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灼灼風流・宮中に咲く愛の華 5・6・7・8話のあらすじとネタバレ:慕灼華が科挙に合格

灼灼風流 1-4話あらすじ |灼灼風流9-12話あらすじ ▶

中国ドラマ「灼灼風流(しゃくしゃくふうりゅう)・宮中に咲く愛の華」 5・6・7・8話のあらすじとネタバレを感想とともに紹介します。

いよいよ科挙に挑戦する慕灼華。還陽散の謎を追う劉衍と慕灼華の関係も進展。

この記事では『灼灼風流』の第5話から第8話までのあらすじと、解説と感想を紹介します。

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※この記事はドラマ『灼灼風流』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

オリジナル版を見た感想をもとに書いています。BS版は編集されて話数が変わっている場合があるのでご注意ください。

灼灼風流 キャスト・登場人物
  • 慕灼華(ぼ・しゃくか)/慕琦(ぼ・き)
    演:ジン・ティエン
  • 劉衍(りゅうえん)/定王
    演:ウィリアム・フォン
  • 劉皎(りゅう きょう)/柔嘉公主
    演:ワン・リークン
  • 劉琛(りゅうしん)/第一皇子
    演:ジョウ・イーラン
  • 沈驚鴻(しんきょうこう)
    演:シュー・ハイチャオ
詳しい登場人物とキャスト紹介は灼灼風流 キャスト・登場人物紹介をご覧ください。
 
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灼灼風流5話 あらすじとネタバレ

5話の簡単要約

  • 慕灼華は劉衍の疑いを解くため還陽散についての情報を明かす。
  • 沈驚鴻は詩会で才能を発揮、劉琛や柔嘉公主からの高い評価を受ける。
  • 劉衍は慕灼華に袁副将の遺体を調べさせその死因を突き止める。

あらすじ:娘の素性

有能さを売り込む慕灼華

慕灼華は会試を目前に控えて試験勉強に専念する日々を送っていました。一方、慕灼華の合格を願う郭巨力は、縁起が良いという浮雲寺に行こうとへと慕灼華を強引に誘います。そこで慕灼華は劉衍らしき人物の姿を見かけ、急いで後を追って裏山に向かいました。

二人は再会して劉衍が探し求める「還陽散」の話題となる。慕灼華は還陽散に「至仙果」という希少な薬材が使われていること、そして太医院での消費量を調べれば手がかりが見つかるかもしれないと言います。しかし劉衍は彼女の知識の出所を疑っていました。慕灼華はこの知識が記憶を失った母親から得たもので、自分でもなぜ母がそれを知っているのかがわからないと打ち明けます。

一方、詩会に参加した沈驚鴻は見事な詩を詠んで参加者から称賛を浴び、劉琛や柔嘉公主の目に留まります。彼は二人の期待を一身に集めることとなるのでした。

劉衍は慕灼華への疑いは完全には晴れていませんが、至仙果の情報が役に立つので彼女への監視を続けつつ金銭的な援助をするのでした。

慕灼華は劉衍の信頼を得るためには彼の役に立つことが重要だと考え、還陽散の件の解決に取り組みます。

慕灼華を検視に連れ出す劉衍

そんな中、劉衍はかつて劉俱が率いた軍を敗北に追いやった袁副将の遺体を調べるため、慕灼華を連れ出します。科挙の準備を優先したい慕灼華は一度は断るものの、劉衍に説得されて仕方なく同行。現場に到着した慕灼華は遺体の致命傷が頭頂部にある鍼の穴だと気づくのでした。

 

解説:中国の詩会の重要さ

劇中には何度か詩会が登場します。こういったイベントは実際によく行われ、知識人や官僚候補者たちが自分の才能を披露する社交の場になっていました。

沈驚鴻はこの詩会で高い評価を受けました。「名声」を得るのは中国社会ではとても重要なこと。そうすることで高い地位の人から認めてもらったり、様々な人脈も築けるのです。

沈驚鴻が一番欲しいのは慕っている柔嘉公主に認めてもらうことで。その他大勢の文人から称賛されてもさほど嬉しくないかもしれません。でもこうして築いた名声はこのあと役人世界で人脈を作り出世するためにこの役に立つのでしょうね。

 

灼灼風流6話 あらすじとネタバレ

6話の簡単要約

  • 慕灼華は死者の傷跡から犯人が皇室に伝わる「暴雨梨花針」を使ったと特定。
  • 劉衍は皇帝 劉俱の関りを疑い、信じるべきか葛藤する。
  • 灼華が熱を出して倒れて劉衍が看病。彼女の過去が明かされる。

あらすじ

暗殺の黒幕は皇帝?

慕灼華は死体から針穴を見つけ、死因は雨粒のように細い針の「暴雨梨花針」しかないと分析。それは皇室だけが持っている特殊な針でした。劉衍は兄の劉俱がその針を持っていたことを思い出し暗い気持ちになります。

彼らが帰ろうとすると刺客が現れました。劉衍は慕灼華を連れて森の中へ逃げ込みます。追っ手から逃れるため慕灼華はとっさに石灰粉を撒き、劉衍は敵を誘い込んで戦いました。うまく逃げることができたのの、慕灼華が怪我をしたので劉衍が彼女を背負って安全な場所へ向かいます。

皇宮では皇帝 劉俱が皇太后になぜ劉衍を狙うのかと問い詰めますが、皇太后は全てはあなたのためだと言うのでした。

慕灼華を看病する劉衍

慕灼華は熱を出してしまい、看病している劉衍に自分の生い立ちを語りました。貧しい庶女として育ち家族からの愛情を得られなかったので、自分で人生を切り開くため科挙に懸けていると明かしました。

夜、慕灼華は母親との夢を見てこれまでの苦労を振り返ります。一方、劉衍もまた自身の暗い過去と向き合って皇帝である兄を信じるべきか悩んでいました。

慕灼華は科挙に支障がでるのに劉衍に協力すべきか悩みますが、彼の優しさに触れて心惹かれていきます。

そして試験当日の朝。劉衍は慕灼華を会場まで送り届けました。同じ頃、沈驚鴻は柔嘉公主から文房四宝を贈られ、自信に満ちた表情で試験会場へと向かっていたのでした。

 

解説: 暴雨梨花針(ぼううりかじん)

暗殺者が使用したという「暴雨梨花針」は、中国の武侠小説や伝奇小説に登場する架空の暗器(隠し武器)です。複数の作品で登場するので実在の武器のように思えるかもしれませんが。誰かのアイデアを他の作品でも使うのは中国ではよくあることです。もともとは周世明が1967年に発表した「楚留香傳奇」という武侠小説に登場しました。名前は「雨のように降り注ぐ梨の花(白い針)」という意味で、見た目の美とは反対にも恐ろしい威力を持っています。

「灼灼風流」では皇室だけが持つ武器の設定。そのため劉衍は誰が自分を襲ったのか想像できてしまい、悩むことになります。暗記としての恐ろしさとは別に、信じていた者に裏切られたと思わせる材料にもなっている。二重の意味でやっかいなアイテムといえますね。

 

灼灼風流7話 あらすじとネタバレ:ついに科挙合格

7話の簡単要約

  • 慕灼華は卓越した知識と大胆な政策提言で科挙に合格し、劉衍との賭けに勝利する。
  • 劉衍は皇帝との関係を修復し、皇太后の不審な動きを察知、雲想月の墓の調査を命じる。
  • 慕灼華と劉衍の関係は、周囲が訝しむほど親密になり、皇太后は彼女の素性を徹底的に調べるよう指示を出す。

あらすじ:最後は賭に出る

劉衍とともに試験会場に向かい注目される

いよいよ科挙当日。劉衍は周囲の目を気にせずに堂々と慕灼華を試験会場まで送り届けました。二人の親密な関係は周囲に知れ渡ってしまいます。さらに慕灼華は「男としての機能がない」のではないかと勝手に想像して冗談を言いますが、劉衍は怒って帰ってしまいました。

一方、皇帝は医者に劉衍の脈を診させて古傷に問題がないことを確認。暗殺部隊の資料を劉衍に渡して調査に協力します。しかし劉衍が皇太后への面会を求めると、皇帝は皇太后は病だと言って拒否するのでした。

科挙が始まる

科挙の試験は経書、詩文、時事問題の3科目で行われました。慕灼華は「諸子百家」の知識を活かして経書で満点を獲得。沈驚鴻を抑えてトップに立ちます。

詩文は慕灼華の苦手な科目でしたが、多くの者がお題の「黄花」を菊だと誤解する中で、慕灼華はお題を正確に理解しようと努めて正確に近い解釈で詩を創作。

そして時事問題では「辺境を養って平和を保つ」という大胆な政策を提言。主戦派の大殿下の反対を押し切って、劉衍から現実的な視点を高く評価されました。

ついに合格

合格発表の日、慕灼華は掲示板を見るのが怖かったのですが見事17位で合格。一方、沈驚鴻は首席合格を勝ち取りました。慕灼華は官僚になるという強い意志を友人に語り、医術はあくまでそのための手段だと明かします。

その頃、劉衍と慕灼華の親密さを知った皇太后は彼女の素性を徹底的に調査するよう命じます。皇帝は柔嘉公主の結婚について話すのですが、柔嘉公主は言葉を濁して複雑な心境をのぞかせるのでした。

 

解説:史実と違うドラマの「経書」の扱い

史実の科挙にも「経書」の科目があり特に重要視されていました。科挙の試験内容は時代によって違う部分もありますが、一般的には儒教の経典「四書五経」の知識が中心でした。でもドラマでは慕灼華が「諸子百家」の知識を活かして満点を取りました。諸子百家とは春秋戦国時代の活躍した多くの思想家や学派のこと。儒家の他に道家、法家、墨家など様々な流派がありました。史実の科挙が儒家中心なのとは大きく違いますね。

その分、覚える範囲が広くて大変だとは思いますが。儒家の教えだけだと女性の社会進出を否定するので女性の科挙も実現できません。そこはドラマの世界観にあわせて試験の内容も変えてあるのでしょうね。

 

灼灼風流8話 あらすじとネタバレ

簡単要約

  • 簪花詩会で侮辱された慕灼華はすぐに反論して柔嘉公主に気に入られる。
  • 彼女は劉衍との関係を利用して詩を首席に選ばせますが、劉衍に軽い罰を受ける。
  • 劉衍は「還陽散」の手がかりを掴むが、皇太后は慕灼華と劉衍の関係を警戒する。

あらすじ:女子の悪知恵

科挙の合格を祝う席で慕灼華は柔嘉公主から「簪花詩会」への招待を受けました。詩の才能に自信がない慕灼華は困りましたが、参加を決意します。

詩会では彼女に対して「女は家庭を守るべき」といった侮辱的な非難を受けますが、慕灼華は即座に言い返し。柔嘉公主も彼女を擁護します。

詩会は劉衍と大殿下も出席。無記名投票で審査されます。劉衍は玉のペンダントを落とすふりをして、慕灼華に「才能がありすぎると災いを招く」と警告しました。でも慕灼華は賞品の貴重な古書『滄陵志』がどうしても欲しいのでどんな手段を使ってでもを手に入れるつもりです。彼女は自作の詩が劉衍によって書かれたかのように周囲に思わせることに成功。人々は劉衍の顔を立てて彼女の詩を首席に選びました。その後、事実を知った人々は驚きますが、劉衍は彼女のずる賢さに熱いお茶で軽く「罰」を与えます。

一方、劉衍の部下 執剣は皇太后の侍医 傅聖儒が「還陽散」の原料を使っていたことを突き止めました。事件の真相に一歩近づきます。

その頃、皇太后は慕灼華が将軍の子孫ではないことを知り、劉衍が彼女を気に入ったのは容姿に惹かれたからだと想像して警戒心を強めます。

 

感想:「ズル」か「知略」か?

慕灼華は「簪花詩会」で実力ではなく権力者の劉衍との関係を利用して首席を勝ち取りました。日本なら「ズル」「不正行為」と言われてもおかしくありませんよね。罰が「熱いお茶」では済まされないでしょう。でもこのドラマでは視聴者の共感を受け止める立場の主人公がやっています。

中国の歴史や文化では「権謀術数」や「機知」を駆使して困難を乗り越えることが賢さや才能とみなされます。

慕灼華のような社会的な弱者が権力をうまく利用して自分の目的を達成するのはただの不正ではなく、厳しい現実を生き抜くための「作戦」とされるわけです。

さらに中国は「忖度」社会なので地位の低い者は強い者に媚びるのが当然。慕灼華はそんな人たちの習性を知っていて利用しているのです。

そういう社会では不正に対する感度やチェックが甘い社会になってしまう弊害もあるのですが。中国、とくに王朝時代はそういう社会だったのですね。

そういう事情を覚えておくと慕灼華の行動と周囲の評価を理解しやすいと思います。

 

灼灼風流 5から8話のまとめ

慕灼華は8話にして早くも科挙に合格。史実では10年20年を科挙のために費やす人が当たり前の社会だっただけに。ここであっさり合格する慕灼華が凄いのか?それともこの国の科挙が史実とは違う難易度なのかはわかりませんが。ここでドラマを引き延ばしても仕方ないので合格は妥当なところかもしれません。

慕灼華と劉衍の関係も順調に進展中。劉衍が理解のある人でよかった。慕灼華は本当に恵まれています。

還陽散の謎も徐々に明らかになりつつあります。皇帝からは信頼されている劉衍ですが、皇太后が警戒して劉衍を亡き者にしようとしているだけに厄介です。皇帝も皇太后に強くはでられないし。劉衍は皇太后とどう対峙して事件の真相を解き明かすのでしょうか?今後の展開が楽しみです。

 

灼灼風流 1・2・3・4話のあらすじとネタバレ

灼灼風流 全話の展開を確認したい方は 灼灼風流あらすじ一覧 をご覧くださいね。

灼灼風流
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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

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