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大宋宮詞 25・26・27・28話 あらすじ:劉娥の入内と真宗が倒れる

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうぐうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の大宋宮詞25・26・27・28話あらすじとネタバレ紹介記事です。

劉娥が宮廷に戻り徳妃となります。しかし趙恒が倒れ、冀王は騒動を起こします。タングートも攻めてきました。この記事では25~28話を紹介。

史実との違いや人物配置の意図もあわせて解説します。

 

他のエピソードを見たい方はこちらをご覧ください。
大宋宮詞(だいそうぐうし) あらすじとネタバレ全話一覧

注:この記事にはネタバレが含まれています。ご注意ください。

 

この記事で分かること

  • 25話:劉娥が徳妃に冊封され太廟で趙吉を祀る。

  • 26話:趙元份が誤解から一家心中を図る騒動と遼からの要求。

  • 27話:宮中に放たれた山猫事件で劉娥が疑われる。

  • 28話:李婉児との和解と夜伽、再び倒れる趙恒。

 

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第25話あらすじ

第26話あらすじ

第27話あらすじ

第28話あらすじ

 

 

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大宋宮詞 25話 あらすじ

劉娥が徳妃として入内し太廟で趙吉の位牌を安置する一方、倒れた趙恒の異変を察した曹鑑が冀王を唆そうと動きだす。

あらすじ

劉娥(りゅう が)は3年の供養の期間を終えて皇宮に入りました。劉娥は真宗 趙恒(ちょう こう)によって徳妃に冊封されました。

夜が明け太廟にはすでに旗が掲げられ大臣たちも待っています。劉娥は趙吉(ちょう きつ)の位牌を持って太廟に安置しました。劉娥の願いはついに叶いました。

しかし潘家の人々は劉娥の入内が気に入りません。密かに皇后の座を狙っていました。

一方、趙恒の体調は悪くなり劉娥が看病していました。

ある日。タングートが攻めてきたという知らせを受けた趙恒は怒りのあまり気を失い倒れてしまいます。侍医にはどうすることもできないと言われ、劉娥は人々に趙恒のことは秘密にするよう命令しました。

ところが曹鑑(そう かん)は趙恒の異変に気が付きました。趙恒の意識がないことを知った曹鑑は冀王・趙元份を唆すのですが。

 

ここに注目!劉娥はこの時期に徳妃にはなってない

ドラマでは劉娥は徳妃になりましたが、史実では劉娥は徳妃にはなっていません。遼との戦争後に美人(四品)になり、その後はしばらく美人の状態が続きます。郭皇后が亡くなったときも美人でした。

「妃」は側室のトップクラスの位なので、いきなり妃になるのはありえません。史実では劉娥が徳妃になるのは1012年の皇后になる直前。ほんの数カ月間だけです。

ではなぜドラマの劉娥がこの時期に徳妃になってるかというと。潘玉姝の存在があると思います。史実では郭皇后が亡くなったときには、真宗の後宮には妃クラスの側室がいなかった。でもドラマでは潘玉姝が妃として存在しています。劉娥は潘玉姝に対抗できる位置にいないと。皇后候補を誰にするかで立場が弱い。あと、真宗が倒れた時にすぐに重臣に指示を出せるポジションにもおきやすい。

四品美人が指示を出してもいいですが、潘玉姝の方が立場が上では?とか寵愛をかさにきているだけにみえるのでちょっとイメージがよくない。

なので史実よりも劉娥の昇進が早いのでしょうね。

 

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大宋宮詞 26話 あらすじ

意識を戻した趙恒が劉娥への信頼を深める中、誤解した冀王・趙元份が一家心中を企てて騒動となる。

あらすじ

真宗 趙恒(ちょうこう)は意識を取り戻しました。趙恒はタングートの侵攻が治まり、陝西路の飢饉も劉娥によって解決したことを知り、ますます劉娥を信頼するようになります。

冀王・趙元份は曹鑑の件について相談しようと兄・趙元佐の所に行きました。ところがあいかわらず精神がおかしいままで相談になりません。次に真宗 趙恒のところに行きましたが「お前が皇帝になったら」などと言われ、謀反を疑われていると勘違いします。

皇帝に疑われれていると怖くなった趙元份は子供たちを家に集め、全員を殺して罪を償うために自害すると言いだし剣を振り回します。

元份親子が対峙している間に曹鑑の従者が報告。騒ぎを聞いた趙恒は慌てててやってくると。元份と曹鑑に信じていると告げるのでした。

遼から耶律留守(やりつ るす)が使者としてやってきました。そして宋と遼の皇室の結婚と銀と絹100万の借用を求めました。無茶な要求に趙恒はその場では回答せず、劉娥に相談するのでした。

 

解説:タングートとは?

タングートとは宋の北西にいるチベット系の民族。もとは遊牧騎馬民族ですが狩猟や牧畜も行います。彼らも戦闘には慣れていて、北宋軍は苦戦します。契丹とは和睦した北宋でしたが、この後もタングート(西夏)との争いは続き、真宗を悩ませることになります。

 

ここに注目:趙元佐は本当に精神が不安定だったの?

趙元佐(真宗の兄)は史実でも「狂疾」「失常」のように記されることがあり、皇位継承からは外されました(『宋史』宗室伝など)。ただし、本当に病だったのか、症状がどの程度だったのかはよく分かっていません。実際に心の病だった可能性はありますが。趙元佐を皇位から遠ざける理由として病を理由にした可能性もありますし、趙元佐本人が身を守るために病を装った可能性もあります。

ドラマでは真宗は主人公側なので悪く描かず、趙元佐を話が通じない兄として描いて彼の方から破滅していく形にしています。

 

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大宋宮詞 27話 あらすじ

宮中に放たれた山猫騒ぎで劉娥への嫌疑が広まり、趙恒の体調悪化や木易の帰国が重なり宮廷内が不穏な雰囲気に。

あらすじ

真宗 趙恒は皇后と佑皇子をなくしたことを今でも気にしていました。そして七子が生まれた趙元份を羨ましく思います。

真宗 趙恒は仲秋の夜の宴に出席しようとするとまた頭痛が再発。劉娥は趙恒をいたわり、二人で何事もなかったかのように宴に出席します。

潘良は宮中で禁忌とされる山猫を宮中に送り込みました。潘玉姝は劉娥に太鼓を叩くようにけしかけると山猫が現れて暴れだしました。劉娥は逃げたものの貴妃は山猫に怪我をさせられてしまい。劉娥が山猫を呼び込んだと噂を流します。

趙衡は30数年ぶりに宮中に山猫が現れたことを気にして夜中に天監のもとを訪れて興中和に問いただし宮中の捜索を命じました。

蘇義簡は潘玉姝が怪しいと言いますが、劉娥は潘玉姝は怪我をしたし老女官が山猫の世話をしているのを見たと言います。

ところが宮中ではまだ山猫を呼び込んだのは劉娥が山猫を呼び込んだという噂が広まっていました。太宗からの警告だという者もいます。楊瓔珞は怒りましたが劉娥は冷静にやり過ごしました。

木易が遼に戻る事になり。李婉児は動揺していました。李婉児は趙恒の乳母と話をしている間に木易への思いを断ち切らせるために劉娥が婕妤に推挙したことを知らされます。

 

ここに注目:なぜ山猫で騒いでいるのか?

山猫が不吉の動物として使われていますが、確かに中国にも猫系の化け物はいますが。具体的に山猫が不吉という宮中伝説があったと言うよりは。今回のエピソードは「山猫換太子」からの逆算で作ったエピソードでしょう。

これは真宗と李氏との間に生まれた子供が山猫にすり替えられて李氏が追放され劉娥が自分の子供として育てるというお話。

山猫に取り替えられた皇子(宋仁宗)「狸猫換太子」

中国では有名はお話で。劉娥が三大悪女の一人と言われるのもこの物語の影響が大きいかも。なので中国では山猫をもちだせば「あの話ね」とわかるので。詳しい説明がなくても「事件」「不吉」だと思わせやすい定番ネタなんですね。

「狸猫換太子」のお話はこのあとに起こる設定ですから。その犠牲になるのが、側室になってしまう李婉児というのも象徴的です。

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大宋宮詞 28話 あらすじ

劉娥が李婉児を趙恒に取り次いで和解させるが、再び倒れた趙恒を隠そうとする劉娥に対し潘良・潘玉姝が疑いを深める。

あらすじ

李婉児は今まで劉娥を誤解していたことがわかり、二人のわだかまりは解けました。そして李婉児は劉娥の計らいによって、趙恒の目にとまるようになり。初めて夜伽の相手をすることになりました。

劉娥は跡継ぎを作らなければいけない趙恒の立場を思いやり、自分の気持ちを抑えて二人を引き合わせました。楊瓔珞はそんな劉娥を思いやり。劉娥は楊瓔珞に趙恒と出会ったころの話を聞かせるのでした。

翌朝。劉娥が花摘みをしていると趙恒がまた目覚めなくなったと李婉児から知らされます。劉娥は急いで侍医を呼ぶと、大臣たちに知られないように秘密にするのでした。

朝議のために大臣たちが集まっています。劉娥は趙恒の体調が悪いというので解散させました。しかし緊急の要件があると上奏文を持ってきたので、劉娥が読んで返事を書きます。

潘良は怪しいと思い潘玉姝に探らせるのですが。

 

ここに注目!李婉児が側室になった経緯は?

史実でも劉娥の侍女だった李氏(ドラマの李婉児、後の宸妃)が真宗の側室になっています。

ドラマでは劉娥がお膳立てして李氏と趙恒を一緒にさせたことにしています。史実では劉娥が李氏を送り込んだのか。劉娥とは関係なく李氏が真宗のお手つきになったのかはわかりません。どちらとも解釈できますから。ドラマの演出も可能性としてはあります。

でも歴史の記録としては李氏が側室になった経緯は書かれていないのですね。

でもドラマの真宗は病気がちですぐに倒れてます。そんなときに側室を増やすのはどうなんでしょう?余計に悪化させるのではと思います。

 

ここに注目!劉娥が皇帝の代わりに返事を書くのは有り?

劉娥は倒れた真宗の代わりに上奏文を読んで返事を書いてます。現実には不可能ですが。ドラマがあえてこの描写を入れたのは以下の理由があると思います。

  • 主人公を早い段階で政治家として描くため
    劉娥は実際に真宗の代わりに決済をしたことがあった、章献太后として幼い仁宗の代わりに政治に関わりました。そのため制作側は早めに「劉娥=政治ができる」という印象を与えたいのでしょう。
  • 真宗の弱さを一発で伝えるため
    このドラマの真宗はとにかく弱いです。そう描くことで、劉娥は決して私利私欲で政治をしているのではない、皇帝が機能してないから仕方なく行ったのだと言えるのです。
  • 潘家が攻撃できる材料を作るため
    宮廷者は争いがつきもの。側室が勝手に政務を行ったのは反対派にとって最高の攻撃材料になります。ドラマが無理な描写を入れるのは政争を成立させるための材料でもあるのです。
  • 女の政治参加を見せたい
    このドラマは劉娥を男たちの政治の場で活躍する存在として描こうとしています。中国では女性の社会での活躍をドラマで描くと人気が出るため、政治の場でも女性の活躍を描く傾向があります。劉娥は実際に政治を動かした女性なので。無茶な演出でもやりやすいと制作者は考えているのではないでしょうか。

 

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大宋宮詞キャスト

劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

郭清漪(かく・せいい)/章穆皇后
演:斉溪(チー・シー)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

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