鳳凰の飛翔 第10・11・12話のあらすじとネタバレをお届けします。
鳳知微は辛子硯に才能を認められ、男装の策士「魏知」として歩み始めます。皇太子は過去の冤罪事件を再現して政敵を排除しようと画策。毒を巡る命がけの攻防の末、寧弈は知微を守るため彼女を青溟書院へ送る決意を固めるのでした。
この記事で分かること
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第10話:鳳知微が辛子硯に認められ、皇太子が巫蠱事件の再現を決意する。
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第11話:寧研が罠に落ち、呪いの木像計画が動き出す。
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第12話:毒入り指輪を巡る騒動が広がり、寧弈が反撃に出る。
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鳳凰の飛翔 あらすじリスト
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鳳凰の飛翔 第10話 あらすじ
鳳知微は辛子硯から才能を認められ。皇太子は兄弟を陥れるためにかつての冤罪事件を再現しようと動き出します。
10話 あらすじ
鳳知微は芸妓の珠茵の手引きで妓楼「蘭香院」に身を隠しました。そこで彼女は辛子硯から出された難問を解き明かして認められました。珠茵は知微に自分や寧弈が8年前の「巫蠱の変」で家族を失った悲劇を語り、寧弈は信頼に足る人物だと言います。しかし知微は彼との関わりを避けようとしました。
皇太子が蘭香院の近くに現れます。正体が露見するのを防ぐため、知微は辛子硯の妻を呼び寄せて騒動を起こし、その隙に寧弈たちを逃がしました。この功績で知微は辛子硯から1度だけ願いを叶える印籠を与えられました。
皇太子は過去の呪術事件を再現して兄弟を陥れようと画策します。辛子硯はこの計画に乗りつつ、皇太子の疑いを第二皇子へ向かうよう誘導しました。知微は恩師の宗夫子を訪ね別れを告げますが、皇帝が寧弈を駒として利用している現状に憤りを感じます。
宮廷では寧弈が皇帝から無能だと叱責されて跪かされる事態となり、皇太子たちはその姿を見て勝利を確信するのでした。
注目点:皇太子が企む8年前の巫蠱の件とは
皇太子・寧川が邪魔者を排除するために再現しようとする「8年前の巫蠱の件」とは、かつて彼が第三皇子・寧喬を陥れ、死に追いやった冤罪事件のことです。
8年前の事件
8年前、人望の厚かった寧喬は皇太子が密かに大成王朝の血浮屠を飼い慣らしているのを発見しました。自身の悪事が露見するのを恐れた皇太子は「寧喬が呪術(巫蠱)を用いて皇帝を呪い謀反を企てた」と偽の証拠を捏造して信じ切った皇帝によって寧喬は処刑され、彼を救おうとした第六皇子・寧弈も宗正寺に幽閉されました。
今回の標的は趙王たち
現在の皇太子は自身の地位を脅かす第五皇子 趙王らを排除するため、再び同じ手口を使おうとしているのです。
鳳凰の飛翔 第11話 あらすじ
辛子硯の策にはまった第五皇子 寧研は鳳知微(魏知)を巻き込んで皇太子への呪詛計画に手を染め始めます。
あらすじ
蘭香院で皇太子・寧川、第二皇子・寧昇、第五皇子・寧研の三人が酒宴をひらいていると鳥がやってきて寧研の肩で「皇太子殿下」とさえずります。
次期皇帝を夢見る寧研に皇太子の寧川は不快感を露わにしました。この騒動を収めたのが店で下働きをしていた男装の鳳知微(魏知)です。彼女は鳥を捕らえて寧研に返しますが、これが縁で寧研に目を付けられました。
実はこの鳥は辛子硯が皇太子の命を受けて仕組んだ罠でした。
辛子硯は言葉巧みに寧研を占い師へと引き合わせ彼の野心を焚き付けます。
宮中では夜通し跪かされていた寧弈がようやく解放されますが、皇太子から差し入れられた高僧の指輪を、皇帝直属の太監・趙淵に譲り渡して欲の無さと皇太子への配慮を同時に演出しました。
蘭香院には知微の弟・鳳皓も現れますが知微は家族を危険にさらさないよう突き放します。
そんな中、占い師の言葉を信じ切った寧研は皇太子邸での宴会に向けて、魏知にある「木の像」を託し、恐ろしい計画の手伝いを命じるのでした。
皇太子と寧昇(ニン・ション)を招いた食事の席で、寧研(ニン・イエン)はその場に入り込んだ鳥に「皇太子殿下」と呼ばれてしまう。寧研は実はその鳥が神鳥であると辛子硯(シン・ズーイエン)に告げられ、共に現れたまじない師を問いただす。しかし、これは寧研が皇太子の地位を狙っていることにするための、皇太子と辛子硯による策略であった。鳳皓(フォン・ハオ)と話す機会を得た鳳知微(フォン・ジーウェイ)だが、母親と鳳皓を守るために真実を話しはしなかった。寧弈(ニン・イー)と顧衍(グー・イエン)の会話を聞いた寧研は皇太子が秘密裏に血浮屠を支配下に置いていることを知る。
鸚鵡(オウム・インコ類)や九官鳥は中国王朝の歴史にも何度か出てきます。オウムは中国南部に生息しますが、宮中で飼われている鮮やかなオウムは東南アジア諸国からの貢物や交易で手に入れたものも含まれます。
古代中国で鳥は吉凶を告げる使者とされ、唐宋期には占い師が飛来する鳥の方向や鳴き声を読み取って政変を予言した記録や、宋代の沈括が書いた『夢渓筆談』には鸚鵡が詩を暗唱して席上を沸かせた逸話があります。
劇中で寧研の肩に止まる演出は脚色ですが、鳥を吉兆と受け取る発想自体は中国王朝にはありました。
参考文献:バードリサーチ「中国のオウム分布の変遷」
鳳凰の飛翔 第12話 あらすじ
皇太子は自分で毒を飲んで騒ぎを拡大し、寧弈と皇帝まで同じ症状に巻き込まれました。
あらすじ
鳳知微(魏知)は第五皇子 寧研から命じられた「呪いの木像」を埋めるため、東宮(へ潜入します。珠茵は危険だと反対しますが、辛子硯が「これが寧弈を救う道になる」と説得して知微は決行することにしました。
宮殿に潜入した知微は皇太子と常海の密談を耳にします。そこで語られたのは、「かつて寧喬を殺し、今は寧弈に毒を盛っている」というものでした。
驚いた知微は下働きに変装して寧弈に毒の危険を知らせます。寧弈はあえて体調不良を装って皇太子の毒殺計画を逆手に取る芝居を打ちました。しかし皇太子自身も、自らの潔白を証明しつつ敵を排除するため自ら毒を飲みました。
実は皇太子が以前に寧弈に贈った指輪には毒が仕込まれていたのです。
楚王府に戻った知微に対し、寧弈は彼女が命を危険にさらしたことを激しく叱責します。
しかし知微から「皇太子が寧喬の件を認めた」と聞いて兄の無念を晴らす決意を新たにしました。
そのころ皇帝も体調不良を感じますが、寧弈は何ともないと聞いて加齢のせいだろうと考えます。
寧弈は知微を危険から守るため、女人禁制の「青溟書院」へ男装のまま入学させることを決めるのでした。
注目点:指輪を使った毒殺は史実にあるのか
皇太子は寧弈に毒を仕込んだ指輪を贈りました。中国ドラマはこうした指輪に毒を仕込んで気づかぬうちに危害を加える手法がよく出てきます。
でも歴史書には指輪内部に毒を仕掛けたという具体的事件は記録されていません。実際に多かった毒殺の方法は、酒や食事への混入、杯や箸への塗布、薬と称した毒の服用です。皇帝や皇子には毒見役が置かれており、飲食経路が最も現実的な手段でした。
理論上は砒素やトリカブトなどの毒を指輪に塗ることは可能ですが、毒量の調整が難しく、自分が触れてしまう危険もあります。確実に相手に危害を加える方法としてはあまり使えない方法です。
それでもドラマでよく使われるのは指輪が信頼や誓いの象徴だからです。その贈り物が命取りになるという設定は信頼が裏切りになるのを視覚的に演出できる方法ですし。身につけてるから毒が染み込みそう。と見てる側にも納得感が得られます。
史実としては無理のある方法ですが、わかりやすさを優先したドラマの演出と割り切って見るのがよさそうです。
10~12話の主な登場人物
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鳳知微(男装の魏知)
辛子硯に才能を認められ宮廷の争いの中に。寧弈を守るため危険を承知で動く。 -
寧弈(第六皇子)
皇帝に叱責され屈辱を受けるが、毒騒動を利用して反撃を開始する。 -
寧川(皇太子)
巫蠱事件を再現し兄弟排除を画策。自ら毒を飲み騒動を主導。 -
寧研(第五皇子)
野心を煽られ呪詛計画に加担、完全に策略の駒となる。 -
辛子硯
皇太子に協力するふりをしつつ、疑いの矛先を操作。
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