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中国ドラマ「双燕秘抄(そうえんひしょう) 乱世を舞う二羽の絆」31・32・33・34話の感想とネタバレあらすじ記事です。
神鴉火箭による攻撃で混乱する罄州から、茉喜と白鳳瑶は脱出しようとしますが、馬車の暴走や城門の混雑に阻まれます。鳳瑶は万嘉桂に救われるものの、茉喜は脱出できませんでした。
陳文徳は茉喜を手元に置き、茉喜は嫌々ながらもそれに従うのですが。冷酷に見える彼にも壮絶な過去や仲間へ思いやりがあることが分かります。
そして万嘉桂のいる駅化には5万の援軍が到着。罄州への攻撃が始まろうとしていました。
それでは双燕秘抄の31話からお楽しみください。
双燕秘抄 登場人物
・茉喜(まつき) 演:張楠(チャン・ナン)
・白鳳瑶(はく・ほうよう) 演:王玉雯(ワン・ユーウェン)
・陳文徳(ちん・ぶんとく) 演: 孫藝洲(スン・イーチュー)
・万嘉桂(ばん・かけい) 演:趙英博(ジャオ・インボー)
詳しいキャストはこちらを御覧ください。
・双燕秘抄(そうえんひしょう) キャスト登場人物紹介
31話
十万の大軍襲来と揺れる茉喜の心
鍾毓棋の支持を得て、万嘉桂が十万もの大軍を率いて陳文徳のいる磬州城に攻め込んできました。
陳文徳はこの圧倒的な兵力差にも怯むことことなく自信満々。さらに妻になった茉喜に、万嘉桂に淡い期待など抱かないようにと釘を刺します。
兵法に詳しくない茉喜ですが、今回の戦いは陳文徳が無事に切り抜けられるか難しいのではないかと感じて心配し始めました。
陳文徳は将軍夫人として兵士のために靴下を縫うよう茉喜に求め士気を高める策として利用しようとします。
万嘉桂は初戦に敗れるものの、軍の規律の乱れを正すため多くの兵を処罰するのでした。
将軍の嫉妬と同胞の病、そして広がる暗雲
陳文徳は万嘉桂と戦って負傷。ところがどういうわけか陳文徳は茉喜に冷たい態度をとるようになります。茉喜は陳文徳がなぜ怒っているのか理解できずに困惑します。
茉喜は小武からの助言で陳文徳が茉喜の心の中に別の誰か(おそらく万嘉桂のことでしょうね)がいるのではないかと気にして嫉妬しているのだと気づくのでした。
一方、陳文徳は鋳造所を視察して多くの同胞が原因不明の病に倒れていることを知ります。彼はすぐに医者を派遣して事態の収拾を図ろうとします。
同じ頃、呉吟は万嘉桂のもとを訪れ自分の指揮下に入るよう迫りますが、万嘉桂は拒否。
万嘉桂が協力しないとみた呉吟は、彼を失脚させるための陰謀を巡らせ始めるのでした。
茉喜も陳文徳が何で不機嫌なのか分からなかったみたいですけど、小武の助言で気づけて良かったです。あのゴツい将軍の嫉妬とは、ちょっと可愛いような、面倒くさいような…(笑)。
32話
城内に忍び寄る病と動き出す陰謀
磬州城で原因不明の病が流行し始め、兵士たちが次々と倒れていきます。
疫病の知らせは城外の万嘉桂にも届き彼は呉吟に詰問しますが、呉吟はしらを切るのでした。
それどころか、呉吟は万嘉桂に皇帝の詔勅が出たので京州に戻って鳳瑤と結婚することになったと告げ、万嘉桂の軍権を奪おうとします。
万嘉桂はこれが呉吟の策略だと見抜いていました。鳳瑤もそのことは分かっていたので、茉喜を救うまは京州に戻らず、結婚もしないと決意。病気に感染すれば結婚を回避できると考え、病気の兵士たちの看護にあたるのでした。
病に倒れた将軍と明らかになる病の正体?
ついに陳文徳も病に倒れました。彼は意識を取り戻すと自分の病状を心配する茉喜の様子を見て、陳文徳は茉喜に彼女自身の心の中に本当は誰がいるのか、自分が一番よく分かっているはずだと問いかけます。
茉喜は陳文徳を心配しているとは認めませんが、心の中では彼のことを心配していました。
医者によると、この病気は人にはうつらないことが分かり、疫病ではない事がわかりました。でも発病の詳しい原因や治療法はまだ見つかっていません。
陳文徳はこの病気は怪しいと考えるのでした。
33話
広がる病と将軍の苦悩
さらに多くの将校たちが病気にかかり、陳文徳の軍隊は戦いでも連敗してしまいます。兵士たちは疲弊し、三方向から攻めてくる大軍に対して劣勢が続いています。
陳文徳は部下たちに交代で任務に就かせ、少しでも体を休ませつつ次の攻撃に備えています。でもこの状況が続けば朝廷側はさらに勢いに乗るのではないかと心配しています。
一方、万嘉桂は今のうちに攻め込むべきだという呉吟の意見に対し、軽率な追撃は避けるべきだと慎重でした。
呉吟は陳文徳軍が弱っている間に攻撃を急がせようとするのですが。
決死の脱出
内通者の手引きで万嘉桂軍が城門を開け攻撃を開始、陳文徳軍は大敗しました。陳文徳は茉喜と共に逃れますが追いつかれ、病で力尽きます。
万嘉桂は茉喜を連れ去ろうとしますが、茉喜は陳文徳の元に残ることを選択。そこへ現れた呉吟の矢で陳文徳は負傷、茉喜もかすり傷をおいました。陳文徳と茉喜は毒に侵されてしまいます。
宿駅で茉喜は陳文徳への愛を告白し、生死を共にすると誓います。万嘉桂は降伏を条件に解毒薬を送るものの陳文徳は拒否するのでした。
34話
絶体絶命の攻撃と万嘉桂の怒り
磬州からどうにか逃げ延び、町外れの駅站で一時的に落ち着いていた陳文徳たちのもとに突如として空から無数の神鴉火箭が降り注ぎます。
同時に陸からは鍾毓麒や呉朗の私兵が大量に押し寄せ、陳文徳の陣営は壊滅的な奇襲攻撃を受けます。
この凄まじい攻撃では陳文徳のそばにいる茉喜も巻き添えになります。遠くでこの様子を見ていた万嘉桂は呉吟に激しい怒りを露わにするのでした。
万嘉桂の気持ちを考えると辛いですが、彼には何もできません。捕まえた襲撃者をすぐに斬り殺してしまうあたりに、彼の怒りと焦りが伝わってきます。
双燕秘抄 34話までの感想
茉喜は捕虜の身から陳文徳の妻となり、最初は無理やりでしたが。万嘉桂への想いと陳文徳への情の間で揺れ動く姿が切なかったです。特に最後の危機で陳文徳の傍を選んだ覚悟には胸を打たれました。
もしかしてストックホルム症候群?と思えないこともないけどどうなんでしょうね?
(ストックホルム症候群:誘拐された人が誘拐犯に共感してしまう現象)
陳文徳は強気な将軍ですが、一途な茉喜への想いのために嫉妬する場面もあったり、人間的な弱さもあります。ただの乱暴者ではありませんね。将校としての責任感と茉喜への愛情の狭間で苦しむ姿が印象的でした。
万嘉桂は愛する茉喜が敵対する陳文徳のもとにいるという辛い立場で、茉喜を救いたい一心で行動しますが、朝廷や呉吟の策略に翻弄され、もどかしさを感じました。彼の真面目さと葛藤が伝わってきます。
鳳瑤は茉喜への強い友情と行動力に感動しました。もうか弱いお嬢様ではありませんね。状況を冷静に判断して危険を顧みず茉喜を助けようとする姿は凄いと思います。
茉喜の安否が気がかりですが、どうなってしまうのか気になりますね。
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