中国ドラマ「後宮の涙」23・24・25・26・27話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。
沈嘉敏の登場で陸貞はさらに困難に立ち向かうことになってしまいます。
異動した司衣司でも陸貞はさらに追い込まれてしまいました。シロアリ被害や刺繍のミスなど、彼女を陥れようとする陰謀が次々と起こります。
高湛とのすれ違いも切なかったですね。
陸貞がどのようにして司衣司での信頼を取り戻していくのか、高湛との関係はどうなっていくのか気になる点がたくさんあります。
それでは23話からお楽しみください。
後宮の涙 登場人物・キャスト
・陸貞(りく・てい)
北斉の豪商・陸家の長女。
演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
・高湛(こう・たん)/長広王
北斉の皇太弟
演:陳曉(チェン・シャオ)
・高演(こう・えん)孝昭皇帝
演:喬任梁(キミー・チャオ)
・婁昭君(ろうしょうくん)/皇太后
演:劉雪華(リウ・シュエホア)
第23話 すれ違う心
蕭喚雲(しょうかんうん)の狂気
高湛(こうたん)は蕭喚雲(しょうかんうん)に会って陸貞(りく・てい)を苦しめないよう頼みますが、蕭喚雲は譲りません。さらに蕭喚雲は高湛が陸貞ばかりを気にかけて皇位奪還を忘れていると非難。
高湛が蕭喚雲が皇帝に子ができないと言っていたことを問い詰めると、蕭喚雲は自分の薬のせいだと告白しました。
そして高演(こうえん)は30歳まで生きられず、高演が死んだ後は高湛に嫁いで皇后になるとまで言い放ち高湛を激怒させます。
婁太后の殺意
蕭喚雲の恐ろしい計画を知った婁太后は激怒し二人を殺すと息巻きます。
そして高湛さえいなくなれば蕭喚雲の策略など無意味だと考え、高湛の命を狙うことを決意するのでした。
すれ違う想いと沈碧(しんへき)の暗躍
黄河の堤防が決壊。大きな被害が出ました。張相が救援を申し出ようとしますが、太后の進言により高湛が派遣されることになります。
高湛は太后の意図を訝しみつつも、受け入れました。
高湛の出発前。沈碧は高湛に近づき、陸貞が泣いていたと告げます。そのころ陸貞は高湛が会いに来てくれないと寂しい思いをしていました。
沈碧は侍女を使って陸貞に高湛が出発することを知らせないようにするとともに、仕事を押し付けて高湛の出発に間に合わないようにします。
陸貞が高湛が出発したことを知ったときには既に城門は閉まっていました。
第24話 交錯する想い
高演と蕭貴妃のすれ違い
婁太后は皇帝 高演に他の妃嬪を全く寵愛していないと怒ります。でも高演は婁太后に蕭喚雲(しょうかんうん)一人だけを愛していると告げますが、太后は他の妃嬪を寵愛しなければ蕭氏の貴妃の位を廃すると脅すのでした。
その後、高演が寝ていると蕭喚雲が侍女を身代わりにして高演の相手をさせようとしました。高演は蕭喚雲に怒りますが吐血してしまいます。
婁太后は蕭貴妃の位を廃そうとしますが皇帝は彼女を庇い、もし貴妃に何かあれば自分も生きていたくないとまで言うのでした。
陸貞が七品典侍に昇進
陸貞(りく・てい)は女官試験で筆記と刺繍の両方で一位を獲得。再び七品典侍(しちひんてんじ)に任命されました。
高湛の手紙
陸貞は高湛から自分に手紙が来ないことに傷つき、高湛が自分のことを忘れてしまったのではないかと心配になります。
その後、丹娘から高湛の手紙を受け取りますが、その手紙の中で高湛が自分を批判しているのを読んで陸貞は大きなショックを受けるのでした。
でも丹娘の話から手紙の内容に不審な点があることに気づき、その手紙が偽物なのではないかと疑うのでした。
第25話 新たなる決意
王尚儀(おうしょうぎ)の秘密と陸貞(りく・てい)の危機
夜、一人で青鏡殿に戻る陸貞は命を狙われました。逃げ込んだ部屋で偶然、王尚儀が男と密会しているのを目撃してしまいます。
物音に気づいた王尚儀は陸貞が自分たちの秘密を知ったことに気づくのでした。
陸貞は、自分を襲おうとした人物が誰なのかを考えますが、侍女の杜衡は、犯人は沈嘉敏(しんかびん)と沈碧(しんへき)に間違いないと断言するのでした。
皇帝(こうてい)との交流、そして高湛(こうたん)の危機
皇帝 高演と陸貞が陶土を練って楽しい時間を過ごしますが、そこへ黄河地区で被災民が暴動を起こし、長広王が行方不明になったという知らせが届きます。
高演は密かに沈嘉彦に高湛の救出を命じますが、今回の件に叔父が関わっている可能性を疑うのでした。
第26話 決死の行動
陸貞(りく・てい)の機転と皇帝(こうてい)の苦悩
陸貞(りくてい)は、沈碧(しんへき)に高湛の失踪に婁太后が関係していると伝えました。そして陸貞は長公主なら高湛を救えると気づき、密かに宮中を抜け出すことにしました。
沈碧も高湛のために今回は協力することにします。沈嘉彦の協力も得て長公主の所に向かうのですが。そこで会ったのは沈嘉敏でした。長公主は不在だというのです。
沈嘉敏の暴挙
陸貞は沈嘉敏に高湛を救いたいと訴えますが、沈嘉敏は自分と父が危険を冒して高湛を助けても彼が陸貞と一緒になれば意味がないと拒否します。
陸貞は尼になると誓いますが沈嘉敏は信じず、顔に戒疤を焼き付けると脅します。線香が顔に触れようとしたその時、沈嘉彦(しんかげん)が駆けつけ、妹の暴挙を止めるのでした。
沈嘉敏は自分の気持ちが報われないからって、心が歪んでいますよ。陸貞が尼になることを誓っても信じないし。顔に戒疤を焼き付けるって、狂ってますね。そこに現れた沈嘉彦!妹を止めるのは当然ですが、なにか思惑があるようですね。
中国ドラマの僧侶の頭にある線香で焼いた跡。戒律を授けるときに額の上に3~12の跡を付けます。元の時代に広まった習慣。本来、仏教にはこのようなしきたりはありませんし、中国以外の仏教にもありません。一部の者が始めたのが広まりました。史実では北斉には戒疤はありません。
第27話 悲しい運命
再会と誤解
無事に戻ってきた高湛(こうたん)は、傷の手当て中に痛みに叫びますが、朦朧とする意識の中で陸貞(りく・てい)の姿を見て抱きしめます。でもそれは蕭喚雲でした。
高湛の帰還を知らされた陸貞が皇帝 高演とともに彼の元へ駆けつけると、高湛が蕭喚雲を抱きしめているところでした。皇帝は何をしているのかと問い詰めました。
蕭喚雲は皇帝に以前の誓いを持ち出して開き直り。
皇帝は悲しみ。失望した陸貞はその場を去り、高湛は彼女を追いかけるのでした。
陸貞はに高湛はが自分を好きになった理由を問い詰めます。そこへ蕭喚雲が現れ陸貞を非難しますが、高湛が怒って絶縁を言い渡します。
雨の中泣く陸貞に皇帝は近づき、二人の過去を語り始めました。皇帝から全てを聞いた陸貞は、自分と皇帝は哀れだと思い、もう二度と高湛に会いたくないと告げるのでした。
沈嘉敏が高湛の妃に?
高湛は陸貞に会いに行こうとしますが、沈碧(しんへき)に遭遇。さらに沈碧は沈嘉敏が長公主と共に入宮し、皇太子妃になると話しているのを聞き、内心穏やかではありません。
後宮の涙 28話までの感想
怒涛の展開でしたね!蕭喚雲の闇が凄まじくて、愛憎が入り混じった狂気にゾッとしました。
婁太后も息子可愛さから高湛の命を狙うとは。なんともこの母も歪んでいますよね。
そして、陸貞と高湛のすれ違いが本当に切ない!お互いを想っているのに、なかなか会えない。
高演と蕭喚雲の関係も悪化の一途。高演の一途な愛はすごいけれど、それが蕭喚雲には全く響いていないのが悲しい。
そして高湛の失踪。陸貞の決死の行動には頭が下がりますが、沈嘉敏の歪んだ愛情も恐ろしい。
無事に高湛が戻ってきたものの、意識が朦朧としている中で蕭喚雲を抱きしめるなんて陸貞が傷つくのは当然です。皇帝からの過去の告白も二人の関係に大きな影を落としそう。もう高湛に会いたくないという陸貞の言葉が重いです。
そして、まさかの沈嘉敏が皇太子妃候補にまで上り詰めるとは!
陸貞と高湛の未来はどうなってしまうのでしょうか?今後の展開が楽しみです。
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