シュー・ジェンシー の出演ドラマ・プロフィール:引退と復帰の真相も

シュージェンシー d ドラマ紹介
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シュー・ジェンシー(徐正溪)は中国歴史ドラマで圧倒的な存在感を放つ俳優です。

大ヒットドラマ「独孤伽羅〜皇后の願い〜」で演じた宇文護役で一躍有名に。冷酷な権力者でありながら、一途な愛を貫く姿は「悪役なのに憎めない!」と多くの視聴者の心を掴みました。

シュー・ジェンシーは実はモデル出身です。この記事では異色の経歴を持つ彼のプロフィール、代表作、俳優としての魅力、そして2024年に話題となった電撃引退と電撃復帰の経緯を紹介します。

 

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シュー・ジェンシーのプロフィール

シュー・ジェンシー(徐正溪)さんの基本的な情報を見ていきましょう。本名は徐政(シュー・ジェンシー)で、旧芸名として徐正希、徐正曦も使用されていましたね。

項目 内容
芸名 徐正溪(シュー・ジェンシー)
本名 徐政(シュー・ジェン)
生年月日 1985年5月5日(牡牛座)
出身地 上海市
身長 184cm
血液型 O型
国籍 中華人民共和国
職業 俳優、モデル
言語 普通話、上海語、英語、広東語
デビュー 2005年(モデルとして)、2007年(俳優として)
SNSアカウント Weibo: @徐正溪Ricky

シュー・ジェンシーさんは2005年にファッション雑誌「風度(MEN’S UNO)」のグローバル中国人スーパーモデルコンテストで優勝!モデルとして芸能界入りしました。

俳優としては2007年のスリラー映画『地獄第19層(第十九層空間)』でデビューを飾っています。

2009年には主演の恋愛映画『愛情故事』が公開。同年には都市ドラマ『男兒本色』で、感情のために犠牲を厭わない施効仁という役に挑戦して注目を集めました。

 

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代表的な中国歴史ドラマ出演作

シュー・ジェンシーさんの出演作の中でも、特に多くのファンを魅了した中国歴史ドラマをいくつかご紹介しますね。

『独孤伽羅〜皇后の願い〜』宇文護

原題:『独孤天下』

 
 
 
 
 
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シュー・ジェンシーさんの代表作といえば、やはりこの作品を外すことはできません!

「独孤伽羅」宇文護(うぶん・ご)です。鋭い眼差しと圧倒的な存在感で、多くの視聴者を惹きつけました。独孤般若(どっこ・はんじゃく)への執着と報われない愛はとても印象深いですね。

朝廷で圧倒的な権力を持つ冷酷な権力者なのですけど、愛する女性のためにはすべてを投げ出す複雑なキャラを見事に演じきりました。

この役でテンセントビデオ星光盛典の「年間ブレイクドラマ男優賞」を受賞、中国テレビ好演員盛典では「優秀俳優」の栄誉にも輝いています。


独孤伽羅~皇后の願い~(字幕版)

 

『衛子夫』段宏

 
 
 
 
 
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この作品はシュー・ジェンシーさんがブレイクするきっかけとなった重要な作品の一つです。

ヒロインの衛子夫を一途に想い支える段宏(だん・こう)を演じ、知的な魅力と優しい一面を見せてくれました。

ヒロインの幼馴染でいつも助けてくれるけれども報われない役。こういう役がハマるかもしれない。

 

鳳凰伝(2019年):魏広 役

原題:『鳳弈』


鳳凰伝~永遠(とわ)の約束~ DVD-BOX1

 

『独孤伽羅』で悪役のイメージが強かったシュー・ジェンシーさんが、この作品では温かく正義感の強い将軍 魏広を演じ新たな魅力を見せてくれました。

悪役だけじゃない正統派の主人公役もこなせることを証明。彼の演技の幅広さがわかる作品です。

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エピソード:引退と復帰、恋愛

突然の引退発表とその理由

シュー・ジェンシーさんのキャリアで2024年は特に大きな話題となった年でした。

2024年3月15日。彼は自身の公式Weiboで突然の俳優業からの引退表明を行い、多くのファンに衝撃を与えました。中国のファンの間では「315事件」として話題になったそうです。

このときコメント欄では「現在引き受けている仕事は完了させる」と述べています。当時は時代劇「水龍吟」の撮影がまだ続いていました。

ところが、同年9月6日には一転して俳優業への復帰を宣言しました。

この間の出来事については、シュー・ジェンシーさんはWeiboの「シュー・ジェンシー超話」でファンに向けた公開書簡を発表。

引退理由については、

6年間闘病している父の高齢者疾患が最近悪化したため、家族のそばに戻りたい

という強い思いがあったと説明しています。

3月の引退表明が「315事件」として話題になり、一部誤解も流れ混乱を招いてしまいました。そんな混乱を収めるためにもファンへの感謝とともに俳優業への情熱を語ってくれました。その後は俳優業に復帰しています。

彼のファンへの真摯な姿勢と家族を想う気持ちをよく現しているエピソードといえますね。

恋愛報道

2013年9月。香港の雑誌によって女優の周麗淇(ニキ・チョウ)さんとの交際が報じられ。公式発表でも恋愛関係を認めました。

でも、2015年8月31日のニュースで破局が報じられています。

 

初期から現在も含めたドラマ出演作品

他にも様々な作品に出演。引退発表後も現役を続け、現在もドラマなどに出演しています。日本未公開のものも含めてドラマ出演作の一覧を紹介します。

作品名(原題) 役名
2007年 (五龍奇剣士) 袁東
  (愛情新呼吸) 呉強森
2009年 (男児本色) 施孝仁
2011年 (夏家三千金) 厳立恒
  (無懈可撃之高手如林) 張大宇
  (愛情睡醒了) 季如風
2013年 (画皮之真愛無悔) 蕭陽
  (窮追不捨) 呉仁甫
  (愛閃亮) 高然
2014年 (加油愛人) 程昕
  衛子夫 段宏
2016年 (四千金) 宋文熙
  (望夫成龍) 張孟奇
  (我的蠢萌老公) 羅訳
  (飛刀又見飛刀) 李曼青
2017年 (天使の幸福) 江奉恩
2018年 独孤伽羅 宇文護
  (人生若如初相見)
潘箭遅(酈望平)
  (玄門大師) 伯提国王
  (舌害) 金城家輝
  (守護神之保険調査) Ken
2019年 鳳凰伝 魏広
  (歸還世界給你 ) 秦也
  (十年三月三十日) 趙承志
2020年 (蓬萊間) 沈醉
  (九州·天空城II) 雪景空
  (痕跡) 廖岩
2021年 (燃情大地) 段鉄
2022年 策略ロマンス 梁翊
  太傅のプリンセス 穆廷州/穆昀
2023年 (重紫) 洛音凡
  花令嬢の華麗なる計画 姫元溯
2024年 永安夢 陸時硯
  (烈焰) 黒瓏
  流水舞花 裴琰
  (錦衣夜行) 西門靖
2025年 (烽影燃梅香) 景榮帝

他にもいくつかの作品が公開予定になっています。

 

俳優としての魅力と演技の特徴とは?

シュー・ジェンシーさんの演技にはいくつかの特徴があります。

「眼差し」で語る表現力

シュー・ジェンシーさんの演技の最大の魅力は、その「眼差し」にあるのではないでしょうか?『独孤伽羅』宇文護で見せた般若への愛情、嫉妬、絶望といった様々な感情を瞳でよく表現していました。

中国ドラマは中国語でも吹き替えで放送され、セリフも長いです。その中で目で演技が出来るのは役者さん自身の魅力がダイレクトに伝わりますし、大きなポイントになると思います。

中国日報網では

「多面的かつ究極的な演技力を持ち、ダークホースのように急速に台頭し、「時代劇美男」の称号を得た」

と評価しているほどです。

 

悪役でも憎めない圧倒的な存在感

冷酷なキャラクターの中にも人間的な魅力を宿らせる演技は彼が得意とするところ。シュージェンシーさんは『男児本色』の施効仁など、キャリアの初期から悪役を演じてきました。そんな経験が生きているようです。

もちろん脚本も大事ですが、キャラに命を吹き込む役者の演技も大切です。そのてんシュージェンシーさんは、ただの悪者ではない人間味あふれるキャラクターを演じるのが上手いと思います。

 

ストイックな役作りとプロ意識

新浪娯楽の評価によると、シュー・ジェンシーさんは新しいドラマの脚本を受け取ると

「何度も読み込み役の心理を深く考察し、キャラクターをより立体的で張りのあるものに表現しようと努める」

とのこと。

そのプロ意識は多くのプロデューサー、監督、脚本家から認められ、多くのネットユーザーからも高い評価を得ています。

環球網も

「自分に厳しく、自身の羽を大切にし、俳優という自身のアイデンティティを認識し擁護し、演技力を絶えず磨き、進歩を追求している」

と評価しています。

 

モデル出身ならではのスタイルとファッションセンス

最初はモデルとしてデビューしました。身長184cmという恵まれた体とモデルとして培った表現力は、彼の演技にも活かされているように思います。

役柄によって見せる衣装の着こなしや、SNSで垣間見える私服のおしゃれさもファンにとっては魅力の一つなのではないでしょうか?

 
 
 
 
 
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まとめと今後の期待

シュー・ジェンシーさんのプロフィールとドラマ出演作、俳優としての魅力について紹介しました。

モデル出身という恵まれたスタイルと容姿、「眼差し」で感情を語る彼の演技には見るものを引き付ける力がありますね。

特に『独孤伽羅〜皇后の願い〜』で演じた宇文護のように、ただの悪役ではない人間味あふれるキャラクターは彼の持ち味が存分に発揮されるよい見本だといえます。

2024年の電撃引退と復帰という衝撃的な出来事もありました。これは家族とファンへの想いの間で揺れ動いた結果でしょう。

これからもシュー・ジェンシーさんが私たちにどんな新しい顔を見せてくれるのか楽しみです。

 

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