中国ドラマ「独孤伽羅~皇后の願い~」のあらすじとネタバレを全話紹介。
この記事ではドラマ「独孤伽羅」の全体の流れ、各話ごとのあらすじや見どころ、南北朝から隋の建国へと続く時代背景をわかり易く解説。主要キャストや人物相関図も紹介します。
最終回までのネタバレも紹介しますので興味のある方はご覧ください。これからドラマを観る方や途中まで観た方もドラマ鑑賞の参考にしてくださいね。
独孤伽羅あらすじ全話一覧
以下に1話から最終話までの5話ごとにまとめた全話あらすじ早見表を紹介します。
1〜5話 |
「独孤が天下を取る」という予言が広がり、北周の権力争いが激化。般若は宇文護と複雑な関係に。
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6〜10話 |
宇文邕に拒まれた伽羅は李澄と婚約。般若は宇文毓と結婚。曼陀は婚約者の楊堅に不満を持つ。
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11〜15話 |
曼陀は李澄の父と結婚し、楊堅はショック。疲弊した伽羅は陸貞との交流で心の支えを得る。
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16〜20話 |
独孤信が趙貴の宇文護暗殺計画を阻止。しかし伽羅は捕らえられ拷問。般若は妹を救うため犠牲に。宇文邕は出家。
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21〜25話 |
宇文護が宇文覚を追い落として般若が皇后に。般若は死産を偽装、娘・麗華を伽羅が育てる。宇文毓の暗殺計画は失敗。
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26〜30話 |
独孤信は伽羅と楊堅の縁談を決める。楊堅は動揺しながらも結婚を受け入れる。伽羅と楊堅は仮面夫婦を続ける。
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31〜35話 |
曼陀は李澄を追放、自分の子を嫡子にしようと策略を巡らす。伽羅と楊堅は和解。
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36〜40話 |
娘を殺された曼陀は実家に里帰りして伽羅と楊堅の仲を妨害。伽羅は家出して陸貞と出会う。楊堅は曼陀の本性に気づいて反省。
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41〜45話 |
般若が毒殺され、宇文毓も死亡。楊堅は麗華を引き取る。楊堅と伽羅は随州へ旅立ち北周と突厥の政略結婚が成立。
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46〜50話 |
曼陀は宇文護と共謀して李澄を殺害。楊堅は官職を辞し帰郷。宇文邕は宇文護を討ち。曼陀は李淵を出産。
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51〜54話 |
宇文贇が皇帝に即位し、麗華は皇后となる。楊堅は曼陀を幽閉。最終的に楊堅が隋の皇帝に即位。
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伽羅と楊堅はすれ違い。ようやく和解したものの、伽羅に残された命はあと僅か。 |
独孤伽羅あらすじネタバレ 全話紹介
あらすじ全話を紹介。もっと詳しいあらすじネタバレは以下のリンクから選んでくださいね。
独孤伽羅 1話~5話のあらすじネタバレ
- 第1話 戦いの予兆
- 第2話 秘めた愛
- 第3話 姉妹の野望
- 第4話 愛の告白
- 第5話 残酷な運命
第1話 魏の皇帝と彼に従う独孤信が予言を受け取る場面は注目!ここから全て始まりました!
独孤伽羅 6話~10話のあらすじネタバレ
- 第6話 命懸けの帰還
- 第7話 結納の日
- 第8話 ほどけた絆
- 第9話 新婚初夜
- 第10話 王妃の里帰り
般若が選んだのは宇文護ではなく宇文毓でした!伽羅に手を出すものは誰であっても許さない般若の強さが目立つエピソードです。
独孤伽羅 11話~15話のあらすじネタバレ
- 第11話 誘惑の罠
- 第12話 未練と執着
- 第13話 危険な噂
- 第14話 疲弊した心
- 第15話 嬉しい客人
15話で伽羅と出会う陸貞はドラマ『後宮の涙』のヒロインの「あの」陸貞です。
独孤伽羅 16話~20話のネタバレ
- 第16話 暗殺の宴
- 第17話 秘密の一夜
- 第18話 断たれた縁
- 第19話 野心と誤算
- 第20話 愛の駆け引き
独孤伽羅 21話~25話のネタバレ
- 第21話 皇后の座
- 第22話 偽りの悲劇
- 第23話 青い目の子供
- 第24話 復讐の念
- 第25話 屈辱の敗北
しかし宇文護のせいで子を失ったと信じる宇文毓は宇文護暗殺計画を決行するものの失敗してしまいます。
独孤伽羅 26話~30話
- 第26話 最期の願い
- 第27話 命の償い
- 第28話 再燃する火種
- 第29話 揺れる想い
- 第30話 交錯する陰謀
独孤伽羅 31話~35話
- 第31話 二人の剣舞
- 第32話 夫婦の条件
- 第33話 以心伝心
- 第34話 衝撃の暴露
- 第35話 初めての口づけ
独孤伽羅 36話~40話
- 第36話 執念の仇討ち
- 第37話 嫉妬と悲しみ
- 第38話 失った信頼
- 第39話 試される愛第
- 第40話 守るべき命
独孤伽羅 41話~45話
- 第41話 野望の代償
- 第42話 渾身の反撃
- 第43話 迫る対決の時
- 第44話 危険な任務
- 第45話 新しい皇后
独孤伽羅 46話~50話
- 第46話 それぞれの大志
- 第47話 縁談と醜聞
- 第48話 本当の父親
- 第49話 嵐の後に
- 第50話 逃れられない宿命
都では皇太后の宴で宇文邕は宇文護を討ち実権を取り戻しました。曼陀は待望の息子・李淵を出産。余命わずかな宇文邕は皇帝の器ではない宇文贇に失望。伽羅は宇文贇に嫁ぐ麗華を心配するのでした。
独孤伽羅 51話~54話
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- 第51話 別れの言葉
- 第52話 新皇帝の裏切り
- 第53話 失望と希望
- 第54話 天下統一
独孤伽羅 55話(最終回)
- 第55話 独孤の天下
曼陀は若い頃の自分に似た宮女を楊堅に送り込み。彼と伽羅の仲を裂こうとするが失敗。それでも曼陀は諦めません。李淵に願いを託します。伽羅と楊堅は和解しますが伽羅の命は残り僅かでした。
>【詳細ネタバレ】独孤伽羅 55話(最終回)のあらすじを見る
「独孤伽羅 皇后の願い」とはどんなドラマ?
作品の概要と話数
「独孤伽羅~皇后の願い~」(原題:独孤天下)は、2018年に中国で放送されました。
中国南北朝時代~隋の時代に実在した皇后「独孤伽羅」とその周辺の人物を描いた時代劇。日本ではあまり知られていない中国南北朝時代を舞台にしたドラマです。
独孤伽羅は全55話。見ごたえのある長編作品でした。
「独孤伽羅」全体のあらすじ:予言が導く三姉妹の運命
このドラマでは「独孤天下」という予言が注目のキーワード。中国・韓国ドラマで「予言」が鍵になるドラマは多いですが。
「独孤伽羅」では武将・独孤信の三人の娘、般若、曼陀、伽羅の運命を大きく動かすというのが斬新。普通は予言を信じて天下を狙うのは男ですからね。
彼女らはこの予言を「独孤を得るものが天下を得る」と解釈しました。個人的にはこの解釈は他にもあるんじゃないかと思います。それは最後まで見ればわかります。
長女・般若は皇后の座を掴むため皇室に嫁ぎますが、志半ばで亡くなります。次女・曼陀は権力への強い執着から手段を選ばず地位を築こうとし、悲劇を招きます。
一方、当初は権力に無関心だった末娘・伽羅は独孤家を守る責任を背負い楊堅と政略結婚します。最初は反発する二人でしたが、やがて二人の間には深い絆が生まれていくのでした。
宮中の激しい権力争いに巻き込まれながら伽羅は楊堅と共に困難を乗り越え、隋の建国を成し遂げるのでした。
こうして予言は成就し伽羅は隋の初代皇后となったのですが。失うものも多くありました。
独孤の天下は本当に彼女たちが求めていたものだったでしょうか?
独孤伽羅 最終話のネタバレ
【要注意】ここから先はドラマ「独孤伽羅」の結末に関するネタバレが含まれます。
まだ結末を知りたくない方やドラマを視聴途中で楽しみにしている方は、ここから下は読まないよう十分ご注意ください!
伽羅と楊堅 夫婦の天下と終わり
隋王朝を建国し権力の頂点に立った楊堅と伽羅でしたが、少しずつすれ違いが生まれ始めます。
楊堅による宇文一族への容赦ない粛清、そして誓いを破り側室を寵愛したことなどが重なり、夫婦の間に溝ができました。
強い絆で結ばれていた二人の間に亀裂が入る様子は見ていて切なくなります。
伽羅に出ていかれた楊堅はようやく間違いに気づき。二人は和解。でもすでに伽羅の命は尽きようとしていました。
そして波乱の生涯を送った独孤伽羅に人生の終わりが訪れたのでした。
楊堅は深く悲しみ、一気に老け込みました。彼もまた数年後に世を去ります。(第55話参照)
般若と曼陀の最終的な運命
独孤家の長女・般若と次女・曼陀も壮絶な人生を歩みました。
最も「独孤天下」にこだわった般若は予言通り皇后となりますが。野心のために家族を犠牲にし、最終的には自分の身も犠牲になりました。その生涯は短く激しいものでした。
曼陀は激しい野心と嫉妬心に満ちた生涯を送り、息子に天下を取るよう言い残してこの世を去ります。彼女も予言に囚われた人生を送ったのでした。(第55話)
伽羅を失った後の楊堅がどのような最期を迎えるのか、そして独孤家の血を引く者たちの運命はどうなるのかなど、物語の最後まで目が離せません。(第55話)
宇文護をはじめとする他の登場人物たちも、それぞれの信念や欲望や時代の波に翻弄されながら、それぞれの結末を迎えます。
最終回の詳しいネタバレはこちらを御覧ください。
・独孤伽羅 最終回 ネタバレとあらすじ感想
「独孤伽羅」登場人物とキャスト
「独孤伽羅」の主な登場人物を紹介します。
- 独孤伽羅(どっこ から)演:フー・ビンチン
独孤家の三女。 - 独孤般若(どっこ はんじゃく)演:アン・アン
独孤家の長女。寧都王妃。 - 独孤曼陀(どっこ ばんた)演:リー・イーシャオ
独孤家の次女。 - 独孤信(どっこ しん)演:ホァン・ウェンハオ
三姉妹の父。北周の柱国大将軍。 - 楊堅(よう けん)演:チャン・ダンフォン
もと曼陀の婚約者。 - 宇文護(うぶん ご)演:シュー・ジェンシー
北周の権力者。般若と特別な関係を持つ。 - 宇文邕(うぶん よう)演:イン・ハオミン
宇文護の甥。 - 宇文毓(うぶん いく)演:ゾウ・ティンウェイ
寧都王。般若の結婚相手。
登場人物とキャストのさらに詳しい紹介は 独孤伽羅の詳しいキャスト・登場人物紹介記事 をご覧ください。
独孤伽羅 人物相関図
ドラマの主要な登場人物の人物相関図を載せておきます。
歴史背景 中国南北朝時代
この物語の舞台は5世紀から6世紀にかけての中国南北朝時代の末期です。
北朝の「北周」が力を持っていた時代が描かれます。この頃の中国は権力争いが非常に激しく、各地の有力な貴族たちが天下統一や勢力拡大を目指して争っていました。
独孤家はそんな時代の有力な貴族の一つでした。ドラマはこの北周から隋王朝が始まるまでの時代を描いています。
この世界観を頭に入れておくとドラマがより理解しやすくなりますよ。
まとめ
中国ドラマ「独孤伽羅」は独孤家の三姉妹の生涯を、隋の皇后になる独孤伽羅を中心にして描いた物語です。
この記事ではドラマの全体あらすじ、主要人物の概要、時代背景、そして最終話までのネタバレを紹介しました。
「独孤天下」という予言に翻弄される三人の姉妹。伽羅と夫・楊堅の夫婦の絆など。魅力的な要素が詰まった作品です。
この記事があなたのドラマ鑑賞の参考になれば嬉しいです。
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