中国ドラマ「七時吉祥」はヤン・チャオユエ(楊超越)とディン・ユーシー(丁禹兮)が主演を務めるファンタジーラブコメディ。
この記事では「七時吉祥」6・7・8・9・10話のあらすじと感想を紹介します。
祥雲と初空(陸長空)の二度目の試練が始まりました。
記憶を持つ祥雲は記憶を失った陸長空との婚約解消に奔走しますが、作戦は空回り、逆に純粋な陸長空は祥雲に惹かれていきます。
偽の刺客騒ぎから陸長空が負傷し、祥雲の看病で二人の仲は進展(陸長空は勘違い)。一方、人となった女媧石・紫輝は鶯時に一目惚れしてしまいます。
花灯祭での祥雲の見合い計画は紫輝のミスで混乱、誤解した鶯時が祥雲を川に突き落としてしまうのでした。
それでは第6話からお楽しみください。
この記事はネタバレを含みますので、未視聴の方やネタバレを避けたい方はご注意くださいね。
キャスト・登場人物紹介
・初空 (しょくう):丁禹兮 (ディン・ユーシー)
・祥雲 (しょうし):楊超越 (ヤン・チャオユエ)
・昊軒(こうけん):張暁晨(チャン・シャオチェン)
・修茗(しゅうめい):星擇(シン・ゼ)
・錦蓮(きんれん):林柏叡(リン・バイルイ)
・紫輝(しき):翟向陽(ジャイ・シャンヤン)
七時吉祥 第6話
祭りの夜、祥雲は川に落ちてしまい長空(初空)に助けられました。しかし祥雲は鶯時を怒らせてしまったので自分の身が危なくなるのではないかと心配しています。
陸家は皇帝の機嫌を損ねてしまいました。しかし陸涼は陸家一族の安全と引き換えに、世の中の人々が平和に暮らせるのなら、後悔はないと考えていました。
馬場での試験中、陸長空の乗る馬には細工されていましたが、彼はそれを利用してわざと的を外し、本当の力を隠しました。
ところがやぐらにも細工がされており、陸長空は祥雲を助けるため同時に三本の矢を放ち、本当の能力を見せてしまいます。
第7話
修茗が裏で手を回した結果、皇帝は陸長空を新しい太子少傅に任命。しかし陸家の軍を率いる権限は取り上げられてしまいます。
陸家は徐々に苦しい立場に追い込まれていました。陸長空は祥雲にこれ以上迷惑がかからないように、婚約の解消を決めます。
祥雲はついにその本心と向き合いました。陸長空とのこれまでのちょっとした出来事を思い返すうちに、自分が彼を好きになっていたのだと気づいたのです。
陸長空は祥雲に婚約解消の書状を渡しましたが、祥雲は陸長空の本心をとっくに気づいていました。そして彼女は婚約解消の書状を破り捨てたのでした。
第8話
修茗の策略で陸家は謀反を疑われ、屋敷の捜索が行われました。
毎年洪水の被害を受けた人々を助けるため、皇帝は密かに陸涼に資金を与えていました。しかし皇帝はこの件を利用して陸家を苦しい立場に追い込んだのです。
陸涼は陸長空に本物の秘密の命令書を受け取ってくるように言いました。でも陸長空は秘密の命令書は存在しないことに気づきました。父が自分を安全な場所へ行かせるための口実だったのです。
陸長空はすぐに屋敷に戻り父を助けようとしました。しかしすでに手遅れ。偽の証拠を突きつけられ、陸涼は自決していました。さらに母も、息子を守ろうとして殺されてしまいます。
部屋に閉じ込められていた祥雲は侍女の助けで脱出。負傷した陸長空を救い出しました。そして城門で待っていた父、宋勤文に見送られ、陸長空と共に都から逃亡するのでした。
第9話
宋祥雲と陸長空は共に都を脱出し、一路西へと逃避行を続けます。
宋祥雲は傷ついた陸長空を献身的に看病し二人は身を隠しながら旅を続けました。慣れない貧乏生活で陸長空がお金に細かくなりついに陸長空は持っていた剣を質に入れてしまいます。そんな様子に祥雲は驚きます。
先の見えない状況に陸長空は苦悩しますが、宋祥雲はどんな困難でも彼と共に乗り越えると誓い、彼を支え続けるのでした。
この様子を見て紅線翁は李天王がこんなシナリオを書けるとは思いもしませんでした」。でも李天王自身もなぜこうなったのか理解できません。初空と修茗が下界に降りたたので制御不能になったのだと思いました。天帝昊軒は弟の情劫の進展に注目、初空の元神修復は遠くないと考えていました。
一方皇宮では修茗は皇帝を薬で弱らせながら徐々に政治の実権を握っていきました。
第10話
陸長空は国の境にたどり着き叔父と合流しました。彼らは都に戻り不正を行う寧王を倒し、世の中を平和にすることを目指す決意を固めました。
祥雲は実家に戻ると、屋敷がひどく荒れ果てているのを見つけました。宋勤文は陸家捜索の件で多くの臣下から反感を買い、宋家が窮地に立たされていたのです。
李修茗は宋家を守るには宋祥雲が自分に嫁ぐしかないと持ちかけます。宋祥雲は悩んだ末、李修茗との結婚を認めるのでした。
修茗は二人の結婚を世間に広めました。陸長空もそれを知りました。彼も苦しい状況に追い込まれています。
今、都へ戻れば川の堤防が決壊し多くの人々が被害を受けることになってしまいます。修茗は人々の命と祥雲のどちらを選ぶのか、彼に過酷な選択を迫っていたのです。
婚礼の準備を進めていた祥雲でしたが、自分が偽りの結婚をすれば、陸長空だけでなく李修茗も傷つけてしまうのではないかと考え結婚を取り消そうと李修茗の元へ向かいます。しかし、二皇子 李修文の声を聞いてしまいました。陸家を滅ぼし宋家を陥れたのは、全て宋祥雲を手に入れるための修茗の策だったのです。
七時吉祥 10話までの感想
波乱の幕開けと切ない運命
2回目の転生の始まりは、バカバカしほどのコメディーで進んでましたが、徐々に流れが変わってきましたね。陸家が抱える大きな問題や、李修茗の暗躍で一気に雲行きが怪しくなりましたよね。陸家の悲劇は衝撃的で、陸長空が両親を一度に失ってしまうシーンは気の毒です。
元神の修復のためとはいえ、この場面本当にいるの?と思ってましたが。つらい経験をすればいいのでしょうか?どうやらシナリオが制御できなくなってるようにも思えますけど。
試練の中で深まる絆
両親を亡くし、都を追われた陸長空と祥雲。逃亡生活の中で、お互いを支え合う二人の姿にはグッときました。確かにこの状況になれば二人の仲はさらに深まるかもしれませんが。その後の展開が辛い。祥雲が家族のために愛する人と離れて李修茗と結婚を決意するのは悲しいですね。
張り巡らされた陰謀と気になる今後の展開
李修茗の策略が恐ろしいですよね…。権力のためなら手段を選ばない冷酷さ、そして祥雲を手に入れるため。そこまで必要かな?という気はしますが。彼が物語を大きく動かしているキーパーソンなのは間違いないですね。
また、解鶯時と紫輝の関係性の変化や、物語に絡んでくる天界の存在など、気になる要素がたくさんあります。
どうやらシナリオを考えた李天王にも制御できなくなってるのはなぜでしょうか。修茗が転生した影響だけなのでしょうか。
それに離れ離れになった祥雲と陸長空がどうやって再会するのか、そして李修茗の悪行を止めることができるのかも気になります。
今後の展開が楽しみですね。
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