『惜花芷』35・36・37・38話のあらすじとネタバレをまとめました。
皓月仙使の詐欺を暴いた花芷は、七星楼の圧力と刺客に晒されながらも顧晏惜と共に真相に迫っていきます。しかし皇都に戻った花芷を待っていたのは思わぬ皇帝の追求でした。
この記事ではドラマが大きく動いたこの4話の見どころや解説を紹介します。
この記事で分かること
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第35話:花芷、皓月仙使の詐欺を暴き七星楼に対抗。顧晏惜が皓月を連行。
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第36話:蒋徵之、顧晏惜殺害を試みるが失敗。花蓉は自死。
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第37話:皓月が天枢使となり、花芷は皇帝に疎まれ奉天女へ。
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第38話:顧晏惜、花芷に会うため宮中へ突入し負傷・投獄される。
全体のあらすじを見たい方は
惜花芷(せきかし)あらすじネタバレ 全話一覧をご覧ください。
惜花芷 35~38話 あらすじリンク
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惜花芷 35あらすじ 七星楼の予言者
花芷が皓月仙使の詐欺を暴いて七星楼と対立。顧晏惜が皓月仙使を捕らえました。
あらすじ35話
花芷は皓月仙使の詐欺を暴き、大勢の前で客に返金させました。しかし代償は大きく、帰り道で命を狙われます。幸いにも顧晏惜が間にあって無事でしたが、街では七星楼が商人に圧力をかけて花芷との取引を止めさせました。
追い詰められた花芷は蓬莱仙使を名乗って民心を集める策に出ました。顧晏惜も芝居に乗って協力します。
花芷は顧晏惜と共に七星楼に入り、最上階で天文道具を見た二人は、皓月仙使を呼び出します。
最上階で渾象儀や観星台を見た二人は背後に別の黒幕がいると確信します。皓月仙使を呼び出すと、顧晏惜は正体を明かし皇都での童謡の件について問い詰め激しい戦いの末、皓月仙使を連行するのでした。
ここに注目!皓月仙使の目的は何?
皓月は七星楼に担ぎがれ民衆を信じ込ませるための看板のように見えます。でも、それだけではどうしても説明がつかない場面がいくつかあるのです。
顧晏惜は都で流行っている童話の件を持ち出しました。皓月は否定しましたが、明らかに関わっているように見えます。天文観測の設備も気になります。あれは相当な財力と技術がないと作れません。街のごろつき集団が持つにしては贅沢すぎる設備です。
何より不可解なのは皓月のやり方が強引すぎることです。金儲けだけなら花芷の命まで狙う必要はありません。雇われの看板役にしては、必死すぎませんか。何かもっと決定的な秘密が漏れるのを恐れているように見えます。
彼女の最終的な狙いは都にあるのではないでしょうか?七星楼はその準備段階。皓月が何を企んでいるのか気になります。
惜花芷 36話 あらすじ 残酷な運命
蒋徵之は蒋家の破滅を恐れ顧晏惜を爆殺しようとします失敗、花蓉は絶望の中で命を絶つのでした。
37話あらすじ
顧晏惜は捕らえた関係者を船で皇都へ運ぶ決断を下します。
ところが曽銘は追っ手に殺されてしまいました。蒋徵之は帳簿が表に出ることを恐れて花芷殺害を部下に命じます。さらに蒋父は花蓉が顧晏惜の知人だと知ると、花蓉を使って爆殺しようとします。
花蓉の身を案じる蒋徵之は自分が爆弾を運ぶ役をかってでました。そして埠頭で爆弾が爆発。花芷は危険を知って顧晏惜を追いかけますが、顧晏惜は生きていました。
顧晏惜は黄知州、蒋大漕を投獄。しかし花蓉は遺書を残し命を絶ってしまうのでした。
ここに注目
第36話だけを見ると、蒋徵之は花蓉を気遣ういい人にも見えます。実際、花蓉への気持ちは本物でしょう。蒋家を守るために顧晏惜を殺す決断をし、花蓉を巻き込まないために自分が贈り物を渡す役を引き受けました。
その時点で自分が死ぬことも覚悟していたはずです。自分が消えれば花蓉とその子だけでも生き残れる、そう考えていたように見えます。
でも蒋家のために花芷殺害を命じていますし、冷酷な面はありますし。蒋家がこれまでにしてきたことを考えると、蒋家と花蓉もみんな守るのは成り立たないと感じます。蒋家は不正を重ね、口封じや裏工作で生き延びてきた家です。
そんな家の中で冷酷な父のもと、未亡人となった花蓉が穏やかに生きられる未来は最初から薄かった。蔳徵之はそこまで想像できなかったのか、想像しないことで決断したのだと思います。
でも蒋徵之は父に従う道を選びました。この時点でみんな不幸になる結末は決まったといえます。第36話の悲劇は偶然ではなく、悪事を積み重ねてきた家が弱い場所から崩れただけ。蒋家はどのみち滅びる運命だったと思います。
惜花芷 37話 あらすじ 潰えた希望
皓月は天枢使となり、花芷は皇帝に疑われて追い詰められます。花家は全財産を投げ出して運河の整備を引き受けるのでした。
あらすじ
皇帝は皓月と取引して天枢使に任命、雨乞いを任せます。
花芷は儀式に立ち会いますが雨は降らず、跪かなかったため責任を押し付けられ宮中へ連行されました。さらに皇帝に反論したため、皇帝は花家の男丁は赦免しないと言い放ちます。
帰宅した花芷は絶望して倒れますが、さらに勅命が届き全財産を投じて運河を補修よう命じられました。
花家は話し合いの末、財産を差し出し花芷を守る決断をするのでした。
ここに注目!花芷の苦難は自業自得?
37話の花芷や花家の受けた仕打ちは気の毒ですよね。皇帝もひどすぎる。と思います。
でもこれ時代劇なんですよね。なのでこの世界観にあった考察をしてみたいと思います。
まず、あの場面で雨乞いの場にいたなら、ひざまずかないのはおかしい。「信じる・信じない」の問題ではなく、国をあげての行事ですから、個人の感情が入る余地はない。それを台無しにしたんです。雨が降らなければ皓月を追い詰められたのに、ここで余計な責めを受けることになりました。
その後の皇帝への口答えも余計です。公式行事の場で正論を言っても意味はない。雨乞いはこの時代の国家事業として認められています。学者の中には反対するものはいるかも知れませんが、議論するなら別の場所でします。
少なくとも、現在進行形で進んでるあの場所で言うべき言葉ではありません。花芷の発言は正論ではなくただの言い逃れです。
花芷は今までよくやってきましたが、この場面でのふるまいは迂闊としかいいようがありません。花芷の受けた仕打ちも自業自得といえます。
でも最後は皆が協力してくれるのはドラマ的な予定調和。ここからヒロインが這い上がるのがドラマ的な見せ場でしょうから。今後の展開に期待ですね。
惜花芷 38話 あらすじ 一目会うため
運河の補修を成し遂げた花芷は奉天女として天文院に入れられ、顧晏惜は彼女に会うため宮中に斬り込み投獄されました。
あらすじ
花琴の助けで不足分を補い花芷は河川修復費用を期限内に集めました。工事は始まり、花家の者たちも作業を手伝います。その合間に花芷は子どもたちに学問を教えます。六皇子も手伝いました。
皓月の雨乞いが続きます。恵王 顧宴睿はそんな皓月に魅了されていきます。そしてついに雨が振りました。
運河の工事が完了。ところが皓月は花芷が人心を集めたと皇帝に告げ口。皇帝は花芷を奉天女として天文院に入れると命令を出します。一度、天文院に入ると二度と出られません。
顧晏惜は許可なく宮中に斬り込みます。戦って血を流しながら花芷に会うと、算盤を渡して倒れるのでした。
ここに注目!皇帝はなぜ皓月の言葉を信じたのか?
皇帝は皓月の言葉を信じてしまいました。なんで?命令を守ったし、いいことしたのに。と思うかも知れませんが。花芷が罰せられたのは中国王朝らしいなと思います。
皇帝にとって皓月は最初から民心を安定させるための道具でした。利用できるなら利用して、失敗すれば切り捨てる。だから皓月の進言は事実より使えるかどうかで判断されます。
しかも雨が降った直後というのが大きいです。これで皇帝は自分の選択が正しかった。と信じてしまいます。だから皓月の言葉は、成果を出した天枢使の進言として説得力があるのです。
もう一つ大きいのは花芷が皇帝にとって危険な存在になったことです。花芷は巨額の金を動かし、民衆の心を動かし、朝廷や役人を通さず人をまとめました。
これは一歩間違えば皇帝権威への挑戦と受け取られかねません。花家に武力はなくても、民が皇帝の権威に迫ってはいけないのです。皇帝には嫉妬や危機感が生まれ、皓月の言葉はそれを刺激したに過ぎません。
顧成燾は善意を信用しない人物です。民心は操るもの、人が集まれば脅威になる。自分がコントロールできない他人の行いは全て野心に解釈されます。だから皇帝は皓月を信じたのではなく、自分の想いの正当化に利用しただけといえますね。
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