墨雨雲間 第40話(最終回)蝋梅が咲く頃 のあらすじとネタバレ。
沈玉容は城楼から身を投げ、成王は蕭蘅の刃に倒れました。長く続いた陰謀は終わり薛芳菲は蕭蘅と婚礼を挙げますが、彼はすぐに北境へ出征。
最大の山場は成王が麗妃を人質に取る場面と、その直後に自ら命を絶った麗妃の決断。そして怒りに燃えた蕭蘅が父の仇を討つ瞬間ですね。
長かった薛芳菲は蕭蘅の物語もようやく終わり。でもすぐには安らぎの日々は来なかったのももどかしい。
墨雨雲間 最終回のあらすじをお届けします。
この記事で分かること
-
沈玉容が追い詰められ、城楼から身を投げるまでの決着の流れ
-
成王と麗妃の最期、そして蕭蘅が父の仇を討つクライマックス
-
婚礼のあと北境へ向かった蕭蘅と帰りを待つ薛芳菲の行方
全体のあらすじを見たい方は
【墨雨雲間・美しき復讐】あらすじをわかりやすく紹介をご覧ください。
墨雨雲間あらすじ 40話 蝋梅が咲く頃
沈玉容と成王が討たれ、蕭蘅と薛芳菲は婚礼を挙げます。蕭蘅は戦地に向かうい薛芳菲は夫の帰りを待つのでした。
沈玉容の最期
蕭蘅は城楼の下で包囲され、沈玉容は沈玉容は蕭蘅に矢を放つよう龍武軍に命じますが、駆け付けた薛芳菲の姿を見て攻撃を停止。彼女の登場に動揺しつつ自分との復縁を迫ります。
しかし薛芳菲は望城で見殺しにされた龍武軍百人の名を読み上げ、成王の罪を暴きます。動揺が広がる中、司徒九月が援軍を率いて到着。薛芳菲は矢で沈玉容の手を射抜き、魚符を奪還しました。
追い詰められた沈玉容は未練を言い残し曲を吹いたあと城楼から身を投げました。
成王の最期
成王は皇帝が姿を現すのを待ち構えていましたが、現れたのは蕭蘅率いる龍武軍でした。蕭蘅は成王が追い詰めると、成王は麗妃を人質に取ります。しかし麗妃は自ら命を絶ち、怒った蕭蘅は成王を斬って父の仇を討ちました。
残党も片付けられ、李仲南一家は追放、沈玉容の母と妹、姜家の三房も罪に問われました。
戦いの後
父・薛懐遠は記憶が戻り、薛芳菲を励ますと蕭蘅との将来を祝福。
薛芳菲は蕭蘅と姜梨の墓を訪れ、姜梨の分まで生きていくことを誓います。
姜雲柏は辞職。薛芳菲が実の娘ではないと気づいてはいますが、彼女を娘として抱きしめて故郷へ帰っていきました。
薛芳菲と蕭蘅の結婚
薛芳菲は蕭蘅と婚礼を挙げ、狸の玉佩を贈りました。しかし蕭蘅には北境を守るという使命がありました。蕭蘅は蝋梅が咲く頃の凱旋を約束して北境へ向かいます。
再会
薛芳菲は彼を待ち続けました。
やがて季節が巡り、雪が降る冬の日。赤い衣を纏った薛芳菲の前に馬に乗った蕭蘅が姿を現すのでした。
主要キャラの最後はどうなった?
薛芳菲(姜梨):偽りの身分を脱ぎ捨て、真実の愛を待ち続ける
復讐を遂げた後、父・薛懐遠の記憶が戻ったことを知り、涙ながらに再会を果たします。父から「もういじめられる子供ではない」と励まされ、蕭蘅との未来を祝福されました。
亡き姜梨の墓前では、預かっていた簪(かんざし)を返し、潔白を証明したことを報告。その際、微笑む姜梨の幻に簪を挿し直されるという不思議な体験をします。
蕭蘅と婚礼を挙げますが、すぐに夫は北境の戦地へ。鏡の前で夫の幻を見るほど孤独な日々を過ごしますが、数年後の冬。雪の降る庭で白馬に乗って帰還した蕭蘅と再会しました。
蕭蘅(粛国公):父の仇を討ち、地獄の戦場から生還する
成王を追い詰め身代わりとなった麗妃の死を乗り越えて、ついに父の仇である成王を斬り伏せました。
騒乱の後、薛芳菲と結ばれますが、休む間もなく北境の防衛に出征します。
戦地では腹心の陸機と文紀を失うという悲劇に見舞われ、一人で大軍に立ち向かう絶体絶命の危機に陥ります。
しかし薛芳菲から贈られた玉佩を口に咥えて闘志を燃やし、敵将を討ち取りました。
最終場面では、約束通り彼女の待つ庭へと白馬を駆り再会を果たしています。
沈玉容:過去の栄光と罪に溺れ、城楼から散る
薛芳菲から「あなたへの愛は一滴も残っていない」と冷酷に言い放たれ、心の拠り所を完全に失いました。
一人城壁に立ち、かつて彼女と奏でた思い出の曲を笛で吹き鳴らします。追っ手が迫る中、幸せだった頃の幻影を見つめながら、自ら身を投げて命を絶ちました。
彼が落ちていく間、薛芳菲が一度も振り返ることはありませんでした。
成王:野望の果てに、無残な最期を遂げる
皇帝を討ち取ろうと待ち構えていたものの、現れた蕭蘅の軍勢に圧倒されます。麗妃を人質に取って形勢逆転を狙いましたが、彼女の自害によって人質を失い、動揺した隙を突かれます。最期は蕭蘅の怒りの刃に倒れ、その野望は露えと消えました。
麗妃:愛する者たちのために、自ら命を断つ道を選ぶ
成王に捕らえられ蕭蘅や皇帝を脅すための道具にされてしまいます。しかし自分の存在が蕭蘅の足枷になることを拒み、その場で自ら命を絶ちました。彼女の死は成王の計算を狂わせ、結果として蕭蘅が仇を討つことになりました。
洪孝帝:深い悲しみを胸に、新しい治世を始める
長年連れ添った麗妃を失い、その死を深く悼んで涙を流しました。しかし、最大の脅威であった成王が討たれたことで朝廷の混乱は終わり。信頼を寄せる蕭蘅や生き残った臣下とともに、平穏を取り戻した国の統治に専念することとなります。
姜雲柏:正体に気づきながらも「父」として別れを告げる
相国の職を辞し、故郷へ帰る決意をします。別れ際に薛芳菲が「自分は姜梨ではない」と正体を明かそうとしますが、彼はそれを優しく遮りました。
実はすでに彼女が別人であると気づいていましたが、あえて追求せず「誰にも話してはならない」と諭します。彼女を「実の娘」として抱きしめ、一族の絆を胸に都を去っていきました。
葉世傑:従兄として、孤独な彼女を支え続ける
姜家が都を去り蕭蘅が戦地へ向かった後、一人残された薛芳菲を支えることを誓います。「これからは兄としてお前を守る」と約束し、彼女が夫の帰りを待つ長い年月の間、精神的な支えとなりました。
陸機・文紀:主君を守り抜き、戦場に散る
北境の激戦地において最後まで蕭蘅の盾となって戦いました。陸機は主君を庇って倒れ、文紀もまた無数の矢を浴びながらも立ち塞がり、命を落とします。
二人の忠義があったからこそ、蕭蘅は最後まで戦い抜き、薛芳菲のもとへ帰ることができたのです。
最後まで見た感想
見た目は復讐劇、でも本質は「自己再生」の物語
最初は復讐ものかな?と思って見ていましたが、最後まで見てみると、これは薛芳菲が本当の自分を取り戻すドラマ。いや、ただ再生するのではなくて、さらに良い形で作り上げていくドラマだと思いました。
沈玉容に裏切られ生き埋めにされた時の彼女は家族を失い、人間への信頼まで亡くしてしまいました。
それでも姜梨に出会い生きる意味を見つけた。その姜梨も失われ。彼女の分も生きて自分達を不当に貶めた社会に自分の存在を証明するための戦いを始めた。
その途中で蕭蘅に出会い人に裏切られたというトラウマから解き放たれ、新しい自分の幸せを見つける事ができたのだと思ます。
薛芳菲が姜梨として生きて名誉を回復する意味
なぜ自分の復讐だけで終わらせず、姜梨の名誉まで回復しなければいけなかったのでしょうか?そこに、このドラマの意味が詰まっていると思います。
「自分のため」より「誰かのため」のほうが強くなれる
もし自分の恨みだけを抱えていたら、途中で心が折れていたかもしれません。でも「自分を助けてくれた姜梨の無念を晴らさなくては」という思いがあったから、彼女は最後まで正しく強くいられたのではないでしょうか。
偽物の身分が本物の「家族」をくれた
姜梨として姜家に入って彼女は一度失った娘としての居場所を、もう一度味わうことになります。
姜老夫人に可愛がられたり、厳格な父・姜元柏と真正面から向き合ったりするうちに裏切りで冷え切っていた心が少しずつ温まっていったのです。
名誉を取り戻す=自分を許すこと
姜梨に背負わされた不孝な娘という冤罪を晴らすのは、世間から不貞の女の烙印を押された自分自身の尊厳を取り戻すことでもありました。
姜梨が救われていくのと同時に薛芳菲の心も「私は悪くない」と少しずつ救われていったのだと思います。二人の人生が重なるから癒やしもそのぶん大きくなったよのだなと感じます。
関連記事
- 墨雨雲間 37話・38話・39話のあらすじ:婉寧公主の最後
前回のあらすじ - 【墨雨雲間・美しき復讐】あらすじ・登場人物・時代背景をわかりやすく紹介
1話から最終話までのドラマの内容を知りたいときに

コメント