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中国ドラマ「双燕秘抄(そうえんひしょう) 乱世を舞う二羽の絆」 35・36・37話のあらすじとネタバレを感想付きで紹介します。
いよいよ最終回です。
茉喜が絶体絶命のピンチに陥りました。ここからどのように運命を切り開いていくのでしょうか?陳文徳も本当に終わったのでしょうか?
愛する人との別れ、そして予想もしなかった再会、さらに壮絶な復讐劇まで。最終回まで心に残ったシーンや、思わず「そこは違うだろう?」とツッコミを入れたくなった場面なども、たっぷりと紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。
もちろん、この記事はネタバレありでお届けしますので、まだ視聴されていない方はご注意くださいね。
それでは双燕秘抄の35話からお楽しみください。
双燕秘抄 登場人物
・茉喜(まつき) 演:張楠(チャン・ナン)
・白鳳瑶(はく・ほうよう) 演:王玉雯(ワン・ユーウェン)
・陳文徳(ちん・ぶんとく) 演: 孫藝洲(スン・イーチュー)
・万嘉桂(ばん・かけい) 演:趙英博(ジャオ・インボー)
詳しいキャストはこちらを御覧ください。
・双燕秘抄(そうえんひしょう) キャスト登場人物紹介
第35集:陳文徳が落石の下敷きに
生きていた茉喜
万嘉桂と鳳瑶は焼けただれた女性の遺体を見て茉喜が死んだと思いました。しかし悲しみに打ちひしがれていると、陳文徳の遺体の下から生きたまま茉喜が這い出してきます。
彼女は陳文徳が反乱を暴こうとしていたことを思い出し、自分は死ぬわけにはいかないと決意を新たにするのでした。
陳文徳の遺体を埋葬しようとした矢先に土石流が発生。小武は茉喜を連れて避難します。結局、陳文徳は落石の下敷きとなってしまったのでした。
1年後。唐娘子として活動する茉喜
一年後、万嘉桂は鳳瑶と花灯会に参加しますが、そこで鳳瑶は茉喜らしき人物を見かけます。万嘉桂も後を追いますが、見つけられません。
その頃、茉喜は「唐娘子」と名乗って精巧な宝飾品で宮廷選考会に参加。高い評価を得ていました。京州城に宝慶楼を再興した茉喜はかつての白茉喜とは全く違う人物になっていました。
茉喜は宝慶楼を再開して同業者組合との揉め事を貴族の墨宝や贈り物の力で解決し商売を繁盛させます。
実は、茉喜は生き延びた後、宝慶楼の腰牌を手に入れて鋳造工房から逃れた職人たちと合流して京州城に戻ってきたのでした。茉喜は陳文徳は逆賊ではなく大忠臣だと世に知らしめるため、そして鍾毓棋と呉朗に復讐するため京州城でのし上がることを誓ったのでした。
第36集:茉喜と鳳瑶、再び相まみえる
鳳瑶は茉喜が自分のせいで悲惨な最期を迎えたのだと責め、もし生き返るなら万嘉桂を返すと雪の中で泣き叫びます。万嘉桂はそんな鳳瑶を抱きしめて連れ帰るのでした。
茉喜は陰からその様子を見ていました。鳳瑶の気持ちを理解しつつも、今はまだ「唐娘子」として生きることを選びます。
茉喜と呉吟の協力
茉喜は小武に自身の危険な計画を打ち明けました。小武は心配しますが最終的には茉喜に従います。呉朗は鍾毓棋の噂を聞いて唐娘子に興味を持ちます。
その後、茉喜は呉朗を訪ねる道中で呉吟に出会いました。呉吟は茉喜が生きていたことに驚きました。茉喜はあの遺体が侍女の立春だったと明かします。そして呉吟は呉朗の命令で動いていたのを知っているので呉吟を恨んでいないと言います。そして自分に手を貸してほしいと頼むのでした。
茉喜の大胆な作戦
茉喜は呉朗の屋敷に乗り込み、大胆にも彼の息子の元へ嫁ぎたいと申し出ます。さらに宝慶楼の全財産を持参金にするとまで言います。呉朗は娘の財産目当てに認めるのでした。
第37集:茉喜、陳文徳の汚名返上に成功
万嘉桂は茉喜の再開
宝慶楼を訪れた万嘉桂は茉喜と再会しました。彼はこの一年あまり鳳瑶との暮らしは順調ではなかったものの、彼女に愛情が芽生えていたと告げます。
茉喜は万嘉桂の気持ちを理解しつつ、先に諦めたのは自分であり、自分には陳文徳がいてくれたと伝えます。万嘉桂は茉喜の言葉を聞き心の中のわだかまりが消えたのでした。
茉喜は証拠を手に入れる
呉吟は相府の隠し戸棚の暗証番号を手に入れ、茉喜の結婚式に皇帝と鍾毓棋が出席すると知らせます。
夜。茉喜は書斎へ忍び込みますが、仕掛けにはまってピンチに。そこで仮面をつけた人物に救出されました。その男は陳文徳だと直感します。彼女は呉朗の不正の証拠を手に入れ、さらに鍾毓棋の反乱の証拠も残されているのを発見しました。
相府で盛大な結婚式が開かれました。皇帝も臨席します。そこで茉喜は皆の前で陳文徳の妻として名乗りを上げ、夫の冤罪と鍾毓棋・呉朗の反逆を訴えました。証拠を突きつけられた皇帝は激怒。
なんと鍾毓棋は刺客を差し向け皇帝を暗殺しようとします。式場は大混乱になってしまいました。
そこで仮面をつけた人物が皇帝を護衛。万嘉桂も兵を率いて駆けつけて鍾毓棋らを逮捕しました。逆賊たちが捕らえられた後。陳文徳は仮面を取って正体を明かし、証拠を密かに集めていたことを話します。
皇帝は功績を称え彼をそばに置こうとしますが、陳文徳は名を隠して山林へ隠遁させてほしいと懇願。許されました。
鍾毓棋は流刑、呉朗は斬首、家族も流刑。呉吟は功績が認められ追及されず国境警備へ。陳文徳と北朔軍の名誉は正式に回復され大荊国に平和が戻りました。
茉喜は顔の傷を気にして隠れようとする陳文徳に逃げるなら離婚すると脅迫。傷を気にする陳文徳に、茉喜は容姿など気にしないと言い、陳文徳はようやくわだかまりを捨てました。二人は本当に夫婦となったのです。
鳳瑶と万嘉桂は遠くから夫婦となった茉喜と陳文徳を見てホッとしました。万嘉桂も鳳瑶もようやくお互いを受け入れる気持ちになるのでした。
一年後、茉喜はかつて助けた少女と再会。彼女の母親が自立し幸せになった姿を見て喜びます。陳文徳が茉喜を迎えに来て、二人は互いに微笑み合い、幸せを実感するのでした。
(終わり)
双燕秘抄 最終回までの感想
双燕秘抄が終わりました。最初はどういうドラマになるのだろうと思って見てました。
万嘉桂を巡る茉喜と鳳瑤の三角関係になるのかな。と思いましたが、早い段階で陳文徳が登場して何かと茉喜に絡んでくるのを見て。これは四角関係か?と思ったものです。
正直、最初の茉喜は気の毒な身の上には違いないのですが。自己中心的で、あまり感情移入できるタイプのヒロインには思えませんでした。でも陳文徳との出会いが彼女を変えていったようにも思えます。最終的に陳文徳のためにあそこまで出来るとは思いませんでした。彼女も成長したものです。
万嘉桂は正直、ヒロインの相手にしてはいまいち度量が小さく。所詮はお坊ちゃんかなと思えました。見た目はともかく、人間的な魅力では陳文徳には敵わない気もしましたね。
あの茉喜といっしょになるなら、陳文徳くらいスケールが大きくないとムリかなという気はします。最終的には、4人とも丸く収まってよかったのではないでしょうか。
それにしても陳文徳はどうやって生き延びたのでしょうね。というかそれを言い出すときりがないのですけれど。
そして呉吟の葛藤。悪に染まりきれない彼の良心と呉朗からの重圧に苦しむ姿は切ないものがありました。いいキャラだと思います。いろんな意味で新鮮でした。
美男美女のラブ史劇とはちょっと違うので好き嫌い分かれるかもしれませんが。ちょっと違う史劇がみてみたいという方にはいいかもしれませんね。
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