中国ドラマ「風起西州~烈風に舞う花衣~」はグーリーナーザ✕ティミー・シュー主演の大ヒットドラマ「風起花抄」の続編で完結編。
美しい愛と陰謀が渦巻くドラマ「風起西州~烈風に舞う花衣~」。
前作「風起花抄」で結ばれた庫狄琉璃と裴行倹は、新たな試練を乗り越えようとします。西州を舞台に繰り広げられる愛と友情、そして陰謀の物語。
琉璃と裴行倹、そして彼女たちの前に現れた西州の世子・麴崇裕、阿史那雲伊など、魅力的なキャラクターたちが織りなすドラマの世界へご招待。
個性豊かな登場人物をキャストを紹介します。
風起西州:あらすじ
美しい愛と友情、そして陰謀が渦巻く!
主人公の庫狄琉璃(こてき・るり)は聡明で美しい女性。夫の裴行倹(はい・こうけん)は文武両道の才に優れた若き将軍です。前作「風起花抄」のラストで二人は結ばれました。
ところが彼女たちを快く思わない臨海大長公主の策略によって二人は何度も危機に陥ります。その危機を乗り越えたと思ったら。
今度は裴行倹が高宗皇帝の側室・武昭儀(後の武則天)の怒りをかって西州へ左遷。琉璃も夫とともに西州に向かいました。そこは琉璃の故郷で母の遺言にも登場するゆかりの土地。
二人は西州で新たな生活を始めます。そこで出会ったのは西州の世子・麴崇裕。彼は最初は裴行倹を敵視していたのですが琉璃と裴行倹の誠実な態度に心を動かされ、次第に二人は友情を深めていくのでした。
陰謀と裏切り、そして感動の絆!
しかし二人の幸せは長く続きません。安西大都護・蘇海政の陰謀によって裴行倹が捕らえられてしまうのです。琉璃は絶望の淵に立たされながらも夫の解放を求めます。そして琉璃の知恵と裴行倹の勇気、そして麴崇裕の協力によって西州は危機を乗り越えるのでした。
専門用語
西州:現在の中国・新疆ウイグル自治区のあたり。シルクロードの要衝として栄えた地域です。唐の前期、唐と突厥の争いの場にもなっていました。
高昌国:新疆ウイグル自治区トルファン市にあったオアシス都市国家。6世紀前期に漢人の麴嘉が王になって以降は麴氏が王位
を継いでいます(麴氏高昌)。しかし唐の太宗皇帝の命を受けた侯君集に攻められて降伏。唐は高昌国のあった土地を「西州」と名付け支配しました。
風起西州 登場人物
庫狄琉璃(こてき・るり)
1992年5月2日 生
出身:新疆ウイグル自治区ウルムチ市
民族:ウイグル族
ドラマ:
「三国志・趙雲伝」貂蝉
「擇天記・宿命の美少年」徐有容
「風起花抄」厙狄琉璃
胡女(こじょ)と呼ばれる琉璃は宮廷の衣装を司る名家・安氏出身の嫡長女でした。長安で育った彼女は後継ぎのいない後母・曹氏によって宮廷の教坊へと送られます。そこで後に夫となる裴行倹と出会い、恋に落ちました。やがて二人は結婚。(風起花抄はここまで)
ところが裴行倹が武昭儀の怒りをかって左遷。西州に赴任することになると、琉璃は夫と共に西州へ。そこで二人は様々な困難に直面します。
しかし琉璃は持ち前の聡明さと強さで夫と共に困難を乗り越え、西州の民のために尽力するのでした。
歴史上の華陽夫人・庫狄氏がモデル。
裴行倹(はい・こうけん)
2015年10月20日生
出身:上海市
ドラマ:
「麻洋街へようこそ」欧小剣
「風起花抄」裴行倹
でも彼はこの地で暮らす人々のことを理解できるようになり。西州の人々のために、彼は一生懸命働きました。彼の誠実さと才能は人々に認められ、みんなから慕われる存在になるのでした。
史実では裴行倹が長安から西州に左遷されたのは武昭儀の皇后即位に反対したから。ドラマでは?
長安の人々
臨海大長公主(りんかいだいちょうこうしゅ)
1987年8月23日生
出身:江西省樟樹
臨海大長公主は前作「風起花抄」から引き続き登場しますが、配役が陳雨菲から朱鋭に交代しています。
唐の建国者 高祖・李淵の娘。高宗皇帝 李治の叔母。裴家に嫁ぎ、今は河東裴氏に大きな影響力を持っています。裴行倹の亡き前妻・陸琪娘を死に追いやった過去があります。貪欲で裴家の財産を狙い、裴行倹に嫌がらせをしてきます。
雨奴(うど)
1994年11月20日生
出身:寧夏回族自治区銀川市
ドラマ:
「尚食」香芹
臨海大長公主から送り込まれた奴婢。裴行倹の今は亡き前妻・陸琪娘にそっくり。
李治(り・ち)/高宗
1995年4月16日生
出身:重慶市
ドラマ:
「風起花抄」李治
「夢織姫」石晋
「花轎喜事」袁不屈
唐高宗。唐太宗 李世民の九男。前作では皇太子。前作ラストで皇帝になり、今作でも皇帝として登場。
父の側室だった武昭儀を側室にしてしまったことから問題が。裴行倹を信頼していますが…
武昭儀
後の武則天
先代の皇帝・太宗の側室でしたが高宗の側室になりました。高宗の寵愛を受けているのですが。
前作「風起花抄」では施詩(シー・シー)が演じましたが、今回はあまり出番がなくキャストも不明。
西州の人々
麴崇裕(きく・すうゆう)
1986年6月4日生
出身:北京市
「慶余年」李承澤
「慶余年二季」李承澤
「上陽賦」宋懐恩
「風起洛陽」東川王
麴崇裕は高昌国の最後の世子でした。
一族を守るため西州の長史として赴任してきた裴行儉を様々な方法で試したり罠にかけたりして西州の政務から遠ざけようとします。
しかし麴崇裕は次第に裴行儉の誠実さに感心。やがて友と認め共に西州を守ることになります。
阿紅(あこう)/阿史那雲伊
1992年4月20日生
出身:湖北省
「玉面桃花」玉娘
「尚食」喻美人
「風起洛陽」掌秋使
「江湖英雄伝」朱小腰
西州の奴隷商人に捕まっているところを裴行倹に助けられました。思ったことを率直に話す感情豊かな女性。男女の恋愛には興味を示さなかったのですが、麴崇裕の率直で堂々とした態度に心を惹かれていました。麴崇裕がいつか長安へ呼び戻される日が来ることを知っていながらも、雲伊は彼への想いを抑えることができないのでした。
王君孟(おう・くんもう)
1987年1月17日生
出身:江蘇省無極市
麴鏡唐の夫。麴崇裕の義理の弟。一見するとおとなしくて何の役にも立たない男のように見えます。妻を愛し岳父に忠実。麴崇裕にも実の兄のように接しています。西州の長史である裴行儉に対しても偏見を持つことなく協力します。
麴鏡唐(きく・きょうとう)
1993年5月25日出
出身:江西省九江市
ドラマ:
「風起花抄」玉柳
「唐王朝の幸せレシピ」陳千千
麴崇裕の妹。王君孟の妻。
前作「風起花抄」では別人の玉柳役で登場。
蘇南瑾
1993年10月3日生
出身:黒龍江省哈爾濱市
演:
「長安24時」許歌
「夢織姫」蒋璋
「贅婿」楼書恒
安西大都護 蘇海政の息子。心の狭い意地悪な男。以前から裴行儉とは仲が悪く、その恨みを晴らすために裴行儉を陥れようとしました。その後、父親と共に西州で反乱を起こし、その罪を隠すために裴行儉と麴氏父子に罪を着せようとしました。
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