浮図縁(ふとえん) 1話・2話・3話・4話あらすじとネタバレ感想:いきなり殉葬の衝撃

ふとえん あらすじ d.2 ドラマあらすじ
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中国ドラマ「浮図縁(ふとえん) 乱世に咲く真実の愛」 1話・2話・3話・4話のあらすじとネタバレを感想つきで紹介します。

「浮図縁」は架空の大鄴王朝を舞台にしたドラマ。皇帝の死後、妃嬪が殉葬されるという衝撃的な展開から始まります。

宮中では宦官が力をもち、肖鐸が権力を握っています。幼い後継者をめぐる栄安皇后とのかけひき。

先帝の才人(側室)だった步音樓は殉葬される運命でしたが、ある理由で肖鐸に救われます。

肖鐸は福王を操るために步音樓を救出したようですが。

肖鐸と步音樓の関係が注目です。

それでは1話からお楽しみください。

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浮図縁 登場人物紹介

  • 肖鐸(しょう たく) 演:ワン・ホーディー
  • 步音樓(ほ いんろう) 演:チェン・ユーチー
  • 栄安皇后(えいあんこうごう) 演:ツォン・リー
  • 慕容高鞏(ぼよう こうきょう) 演:ピーター・ホー
  • 彤雲(とんうん) 演:ホウ・ナン

さらに詳しいキャストはこちらで紹介しています。
・浮図縁 乱世に咲く真実の愛のキャストと登場人物を紹介

 

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第1話 思いがけぬ縁

帝の崩御と殉葬の旧習

隆化11年、大鄴王朝の元貞皇帝が崩御しました。この国には皇帝が生前に寵愛した妃嬪や侍女たちは皆殉葬させられるという恐ろしい習慣がありました。殉葬される女たちは「朝天女」と美しい名前で呼ばれるものの、殺害されることには違いありません。

大鄴王朝は架空の王朝ですね。古代には殉葬の習慣はあったようですが、大鄴王朝はみたところそんなに古い王朝ではなさそう。にもかかわらず殉葬という野蛮な習慣があるのですね。現実の王朝では明朝が殉葬がありました。
皇族に慕容という鮮卑系の姓を使ってますが。宦官が力を持っているし、雰囲気的にもドラマの国は明朝をモデルにしてるようですね。
それにしても次々と殉葬される様子は見ていられません。

後継者の栄王はまだ幼く、朝廷や後宮、そして各勢力が権力を握ろうと暗躍しています。中でも最も恐れられていたのは宦官・肖鐸率いる昭定司でした。

後継者が決まってないのも困りますが、幼いのも混乱の元ですよね。宦官勢力が後継者争いに影響力を持っているのも厄介です。

 

步音樓の危機

才人の步音樓は殉葬の知らせを受け、婢女の彤雲に賄賂を渡すよう命じますが、宮人が先に到着してしまいます。庭は殉葬を待つ女性たちで溢れかえり皆が泣き崩れる中、步音樓だけは涙も流さず、ただ無気力に立ち尽くしていました。

步音樓は才人ですから低い階級の側室なのでしょう。彼女の絶望的な状況がよく描かれていました。それでも彼女だけが涙も流さないのは、かえって痛々しいです。
步夫人の言動には腹が立ちましたね。步音樓のは実の子でないからそんなことをいえるのです。家がよければそれでいいのでしょうね。

 

肖鐸と栄安皇后の暗躍

内閣大学士の周承徳は宦官が政治に介入するのを嫌っていました。肖鐸を非難し、権限を引き渡すよう要求します。しかし肖鐸を批判。茶碗を顔に叩きつけるのでした。

一方、権力を握った栄安皇后は気に入らない妃を処刑。肖鐸に髪を梳かすよう命じます。しかし肖鐸は皇后を警戒し部下に皇后と南苑王の調査を急がせるのでした。

「内閣大学士」も明朝の制度。宰相のいない明朝では皇帝の補佐をする内閣大学士が宰相的な役割をすることもありましたが。宦官の力が強くなると政治的な力を失いました。
それにしても肖鐸の権力と冷酷さがよくわかる場面ですね。周承徳は大臣でもトップクラスのはずですけど。そして栄安皇后も負けず劣らずの強権ぶり!でもこの二人はお互いに利用しようとしている様子。肖鐸が急いで手を洗いに行くシーンは、皇后への嫌悪感が伝わってきて、ちょっと笑えますね。

 

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第2話 約束の見返り

肖鐸の救出

浮屠塔で殉葬が始まろうとしたその時、肖鐸が現れ步音樓を救い出します。彼は邵貴妃の遺体を步音樓の代わりに使い、規則を破らずに救出を成功させます。

肖鐸がギリギリで間に合いました。白絹で首を締められそうになっていたので、かなり危ない場面でしたね。肖鐸が妃の遺体を身代わりに使うという大胆な手口を使うとは、頭の良さと冷徹さを改めて感じます。閆荪琅が不満そうにしてますが、肖鐸には逆らえないんでしょうね。

 

誤解と企み

目を覚ました步音樓は肖鐸に感謝を伝えようとしますが、声が出ません。彼女は肖鐸が自分を救った理由が分からず、殺されるのではないかと疑心暗鬼になります。肖鐸は慕容高鞏を操るために步音樓を利用しようと考えていたのでした。

步音樓が声を失ってしまうとは、もどかしいですね。しかも「対食」と誤解してしまうとは!少し笑えてしまいますが。それで肖鐸が怒るのもプライドが高いからなのでしょうね。

 

対食
宦官と宮女が夫婦のように暮らすこと

 

肖鐸の計画

夜、肖鐸は步音樓の簪を持って福王府へ行き、慕容高鞏に栄王を奪うための協力を迫ります。慕容高鞏は乗り気ではありませんが、肖鐸に脅され協力を約束してしまいます。その後、肖鐸は鳳儀宮から栄王を連れ出そうとしますが、皇后に阻止されてしまうのでした。

肖鐸の計画が明かされました。慕容高鞏の弱みを握ってますから断りにくいでしょう。しかし慕容高鞏も頼りないですね。そして、栄安皇后はてごわい。肖鐸でも失敗するとは、彼女の権力は侮れませんね。でもそれで諦める肖鐸ではありませんよ。

 

第3話 王の奪還

步音樓の機転

栄王を奪取するため肖鐸たちの作戦が続きます。妃嬪たちが長明灯を捧げる中。步音樓は皇后を引き留めるために、わざと長明灯を落として皇后の衣装に火をつけます。

栄王が行方不明になったことを知った步音樓は、自分が肖鐸に利用されたことを知ります。もし肖鐸が皇后の手に落ちたら自分も危ないと考え彼を探しに行くのでした。

步音樓の機転の利き方には感心しましたね。皇后の服に火を付けるとは度胸があります。でも皇后も栄王を奪われたのに気が付きました。

 

栄王の説得

栄王は肖鐸と一緒に行くのを嫌がりました。そこで步音樓は彼をなだめないといけません。

やがて皇后が追いついてきたので、步音樓は自分が放火犯だと白状して時間を稼ぎ。肖鐸が栄王を逃がす時間を作るのでした。

栄王としては何されるかわからないし嫌ですよね。なだめるのも大変です。でもまさか自分が放火犯だと言うとは、時間稼ぎのためにそこまでしますか?

 

合徳帝姫の登場と皇后の疑念

步音樓が皇后に尋問されていると、そこに合徳帝姫がやってきて步音樓を救い出しました。栄王は福王府に送られると肖鐸はその情報を広めました。朝廷では福王が摂政になると噂になり、皇后は肖鐸と福王が結託し、步音樓も肖鐸側の人間だと疑います。

合徳帝姫が来なかったら危なかったですね。 肖鐸に頼まれて来たことを察する步音樓もさすがです。栄安皇后は肖鐸にまんまと騙されましたね。怒りで吐血しそうになるのもわかります。

 

第4話 とんだ誤算

肖鐸と步音樓の取引

肖鐸は步音樓を利用して福王を監視させようと思いました。それを察した步音樓は肖鐸の前にひざまずき、今は福王を籠絡するより自分をそばに置いた方が良いと言います。

それでも肖鐸が認めないと、步音樓は大声で泣き出しました。仕方なく肖鐸は仕方なく彼女の願いを聞き入れるのでした。

何ふりか待ってられない様子がよくわかります。醜態にも見えますけど、力のない立場だからこうするしかないのでしょう。

 

栄王の死と福王の秘密

夜、福王は幼い頃の夢を見ました。夢の中では步音樓が出てきました。その矢先、目を覚ますと栄王が血を流して倒れていました。肖鐸が駆けつけますが、栄王はすでに息絶えていました。

福王は過去に步音樓に救われた経験があったようです。そういうことか。またしても過去に縁があるパターン。意外と世界は狭いです。

それよりも驚いたのが栄王の死! 一体誰が栄王を殺したのでしょうか? 

 

皇后の尋問と肖鐸の行動

浮屠塔に栄王の遺体があるのを発見した栄安皇后は、関係者を尋問します。福王は知らないと主張し、最初に遺体を発見した内侍は栄王が自ら頭から突っ込んだと証言。

肖鐸は福王に皇帝になるよう懇願し、大臣たちもこれに倣います。皇后は怒り狂いますが反論できません。

肖鐸は栄王が自害したことにしましたか。バレたら危ないですけど仕方ありません。結局、福王が皇帝になるながれになってしまいましたが。栄安皇后としては腹が立つでしょうね。肖鐸が栄王をやったと噂されてますが、どうなんでしょうね。そう言われても仕方ありません。

 

浮図縁 1~4話までの感想

まずワン・ホーディーが演じる肖鐸のインパクト大きいですね。こんな宦官いるの?と思いますが、確かに重臣より力を持っている宦官はいますし、腹黒い宦官もいます。でもこんな鋭い眼差しの宦官は今までのドラマであまり見たことありません。「蒼蘭訣」の東方青蒼のイメージが被ります。

今のところ、肖鐸と栄安皇后の権力争いになってます。

栄安皇后の人は「星漢燦爛」の母(蕭元漪)ですよね。この人が悪役やると怖い。でも楊貴妃「麗王別姫」演じるくらいの人なので醜くはならないですかね。美しい悪役みたいな感じ。

慕容高鞏は胡散臭い感じがしますけど、どうなるのでしょうか。

ヒロインは可愛そうだなと思ってましたが、なかなか大胆というか何というか。力のない者が生きていくためにはこのくらいでないといけないのでしょうね。

今後、肖鐸と步音樓の関係がどうなるのか気になりますね。

 

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