後宮の涙 33・34・35・36・37話 感想とネタバレ・あらすじ:陸貞がついに六品女官に

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中国ドラマ「後宮の涙」33・34・35・36・37話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。

沈碧の陰湿な策略には本当に腹が立ちますね。手口もしだいにエスカレート。

婁青薔はいつか対立するだろうなとは思っていましたが、やっぱり敵になりました。でもそう簡単には終わらない。

仕組まれた事故で陸貞は命を落としかけ、杜衡の治療で意識を取り戻したのは驚きましたが、右手が動かなくなってしまうなんて…。

そしてまさかの結婚発表には言葉を失いました。高湛が結婚を拒否したのは当然です!

でも陸貞が自殺未遂…。追い詰められた彼女の絶望を思うと胸が痛みます。陸貞はどうなるのでしょうか?

それでは33話からお楽しみください。

後宮の涙 登場人物・キャスト

・陸貞(りく・てい)
 北斉の豪商・陸家の長女。
 演:趙麗穎(チャオ・リーイン) 

・高湛(こう・たん)/長広王
 北斉の皇太弟
 演:陳曉(チェン・シャオ)

・高演(こう・えん)孝昭皇帝
 演:喬任梁(キミー・チャオ)

・婁昭君(ろうしょうくん)/皇太后
 演:劉雪華(リウ・シュエホア)

 

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第33話 再生への道

高湛と陸貞の愛の誓い

陸貞(りくてい)と高湛(こうたん)が再会。悲しみに暮れる陸貞は、傷ついた自分の手を見て、もう高湛にはふさわしくないと言いますが、高湛はそれをそうではない、自分は将来皇帝になる身なので自分の言葉こそが真実で、陸貞は自分にふさわしい存在なのだと力強く言います。

さらに高湛は陸貞を長広王府へ連れて行き、彼女がここの女主人であると宣言するのでした。

このシーンは感動的ですね。陸貞が自分の手の傷を気にして「もう彼にはふさわしくない」って言うのが気の毒。それだけ高湛への愛情が深いのでしょう。
でもそれに対して高湛が「自分がふさわしいと言えば、ふさわしいんだ!」って言い切るところもカッコいいですね。

 

権力争いの片鱗と高慢な姫様

沈嘉敏(しんかびん)が長広王府の地図を持って陸貞に近づき、自分が将来皇太子妃になるからと高慢な態度をとります。

陸貞は冷静にかわしますが、沈嘉敏はうっかりその地図を婁青薔(ろうせいしょう)の前に落としてしまい婁青薔とその侍女・蝋梅(ろうばい)に嘲笑されました。怒った沈嘉敏は婁青薔の弟が殺した素娟(そえん)のことを持ち出して二人の対立が深まるのでした。

出ましたね、いかにも偉そうな沈嘉敏の自信満々で上から目線な態度。まだ皇太子妃にもなってないのに、将来の話をして陸貞にマウント取ろうとするなんて、浅はかと言うか。それに対する陸貞の冷静な返しが効いてます。
案の定、沈嘉敏の行動は裏目に出て婁青薔に目をつけられてしまうという…。でも沈嘉敏が素娟のことがあるから譲りません。怖いもの知らずというか…。この先、沈嘉敏と婁青薔の対立はどうなるのでしょうね。

 

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第34話 父の敵討ち

高慢な態度が招いた悲劇

沈嘉敏と婁青薔が争いになり、沈嘉敏は突き落とされて命を落としました。この瞬間を侍女の芳華(ほうか)が目撃していました。

やっぱり沈嘉敏やりすぎてしまいました。それにしてもち沈嘉敏がこんなあっけない最期とは。ちょっと呆然としてしまいましたね。
 
婁青薔は罪を陸貞になすりつけ、陸貞は捕らえられます。しかし陸貞は大理寺での審理を願い出るのでした。
それにしても婁青薔、本当に悪賢い!とっさに陸貞に罪を着せるとは、恐ろしい対応力…。目撃者まで脅迫するとは。でも陸貞はあえて大理事の審議に持ち込みました。勝算があるようですね。

婁青薔は陸貞が自分の弱みを握っているからだと気づき彼女に遭います。そして、婁青薔は陸貞が殺したという証言を撤回しました。しかし貴妃は納得せず陸貞は釈放されません。

芳華が見つかり婁青薔の犯行を証言しますが、婁青薔は婁太后の身内でお気に入り彼女を罪に問うのは難しいように思えました。憤る沈国公に高湛が仇は必ず討つと約束。

沈国公は泣く泣く娘の転落を事故として処理して陸貞は釈放されるのでした。

陸貞が無事に出てこられてよかったのですが。でもせっかく犯人が分かったのに婁青薔を罰することができないなんて。どうなっているのでしょう?貴族の娘が死んでるのに。沈国公はどんなに辛かったでしょうか。

 

陸貞を六品司珍に昇進。さっそく陸貞は大理寺へ出向き父の冤罪を訴えます。陸夫人は陸貞を見て罵りますが、陸貞が提出した証拠によって陸夫人が父を殺害したことが明らかになるのでした。しかし陸夫人はあることを言います。

いやー、ようやく陸貞の仇討ち達成ですね。ここまで長かった。でも何で六品にならないと再審を訴えることができないのでしょうか。
しかし新たな問題が起こりましたね。

 

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第35話 出生の秘密

すれ違う心、陸貞と高湛の衝突

陸貞が自分の父親を探したいと願う気持ちに対して、高湛(こうたん)は彼女を陸尚書の嫡女と認めてもらうことを勧めます。

高湛は陸貞の身分を気にしないと言いますが、陸貞は高湛の態度に「尊重されていない」と感じて反発、二人は激しく言い争ってしまいます。

結局、高湛は怒ってその場を立ち去るのでした。

またこの二人はいがみ合ってますね。高湛としては陸貞の立場を安定させてあげたい、守ってあげたいという気持ちがあったのかもしれません。
でも陸貞が一番求めていたのは自分の本当の父親を知ること、自分のアイデンティティを確立することだったんですよね。いくら相手を思っていても、求めているものが違えばすれ違ってしまうんだなと思います。
陸貞が「尊重されていない」と感じたのも分かります。高湛の言葉の裏に「身分が低いままでは困るだろう」という気持ちを感じ取ってしまったのかもしれませんね。

 

母親の手がかりと、新たな陰謀

陸貞は母が残した九鸞釵が前の王朝で五品以上の高位女官に贈られたものだったと聞かされ、陸貞は母親が地位の高い人だったのではないかと思います。

そのころ吐谷渾(とよくこん)の使者、都美児(ドゥメル)が陸貞に会いに来ました。都美児は修文殿から届けられた果物に毒が混じっていることに気が付き陸貞はそれが婁尚侍の仕業だと考えるのでした。

吐谷渾(とよくこん)は今のチベットにありました。北斉と同じ鮮卑人が作った国。すっかり漢化した北斉と違い遊牧民の文化が残っています。
あの九鸞釵にそんな秘密があったなとは驚きです。見るからに効果そうなので地位の高い人かなとは思ってましたが。宮中にいた人なんですね。そうなると、なぜ母があのような待遇になったのか気になりますね。
そして、そこに絡んでくるのが吐谷渾の使者・都美児。踊り子でとうごkされていた人ですよね。いつか登場するとは思ってましたが、ここで出てくるとは。いつのまに使者になったのでしょう。
そして安定の(?)婁尚侍!あいかわらず陸貞を狙ってきます。

 

第36話 全面対決

五品尚宮への昇進と宮中改革への挑戦

皇帝からの詔で陸貞は五品尚宮(ごほんしょうきゅう)に昇進しました。

陸貞は宮中の買い付けを独占して不正を行っている婁青薔の存在を見逃すことはできません。皇帝に上申書を提出。宮中改革を進める許可を得ました。

こうして陸貞と婁青薔との直接対決が始まりました。

官位を金で買ったということ?史実の陸女官ならするでしょうけど、ドラマのヒロインがやっていいの?
それにしても昇進が早すぎますよね。史実の陸女官も官奴婢から女官のトップになってますから、上の人に気に入られたら意外と昇進しやすいのかもしれませんね。

 

あと、財政を悪化させている元凶は婁尚侍でしたか。そりゃあ宮中のお金もグチャグチャになりますよね。

母親探し

沈嘉彦が陸貞の元を訪れ、彼女の母親探しの手助けをすることに。沈夫人は、陸貞が持つ九鸞釵を見て、それにまつわる情報を教えアドバイス。

沈嘉彦は陸貞への想いを断ち切り、最後の抱擁をして今後は「兄」として支えると約束。しかし、この場面を高湛が目撃、吐血してしまいました。

沈嘉彦、最後まで「いい人」でしたね…。中国韓国ドラマだと幼馴染のお兄さんがこのポジに付きやすいですが、沈嘉彦がその役目ですか。
いや、陸貞からすれば吐血してる人より沈嘉彦の方がいいのでは?と思ったりもします。

 

第37話 卑劣な罠

不正発覚と帳簿を巡る攻防

婁青薔による巨額の不正会計が発覚。陸貞は玲瓏と協力してその証拠を固めようとします。玲瓏は帳簿を守ろうとしますが、刺客に襲われ負傷してしまいます。さらに帳簿は改ざんされており、陸貞の署名までありました。

実は玲瓏が襲われたのは偽装で、帳簿を改ざんしたのも玲瓏でした。でも陸貞は玲瓏を信じてしまいます。

婁青薔の不正も驚きですが。玲瓏も沈碧に取り込まれてしまいましたか。陸貞は部下の気持ちが分かっていない気がします。丹娘が昇進するのに玲瓏ができていないのを考えるとこうなっても仕方ないかなという気はします。

 

嘉福殿の異変と沈碧の策略

長広王こと高湛は嘉福殿へ移り住みました。宮女たちが嘉福殿を整理する際火の中に何かを密かに入れます。すると高湛は頭痛を感じ始めました。

高湛は通りかかった沈碧を陸貞と間違え、体が熱くなった高湛に沈碧は酒を飲ませ二人は杯を交わしました。高湛は沈碧を抱き寄せキス。沈碧はこの方法でも後悔しないと心に決めて一夜を共にするのでした。

このシーンは衝撃でしたね!まさかこんな展開になるとは。まあ中国ドラマによくある媚薬で陥れる作戦。わりと古典的な方法なので、よく出てきます。
沈碧の手段を選ばない感じは怖いけど、ドラマ的には一気に物語が動き出す感じがしますね。もう高湛と沈碧が一緒になればいいのでは?
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後宮の涙 37話までの感想

陸貞がついに父の敵討ちを達成しました! これまで彼女の困難を思えばに胸が熱くなりますね。一つの大きな目標を達成して、ホッとしたのもつかの間、本当の親でないことが発覚これはこれでショックですよね。

母の身分は意外と高そうな事がわかりましたが、本当の父は誰なのでしょうか?

そして、もう婁青薔(ろうせいしょう)と沈碧(しんへき)の悪事の数々には見ているこっちがもう嫌になってしまいますね。よくも、あんなに次々と卑劣な罠を仕掛けたり、嘘をついたりと、ただただ呆れるばかりです。

本当に早く痛い目にあってほしいと願うばかりです。

でも、沈嘉敏があんなにあっけない最期を迎えるとは驚きました。悪役なのに、もう少し粘るかな?と思ったのですが、頭の悪いキャラはドラマの中でも生き延びられないのでしょうか。

その一方で沈嘉彦(しんかげん)の人の良さが際立っていて、同じ家族なのにこんなに違うものかと思います。

さらに、陸貞と高湛の関係ですよね〜。もう、なんでこうもすれ違うのでしょうか。身分の差だったり、宮廷の陰謀だったり、あるいはちょっとした誤解だったりで、なかなか二人の心が一つにならないのが、見ていてイライラします。

もう陸貞と沈嘉彦が一緒になって、高湛と沈碧が一緒になれば?と思ってしまいます。

今後はいったいどうなるのでしょうね。

 

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