中国ドラマ 風起西州~烈風に舞う花衣~ 4・5・6話のあらすじネタバレを感想とともに紹介します。
ついに臨海大長公主との直接対決が始まりました。妹・珊瑚の死を経験して悲しむ琉璃と彼女を心配する裴行倹。でも臨海大長公主は琉璃を陥れるため、再び刺客を送り込んできました。
この記事では第4~6話のあらすじをネタバレありで紹介します。
それでは4話からお楽しみください。
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※この記事はドラマ『風起西州』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
風起西州 キャスト・登場人物
- 庫狄琉璃(こてき・るり)
演:グーリーナーザー - 裴行倹(はい・こうけん)
演:ティミー・シュー - 臨海大長公主(りんかいだいちょうこうしゅ)
演:ジュー・ルイ - 雨奴(うど)
演:マー・モンウェイ
更に詳しい登場人物とキャスト紹介は風起西州・烈風に舞う花衣のキャスト・登場人物紹介をご覧ください。
風起西州4話 怪しい匂い
あらすじ
臨海大長公主は裴行倹の留守を狙って荘園を管理する荘頭を送り込んできました。瑠璃はどうせやっかな者だと思い断ろうとします。でも長公主の強い要求に瑠璃も断れず会うことにしました。
琉璃は料理を用意して荘頭たちを出迎えます。彼らは屋敷の管理について口出ししますが、琉璃は的確に受け答えして逆に彼らの無知を暴露。見事に主導権を握ります。結局、彼らは瑠璃の要求を受け入れてしまいました。長公主は怒ったもののどうしようもありません。
帰ってきた裴行倹は琉璃が長公主に狙われたていることを心配しますが、琉璃は彼のそばにいるだけで十分だと答えるのでした。
そんな中、屋敷では「雨奴(うど)が陸娘子の生まれ変わりだという噂が広まります。彼女は、夜な夜な陸娘子が夢で語りかけてくるというのです。雨奴は裴行倹の服に自身の香料を仕込み、二人の仲を裂こうとします。ところが香料がついたのは裴行倹ではなく部下の阿成の服でした。
琉璃と裴行倹は雨奴の部屋を調べて香料を発見。この件は長公主に報告され、雨奴は尋問をうけますが罪を認めず、たいした罰も受けませんでした。
琉璃は彼女にたくさんの仕事を押し付けます。雨奴は内申では非情に不満なのですが、従うしかありませんでした。
感想:琉璃の賢さが光る第4話
それにしても瑠璃は結婚したばかりなのにもう家のことを把握してますね。頭の回転が早いし、落ち着きもあって頼もしい。さすが卓錦娘や楊妃のいる「あの」宮中で生き抜いてきただけはあります。
感想:雨奴はお騒がせキャラ?
風起西州5話 身売り証文
あらすじ
琉璃と裴行倹が行こうとしていたのは、裴行倹の前の妻・陸娘子のお墓でした。この時、琉璃は雨奴も一緒に連れていきます。琉璃は前の妻の供養にも同行することで、自分が心の広い人物であることを示しました。
その帰り道、琉璃は雨奴の「身請け証(みうけしょう)」について話を切り出します。裴行倹とともに河東府へ向かい、長公主に雨奴の身請け証を突きつけました。
雨奴は自分の身請け証がなぜ琉璃の手元にあるのか分からず驚きます。長公主はその証文が偽物だと知っていましたが、以前「証文をなくした」と嘘をついていたので、その場で否定できませんでした。その結果、雨奴は裴行倹の屋敷を出ることになります。
しかし、雨奴はあきらめません。琉璃が外出しているすきに裴行倹を誘惑しようとします。けれども、これも琉璃がしかけた罠でした。
琉璃は雨奴の部屋から長公主が雨奴に与えた土地の権利書を見つけ出します。そして琉璃は、雨奴に宮中に送り返すと脅しました。怖くなった雨奴は二度と長安には戻らないと誓い、そのまま都を去りました。
このことを知った大長公主はたいへん怒ります。まさか雨奴があっさりと去るとは思っていなかったからです。そして琉璃への恨みはさらに強くなっていったのでした。
一方、琉璃は長公主が自分のために宴を開こうとしていることを知ります。琉璃はその宴に何か裏があるのではないかと疑うのでした。
感想:あっさりしすぎる雨奴の退場
感想:武則天との関わりは吉か凶か?
歴史的解説:臨海大長公主が仕組んだ「鴻門の会」
ドラマでは長公主が琉璃を宴に招待して上辺では和解しているようにみせつつも、実際には琉璃を孤立させようとしました。「鴻門の会」とは表面的な友好の裏に危険な思惑が隠されていることを意味しています。
中国はこういうの得意なんですよね(逆によく引っかかるのは日本人)。様々なドラマでもこういう場面は出てくるので、よく見てみると「こういう意図があるんだ」と気づくかもしれません。
風起西州6話 陛下の怒り
あらすじ
臨海大長公主は琉璃に裴家の消炎管理を任せ、中眷裴一族はその利益を得られないと言って立ち去ります。長公主は故意に彼らに琉璃を非難させたかったのです。
でも琉璃は皆に裴家の一員としての団結を訴え、裴行倹(はいこうけん)の意向も伝えます。意外にも皆が賛同し、長公主はまたも琉璃に良い顔をされたと悔しがり、琉璃への恨みを募らせるのでした。
夜、裴行倹は長公主の動向を心配しますが琉璃は心配ないと言い。彼が武昭儀について何か悩みを抱えているのではと察するのでした。
一方、凱旋した方将軍を裴行倹が迎えに行く中、裴行倹は聖上と武昭儀の関係に不安を抱いていました。恩師でもある方将軍の助言を受け、裴行倹は迷いを吹っ切ります。
帰宅後、裴行倹は琉璃に、他人の目を気にせず、ただ琉璃と仲良く過ごしたいという心情を明かし、二人の心の隔たりは完全に解消されます。
夜。裴行倹は皇帝から突然呼び出されます。瑠璃は武昭儀の母が皇帝を怒らせたので裴行倹が呼び出されたと知り動揺しました。
裴行倹が「もし皇帝が武昭儀を皇后に立てるならば、天下が大乱になるだろう」と述べたという噂が広まっていました。裴行倹はそれを否定しません。武昭儀はそれを知って激怒しました。武昭儀は裴行倹を高く評価していたからです。
皇帝が怒ると裴行倹は自ら罰を求めました。皇帝は怒って西州へ行くよう命じます。しかし、裴行倹はまるでそうなることを予期していたかのように冷静に受け止めるのでした。
感想:裴行倹の覚悟は?
武昭儀を批判したら罰を受けるのはわかっていたはずです。どうしてそんなことをしたのでしょうか?わざと自分を西州へ行かせるための策略だったんじゃないか、としか思えません。
それにしても琉璃が健気です。朝になっても門の前で待ち続け。彼と共に西州へ行く決意を固めるとは。確かに、かつて西州に行くと言ったことがあります。でもそれは長安の争いから逃れるため。今はその必要はありません。苦労するのは目に見えています。
歴史的解説:裴行倹が西州に行くことになった理由
史実では裴行倹の西州行きは「左遷」でした。でもドラマでは裴行倹に思惑があり、自らそう仕向けたように描かれていますね。あまりにもに堂々としいてて…計算ずくに見えます。
一体彼にはどんな思惑があるのでしょうか?
あと、西州はもともと唐の領土ではなくて。太宗の時代に高昌国を服従させて征服した場所。当然、唐に反感を持つ人もいます。裴行倹は武将だから国のために身を捧げるのはいいかも知れませんが、そんな所に琉璃も一緒に行くとなると身の危険が及ぶ可能性も。
今後の展開が気になります。
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