中国ドラマ 武則天 The Empress 第29・30・31・32話のあらすじとネタバレ感想紹介記事です。
予言騒ぎは李君羡が犠牲になることで静まりました。
彭婆婆の呪いの言葉は凄まじいものでしたね。出来すぎな呪でしたけど。彭婆婆は武則天の未来を知ってるとしか思えません。
徐慧と武媚娘の関係も変化。義姉妹の絆は脆くも崩れ去りました。
さらに、太子と称心の別れ。称心は本当に気の毒でした。
そして韋貴妃は蕭薔の死を願い、それを知った蕭薔が監禁。後宮での人間関係も変化が出てきました。
味方が敵になり、敵が味方になり新たな展開が始まるのでしょうね。
それでは武則天 第29話からお楽しみください。
・武如意(ぶ・にょい) 演:范冰冰(ファン・ビンビン)
・李世民(り・せいみん)/太宗 演:張豊毅(チャン・フォンイー)
・徐慧(じょ・すい) 演:張鈞甯(チャン・チュンニン)
・韋貴妃(いきひ) 張庭(チャン・ティン)
第29話 乾祥宮からの招待
蕭薔、徐慧に助けを乞う
妊娠中の蕭薔は徐慧を乾祥宮に呼び出し、韋貴妃に命を狙われていると告白。しかし徐慧は韋貴妃の権力を理由にどうにもできないと言います。
徐慧は絶望する蕭薔に「子供を失えば、韋貴妃はあなたをどうすることもできない」と囁き流産薬を渡すことを約束。
徐慧は蕭薔に流産薬を渡すため武媚娘を利用することを思いつきました。武媚娘に蕭薔への贈り物を託し、その中に流産薬入りの香囊を忍び込ませたのです。
太子妃、衝撃の事実を知る
太子 李承乾は皇帝の遠征成功を祈願するため邙山の流韵寺を訪れていまいました。
その頃、魏王 李泰はある策略を仕掛けようと太子妃に密書を送ります。密書には「称心は生きており邙山に隠れている」と記されていました。
太子妃は急いで邙山へ向かい、太子と称心が密会しているのを目撃。
混乱した太子妃は清寧宮へ駆け込みましたが、武媚娘の姿は見当たらりません。徐慧は太子妃の異変に気づき、優しく言葉をかけました。太子妃は悩みを打ち明けてしまうのでした。
第30話 徐慧 暗躍する
武媚娘、太子の秘密を守ろうとしますが
徐慧から太子が称心を匿っていることを知らされた武媚娘は、太宗 李世民が事実を知るのを阻止しようとします。武媚娘が皇帝を政務堂で引き止め、もし御書房に向かっても徐慧が足止めする計画です。
一方、太子妃は魏徴に太子の秘密を相談していました。徐慧は皇帝との奏折処理を終えると、御花園への散歩を提案。そこでは太子妃が魏徴に太子の件を相談。
太子の秘密が皇帝の耳に入ってしまうのでした。
皇帝、称心を斬首
太子の秘密を知った太宗 李世民は、怒りに震え御花園を後にしました。徐慧は武媚娘に皇帝を止められなかったと報告。
一方、邙山では太子 李承乾と称心が語り合っていました。そこへ李世民が現れ、称心は李世民の剣によって斬首されてしまいます。
称心の死を目の当たりにした 李承乾は、怒りに任せて李世民に剣を向けますが、侍衛たちに取り押さえられ東宮へと連行されてしまうのでした。
第31話 皇太子の本心
太宗 李世民は李承乾を皇太子の座から外そうと考えていました。魏徴は太子に猶予を与えるよう懇願しますが、李世民は断ります。
魏徴が東軍に行くと太子 李承乾は酒を飲み宴を開いていましt。魏徴は李承乾を諫めますが、帰宅後に吐血。
李承乾は酒に溺れるふりを続け、太子妃は太子の真意を問い詰めるものの、李承乾は冷たく突き放すのでした。
武媚娘が東宮を訪れ、太子妃から李承乾の秘密を聞き出しました。李承乾は酔ったふりをし、外部の者たちと謀反を企てていたのです。
武媚娘は太子妃からその話を聞き、李承乾を説得するものの、聞く耳を持ちません。何と天下を狙うというのです。
武媚娘は謀反を止めるように言いますが、李承乾の決意は変わりません。
第32話 最後の献策
蕭薔は韋貴妃の支配から逃れるため、宮女を買収して脱出しようとしますが。韋貴妃にバレて失敗。
韋貴妃は蕭薔を脅して、皇帝との面会を禁止。完全に支配下に置いてしまいます。
魏王 李泰は太極殿で太子の弾劾を企てますが、魏徴が病を押して朝議に参加。魏王の計画は失敗しました。武媚娘は魏徴に太子の謀反を打ち明け説得してもらおうとします。
ところが魏徴の言葉は武媚娘の期待を大きく裏切りました。魏徴は太子にこう伝えるように言います。
「今こそ、宮廷を攻める時だ」
媚娘は言葉を失うのでした。
ドラマ 武則天 32話までの感想
宮廷内の駆け引きが激化し、目が離せない展開でしたね。
徐慧の変わりようには驚かされました。かつては武媚娘の良き理解者であった彼女が、いつの間にか冷酷な策略家になってしまいまいました。
蕭薔への対応や太子妃を陥れる様子はすっかり「悪女」そのもの。もともと頭がいいだけに敵になると厄介ですね。
太子の李承乾も追い詰められ、ついに謀反を決意。皇帝になれない焦りや絶望もからくるものなのでしょうか。それとも、彼自身の野望なのでしょうか。称心の死も大きく影響しているような感じです。
魏徴も止めようとしないし。魏徴はかつて仕えた李建成が李世民に敗れ、そのぶん李承乾には期待していました。まだ李世民に恨みがあるのでしょうか?
宮廷内の人たちの思惑が交錯する中で、武媚娘はいったいどうするのでしょうか?
今後の展開から目が離せません。
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