双燕秘抄 7・8・9・10話の感想:白家の崩壊

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 こんにちはフミヤです。ご訪問ありがとうございます!

中国ドラマ双燕秘抄(そうえんひしょう) 乱世を舞う二羽の絆」7・8・9・10話の感想とネタバレあらすじ記事です。

茉喜は万嘉桂に婚姻証書を要求。でも万嘉桂にはそのつもりはありません。

茉喜が考えた脱出方法はうまくいきました。少なくとも万嘉桂を逃がすことはできました。

陳文徳は反逆者扱いにされてしまい、討伐軍がやってきました。陳文徳は戦いを避けて都から撤退。陳文徳がいなくなったのはよかった?のですが。茉喜の白家での扱いはまた悪くなってしまいました。

さらに万嘉桂には許嫁がいることが判明してしまいます。その相手というのが問題。でも万嘉桂は親の決めた縁談を断るつもりのようですね。

それでは双燕秘抄の7話からお楽しみください。

双燕秘抄 登場人物

・茉喜(まつき) 演:張楠(チャン・ナン)

・白鳳瑶(はく・ほうよう) 演:王玉雯(ワン・ユーウェン)

・陳文徳(ちん・ぶんとく) 演: 孫藝洲(スン・イーチュー)

・万嘉桂(ばん・かけい) 演:趙英博(ジャオ・インボー)

詳しいキャストはこちらを御覧ください。
・双燕秘抄(そうえんひしょう) キャスト登場人物紹介

 

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7話 万嘉桂が軍と共に遠征

(サブタイトルは当ブログで独自に付けたものです)

茉喜が屋敷に戻ると鳳瑶が中庭で待っていました。万家の方から婚約解消を申し出たものの、鳳瑶も万嘉桂を褒め称え名残惜しそうにします。

茉喜に問い詰められた鳳瑶は「万嘉桂を好きになったわけではない」と答え、茉喜は鳳瑶の言葉に安堵すのですが。

鳳瑶は口ではああ言ってるものの、残念に思っているのではないでしょうか?一方の茉喜の心の中には、万嘉桂を誰にも渡したくないという強い独占欲があるように思えます。
二人の関係は複雑に絡み合っていく。

 

万家は婚約破棄の賠償として金銀を贈り、白文泰夫妻や白鵬鯤は喜びました。

白夫人は鳳瑶の婚約破棄がまだ他に知られていないうちに、新しい縁談を探そうと考えていました。そんな折、白文泰が妻と娘に「良縁を見つけた」と告げるのです。

鳳瑶の婚約相手は宰相・呉相の息子。呉相の息子は将来有望で本来なら縁談相手はいくらでもいるのですが、都から避難する際に頭を打って頭がおかしくなってしまいました。この縁談は呉相が白文泰を脅し、家族の安全と引き換えに認めさせたものでした。

でも鳳瑶は断ります。

婚約破棄したばかりだというのに白家の親はあいかわらず娘を道具としか思っていないのですね。でもよくを出したせいで呉相から強引に婚姻させられることに。
鳳瑶が気の毒。断るのは当然かも知れませんが、でもそうなると呉相が強硬手段に出て…困ったものです。
ただ。日本語字幕ではぼかした表現になってますが。呉相の息子はただのうつけ者とは違いますね。中国語版では呉相の息子は知的障害者になってるんですよね。現代人の作ったフィクションなのにそこまでする必要あるのかな?
中国ドラマってときどき違和感のある表現が入るのですよね。

 

鳳瑶を救うため、茉喜は万嘉桂に助けを求める手紙を出しますが。手紙は戻ってきました。使者は「龍襄軍が関中にたどり着く前に盗賊の襲撃を受け、全滅した」と言うのです。茉喜は万嘉桂が亡くなったと思い込み、泣き続けた。

本当に万嘉桂が亡くなったのでしょうか?万嘉桂がこんなにあっけなくいなくなるとは信じられませんけれど。

 

 

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8話 鳳瑶、万嘉桂のために寡婦になる

白家がなかなか結婚を承諾しないため、白文泰は投獄されていました。

白夫人は息子と娘を連れ、牢獄にいる白文泰を見舞いました。獄中の白文泰は過酷な生活を強いられ、娘に「婚姻を承諾して私を助けてくれ」と大げさに懇願。

家族が自分を犠牲にしようとしていることに絶望した鳳瑶は呉家の若君との婚姻を受け入れることを決めたのでした。

呉相も酷いですが、白家の人々も娘を犠牲にしてでも自分たちがいい思いをしたいと思ってるんですね。結局、鳳瑶も家族に絶望しつつも結婚を認めることになってしまうとは。

 

茉喜は鳳瑶を助けるため、陳文徳に協力を求めました。適当な作り話で経緯を話し最終的に陳文徳は鳳瑶の婚約を破棄することに同意。協力を取り付けました。

その後、龍襄軍の使者が鳳瑶を訪れ。万嘉桂の遺書の内容を伝えます。さらに鳳瑶の説得で万嘉桂の両親は朝廷に「鳳瑶こそが万嘉桂の正当な許嫁だった」と証言。

皇帝も認め、鳳瑶は既に死んでいる万嘉桂の妻となり三年の喪に服すことになりました。鳳瑶はさらに呉相から狙われないよう一生再婚しないと皇帝の前で誓います。

呉相の息子との結婚は回避できましたが。死者の妻になってしまいました。嫌な相手との結婚を避けるためとはいえ辛い選択だったと思います。

 

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9話 白文泰の突然の死

白夫人の心配と鳳瑶の決意

白夫人は娘の鳳瑶が一生未亡人として生きることを心配していました。

しかし鳳瑶はすでに覚悟を決めていました。女学で多くの先生たちが未亡人として生き、自分の力で家族を養っているのを見てきた彼女は「自分もきっとできる」と考えていたのです。

女性が女学校の教師をして家族を支えてるというのが現代的な設定で違和感ありますね。
この作品の原作小説は中華民国の内乱を舞台にした作品なので現代的な設定があるのですが。ドラマでは唐末期をモデルにした世界に舞台を移したのでおかしなことになってる部分もあります。

 

白文泰の突然の死

白文泰が突然倒れてしまいました。医師からは「もう助からない」と告げられました。

元気だったのに急に亡くなってしまいましたね。不自然な気もします。

白家は白文泰の葬儀の準備を進めますが、商人たちが白家に押し寄せ未払いの代金を請求し始めました。

商人たちは一旦引き下がりますが、帳簿を確認すると白文泰の総負債額は3,900貫もありました。彼が存命中は官職があったので商人も請求を控えていましたが、今は必死に取り立てようとします。すでに全財産集めても返せないほど莫大な借金でした。

規模がよくわからないですけど。相当な額のようです。骨董品に多くのお金を費やしていたようです。迷惑な親です。
ただ、中国では官職に就くと商人からお金を借りやすいのは確かなようです。
 
万家からは十分な支援を得られず、白夫人は茉喜を鄭家に嫁がせて結納金をとることに。茉喜は結婚を阻止するために白夫人にある提案をもちかえ。鄭家から結納金をだまし取ることを提案するのですが。
白夫人も酷いし、鄭開泰も酷い奴のようです。結婚を絶対阻止したいのは分かります。
でも茉喜の考えた策もどうなの?詐欺ですし、そんな簡単に大金を出すでしょうか?ちょっとこの展開はよくわかりません。
 

10話 白家の崩壊

白鵬鯤は鄭開泰から得た結納金に手を付け使い果たしました。賭場の者たちが白家に押し入り借金を返せないので白鵬鯤に暴行を加えます。

眼の前でひどい目にあう息子を見て白夫人は死亡しました。

鄭開泰から得た金ってかなりの大金では?白鵬鯤はそれを使い果たしたの?頭おかしいでしょ。
白夫人が簡単に亡くなってしまいました。元気にしてたような気もしますが急ですね。

その後も借金取りは容赦なく押しかけてきます。白鵬鯤は姉にお前が無能だからこうなったと怒りますが。茉喜は白家の当主としてお前こそ責任を果たすべきと反論。怒りが込み上げてくるのでした。

茉喜は、
白夫人は心臓が悪いのでショック死は仕方ないが、建康だった白文泰が突然死ぬのはおかしいと考え。彼が毒殺されたことを突き止めました。怪しいのは呉朗。

白夫人の死は納得してるんだ。まあ、あんな叔父でも生きてくれないと困るし、夫人はいなくてもいいか。

鳳瑶とともに真相を突き止めようとするのですが。その矢先に白鵬鯤が金目の物を持って逃げてしまい。白家は完全に無一文となり、鳳瑶と茉喜だけが残されてしまいます。

ほんと白鵬鯤はどうしようもない。真っ先に消えてほしい人物ですよね。
その後、鳳瑶は白家の家を商人に売り借金を清算。
二人は磬州の学館で働くために旅立つのでした。
白家の両親が相次いで死亡。弟は逃走。でも借金返済は完了。なんだ家を売れ返せる額だったんですね。そうなると住むところがありませんが。
メチャクチャな展開です。

 

双燕秘抄 10話までの感想

このドラマ、突っ込みどころ満載すぎ!

鳳瑶の婚約話は親が娘を道具扱いする典型的なパターン。鳳瑶が断るのは当然だけど、そこからがまたドロドロ。

万嘉桂の生死が気になります。生きていると思いたいですけど。

そして白家は崩壊してしまいました。父親は毒殺?母親はショック死?弟は借金まみれで逃亡?家族全員、自分のことしか考えてない。鳳瑶と茉喜だけがまともっていうのが、せめてもの救いですね。

茉喜もちょっとヤバい所あるけど。

最終的に二人は学館で働くために旅立つって、自立して生きていく道を選んだのは良かった。でも色々ありすぎて、もう何が何だか…。

全体的に脚本(と原作)が雑な印象。ご都合主義な展開や無理な設定が多くて感情移入しにくいですね。

それでも鳳瑶と茉喜の二人の関係は今後どうなるのか気になります。万嘉桂や陳文徳の再登場もあるでしょうし、これからの新たな展開に期待したいと思います。

 

 

 

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