七時吉祥31・32・33・34・35話のネタバレと感想:滄海の犠牲

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中国ドラマ「七時吉祥」31・32・33・34・35話のネタバレと感想を紹介します。

初空祥雲がそれぞれの使命を果たすべく奔走。

摩羅族の悲しい真実や昊軒の恐ろしい陰謀が明らかになります。

彼らが直面する困難、そして育む絆の行方はどうなるのでしょうか。

この記事はネタバレを含みますので、まだご覧になっていない方はご注意ください。

 

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七時吉祥の主な登場人物・キャスト

  • 初空(しょくう) 演:丁禹兮(ディン・ユーシー)
    天界の戦神。三万年前の真実を知り、昊軒の陰謀を阻止しようとします。
  • 祥雲(しょううん) 演:楊超越(ヤン・チャオユエ)
    牽絲引で初空と結ばれた仙女。滄海の生まれ代わり。
  • 昊軒(こうけん) 演:楊皓宇(ヤン・ハオユー)
    初空の兄。六界を支配しようと企む黒幕。
  • 修茗(しゅうめい) 演:張暁晨(チャン・シャオチェン)
    初空と協力し昊軒の悪事を暴こうとします。
  • 錦蘿(きんら) 演:星擇(シン・ザー)
    摩羅族の聖女。紫輝によって命を救われました。
  • 紫輝(しき) 演:董軒(ドン・シュエン)
    錦蘿を救うため、昊軒の指示に従って金丹を集めます。

 

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第31話「滄海が自殺を選ぶ」ネタバレ感想 

錦城は滄海を救うために犠牲となり、その最期に明月公主が六界を危険に晒したことを話します。

この言葉に動揺した滄海はその力を解放し昊軒と戦います。しかし、とどめを刺そうとした瞬間に妹の声が聞こえました。その隙を昊軒に突かれて重傷を負ってしまいます。

そこに初空が駆けつけますが、元神を損傷しているので昊軒には敵いません。滄海は自身の死が明月の力を完全に消滅させる唯一の方法だと悟り、昊軒の野望を阻止するため無界へと身を投じるのでした。

初空は目の前で愛する人を失ってしまうのでした。

錦城の死は辛い展開でしたね。彼の最期の言葉が滄海の決断を後押ししたように感じます。妹の声を聞いて攻撃の手を緩めてしまうあたり、滄海の優しさが描かれているなと思いました。でも結果的に昊軒に隙を与えてしまうというのも皮肉です。
ここで滄海が自ら命を絶つ選択をするとは…。悲しい最後です。

 

記憶と復讐の誓い

初空は三万年前の真実を知り、昊軒の陰謀を二度と許さないと心に誓います。

しかし昊軒は隙を見計らって彼の記憶を消し去ってしまうのでした。修茗が駆けつけた時には全て手遅れ。彼は滄海の仇を討てなかったことを後悔するのでした。

祥雲が試練から戻りました。祥雲は怒りに任せて昊軒に詰め寄ろうとしますが初空の目配せによって冷静になり、自身の力のなさを痛感します。

初空が三万年前の真実を知るのは大きな進展ですね。せっかく真実を知ったのに昊軒に記憶を消されてしまうのは残念です。ほんと、昊軒はずる賢いですよね。修茗の悔し涙も印象的でした。彼が滄海に対してどれほど深い感情を抱いていたかが伝わってきます。

あと、弱さを自覚して冷静に行動する祥雲の成長も感じられました。摩羅族の潔白を証明するという初空の約束と、結婚式という言葉に希望が見えました。

 

 

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第32話「初空が猫妖に転生」ネタバレ感想 

修茗が初空を暗殺?

初空と祥雲は滄海の力がまだ無界にあり、初空も元神を損傷しているので一時的に身を隠そうと話し合っていました。

すると修茗が昊軒の命令で初空を暗殺してしまいます。砕魂箭によって初空の魂は散り散りになりました。

祥雲はこの様子を目撃。悲しみのあまり昏睡状態に陥ってしまうのでした。

修茗が初空を暗殺しにやってくるとはね…。祥雲にとっては残酷な光景です。祥雲が昏睡するのも無理はありません。初空の死を喜ぶ昊軒の姿には、怒りしか感じませんね。ここまでくると彼の計画がどのように進むのか、誰がそれを阻止するのか気になりますね。

 

初空の計画と修茗の献身

祥雲が目覚めると修茗がそばにいました。なぜ初空を傷つけたのかと問い詰めますが、修茗は理由を明かそうとしません。しかし祥雲は偶然手首に牽絲引が現れているのを見つけ、初空は死んでおらず修茗も本当に殺そうとしたわけではないと推測します。

実は初空と修茗は協力して滄海の力を手に入れるために、昊軒の前でわざと死を偽装するよう頼んでいたのです。

祥雲は牽絲引で初空が生きていることを知るとは流石ですね。修茗は初空に協力してたのですね。それにしても初空が自分の命を懸けて計画を実行に移すとは大胆です。修茗が初空の信頼に応えて皆を欺き通したことには感心しました。

 

初空が妖王になる

祥雲は牽絲引を使って初空が猫妖になっていることを知り。下界に降りる準備をします。

猫妖に初空は単身詭林に踏み込み、あっという間に黒鷹王を倒して第六代妖王になりました。狂龍長老と不問長老は初代妖王の毒蝎王に仕えています。

狂龍長老は初空の中に妖族の未来の希望を見ますが、まだ機が熟していないと言って妖王の力を渡しません。さらに狂龍長老と無問長老は贈り物を捧げ、ベールを被った美しい女性を呼び寄せました。それは虎妖に変身した祥雲でした。

初空が猫妖に転生するとは、面白い展開ですね!
毒蝎王が滄海に恩を感じていたというエピソードも興味深いです。
それにしても妖王の力を渡さない理由が「情を捨て愛を断ち切る」こととは、初空と祥雲の関係にも関わってきそうで心配ですね。今後の二人の関係がどうなるのかが気になります。

 

 

第33話「祥雲が初空に仕える」ネタバレ感想 

長老の思惑と昊軒の企み

狂龍長老は初空に妖族の希望を見出しますが、彼の資質を試すため若くて美しい虎妖の祥雲を侍女として初空のそばに置くことを提案します。

初空は祥雲を知らないふりをして追い払おうとします。でも、長老たちの説得により、初空は祥雲を受け入れるしかありませんでした。

一方、昊軒は体調不良を装い修茗に政務を代行させながら、密かに妖族の金丹を使った陣法起動の準備を進めていました。修茗は昊軒を疑っているのですが、初空が滄海の力を取り戻すためにも今は昊軒に從うふりをしているのでした。

狂龍長老が祥雲を初空の侍女にしたのは、初空を試すためだったのですね。祥雲が初空に抱きついた時の彼の冷たい態度は演技なのですよね。でも祥雲には伝わってなさそう。
昊軒が相変わらず陰で何かを企んでいるのは予想通りですが。修茗の初空への信頼には感心します。彼は初空の計画が成功すると信じてるのでしょうね。

 

祥雲の隠蔽と初空への試練

祥雲が身につけている香袋のせいで初空の猫耳が出てしまい、祥雲は彼が猫妖だと知ってしまいます。猫妖族と詭林は対立しているので長老たちに知られるのはまずいです。祥雲は初空の正体を隠し通すことにしました。

長老たちは初空を探るため虚霊鏡を使おうとします。祥雲はそれを知って妨害、初空を救いました。ところが好色な狐妖に目をつけられてしまいます。

祥雲では狐妖に敵わず連れ去られそうになったその時、初空が現れて彼女を救いました。初空は祥雲の正体を知っていますが、あいかわらず冷たい態度ですぐに詭林を去るよう警告するのでした。

初空の正体を知ったのが祥雲でよかったですね。他の者にバレたら大変です。それにしても長老たちもしつこいです。祥雲もこれでは心配でたまらないでしょうね。

 

 

第34話 紫輝が昊軒に投降し錦蘿を救う

初空は長老の策略にはまり合歓散の入った酒を飲みました。全身が熱く苦痛を感じます。

長老は部屋の中が賑やかなので初空が合歓散に引っかかったと思いました。狂龍長老は初空が上古の獰獣だと思うものの、女の誘惑に耐えられなかったと思い怒って立ち去ってしまいます。

しかし初空は祥雲を縛りつけて逃げ出し、長老たちは初空を侮っていたと思うのでした。

祥雲の機転の利かせ方には驚きましたね。初空の声色を真似て長老たちを欺こうとするとは。それにしても狂龍長老が初空を試すために合歓散まで使うとは容赦ないですね。変な薬を飲ませておいてそれに耐えないといけないなんて何考えてるんでしょうね。

 

紫輝の悲壮な決意と初空の告白

初空の調査により金丹大妖を殺害したのが紫輝だと分かりました。初空は紫輝に悪事をやめるよう説得しますが、紫輝は言えない事情を抱え昊軒から与えられた任務を遂行し続けます。

実は昊軒は錦蘿に毒を飲ませており、紫輝が七つの金丹を集めなければ解毒薬は手に入らないというのです。

紫輝さらに狐妖に手をかけようとしますが、初空は彼を阻止しました。焦った紫輝は昊軒に猶予がほしいと懇願するのですが拒否されてしまいます。

一方、祥雲は初空の識海に入り込み、彼が知らないふりをしていたことに気が付きます。初空は無界で滄海の力を取り戻すためには、情を断ち愛を絶たなければならないと言い。祥雲は悲しむのでしたが。

彼が錦蘿のために昊軒の言いなりになっているとは、悲しいですね。昊軒の冷酷さには怒りがこみ上げます。
それにしても初空が愛を絶たないといけないというのは残酷ですね。祥雲がそれでも初空のそばにいることを選びましたが、彼女の強い意志と愛情があるからでしょう。二人の関係はどうなるのでしょうね。

 

第35話 紫輝と錦蘿が盛大な婚礼を挙げる

昊軒を阻止しようとする紫輝

錦蘿は紫輝に女媧石心を返しました。その後、昊軒は紫輝を利用して滅妖陣を起動。詭林の妖力を全て吸収しようとしますが、それを天王が目撃して修茗に伝えます。

滅妖陣が発動して昊軒が力を手に入れようとした瞬間、紫輝は術を止めて最後の金丹を破壊。昊軒を阻止しようとします。紫輝は自分の命が残り少ないと悟り、錦蘿に逃げるよう言いますが彼女は残ります。

そこに初空がやってきて長老たちとともに昊軒と戦います。昊軒は力が弱まっていることを知り逃走するのでした。

錦蘿は自らの命が危険にさらされても昊軒の野望を阻止しようとしたのですね。錦蘿が紫輝を庇って攻撃を受ける姿も、彼女の覚悟と愛の深さが伝わってきました。
初空が駆けつけて昊軒を退けたのは良かったですが、昊軒がまた逃げてしまうのはしぶといですね。

 

永遠の誓いと儚い命

初空は紫輝を治療しようとしますが、石心を失った紫輝は長くても三日しか生きられません。祥雲は悲しみ残された時間を二人が過ごせるよう計らいました。

錦蘿の願いにより、紫輝は彼女のために婚礼を挙げることにします。婚礼の日、錦蓮と錦蘿はついに和解。錦蓮は妹と紫輝が夫婦の誓いを立てるのを見届けました。

初空、祥雲、紫輝、錦蓮は酒を酌み交わし、これまでの出来事を思い出し、再会できたことを感慨深く感じます。

新婚の夜、紫輝と錦蘿は交杯の酒を飲み干し未来に夢を馳せながら、愛する人の腕の中で静かに息を引き取るのでした。

今まで色々なことがありましたが、最後に錦蓮と錦蘿の兄妹が心を通わせることができて良かったなと思います。
紫輝と錦蘿の婚礼は華やかなシーンですけど、悲しいです。交杯の酒を飲み干して愛する人の腕の中で旅立つという最期は美しいのですけれど。儚いですね。

 

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七時吉祥の35話までの感想まとめ

「七時吉祥」の31話から35話は初空祥雲、そして紫輝錦蘿という二組の愛と犠牲が深く描かれましたね。

まず滄海が六界のために自ら命を絶つとのは衝撃的でした。彼女の犠牲と錦城の最期の言葉が心に深く残りました。でも、その直後に昊軒の狡猾な策略によって初空が記憶を消されてしまうという展開には、見ていて「またか」と少しツッコミたくなりました。

初空と祥雲が協力して昊軒を欺く作戦は機転が利いていて見事でしたが、なかなか先は厳しいと思わされます。

紫輝と錦蘿の結末は悲しいですね。紫輝が錦蘿のために昊軒の言いなりになる姿、そして最後は命を顧みず昊軒の野望を阻止しようとする姿には、気の毒でした。

そして初空が妖王になりました。祥雲が彼のそばで支え続ける姿も印象的です。彼が情を断ち切らなければいけないというのは過酷ですが、祥雲がいれば大丈夫でしょう。

悪役の昊軒の冷酷さとずる賢さには苛立たされますが、悪役らしい悪役でいてくれるので、彼がどのような最後を迎えるのか楽しみです。

 

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