中国ドラマ 武則天 The Empress 第1・2・3・4話のあらすじとネタバレ感想紹介記事です。
中国史上唯一の女帝となった武則天。その波乱の生涯をファン・ビンビンが演じるドラマ。
ドラマはすでに武則天が皇帝になった武周王朝時代から始まります。
晩年。老いた武則天が譲位を決意。そのとき彼女が思い出すのはかつて愛した男性たちでした。
そしてドラマは武如意が入宮したばかりのころへと舞台が代わります。
それでは武則天 第1話からお楽しみください。
武則天 The Empress 登場人物
・武如意(ぶ・にょい)/武則天
演:范冰冰(ファン・ビンビン)
・李世民(り・せいみん)/太宗
演:張豊毅(チャン・フォンイー)
・李治(り・ち)晋王/皇太子/高宗
演:李治廷(アーリフ・リー)
・徐慧(じょ・すい)/賢妃
演:張鈞甯(チャン・チュンニン)
・韋貴妃(いきひ)
張庭(チャン・ティン)
第1話 初めての後宮
貞観11年(637年)。14歳の武如意(後の武則天)は入宮。正五品 才人になりました。多くの才人たちもいっしょです。
日本では飛鳥時代の舒明天皇9年。推古天皇の次の時代。
皇帝の乗る輿。
歴史上も武如意の父はもと商人。大儲けしてお金で官職を買って役人になりました。とうぜん貴族たちからは軽蔑されています。
第2話 劉賢妃 死す
劉賢妃は流産。診察の結果、二度と子供を産めない体になったことが判明。韋貴妃からは宮中にいる意味がないと侮辱されてしまいます。
結局、劉賢妃は自害に追い込まれるのでした。
劉賢妃の自殺の噂は才人たちにも伝わりますが、舞の稽古を続けました。でも選ばれたのは蕭薔でした。
でも太宗は蕭薔を待たせたままにして、蕭薔は風邪を引いてしまいます。
一方、武如意たち才人は、「蘭陵王」の舞を習得すべく、稽古に励んでいた。
韋貴妃の根回しもあり、最終的に蘭陵王に選ばれた蕭薔は、李世民との夜伽を許される。
だが一晩中、待たされた挙句、風邪を引いてしまった。皇帝の前で蘭陵王を演じる役目は、武如意のものとなる。
第3話 蘭陵王の仮面
武如意は承慶殿に忍び込んで仮面を見つけその仮面を付けて踊りました。そこに李世民がやってきて、李世民は武如意に魅せられます。
太宗 李世民の正室。長孫皇后とも。李世民が最も愛した女性。文徳皇后の死後、太宗は誰も皇后にはしませんでした。それだけ文徳皇后への思いは強いです。
北斉の武将で皇族の高長恭のこと。女のような顔を隠すため仮面を付けて戦ったという伝説があります。皇帝に裏切られ無惨な最期をとげたので悲劇の主人公としても有名。雅楽の舞にもなりました。
仮面を付けていたのは事実ですが、保護具として付けていただけで美形を隠すためではありません。唐代にこの伝説が広まったようです。
第4話 無謀な発言
武如意は文徳皇后の仮面を持ち出したのがバレてしまい、太宗から罪をとわれることに。しかも武如意が文徳皇后を合われる発言をしたために、投獄されてしまいました。
でも武如意は皇帝に呼び出されました。楊淑妃は武如意をただ者ではないと思います。
韋貴妃は蕭薔を助けるため太監に賄賂を渡すのですが。
ドラマ 武則天 4話までの感想
武則天の若いころの姿を描いたドラマですが、かなり脚色されていて。武如意の行動がとにかく大胆で1話から緊迫感の連続です。
あと宮中での権力闘争がすでに始まっているのも見どころの一つですよね。太宗が愛した長孫皇后(文徳皇后)がすでにいない時代ですから、その後継者を巡る争いも激しくなっています。
ドラマでは皇后亡き後の後宮のトップ・韋貴妃がボスキャラ的存在。ただ韋貴妃もすでに歳をとっているのは知ってるので姪を使って、自分たち一族の地位を上げようとしているのが。他の後宮ドラマとは違うところですよね。
史実をもとにしたドラマなので、太宗、武則天の他、文徳皇后や蘭陵王など歴史上の人物が登場。分かりづらいところもあるかもしれませんが、このサイトでも随時解説を入れながら紹介しようと思います。
低い身分で後宮に入った武如意がどのようにして武則天になるのか今後の展開が楽しみです。
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