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度華年 9・10・11・12話:李蓉が裴文宣と結婚し秦家の冤罪に挑む

度華年』第9話〜第12話のあらすじをまとめました。

宮廷で様々な駆け引きが行われる中、李蓉と裴文宣の関係は政略から信頼へと少しずつ変化。しかし皇后の策謀や世家の罠が動きだし、権力争いは激しくなっていきます。

この記事では9〜12話の流れをまとめ、李蓉の選択と、それぞれの物が抱えた決意を整理して紹介します。

 

他のエピソードを見たい方は
度華年(どかねん)全40話あらすじ・ネタバレ一覧をご覧ください。

※この記事はドラマ『度華年』のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

この記事で分かること

  • 李蓉と裴文宣の関係が政略から信頼と愛へ変化した経緯
  • 皇后や世家との権力闘争の構造と背景
  • 督察司設立に至る政治的駆け引きと李蓉の成長
  • 秦家冤罪事件を巡る新たな対立

 

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度華年9話:長公主李蓉と裴文宣が結婚

長公主・李蓉は再び嫁ぐこととなり、相手は貧しい出自だが才能にあふれる裴文宣であった。
 

あらすじ

裴文宣は暗殺組織を設立するという名目で李蓉に金を要求。彼女は前世の記憶から彼に投資します。二人は激しいやりとりの後、裴文宣が「必ず守る」と誓ったため李蓉の心が揺れます。

皇帝は二人の仲を誤解して結婚を命じます。李蓉は表向き従順を装うものの。裴文宣の貧しさと母の不安、蘇容卿への複雑な感情が重って婚礼前夜の空気は張り詰めていたのでした。

結果
盛大な婚礼の末、李蓉と裴文宣は正式に夫婦となりました。それぞれの胸に秘めた思惑と未練が新たな波乱の始まりを告げるのでした。

 

9話の注目ポイント

裴文宣が李蓉に金を求めた理由は?

暗殺組織「暗網」を立ち上げるという名目で、彼女がどれほど自分を信じ支えてくれるのかを確かめたかったから。

婚礼で蘇容卿が読んだ詩にはどんな意味があった?

前世で彼が詠んだ詩。その一節が李蓉の心に過去の縁や消えきらない想いを呼び起こす象徴となり、場の空気さえ揺らしていました。

蘇容卿と李川の会話からわかる今後の不安は?

蘇容卿が粛王の師になれば公主とは立場を違える可能性が出てきます。味方か、敵か。その境が揺れ始める予兆だったのです。
 
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度華年10話:皇后が太子と上官雅の婚姻を計画

新婚の夜、李蓉と裴文宣は互いに距離を保ちながらも、過去の絆と政治的思惑を胸に静かに語り合っていた。
 

あらすじ

裴文宣は蘇容卿の心の奥を見抜き、李蓉の抱える想いも理解していました。彼は蘇容卿を李川の味方に引き入れる策を提案します。

二人は旧縁をもう一度つなげようと冗談まじりに語り合い、夫婦というより“同志”としての信頼を築いていきました。

そのころ皇后は上官雅を太子妃に据える計画を進めています。李蓉はその動きを止めようと賭場「聚財館」で男装した上官雅と遭遇。そこで彼女の意外な一面を目の当たりにするのでした。

 

結果
皇后が太子と上官雅の婚姻を強行するなか李蓉は再び皇室と世家の権力争いに巻き込まれます。そして彼女は弟・李川の未来を守るため覚悟を固めたのです。

 

10話の注目ポイント

李蓉と裴文宣が聚財館に向かった理由は?

太子妃候補の上官雅の素行を自分の目で確かめ、皇后が進める婚姻の流れを止めるため。二人にとっては見過ごせない一件だったのです。

上官雅と蘇容華の出会いが意味するものは?

家という枷に縛られた少女の思いと、自由を求める心のぶつかりあいでした。彼女が昔ながらの「理想の皇后像」とは違う人物だとわかります。

裴文宣が雲燕公主の話を持ち出した意図は?

理想に囚われて身を滅ぼした李川の道を李蓉に繰り返してほしくなかったからです。彼女が冷静に状況を見極められるよう、そっと気持ちを整えようとしていたのでしょう。

 
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度華年11話:七夕の宴での調香と三人の決意

七夕の宴が開かれ、皇后は太子の妃を選ぶ名目で後宮に名家の娘たちを集めた。李蓉は前世の記憶を抱き、この宴を妨げようと決意していた。
 

あらすじ

李川は秦真々に想いを打ち明けました。しかし彼女は太子妃という立場の重さを知って静かに距離を取ります。

七夕の宴。李蓉、秦真々、上官雅は胸の内に策を抱えていました。皇后と柔妃が推す娘たちの思惑が入り混じり華やかな宴の裏では静かな駆け引きが続きます。

香袋の入れ替え、暗号めいた伝言、それらが巧みに仕組まれた策でした。最終的に李蓉と裴文宣の協力によって皇后の思惑は見事にかわされたのです。

結果
宴が終わった後、裴文宣は李蓉に本当の想いを打ち明けます。誤解が解け雨の中で心を通わせる二人。その瞬間、ようやくかつての絆が取り戻されました。

 

11話の注目ポイント

李川と秦真々の関係に変化を与えた出来事は?

七夕の宴の前に李川が思いを告げたものの、秦真々は静かに拒んでしまいました。その瞬間、二人の距離は元には戻れないほど遠くなったのです。

香袋の交換をめぐる場面での人々の思惑は?

上官雅は選妃で注目されるの避け宮中入りを拒みたいから。秦真々も同じく宮中に入る意思はありません。李蓉はそれを見て選妃を失敗させる計画に有利に働くと判断しました。

裴文宣と李蓉の関係は今後どう動きそう?

誤解が解けたことで互いの信頼が深まり、これからは政略を越えた本当の協力関係へ進んでいきそうです。

 

度華年12話 秦家が陥れられ囚人になる

李蓉と裴文宣は馬車で対話し、互いの誤解を解いて今後の協力を誓う。
 

あらすじ

皇帝のもとで行われた論功行賞をめぐって世家と寒門の対立が表面化。
李蓉は弟・李川を守ろうとしますが、かつての過ちを思い出し「力を持つことの意味」を改めて痛感します。

世家は秦家を陥れるため冤罪を仕掛けました。夜、刑部が秦家を急襲しますが李蓉は負傷した秦真々を救い出します。そこへ蘇容卿が介入。秦家の父子はなんとか助かりました。

結果
の事件を通して、李川は「強さこそが自由を得る鍵」だと悟ります。そして新たに皇帝直属の監察機関「督察司」の設立を構想。李蓉と裴文宣は再び手を取り合い、信頼と協力の絆を深めていくのでした。

 

12話の注目ポイント

秦家を陥れたのは誰?

上官旭が世家の利益を守ろうとして、楊氏事件を口実に秦家へ冤罪をかぶせたのでした。最初から仕組まれた罠だったのです。

秦真々が受け取った品は何を意味する? 

秦家の老紳士が託したその品は、一族の清らかさを示す象徴でした。同時に「生き延びて真実を語れ」という重い使命を彼女に託した印でもありました。

李川と李蓉の次の行動は? 

李川は督察司を立ち上げるため動き始めます。一方で李蓉は裴文宣とともに世家の支配を崩していくための第一歩を踏み出しました。

 

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度華年
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この記事を書いた人

歴史ブロガー・フミヤ

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京都在住。2017年から歴史ブログを運営し、これまでに1500本以上の記事を執筆。50本以上の中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを正史(『二十四史』『資治通鑑』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。

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