中国ドラマ「七時吉祥」はヤン・チャオユエ(楊超越)とディン・ユーシー(丁禹兮)が主演を務めるファンタジーラブコメディ。
天界を舞台に、七回の転生を通じて繰り広げられる二人の恋の物語は、笑いあり、涙あり、そしてトキメキあり。
この記事では「七時吉祥」1・2・3・4・5話のあらすじと感想を紹介します。
ただし、この記事はネタバレを含みますので、未視聴の方やネタバレを避けたい方はご注意くださいね。
キャスト・登場人物紹介
・初空 (しょくう):丁禹兮 (ディン・ユーシー)
・祥雲 (しょうし):楊超越 (ヤン・チャオユエ)
・昊軒(こうけん):張暁晨(チャン・シャオチェン)
・修茗(しゅうめい):星擇(シン・ゼ)
・錦蓮(きんれん):林柏叡(リン・バイルイ)
・紫輝(しき):翟向陽(ジャイ・シャンヤン)
七時吉祥 第1話
男と女の縁を結ぶ仙女・祥雲は女媧石を用いて戦神・初空と龍族の姫・鶯時の縁談をまとめようとしていました。
ところが、その大切な女媧石は魔羅族が天界を襲撃した騒ぎの中で、うっかりどこかへいってしまいます。
危ないところを祥雲は初空に助けられました。
そんな折、天からのお告げがあり滄海が再び世に現れるという予言が伝えられます。しかし初空は三万年も前に受けた元神の傷がまだ回復していません。
残された唯一の試練は恋の苦しみだけでした。神君・昊軒は縁結びの神々にこの命じ、祥雲は鶯時と初空を古い赤い糸で結ぼうとしました。ところが手違いで自分と初空が結ばれてしまいます。
初空は祥雲を追いかけますが、現世との繋がりを持つ紅塵の井戸が壊れていて、祥雲は誤ってその中に落ちてしまいます。
赤い糸で結ばれていた初空も一緒に井戸の中へと引き込まれてしまいました。
そして目を覚ました祥雲は自分が虎に、初空が野猪になっていることに気づき驚くのですが。
第2話
祥雲と初空は無事に天界に戻りました。
初空は自分の魂の元になる元神が、ほんの少しですが回復していることに気づきます。
そして、これから一緒に苦難を乗り越えるパートナーに祥雲を指名しました。突然の指名に祥雲はお先真っ暗だと絶望します。
その知らせを聞いた鶯時は怒って縁結びの神殿へ乗り込みます。
困った祥雲は次はこっそりと彼女と初空の縁談を考えると約束するしかありませんでした。
一方、女媧石は錦蓮の手に渡っていました。錦蓮が天界を攻めた真の目的は女媧石の中心にある力その心臓を奪い取って滄海を蘇らせることでした。
そして祥雲と初空は二度目の転生。
祥雲は記憶を保ったまま、禁軍を率いる統領の娘、宋祥雲として新たな人生を歩みます。
初空は忘川の水を飲み過去の記憶を失って将軍の息子・陸長空として生まれ変わりました。
祥雲は記憶を持ったまま転生できて良かった!これで記憶のない初空を相手に色々と面白いことができそうですね。でも仕返しを怖がるあたり、やっぱり初空は怖い存在なんでしょうね。
第3話
幼い頃に許嫁となった祥雲と陸長空。
でも祥雲はこの縁談は気が進みません。天界に戻ったときに初空が記憶を取り戻し何かと難癖を突きつけてくるのではないか、鶯時が命を狙うのではないかと心配なのです。
そこで婚約を解消しようといろいろと試しましたが、上手くいきませんでした。陸長空は祥雲にさらに惹かれていきました。
やがて成人した初空は国を守るため遠い辺境へ旅立ち、故郷に戻ったら必ず祥雲を妻に娶ると誓います。
心細さを感じつつも祥雲はこれで自由に暮らせるとほっとしたのでした。
そんな折、祥雲は一人の書生を助けまました。その書生こそ錦蓮が人間界に落とした女媧石が姿を変えた紫輝でした。祥雲は紫輝を手下にします。
そして二年後、陸長空は大きな勝利を収め故郷へ戻ってきたのでした。
第4話
祥雲は結婚を急ぐ陸長空に困ってしまい、紫輝に二人が一緒にいると災いが起こるという偽の占いをさせます。でも陸長空は全く信じようとしません。
そこで祥雲は偽の刺客を用意して証明しようとしますが、なんと本物の刺客が現れてしまいます。陸家を警戒する皇帝と第二皇子の仕業でした。
陸長空は祥雲を庇って負傷しますがかけつけた修茗(寧王)に救われます。
祥雲は初空からの印象をよくするために、陸長空を丁寧に看病しました。
すると陸長空は祥雲が自分に恋をしていると勘違い!さらに、祥雲は陸長空に「永遠に自分を殺さない」と約束させるのでした。
一方、紫輝は祥雲から託された肖像画を手に鶯時を探していました。鶯時が紫輝を見かけ、彼が自分を探しているのを知るのですが、似顔絵は全く似ていません。ところが紫輝は鶯時に一目惚れしてしまうのでした。
第5話
陸長空は祥雲と結ばれる将来を夢見ていました。
一方、祥雲も夢を見ますが、夢の中で初空が刀を振り上げ自分を斬ろうとする光景に目を覚ましましました。そしてすぐにでも陸長空から逃れたい一心で婚約解消のため、陸長空に別の女性を紹介しようと画策。
祥雲は彼の好みのタイプを尋ねました。すると陸長空は秘めていた想いを祥雲に打ち明け、彼女はそのまっすぐな気持ちに心を揺さぶられてしまいます。
その後、陸長空は祥雲を花灯祭に誘いました。この機会に祥雲は謝氏と陸長空を見合いさせようと計画。でも紫輝は間違って鶯時に初空に会うよう伝えました。
間違いに気づいた祥雲が慌てて約束の場所へ向かうと陸長空がすでにそこで待っていました。そこで彼は祥雲に改めて想いを告げます。
でもその光景を鶯時が見ていました。鶯時は祥雲がわざと自分を恥をかかせようとしたと誤解。侍女に祥雲を襲わせます。祥雲は川に突き落とされ、意識を失ってしまうのでした。
七時吉祥 5話までの感想
1.意外と王道パターン
おっちょこちょいな仙女の祥雲(しょううん)と、クールな戦神の初空(しょくう)。赤い糸で結ばれるという、少し強引な幕開けでしたね。
設定は奇抜に感じましたが、数十年前の日本の少女漫画のようなノリと、おバカなヒロインとツンデレな男主という、よくある中国ドラマの王道パターン。
事前の設定だけをみると奇抜な感じもするかもしれませんが。この手のノリが好きな人には、馴染めると思います。ムリな人はムリかもしれない。
2.まさかの獣への転生と、その後の展開
そして、まさかの虎と猪への転生には、少し驚きました。
この二人は生前、何か良くないことでもしてたのでは?と想像してしまいますね。仏教の世界観ではないのでそういう理由ではないと思いますけれど。
CGで描かれた動物たちの演技はある意味コミカルでしたが、このまま話が続くのか?と思っていたら、すぐに次の展開に移りました。
確かにあれも転生なのですが、この先の物語の方向性が少し気になりました。
3.人間界での騒がしい日々
舞台は人間界へと移り、ようやく物語が本格的に動き出したように感じます。
祥雲は、許嫁の陸長空(りくちょうくう)から逃れようとしますが、彼の愛情深さに戸惑っている様子。
初空の記憶がないとはいえ、別人ですから無理もありません。でも、前世の記憶を持つ祥雲にとっては、怖い初空のイメージしかないのでしょうね。
拭えないのでしょうね。そこに、女媧石から生まれた紫輝(しき)や、修茗(しゅうめい)の生まれ変わりの李修茗(りしゅうめい)まで現れて、物語はこれからますます複雑になりそうですね。
4. 魔羅族の陰謀
魔羅族の陰謀も気になるところです。女媧石の化身である紫輝が祥雲に近づいたことにも、何か意味があるのかもしれませんね。
今後の予想
祥雲と陸長空の関係は、祥雲が抵抗しても、陸長空の愛情は変わらないでしょうし、二人の距離は少しずつ縮まっていくのではないでしょうか。初空の記憶が戻ることもあるのでしょうか。
そして、紫輝の一途な想いは鶯時に届くのでしょうか。
李修茗が祥雲の心を射止めることができるのかも気になります。
特に、紫輝の行動は魔羅族の陰謀と深く関わってくるはずですから、彼の動向には注目していきたいですね。
今後の展開が楽しみですね。
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