚き言葉を失います。

宋懷恩は子澹を玉座から引きずり降ろし王藺が座りました。

王儇の説得は父には届かず、剣を手に取り自害しようとしました。

母の長公主と同じことをして王儇を思いとどまらせようというのですね。

 

王藺は剣を取り上げ、天下を安定させることができるのは自分だけと言うのですが。そのとき背後から宋懷恩が剣を振り下ろし、王藺を刺しました。

驚く王儇をよそに宋懷恩は王儇に近づき、自分の皇后になるよう求めます。しかし王儇は彼を平手打ち、恥知らずだと罵ります。

宋懷恩は大人しく王藺の下につく男ではないと思っていたけど。結局こうなるのですね。
そしてやっぱり宋懷恩は王儇が忘れられないのですね。でもそんなことをしても無駄なのに。

するとそこに蕭綦が兵を率いて到着。矢で宋懷恩を射抜きました。蕭綦は反乱軍を鎮圧。

いい所で来ますね。まるで測ったみたい。

 

反乱は鎮圧され。王儇と蕭綦は京城を離れ、寧朔で穏やかな生活を送ることにしました。彼らは多くの孤児を引き取り、世俗から離れた日々を過ごすのでした。

京城では子澹が退位して墓守をすることに。馬静が皇位を継ぎました。蕭綦の提案により寧朔以北と玄漠以南が三族の共存地域として再編されました。そして税制の改正、農業と商業の奨励によりこの国にも平和と繁栄が訪れたのでした。

<終わり>

 

上陽賦 感想

最終回までの感想

蕭綦がカッコいい

というわけで、すべて丸く収まりました。

正直、チャン・ツィイーの王儇(おう・けん)はイタくて最初は見てられませんでした。そんな歳じゃないでしょと思う。話が長いので途中から気にしないことにしました。

それよりもジョウ・イーウェイの蕭綦がカッコいい。「将軍」を名乗るならこのくらいの貫禄は欲しい。

王儇の描写は?

ハリウッド映画でも活躍するチャン・ツィイーの初主演・中国ドラマということで話題になったこの作品ですが。

正直、このドラマやるには歳とりすぎてます。それかドラマ序盤は設定に近い年齢の人にやらせるべきだったと思います。

途中からはチャン・ツィイーでもいいと思いますが。そこまでして出さなくていいと思うのです。

もともと原作では王儇は主役ではなく。ドラマ化の際に王儇の出番を増やしてます。その結果、王儇が活発に動き、彼女をめぐって様々な男たちが争うのですが。冒頭で王儇は結婚してるし。話がやや複雑になってしまったかなと思います。

チャン・ツィイーを脇役にするわけにもいかないし、出番を増やしたいのでしょうね。

宮廷内の政治闘争、愛憎、そして戦闘。北方の国での様々な場面が描かれたのですが。ドラマは全68話(BS板)と長く、中だるみな感じになった感じはします。

 

原作とは違う結果に

「上陽賦」は小説「帝王業」のテレビドラマ化したものですが。原作とはぜんぜん違う結果になってます。

原作小説では「帝王業」の名の通り最後は蕭綦が宋懷恩を倒し自らが皇帝になります。というのも蕭綦のモデルは東晋を滅ぼして南朝宋を建国した劉裕だから。

・豫章王 蕭綦(しょうき) 大王のモデルになった劉裕の史実

ドラマの中でも馬一族ではもはやこの国は収められそうにありません。力のある者が必要なのです。

でも上陽賦では蕭綦は皇帝にならず自分の領地に引っ込みました。いや、あれだけの力があったら皇帝になるでしょ。朝廷もズタズタだし。

馬子澹でもうまく収められないのに、いつの間にか出てきた馬静が治めて平和と繁栄が訪れた。なんて都合良すぎません?今までの朝廷の混乱は何だったのでしょうか?

原作もそういう内容ならそれでもいいのですが。エンディングを変えたら「帝王業」をドラマ化する意味はないと思うのです。

個人的には中国では政権交代のドラマを作ってはいけないのか?と思ってしまいます。

このエンディングが違う件にはこちらでも考察してます。

上陽賦運命の王妃の実話:どこの国?時代背景は?

興味のある方は呼んでください。

と、気になる点はあるものの。陰謀の絡み合うスケールの大きな作品、敵国との緊張感ある関係など。中国時代劇ならではの面白さは堪能できます。

蕭綦側にいい役者さんが多く、全体としては楽しめました。

上陽賦 最終回までのまとめ

チャン・ツィイー主演の「上陽賦」を完走しました!壮大なスケールと豪華な衣装は堪能できました。正直なところ王儇の役はちょっとお若い方が良かったかなーなんて思ったりも。

蕭綦のカッコよさは抜群でした!蕭綦がいなかったら最後まで見てなかったかもしれない。

でも最後の結末はちょっと拍子抜け。日本では原作を知ってる人はあまりいないと思いますが、個人的には物足りなさを感じますね。

長編なので途中で飽きてしまう人もいるかもしれませんが。ドラマ全体としては、歴史ドラマ好きにはたまらない作品だと思います。

 

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