中国ドラマ「浮図縁(ふとえん) 乱世に咲く真実の愛」 5話･6話･7話･8話のあらすじとネタバレを感想とともに紹介します。
「浮図縁」は架空の大鄴王朝を舞台にしたドラマ。皇帝の死後、妃嬪が殉葬されるという衝撃的な展開から始まります。
肖鐸は福王を操るために步音樓を救出したようですが。
栄王の死は衝撃的で大きな波紋をよんでいます。肖鐸がこの状況をどのように利用して福王を皇帝として擁立していくのか気になりますね。
肖鐸に救われて彼の思惑に巻き込まれていく步音樓が、どのような役割を果たすのかも注目ですね。
それでは5話からお楽しみください。
浮図縁(ふとえん)登場人物紹介
- 肖鐸（しょう たく） 演：ワン・ホーディー
- 步音樓（ほ いんろう） 演：チェン・ユーチー
- 栄安皇后（えいあんこうごう） 演：ツォン・リー
- 慕容高鞏（ぼよう こうきょう） 演：ピーター・ホー
- 彤雲（とんうん） 演：ホウ・ナン
さらに詳しいキャストはこちらで紹介しています。
・浮図縁 乱世に咲く真実の愛のキャストと登場人物を紹介
浮図縁5話 あらすじとネタバレ
捕らわれた步音楼
肖鐸は苑王が鐘山に潜伏していると知り、すぐに追跡を開始。しかしその矢先に福王の入宮と、それと時を同じくして步音楼が姿を消したという衝撃の知らせが飛び込んできました。
部下が見つけた步音楼の葉子牌から、肖鐸は皇后が彼女を連れ去ったと確信。しかも皇后の真の狙いは福王にあると考え、これは罠に気づきます。焦る肖鐸をよそに曹春盎は「今は南苑王を討つのが最優先」と冷静に告げるのでした。
音楼を救出と皇后の失脚
步音楼が諦めかけたとき。部屋に突如として肖鐸が現れ、彼女を驚かせます。福王が入宮する前に何とか音楼を救い出そうと、肖鐸は自ら乗り込んできたのです。
その後、皇后は福王が部屋にいると信じ込んで部屋に乗り込んで来ました。でもそこにいたのは肖鐸でした。彼が堂々と座っているのを見て、皇后は怒りに震えます。
皇后は肖鐸に、これまでの恩を忘れ裏切るのかと問い詰めますが肖鐸は冷笑を浮かべ、皇后がかつて飼っていた犬の話を持ち出すのでした。そして肖鐸は「皇城から去れ」と強く警告。皇后は宮殿を後にするのでした。
福王の即位と音楼への未練
福王 慕容高鞏が各勢力の後押しで即位し皇帝となりました。
孫公は音楼に慕容高鞏がいかに悲しんでいるかを吹き込みます。音楼はその言葉に動かされて慕容高鞏と面会。慕容高鞏は感情がおさえきれず栄王の死の悲しみと、幼い頃の音楼との出会いを語り始めます。
でも音楼は気まずさを感じながらも、過去に囚われるよりも、これからの行動で償うべきだと諭すのでした。
浮図縁6話 あらすじとネタバレ
肖鐸の忠告と孫公の煽動
慕容高鞏は音楼の言葉に触発され、栄王への罪滅ぼしとして承元宮の人々を解放しようとします。しかし、彼と音楼の関係が噂になってしまいました。
それを知った肖鐸は、承元宮の人々を止めて慕容高鞏に音楼との関係を持たないようにと忠告。ところが孫公は慕容高鞏をそそのかし、音楼への執着を煽ります。
孫公の言葉に決意を固めた慕容高鞏は音楼のもとを訪れるのでした。
音楼の決意
慕容高鞏は音楼の部屋に行き、いきなり彼女を抱きしめます。その直後に部屋に踏み込んだ肖鐸はその光景を目撃。嫉妬の炎と怒りを抑えられず、思わず手に持つ剣を握りしめます。
でも音楼は彼の気持ちをきっぱりと拒絶。何にも縛られない自由な生活を強く望んでいることを告げます。
でもそれは現実的には無理です。そこで音楼は皇陵で墓守となることを選択するのでした。音楼の固い決意に、慕容高鞏も深くため息をつきながら許可するのでした。
皇陵への旅と音楼の適応
音楼が皇陵へ出発する日。肖鐸は護送役を買って出ます。音楼はそんな肖鐸を気にせず道中ではしゃぎますが、肖鐸の威圧感のせいで街の人々がいなくなってしまいます。
しかし音楼はすぐに肖鐸の不機嫌に気づき、彼を褒めちぎって機嫌を直させます。長旅の末、二人はついに皇陵に到着。肖鐸とはそこでお別れです。
李萍如が出迎えますが、彼女の疲れた様子に音楼は自分の姿を重ねてしまいます。でも音楼は人見知りすることなく、皇陵の墓守の娘たちと打ち解けるのでした。
浮図縁7話 あらすじとネタバレ
肖鐸が南苑王の企みを阻止する
南苑王は都にいる弟の宇文良序を救おうと間者を派遣しました。
肖鐸は宇文良序の屋敷に怪しげな曲芸師が来たと知り、何か企んでいると考えて宇文良序の屋敷へと急行します。そして肖鐸は宇文良序の隠し持っていた毒物を発見。彼らの企みを阻止するのでした。
肖鐸が音楼のために凧作りに励む
昭定司に戻った肖鐸ですが、監察案件の中に紛れ込んでいた恋愛小説を見つけ、それらをすべて自室に持ち帰ります。曹春盎は思わずため息をつきます。
小説を読み進めるうちに肖鐸は妄想したりしますが、結局読み続けてしまいました。
そして女性が凧が好きだと知ると、肖鐸は音楼のために自分で凧を作ることを決意するのでした。
劉公の暴挙
李萍如は音楼と別れた直後、劉太監と出くわします。劉太監は卑劣な笑みを浮かべ、部屋へ連れ込もうとしました。李萍如が混乱して、どうすることもできないでいると、音楼が菜刀を手に飛び込んできます。
彼女は劉太監を地面に押し倒し、激しく殴りつけました。意識を取り戻した劉太監に音楼は「大男が劉太監を襲って、服を全て剥ぎ取ったそうです」と嘘をいいます。面目を潰された劉太監はそれ以上の追求は諦めるのでした。
李萍如は友人に出会えたと喜び、二人の間には友情が芽生えるのでした。
浮図縁8話 あらすじとネタバレ
肖鐸が嵐に阻まれる
合徳姫こと慕容婉婉の機転と協力によって、肖鐸は宇文良序の佩玉を手に入れました。役目を終えた肖鐸は婉婉からの誘いも断り、皇陵にいる音楼のもとへと急ぎます。
肖鐸は音楼と早く彼女に会いたいと願うのでしたが、その行く手を突然の激しい雷雨が阻みます。
ようやく肖鐸が皇陵にたどり着くと音楼の代わりに侍女の東曹春央を入れ替わりで配置。音楼を皇陵から連れ出すのでした。
音楼の実家訪問
肖鐸は音楼を彼女の実家に連れて行きました。でもそこに母の姿はありません。父の步馭魯は彼女を役所に連れて行こうとします。そこを肖鐸が阻止するのでした。
步音樓と肖鐸は步府を後にしようとしまうが、步馭魯は肖鐸に山水画を贈りました。箱の中には山水画とともに数枚の金箔も入っていました。步音樓は怒って地面に投げつけるのでした。
浮図縁 5～8話までの感想
まだドラマは序盤のはずですが、肖鐸と步音楼の関係もずいぶんと変わってきましたね。
最初は肖鐸が音楼を駒として利用しているように見えましたが、彼がどんどん音楼に惹かれ、彼女のために無茶をするようになるとは。特に音楼を喜ばせるために不器用なのに凧作りに励む肖鐸の姿は、冷徹な彼のイメージとは全く違う。このギャップは凄いです。
まあ、ちょっと狙い過ぎかなとは思いますけれどね。ギャップも露骨がすぎるとシラケになるのですが。今後はどうなるのでしょうか。
音楼は自由にあこがれているようですが。宮殿に入ったのは家の都合なのでしょう。実の母はそうなることは望んでなかったようですけど、父と嫡母は彼女を利用して一家がいい思いをしようとしているのですよね。音楼の怒りもわかります。
今後は肖鐸と音楼の関係がどのように進展していくのか気になりますね。音楼が過去のことを肖鐸に打ち明けたのでさらに深まったように感じます。
あと慕容婉婉と宇文良序の関係も気になりますね。
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