中国ドラマ 恋華(れんか)27・28・29・30話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。
陳炎と司馬忘月の物語も終わりを迎えました。
慕南の魏枝への思いはそういう経緯があったのかと納得しました。でも魏枝と司馬忘月は別人格ですからね。
久しぶりに現世の話に戻ります。魏枝は魔界に行って魔族の聖女となりました。一方、人間界での戦乱は激化しています。
いよいよ天界と魔界、そして人間界を巻き込んだ壮絶な戦いが本格化しそうです。
今回は27話から30話までの怒涛の展開を振り返り、印象に残ったシーンや登場人物たちの心情について語っていきます。
ネタバレありでお届けしますので、まだご覧になっていない方はご注意ください。
恋華 主要人物一覧・キャスト
- 魏枝(ぎし)
- 演:ジュー・ジンイー
鳳凰族の聖女が人間界に転生した姿。純粋で心優しいですが、鳳凰の血脈を覚醒させると強大な力を発揮します。 - 炎越(えんえつ)/赤日神君(せきじつしんくん) 演:グオ・ジュンチェン
天界の赤日神君が人間界に転生した姿。司馬忘月と深く愛し合いますが天帝の命により彼女を手にかけざるを得ない運命に翻弄されます。 - 慕南(ぼなん) 演:ジアン・ユエン
魔族大尊。 - 意児(いじ) 演:チェン・シンシュー
炎越の婚約者となりますが、彼の真意を知り魔界へ逃れます。 - 魏凌月(ぎりょうげつ) 演:ワン・イージャー
魏枝に恨みを抱き、復讐を企む孔雀の化身です。
第27話 母との分かれ
魏静月の最期
魏凌月が大軍を率いて顧城に攻めてきました。魏枝は術を使って応戦しますが霊力が制御不能になり墜落。そこを魏凌月に奇襲され、顧城は危機に陥ってしまいます。
魏静月が明朗の隙を突いたと思ったら、兵士の剣に倒れてしまいました。
母の最期
魏枝は力尽き皆を助けられなかったことを悔やみます。でもそんな娘を顧氏は少しも責めることはありません。そこに魏凌月が乗り込んできました。顧氏は魏枝をかばいますが、魏凌月は容赦なく討ち倒します。
眼の前の悲劇が引き金となり、体内の鳳凰の血脈が活性化。黒い鳳凰が空に舞い上がりました。その力は凄まじく魏凌月は防ぐことができず、周囲は火にのまれてしまいます。国師や多くの人々が炎に飲み込まれ灰となるのでした。
炎越の試練
天帝は異変を察知。炎越が自分を欺いたと知り、炎越に罰を与えます。
一方、慕南は顧城へ魏枝を探しに来て、彼女の傷を治療。すると彼女が妊娠していることがわかりました。子供は天界と鳳凰の血を同時に持っており、母親の霊力を吸収して生きるため魏枝には大きな負担がかかるというのです。
それはそうと、診察からの妊娠発覚。しばらく別世界の話が続いてたので忘れてましたが、いつの間にという気もします。あと、魏枝の負の感情が増して闇に堕ちそうなのもきがかりですね。
第28話 炎越が花戎を取り魏枝を救う
慕南の新たな感情
魏枝は、慕南が司馬忘月を大切に思う気持ちは分かるけれども、司馬忘月はもういません。魏枝は司馬忘月そのものではないのです。そのため魏枝は司馬忘月のことは心にしまい新たな暮らしを始めるようにと慕南を言うのでした。
炎越の覚悟
慕南は魏枝を救うため、天界に行き炎越を探そうとします。炎洛の助けもあり慕南は幽閉中の炎越に会いましす。
話を聞いた炎越は魏枝を助けるため、慕南と炎洛の助けを借りて天后に花戎を魏枝に渡してくれるよう懇願しました。天后は仕方なく花戎を起動する鍵を渡すのですが。
魏凌月の最期
炎越は魔界にやってきて魏枝と再開。二人はわだかまりを解きました。そして花戎をとりだして魏枝を治療しはじめます。
ところがその最中に魏凌月が魔界に乗り込んできて大虐殺を始めました。四大護法も魏凌月を止められません。
炎越は魏凌月の前に立ちふさがりますが。魏凌月の力に炎越も驚きます。
実は魏凌月は天帝に力を借りて霊力が増大し、天雷法術まで使えるようになっていました。しかし限界を越えた力を使ったため魏凌月も自滅してしまうのです。
第29話 慕南が炎越を救うために犠牲になる
慕南の深い愛
炎越は重傷を負って瀕死の状態。慕南は彼の命を助けるため自身の全ての力を彼の体内に注入することにします。
慕南は魂が無くなる前に自分が集めた魔界の本を意児に渡し、自分の思いを伝えるのでした。
天帝と炎越の決着
魏枝の治療が進む中。天帝が乱入。炎越との戦いになりました。
その結果。炎越は力を近い果たして散り散りになり。天帝も力を使い果たしました。魏枝は眠ったまま目覚めません。
そして数年後。天帝は寒氷窖に幽閉され。炎洛が天帝の職務を代行していました。
天帝がこれで終わるはずないし、炎越はどこかで生きてそうですね。
魏枝の旅立ち
三十年後。魏枝が目覚めました。でも鳳凰の卵はまだ孵化しません。炎越はその後、魔道に堕ちて魔君となっていることが知らされます。魏葉は城主となり、明朗は新しい国師になっていました。
魏枝は魔界に行って炎越を探すことにするのでした。
第30話 炎越が魔君になり魏枝を忘れる
魔界での再会
魏枝は魔界に行き、危険な目に会いますがそこで魔后阿崖に助けられました。阿崖の姿は魏枝にそっくり。そして魔君となった炎越が現れました。でも炎越は前世の出来事を全く覚えておらず、阿崖と夫婦になっていました
記憶を失った炎越と阿崖
魏枝は炎越との経緯を阿崖たちに語りました。すると阿崖は感動して夫を探す手伝いをすると言います。魔君も彼女のために婚活酒宴を催しました。
しかし魔君は魏枝と目が合うと断片的な記憶が蘇り、痛みを感じるのでした。
炎越と阿崖の仲睦まじい様子に悲しむ魏枝ですが、炎越が魏枝の目と合うと断片的な記憶が蘇り、胸が引き裂かれるような痛みが発作するなんて。やはり、二人の間には強い絆があるのですよね。
魏枝が酒宴を離れ、炎越と阿崖の子供 炎小魔に会い仲良くなりました。魏枝は炎小魔に術を教えることになります。すると自分の霊力が回復していることに気づくのでした。
そして魏枝は仙術を使って炎越の記憶を呼び覚まそうとしましたが、何も思い出すことができませんでした
まとめ
今回のドラマが大きく動きました。
魏枝の母親が犠牲になって鳳凰の血脈が活性化する衝撃の展開。魏静月と魏凌月、ついでに国師もいなくなりました。それにしても魏静月の闇は深い。自分を滅ぼす力まで手に入れて使うとは。
魏葉が城主になり。明朗は新しい国師になってます。もう人間界の話は決着が付いた感じですね。
慕南もここでいなくなったのは意外でした。惜しい人物でしたね。
炎越が記憶を失って魔君になり、魔界で新しい家族を作ってます。
でもこの場合、どうなんでしょうか?魔君が炎越の記憶を取り戻して、魏枝と一緒になるのがいいこととは思えません。
魏枝は慕南に司馬忘月のことを忘れろって言ってませんでした?(忘月は慕南を弟としか思ってませんでしたが)
それにしても阿崖の正体はいったい何でしょうか?何か知ってるような雰囲気でしたが。他人の空似ではないし魏枝と関係ありそうですよね。魏枝がいるのだから転生後の姿ではないですよね。
今後の展開が気になります。
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