中国ドラマ 風起西州~烈風に舞う花衣~ 1・2・3話のあらすじネタバレを感想とともに紹介します。
グーリーナーザ✕ティミー・シュー主演の大ヒットドラマ「風起花抄」の続編で完結編。
「風起花抄」のラストで瑠璃と裴行倹は結婚しました。「風起西州」はその直後から物語が始まります。
幸せいっぱいの二人ですが、新たな危機が彼女たちに迫っていたのでした。
それでは1話からお楽しみください。
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※この記事はドラマ『如懿伝』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
風起西州 キャスト・登場人物
- 庫狄琉璃(こてき・るり)
演:グーリーナーザー - 裴行倹(はい・こうけん)
演:ティミー・シュー - 臨海大長公主(りんかいだいちょうこうしゅ)
演:ジュー・ルイ - 雨奴(うど)
演:マー・モンウェイ - 庫狄珊瑚(こてき・さんご)
演:チェン・シュオ
更に詳しい登場人物とキャスト紹介は風起西州・烈風に舞う花衣のキャスト・登場人物紹介をご覧ください。
風起西州 第1話 大長公主の贈りもの
あらすじ
高宗の詔によって結ばれた裴行倹と琉璃は、新婚らしい仲睦まじい日々を送っていました。
朝、夫を公務に送り出す琉璃の姿や彼女を優しく見つめる裴行倹の眼差しは微笑ましいですね。
ところが、そんな幸せな二人のもとに雨奴(うど) という予想もしていない人物が現れたのです。彼女は裴行倹のかつての妻・陸姑娘(りくこじょう) に瓜二つでした。
いったいどういうことなのでしょうか?
実は雨奴は大長公主が裴行倹に近づけるため差し向けた存在だったのです。雨奴が陸姑娘の好みまで真似ていたことを知った琉璃は、夫の心が離れていくことを心配して彼女を遠ざけようとしました。
大長公主は裴行倹と琉璃の仲を裂くために、琉璃を巧みに足止めする機会を伺っていましたね。大雨の中、裴行倹と雨奴が二人きりになるように仕向けたのです。嵐が過ぎ去った後、ようやく家に戻った琉璃を待っていたのは雨奴が夫のために用意した手料理でした。
これには、琉璃もショックを受けますよね。幸せだった新婚生活に早くも亀裂が入り始めた瞬間でした。
解説:史実の英雄、裴行倹の人間らしい一面
裴行倹は実在した人物。唐の時代の名将として知られます。彼は突厥と戦い国を守りました。戦場で活躍しただけでなく、書家としても優れた才能を持っていました。
このドラマではそんな史実上の英雄が妻との間で揺れ動く人間らしい姿が描かれています。歴史上の偉人が、一人の男や夫としてどのように描かれるのか?史実とのギャップも楽しみながら見るとドラマがさらに面白くなると思います。
史実の裴行倹についてはこちらの記事をご覧ください。
・裴行倹とは?武則天に反対し波乱の時代を駆け抜けた名将の生涯
感想:試される夫婦の絆
裴行倹と琉璃の間に雨奴という強力な爆弾が投げ込まれた形で、ドラマが大きく動き出しました。大長公主の周到な離間の計によって、二人の関係に日々が入ってしまうのでしょうか?新婚いきなりでそれは止めてほしいですが。琉璃との夫婦の絆が試される戦いがここから始まるのでしょうね。
風起西州 第2話 芙蓉の宴
あらすじ
芙蓉宴に仕掛けられた陰謀
芙蓉宴(ふようえん) の招待状が届いた時、琉璃は複雑な心境だったようです。夫の裴行倹は、この宴会には必ず大長公主の罠があると考え、彼女に注意を払うよう忠告していました。
残念ながら彼の心配は的中してしまいました。
宴会で琉璃はかつて裴行倹の妻の妹である陸瑾娘(りくきんじょう) と出会いました。最初は敵かと思われた陸瑾娘でしたが、意外にも琉璃に味方する様子です。長公主の思惑に反して琉璃を助ける場面がありましたね。ちょっと意外でした。
でも大長公主は諦めません。宴会後に絵を描くよう命じて琉璃の服をわざと汚し、着替えさせることで隙を作ろうとしたのです。でも琉璃は機転をきかして、その場をうまく乗り切りました。
焦った大長公主は、別の罠を仕掛けました。珊瑚に琉璃を前庭に連れ出させ、そこで薬を盛られた男性と密会しているかのように見せかけようとしたのです。そこに大勢の人が集まってきてしまい、琉璃はピンチに立たされてしまいました。
感想:大長公主のしつこい嫌がらせ
今回は琉璃の知恵と勇気が試される回でしたね。次々と仕掛けられる大長公主の罠。ほんとに嫌な人です。それに対して、琉璃は冷静に機転を利かせて立ち向かいましたね。琉璃のしたたかなところが前回から続いて健在です。見ていてスカッとします。
そして裴行倹のサポートも忘れてはいけませんね。芙蓉宴に招待された直後から、彼は危険を感じて忠告していました。二人の信頼関係が試される展開ですが、このまま乗り切ってほしいですね。
大長公主はなぜそこまで悪意があるのか?
臨海大長公主も実在の人物。唐の建国者 高祖 李淵の娘。高宗李治の叔母なんですね。
ドラマには前回から続いて登場。因縁の相手です。河東裴公府に嫁ぎ今は裴氏を仕切る女将さんです。彼女は河東裴氏の財産を自分のものにしようとしていて。そのためには裴行倹をコントロールできるようにしたいのです。裴行倹の前の妻・陸琪娘(りくきじょう)は大長公主にいびり殺されました。琉璃も大長公主の言うことを聞かないので排除しようとしているのです。
風起西州 第3話 妹よ
あらすじ
芙蓉宴で珊瑚が仕掛けた密会の罠は、琉璃の機転と冷静な対応によって失敗に終わりました。
激怒した大長公主は珊瑚を厳しく罰しました。珊瑚の母親が娘を助けようとしましたが逆に裴行倹に諫められました。もし琉璃が罠にかかっていたら一家が破滅していたかもしれないのですから自業自得だというのです。
大長公主はさらに恐ろしい行動に出ました。珊瑚を夫と離縁させて半死半生になるまで打ちのめした後、琉璃の屋敷で死なせようと企んだのです。
でも裴行倹は大長公主の手口を見抜いていました。事前に医師を手配していたので医師の治療で珊瑚は一命を取り留めます。でも薬によって声が出なくなってしまい、珊瑚は絶望します。
でも最終的に珊瑚は病死してしまいました。琉璃の父親は娘の一部始終を見ていたので、琉璃を責めることはできません。大長公主の横暴を側てみていてもどうにもできない、辛いでしょうね。
珊瑚の身勝手な行動に苦しめられてきた琉璃でしたが、それでも妹の死は悲しいです。瑠璃は複雑な心境を抱えるのでした。
感想:大長公主の冷酷な本性
前作から登場して、ずっと瑠璃と張り合ってきた珊瑚がついに逝ってしまいました。珊瑚は瑠璃の異母姉妹。今の庫狄延忠の後妻の娘です。
彼女は姉への嫉妬心から大長公主の策略に乗りって自滅の道をたどってしまいました。大長公主は自分の計画のためなら親族でも平気で利用。用済みとなれば残酷に切り捨てる冷酷な人物です。
解説:唐の公主はワガママ
建国者の娘、今の皇帝の叔母というこの国ではかなり高い地位の人ですからやりたい放題です。
史実の臨海大長公主がここまで残酷な人だったかはわかりませんが。実際にも唐代の公主はかなりワガママな人が多かったようです。武則天が誕生するような国ですから、女性たちが強かったのですね。
悲劇の連鎖は止まらない?…次なる波乱の予感
珊瑚の死という悲しい結末を迎えましたが、大長公主と琉璃夫妻の戦いの序章にすぎないのかもしれません。
大長公主は今回の失敗で更に強力な次の手段を用意してくるはずです。今回は波乱を予感させるでした。次の展開が気になります。
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