【最終回】七時吉祥36・37・38話のネタバレと感想:祥雲と初空の結末は?

七時吉祥 あらすじ感想ネタバレ d ドラマ紹介
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中国ドラマ「七時吉祥」36・37・38(最終回)話のネタバレと感想を紹介します。

いよいよ最終回です。

「七時吉祥」の31話から35話は初空祥雲そして紫輝錦蘿という二組の愛と犠牲が深く描かれましたね。

滄海が六界のために自ら命を絶つとのは衝撃的でした。

紫輝と錦蘿の結末は悲しいですね。

そして新たな転生先では初空が妖王になりました。祥雲が彼のそばで支え続ける姿も印象的です。彼が情を断ち切らなければいけないというのは過酷ですがどうなるのでしょうか。

悪役の昊軒の冷酷さとずる賢さには苛立たされますけれど彼がどのような最後を迎えるのか楽しみです。

この記事はネタバレを含みますのでまだご覧になっていない方はご注意ください。

 

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七時吉祥の主な登場人物・キャスト

  • 初空(しょくう) 演:丁禹兮(ディン・ユーシー)
    天界の戦神。三万年前の真実を知り昊軒の陰謀を阻止しようとします。
  • 祥雲(しょううん) 演:楊超越(ヤン・チャオユエ)
    牽絲引で初空と結ばれた仙女。滄海の生まれ代わり。
  • 昊軒(こうけん) 演:楊皓宇(ヤン・ハオユー)
    初空の兄。六界を支配しようと企む黒幕。
  • 修茗(しゅうめい) 演:張暁晨(チャン・シャオチェン)
    初空と協力し昊軒の悪事を暴こうとします。

 

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第36話:昊軒祥雲を天界に連れ戻す

昊軒は祥雲が詭林にいると知り、彼女の正体を疑い始めます。そして李天王の命簿を調べて祥雲が転生した滄海だと知って驚きます。

一方、妖王の力を手に入れた初空は無界へ滄海の力を取り戻しに行く準備をしていました。彼は錦蓮に祥雲の世話を頼みますが、昊軒が十万の兵を率いて祥雲を引き渡さなければ詭林全体を踏み潰すと脅します。

初空は祥雲を守るため昊軒と対決。しかし羅魔族と妖たちは昊軒の軍に敵わず初空も霊力を使い果たしかけていました。昊軒は初空の仮面を外そうとするのですが。

昊軒が祥雲の正体に気づくシーンはやはり物語の重要な転換点ですね。初空が祥雲を守るためにすぐに動くのは当然でしょう。でも大群を率いて詭林を包囲する昊軒のやり方は強引すぎませんかね。

 

祥雲の犠牲と修茗の策略

間一髪のところで祥雲が現れ初空の前に立ちはだかり、彼の正体がバレるのをを防ぎます。彼女は昊軒と共に天界に戻ることを認める代わりに軍を撤退させ二度と足を踏み入れないよう約束させます。

初空は止めようとしますが、祥雲は密かに彼が滄海の力を取り戻すことが最優先だと説得します。

天界に戻った昊軒は滄海を魂ごと滅ぼすことを決意するのでした。

修茗と紅線翁の協力により昊軒は公開処刑を布告することを承諾。実際には修茗は時間を稼いでその間に祥雲を救うつもりでしたが。祥雲は公開審理を利用して昊軒の裏の顔を暴こうと考えるのでした。

祥雲が天界に戻るのを決めた切ない決断でしたね。修茗の策は祥雲を救うためのものでしたが、昊軒は疑いもせずに公開処刑を受け入れるあたりちょっと詰めが甘いようにも感じます。
修茗が祥雲の潔白を信じて行動しているのは素晴らしいです。でも祥雲がそれを拒否して公開審理に臨むのは正義感からでしょうか?その決断が吉と出るか凶と出るか少し心配です。

 

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第37話:初空と昊軒相打ちとなる

昊軒の悪事が明らかになる

祥雲は皆の前で双子の妹・明月の存在と昊軒が神託を改竄し帝休族を虐殺して摩羅族に罪をなすりつけた真実を暴露しました。

仙人たちはこれに驚きますが昊軒は潔白を主張し修茗に刑を促します。しかし修茗は玄天鏡を修復し昊軒が明月を利用して死の契約を結び滄海を陥れた事実を皆に見せることができました。

昊軒は逆上し再び玄天鏡を破壊しようとしますが、その時摩羅族が天界を攻撃。昊軒は反撃して修茗と紅線翁に重傷を負わせます。さらに祥雲にトドメをさそうとしますが、初空が間現れるのでした。

昊軒の悪事がついに白日の下に晒されましたね。祥雲が明月の存在を明かすのは本当に勇気のいることだったと思います。玄天鏡の修復が間に合って本当に良かったです。修茗の努力が報われましたね。
昊軒が逆上して暴れるのは予想通りの展開でしたけど、摩羅族が攻撃を仕掛けてきたのは絶妙なタイミングでしたね。少し出来過ぎのような気もしますけれど。初空が間一髪で駆けつける展開は王道ですが見ている側としてやはりホッとしました。
 

昊軒の最後と初空の犠牲

初空は魂が散り散りになる危険を冒しながらも滄海の力を無界から持ち出しました。そして初空は祥雲の鞭刑を食い止め、滄海の力を祥雲の体内に注入しました。

初空と昊軒は戦いになりました。その最中に腕の厄誅痕が暴露されてしまします。もはや点の軍勢も昊軒には従いません。

昊軒は初空に自分を殺せば滄海も生き残れないと脅します。でも初空はためらうことなく剣を昊軒に突き刺し彼を無界へと打ち落としました。

しかしその影響で滄海の元神が弱り、祥雲は魂が消えようとしていました。その時、初空はためらうことなく治癒力を全て使い果たして滄海の元神を修復。力尽きた初空は祥雲の腕の中で息絶えるのでした。

初空が無界での試練を乗り越えて力を持ち帰るシーンは彼の祥雲に対する深い愛情を感じさせました。夢境とはいえ滄海と結婚する夢を見たというのはやはり運命的なものを感じますね。
昊軒が自分の悪事を認めても全く反省しないのが腹立ちます。初空が昊軒を無界に突き落とすのは、他に選択肢がなかったのかもしれませんが。その後の展開を考えると胸が締め付けられますね。

 

第38話:祥雲と初空の再開

六界に平和が戻る

女帝滄海は神力を取り戻しますが権力には関心がなく摩羅族は錦蓮と錦蘿の兄妹が統治することになり。神君の位は修茗が代行することになりました。さらに摩羅神族の汚名はそそがれました。

その後祥雲は毎日、愛しい人を思っていました。修茗はわざと気楽なふりをして祥雲に話しかけに来ます。

話しているうちに祥雲は遠くに戦星が閃くのを見て初空の元神がまだ存在すると考え下界へ初空を探しに行くことを決意するのでした。

世界が平和になり無事まるく収まりました。でも戻ってこないものもあります。

祥雲が初空を思い続ける姿は健気ですね。でも戦星が閃くのを見て初空の元神の存在を感じ取ったのは愛の力でしょうか?修茗が祥雲を引き止めず彼女の幸せを願う姿も印象的です。
最初から最後まで彼の報われない恋心を考えると、切ない気もします。

 

紫輝の転生と錦蘿の幸せ

錦蓮と錦蘿は初空を探す手伝いのために人間界へ来ました。そこで偶然人間に転生した紫輝に出会います。

錦蘿は紫輝が女性と街を歩いているのを見て心が少し痛みました。でも彼女は正体を明かすことはせず彼が普通の生活を送れることを願いました。ところがその女性は紫輝の妹だと判明。それを知った錦蘿は愛しい人の後を追いかけるのでした。

紫輝と錦蘿のエピソードはホッと一息つけるような展開でした。錦蓮が妹の幸せを応援する姿も見ていて気持ちが良かったです。ドラマの最初からは考えられない展開です。

 

祥雲と初空再び結ばれる

初空の元神を取り戻すため祥雲は再び六つの世を経験し六度の生と死の別れの苦痛を感じました。

そして第七の転生。

人間界に転生した祥雲は来る日も来る日も決して諦めず縁結びの願掛けのために「吉祥」と書かれた札を掛けました。すると海棠の花びらが雨のように降り注ぎ初空に似た少年が赤い傘を差して祥雲のそばに現れました。

少年は祥雲の涙を拭ってくれましたが彼自身も無意識のうちに涙をこぼしていました。

祥雲は彼に「今回は誰なの?」と尋ねましたが相手は黙っていました。

初空は人間に転生し再び祥雲の元へ戻ってきました。二人は幾度もの転生の後に再会し幸せなときをすごしたのでした。

最後のが7回目の転生になるのですね。
初空は死んでも消滅せずに転生するってこと?無界に堕ちない限りは転生できるのでしょうか?それとも初空ほどの魂だから転生できたということでしょうか。謎が残りますね。
それはともかく、最後の再会のシーンは感動的な場面でした。再開できてよかったです。

 

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七時吉祥の最終回までの感想まとめ

この物語を最後まで見届けてまず感じたのは祥雲と初空の愛の強さに尽きるなということです。

何度も引き裂かれて様々な苦難を経験しましたが。決して諦めずに相手を思い続ける姿は胸を打ちました。特に初空が祥雲を救うために自らを犠牲にするシーンは彼の深い愛と覚悟が伝わってきて涙なしには見られませんでしたね。

また昊軒の歪んだ感情も印象的でした。彼が抱えていた劣等感や不満が大きな悲劇に繋がったのでしょう。人間関係の複雑さや心の闇を描いているように感じました。

悪役ではありましたが彼の背景を考えると少しだけ同情してしまう部分もありました。

でも神様がそれでは困りますよね。結局のところ。舞台を天界にしてるだけで、やってることは普通の人間ドラマなんですね。このへんは今、時代劇に規制がかかってるのでファンタジーがその受け皿になってる感じですね。

全体を通してみると、人間界のドラマはそれなりに面白かったですが。天界のパートが単調だったのが残念。セットもチープな感じがしました。天界なのに壮大な感じがぜんぜんしなくて、こじんまりした学芸会っぽい雰囲気になってたのは気になります。

中国のドラマ業界でも転生ものが流行っているらしいのですが。細かい設定が違うだけでストーリーが似たようなものになりがち。そろそろ違う種類のドラマも見てみたいですね。

 

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