PR

灼灼風流13・14・15・16話のあらすじとネタバレ

灼灼風流 9-12話あらすじ |灼灼風流13-16話あらすじ ▶

中国ドラマ「灼灼風流(しゃくしゃくふうりゅう)・宮中に咲く愛の華」 13・14・15・16話のあらすじとネタバレを感想とともに紹介します。

科挙に受かって官僚になった慕灼華でしたが。皇子の講義をめぐって皇太后から罰を受け、療養生活をすることに。定王の屋敷で世話になった慕灼華は定王 劉衍との関係がますます近くなるのでした。

さらに慕灼華が回復したころ、北涼から使節がやってきて新たな問題が起こります。

この記事では『灼灼風流』の第13話から第16話までのあらすじとネタバレを紹介します。

他のエピソードを見たい方は 灼灼風流あらすじ一覧

※この記事はドラマ『灼灼風流』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

オリジナル版を見た感想をもとに書いています。BS版は編集されて話数が変わっている場合があるのでご注意ください。

灼灼風流 キャスト・登場人物
  • 慕灼華(ぼ・しゃくか)/慕琦(ぼ・き)
    演:ジン・ティエン
  • 劉衍(りゅうえん)/定王
    演:ウィリアム・フォン
  • 劉皎(りゅう きょう)/柔嘉公主
    演:ワン・リークン
  • 劉琛(りゅうしん)/第一皇子
    演:ジョウ・イーラン
  • 沈驚鴻(しんきょうこう)
    演:シュー・ハイチャオ
詳しい登場人物とキャスト紹介は灼灼風流 キャスト・登場人物紹介をご覧ください。
スポンサーリンク

灼灼風流13話 ネタバレとあらすじ

簡単要約

  • 劉衍と劉琛は慕灼華を巡って対立、劉衍は彼女を庇う。
  • 柔嘉公主が慕灼華に近づき、皇太后との関係に新たな波紋が広がる。
  • 慕灼華は劉衍の信頼を得て、昇進の機会を掴み、彼に娘を産むと約束。

あらすじ:姉のように妹のように

劉衍と劉琛の対立と慕灼華の決意

慕灼華は隊長が回復。すると劉琛が見舞いに定王府にやってきました。彼は慕灼華に借りは作りなくないといいますが、慕灼華は医者として見捨てることはできないし、授業中に何かあれば私の責任になると言い、彼に何も求めませんでした。

その後、劉琛は劉衍と話しました。劉琛は劉衍が慕灼華に与えた玉佩について問い詰めますが、劉衍は彼が欲しがっていた鎧を渡して話題を逸らました。

一方、慕灼華は劉衍に頼るだけでなく、自分の実力で彼の助けになりたいと考えていました。慕灼華の意思を知った劉琛は彼女を見直すのでした。

皇太后の妨害と柔嘉公主の接近

慕灼華は柔嘉公主から茶会に招かれました。公主は皇太后が不機嫌だった理由を説明すると慕灼華はほっとします。でも公主は皇太后が個人的な理由で慕灼華に嫌がらせをしていることは知りません。

そのころ劉衍のもとを皇太后が訪れ、慕灼華を皇子たちの講義から外し、幼い娘の教育を任せようとしました。でも劉衍は慕灼華を北涼使節団の接待役に任命したと告げて皇太后の要求を断ります。

柔嘉公主は慕灼華を妹にしたいと言いますが、慕灼華は嬉しく思いつつも皇太后の反応が気になるのでした。

劉衍と慕灼華の信頼関係

慕灼華は劉衍を食事に誘いました。劉衍は北涼の接待役を成功させれば、正六品主事に昇進させると約束。慕灼華を喜ばせます。さらに酔った慕灼華は劉衍は自分の父よりも大切にしてくれると言うと。劉衍は私には娘はいないと言い。慕灼華は「私があなたに娘を産んであげますよ」と口走ってしまいます。

劉衍は彼女の可愛らしい態度に特別な感情を持つようになるのでした。

感想

慕灼華への嫌がらせを諦めない皇太后ですが。劉衍は慕灼華を北涼使節団の接待役に任命して、皇太后の思惑を外しました。皇太后にとって劉衍が殺したいほど邪魔な存在です。慕灼華が劉衍に近づくほど皇太后の嫌がらせが激しくなると思いますが、劉衍ただ守るのではなくて。ちゃんとした役目を与えてしまえば皇太后も文句は言えませんよね。

外国の使節団の相手は大役です。科挙に受かったばかりの者を任命するのはリスクが高いと思いますが。劉衍は慕灼華の才能を信じて国の役に立つ人材と考えているのでしょうね。

 

灼灼風流13話 ネタバレとあらすじ

簡単要約

  • 傲慢な北涼の三王子耶沐憬が南宸に到着し、言葉と行動で挑発を繰り返す。
  • 耶沐憬は妹を劉衍の側室に差し出そうと画策するが、劉衍と柔嘉公主の機転でその企みは阻止される。
  • 慕灼華は劉衍の戦略的思考に感銘を受け二人の絆が深まる。

あらすじ:目立つ女子

北涼の使者、その傲慢な到着

慕灼華は北涼語の学習を終えて劉衍と食事。劉衍に慕家での生活を話しました。そして彼への気持ちを口にするのでした。

早朝。慕灼華と沈驚鴻は城門で北涼の使者を待っていました。北涼の第三王子 耶沐憬(イェムジン)は城門の小ささを皮肉り、南宸には男がいないのかと慕灼華を挑発。でも慕灼華と沈驚鴻の冷静で巧みな言葉に耶沐憬は言葉を失い、南宸の城内へと入っていきます。

執墨は耶沐憬の奴隷の手に不審な点があるのを見つけますが、耶沐憬に注意を逸らされてさらに探ることはできませんでした。

宴会での罠と劉衍の反撃

皇宮での歓迎の宴がひらかれました。耶沐憬は妹の耶沐蓁を劉衍の側室として差し出し、劉衍が受け入れることを要求。突然の提案に、その場は騒然となりました。すると劉衍は冷静に立ち上がり「南宸も拒否はできない」と前置きしつつ「陛下が耶沐蓁を養女とし、公主として南宸に留まる」という逆提案を出しました。

さらに柔嘉公主も耶沐蓁と意気投合したので自分の屋敷に住まわせると言い、耶沐憬の計略は不発に終わるのでした。

対立の激化

慕灼華は北涼が訪問してきたのは劉衍がまだ戦えるかどうか知るためと判断。劉衍が耶沐憬を狩りに誘ったのは、それを証明するためだと考えます。

道中。慕灼華は馬車に揺られて気分が悪くなり川辺で顔を洗いました。劉衍は慕灼華を探しに向かい、耶沐蓁も劉衍の後を追います。劉琛が止めようとしますが、耶沐憬と劉琛は「これは男女のことではなく、二つの国の問題だ。北涼は女を切り札にしているが、南宸は剣を抜き、激しい戦いになるのでした。

 

歴史的な解説:北涼は遼がモデル?

ドラマの南宸と北涼は架空の国ですが、モデルになったのは北宋と契丹(遼)のようですね。北涼の国姓(君主の姓)が「耶沐」は契丹の国姓「耶律」と似てますし、対立しつつ使者が行き来しているのも似ています。

北宋には劉衍のような国を守る強い武将は存在せず、軍事力では契丹が優勢。北宋は常に苦戦していました。ドラマはもし北宋が契丹と同等以上に強かったら?というif設定も入ってるかもしれませんね。

 

灼灼風流15話 ネタバレとあらすじ

簡単要約

  • 慕灼華と劉衍は酔った勢いでキスを交わすが、劉衍は記憶がないふりをする。
  • 哑奴の正体が柔嘉公主の亡き夫、薛将軍だと判明。
  • 耶沐憬は柔嘉公主との政略結婚を企てるが、沈驚鴻が弓の腕比べでそれを阻止しようとする。

あらすじ:昨夜の記憶

酔いの中のキスと揺れる心

北涼の宴会の後、酔った劉衍は慕灼華と川辺で会いました。慕灼華が彼を支えると、劉衍は酔いに任せて彼女にキスをします。驚いた慕灼華は、劉衍を執剣に預けてその場から急いで逃げてしまいます。夜、彼女は劉衍との出来事を思い出してドキドキするのでした。

翌朝、劉衍は彼女の目の下にクマがあるのに気づき、仕事が原因だと思い込みます。慕灼華がキスについて尋ねると、彼は酔って何も覚えていないと答えたので、彼女は少し落胆するのでした。

哑奴の正体と柔嘉公主の悲劇

一方、哑奴は密かに柔嘉公主を監視していました。哑奴は子供が投げた石で顔に傷をうけ、柔嘉公主に保護されて治療を受けます。哑奴はそこで壁に掛けられた薛笑棠の絵を見て、かつての記憶を取り戻しました。彼は柔嘉公主の亡き夫、薛将軍だったです。彼の顔に残る傷は、かつての戦で負ったものでしあt。蔓児は、公主が夫の絵を片付けられないほど彼を深く愛していたことを明かすのでした。

政略結婚と男たちの対決

北涼の耶沐憬は柔嘉公主の政略結婚を劉倶に持ちかけます。劉衍は反対しますが皇太后は国家のためだと柔嘉公主を説得。柔嘉公主は国のために喜んで嫁ぐと答え、慕灼華は彼女を心配するのでした。

すると沈驚鴻は柔嘉公主の遠嫁を阻止するため、耶沐憬に弓矢の腕比べを挑みます。目隠しをて全ての矢を的に命中させ、耶沐憬に勝負は引き分けだと認めさせるのでした。

 

感想

哑奴の正体は何と柔嘉公主の夫・薛将軍でした。戦いで記憶を失って北涼に身を寄せていたようですね。

南宸ではすでに薛将軍は死んだことになっていて、柔嘉公主はずっと肖像画を飾ったままにしてました。亡き夫を深く愛していたのですね。そんな柔嘉公主が国のために政略結婚を受け入れようとする姿は健気ですが、そこに記憶を取り戻した薛将軍がどう関わってくるのか、気になりますね。

 

灼灼風流16話 ネタバレとあらすじ

簡単要約

  • 劉衍は耶沐憬から密告者が薛笑棠だと聞かされるが、その言葉の真偽を疑う。
  • 慕灼華は劉衍との関係に心を乱され、彼を避けるようになる。
  • 蝗害が発生した江南の救援に劉琛が向かうことになり、慕灼華と沈驚鴻も同行を命じられる。

あらすじ:心を隠して

密告者の告白と深まる疑惑

耶沐憬が酒を酌み交わす場に劉衍が現れました。耶沐憬は劉衍が拒馬河の戦いで精鋭部隊が死んだのに生き恥をさらしていると皮肉ると、劉衍はその戦いで多くの戦友を失った悲しみを語ります。さらに耶沐憬に情報を漏らした者について尋ねました。劉衍が10年間北涼に侵攻しないという条件を出すと、耶沐憬は「密告者は薛笑棠だ」と告げて去っていきます。

でも劉衍と慕灼華は、この言葉が南宸を混乱させるための嘘かもしれないと疑うのでした。

すれ違う二人の心

劉衍は慕灼華が自分を避ける理由を尋ねると、彼女は「あなたが私の心を乱すから」と正直に答え去ってしまいます。

その後、慕灼華は劉琛に再会。彼の協力で学堂の講義に戻れることになったと聞いて喜びます。

劉衍はその様子を見て、二人が親しくなるのではないかと心配し、慕灼華に「皇子たちの争いに巻き込まれないように」と忠告。慕灼華が自分を避けるのは劉琛のせいかと思うのでした。

慕灼華は出世が劉衍のおかげだと感謝して硯台を贈りますが。劉衍は病気で会うことはできませんでした。

江南の危機と新たな任務

江南で蝗害が発生。皇帝 劉倶は心を痛めていました。劉琛は自ら救援に向かうことを志願。劉倶は彼を補佐するために、慕灼華と沈驚鴻を同行させることを命じるのでした。

感想

劉衍と慕灼華は微妙なすれ違いが出てきましたね。慕灼華は劉衍が気になって彼を避けようとしますが。会える距離にいるのに、会わないようにしようと思うと余計に意識してしまうと思うのですが。忘れたいなら物理的に会えない場所に行かないと。でもそうすれば官僚としてのキャリアも失ってしまいますし。難しいですね。

解説:蝗害と古代中国

蝗害(こうがい)は中国ではよく起こる災害。蝗という大型のバッタが大量発生して作物を食い荒らし、深刻な食糧不足と飢饉が引き起こされてきました。よく「イナゴ」と言われますが、中国で「蝗」といえばトノサマバッタが長距離を飛べるように変化したトビバッタのこと。災害級の被害が出るのでバッタだからと侮れません。

歴史上は統治者の徳が不足しているから起こる天の警告とされていました。そのため皇帝は罪を悔い改め、祭祀を行って民心を安定させ。食糧配給や税の減免、有能な役人の派遣など、救援策も行いました。

ドラマでは劉倶が心を痛め、劉琛を派遣。朝廷の優先事項になっているのがわかります。

 

スポンサーリンク

灼灼風流 13から16話のまとめと今後の展開

劉衍と慕灼華の関係がどんどん深まり。劉衍は慕灼華にとって、自身のキャリアを後押ししてくる存在というだけでなく恋愛感情を持ち始めました。でもやはり気になって遠ざけようとします。でも忘れられずに帰って気にしてしまうと言うじれったい関係に。

さらに、劉琛が江南の救援に向かうことになって慕灼華と沈驚鴻が同行することになりました。

劉衍にとっても気になるのではないでしょうか?劉琛と劉衍は恋のライバルになってしまうのでしょうかね。

北方の強国・北涼から使節団がやってきて問題を引き越しています。耶沐憬は妹を劉衍の側室に差し出そうと企みますが失敗すると、柔嘉公主を政略結婚の相手に指名。さらには密告者は薛将軍だったと告げたりと。ゆさぶりをかけてきます。去り際に妹に残した言葉も意味深です。内部の結束を乱そうと言うのでしょうね。

慕灼華と劉衍の関係がどのように変化していくのか、そして北涼がどう動くのか楽しみです。

 

灼灼風流・宮中に咲く愛の華 5・6・7・8話のあらすじとネタバレ

灼灼風流 全話の展開を確認したい方は 灼灼風流あらすじ一覧 をご覧くださいね。

灼灼風流
スポンサーリンク
この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

この記事が役立った方は、ぜひシェア&ブックマークをお願いします!
フミヤをフォローする

コメント

error: Content is protected !!